JP2547345Y2 - ドア枠 - Google Patents

ドア枠

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JP2547345Y2
JP2547345Y2 JP1991067556U JP6755691U JP2547345Y2 JP 2547345 Y2 JP2547345 Y2 JP 2547345Y2 JP 1991067556 U JP1991067556 U JP 1991067556U JP 6755691 U JP6755691 U JP 6755691U JP 2547345 Y2 JP2547345 Y2 JP 2547345Y2
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JP
Japan
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protective film
main body
door frame
door stop
door
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JP1991067556U
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JPH0517072U (ja
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哲朗 中ノ森
義弘 太田
浩明 新家
進 山内
亮太郎 長谷川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ドア等を取付ける建
築物の壁面の開口に設置するドア枠に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、従来例のドア枠11
0は、長手方向に延びた溝部101aを形成した本体1
01と、長手方向に延びて溝部101aに嵌入可能な凸
条部102aを突設した戸当たり102から成る。ドア
枠110の開口105への設置につては、溝部101
aの底部から貫通したビス106により本体101を壁
パネル104の枠材104aに固定する。次いで、溝部
101aに凸条部102aを嵌入することによって、戸
当たり102を本体101に固定する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来例のドア枠110
では、建築現場において開口105に取付けた状態で放
置すると、この付近を通る作業員や運搬する途中の資材
等の接触による損傷が生じる。そこで、ドア枠110を
保護するため、この周囲に発泡プラスチック等から成る
保護シート103の被覆を行っていたが、ビス106で
本体101を固定する工程および本体101に戸当たり
102を固定する工程を現場施工にて行うため、これら
の工程を終えた後保護シート103の被覆を別途行わな
ければならなかった。このように、現場での手間が多く
施工が煩雑であった。
【0004】この考案の目的は、保護が確実かつ容易に
行え、しかも現場施工が容易なドア枠を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案のドア枠は、
周面の長手方向に溝部を延設した本体と、溝部に嵌入可
能な凸条部を突設した戸当たりと、本体の戸当たりの取
付部を除く表面に被着した剥離可能な第1の保護フィル
ムと、戸当たりの表面に被着した剥離可能な第2の保護
フィルムとを備えたものである。
【0006】
【作用】この考案のドア枠は、剥離可能な保護フィルム
を表面に被着したため、従来例のように保護シートを施
す必要がなくなり、建築現場おける施工が容易とな
る。また、保護フィルムは、本体の表面に被着する第1
の保護フィルムと、戸当たりの表面に被着する第2の保
護フィルムとからなり、かつ第1の保護フィルムは戸当
たりの取付部を除く部分に被着するので、保護フィルム
の被着作業がし易く、しかも隙間等を生じることなく密
着させて貼ることができる。
【0007】
【実施例】この考案の一実施例のドア枠を図1および図
2に基づいて説明する。図1に示すように、ドア枠10
は、本体1と戸当たり2とを備え、これらの表面1b,
2bに剥離可能な保護フィルム3を各々被着したもので
ある。保護フィルム3は、第1の保護フィルム1fと第
2の保護フィルム2fを併せたもので、人為的に剥がす
ことが容易な粘着力を有する塩化ビニル等から成るプラ
スチックフィルムである。戸当たり2は、長尺の角材の
裏面2cに長手方向に延びた凸条部2aを突設してい
る。戸当たり2の表面2bおよび両側面は、第2の保護
フィルム2fによって被覆され、全幅寸法はTである。
本体1は、長尺の平板で表面1bの中央部に長手方向に
延びて凸条部2aが嵌入可能な溝部1aを形成したもの
で、この溝部1aを挟んで位置する両コーナ部に各々面
取りを施している。図2(a)に示すように、本体1の
表面1bの溝部1aを跨いだ幅寸法Tの帯域を除く部
分、裏面1cの両側縁付近および両側縁は、第1の保護
フィルム1fによって被覆されている。
