JPS607133Y2 - 合成樹脂接合体 - Google Patents

合成樹脂接合体

Info

Publication number
JPS607133Y2
JPS607133Y2 JP16385476U JP16385476U JPS607133Y2 JP S607133 Y2 JPS607133 Y2 JP S607133Y2 JP 16385476 U JP16385476 U JP 16385476U JP 16385476 U JP16385476 U JP 16385476U JP S607133 Y2 JPS607133 Y2 JP S607133Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
resin plate
bonded
rod
shaped member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16385476U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5392076U (ja
Inventor
協平 水島
幸男 矢田
Original Assignee
三菱レイヨン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱レイヨン株式会社 filed Critical 三菱レイヨン株式会社
Priority to JP16385476U priority Critical patent/JPS607133Y2/ja
Publication of JPS5392076U publication Critical patent/JPS5392076U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS607133Y2 publication Critical patent/JPS607133Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、強度および外観が優れしかも製作が容易な合
成樹脂接合体に関するものである。
合成樹脂板に、溶剤等の接着剤を用いて合成樹脂等の棒
状部材を接着し、各種の採光部材、看板類を製作するこ
とが広く行われている。
この場合、しばしば接着剤の影響によりクレーズやクラ
ックと称される微細な亀裂が合成樹脂板の接着箇所に発
生し、この部分の強度低下を招くことがある。
特に、接着箇所が合成樹脂板の端縁に及んでいてこの部
分に外力が加えられたりしていると、その程度が著しく
、板厚が薄い合成樹脂板にあっては破損することもある
このような欠点を克服する手段として、接着された合成
樹脂接合体を加