【0008】ドア枠10の開口5への設置について説明
する。図1および図2(b)に示すように、溝部1aの
底部に貫通したビス6を枠材4aにねじ込むとともに、
裏面1cに面材4bの端部を埋設することにより、本体
1を壁パネル4に固定する。次いで、溝部1aに凸条部
2aを嵌入することにより、戸当たり2を本体1に固定
する。なお、7は開口5に設置する扉である。
【0009】このように、ドア枠10は、その表面1
b,2bが各保護フィルム1f,2fで被覆されている
ため、建築現場において開口5への設置が終了した段階
で、この付近を通る作業員や運搬する途中の資材等の接
触による損傷を防止できる。また、各保護フィルム1
f,2fは人為的に剥がすことが容易な粘着力を有する
ので、不要となった際には手で引っ張る等して容易に剥
離できる。保護フィルム1f,2fは、本体1に戸当た
り2を固定する前に予め両者の表面に被着してあり、建
築現場で保護フィルムを被覆する手間が不要となり、現
場における施工が容易となる。また、保護フィルム1
f,2fは、本体1の表面に被着する第1の保護フィル
ム1fと、戸当たり2の表面に被着する第2の保護フィ
ルム2fとからなり、かつ第1の保護フィルム1fは戸
当たり2の取付部を除く部分に被着するので、戸当たり
2の側面と本体1の内周面とで構成される入隅や、ある
いは本体1の溝部1aの内部における入隅等の被着し難
い箇所を避けることができる。よって、保護フィルム1
f,2fの被着作業がし易く、しかも隙間等を生じるこ
となく密着させて貼ることができ、不用意に剥離し難く
なる。
【0010】
【考案の効果】この考案のドア枠は、剥離可能な保護フ
ィルムを表面に被着したため、建築現場において開口に
設置した状態で放置しても、この付近を通る作業員や運
搬する途中の資材等の接触による損傷を防止できる。し
かも、被覆が不要となった際には、保護フィルムを手で
引っ張る等して容易に剥離できる。保護フィルムは、本
体に戸当たりを固定する前に予め両者の表面に被着して
あり、建築現場で保護フィルムを被覆する手間が不要と
なり、現場における施工が容易となる。また、保護フィ
ルムは、本体の表面に被着する第1の保護フィルムと、
戸当たりの表面に被着する第2の保護フィルムとからな
り、かつ第1の保護フィルムは戸当たりの取付部を除く
部分に被着するので、保護フィルムの被着作業がし易
く、しかも隙間等を生じることなく密着させて貼ること
ができ、本体と戸当たりの保護が確実かつ容易に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例のドア枠を建築物の開口に
施工した状態を示す断面図。
【図2】(a)は本体の破断斜視図、(b)は本体およ
び戸当たりを分解した状態の横断面図。
【図3】(a)は建築物の開口に施工した状態を示す正
面図、(b)は従来例のドア枠のA−A断面図。
【符号の説明】
1 本体1a 溝部 1f 第1の保護フィルム 2 戸当たり2a 凸条部 2f 第2の保護フィルム 3 保護フィルム
フロントページの続き (72)考案者 山内 進 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)考案者 長谷川 亮太郎 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−126285(JP,A) 実開 昭52−94738(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面の長手方向に溝部を延設した本体
    と、前記溝部に嵌入可能な凸条部を突設した戸当たり
    と、前記本体の前記戸当たりの取付部を除く表面に被着
    した剥離可能な第1の保護フィルムと、前記戸当たりの
    表面に被着した剥離可能な第2の保護フィルムとを備え
    ドア枠。
JP1991067556U 1991-08-26 1991-08-26 ドア枠 Expired - Lifetime JP2547345Y2 (ja)

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JPH0517072U JPH0517072U (ja) 1993-03-05
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JPH0536440Y2 (ja) * 1989-05-11 1993-09-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5294738U (ja) * 1976-01-14 1977-07-15
JPS61126285A (ja) * 1984-11-21 1986-06-13 株式会社 建具総合商社 双葉 塗装された木質開口部枠の養生方法及びその養生加工方法

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JPH0517072U (ja) 1993-03-05

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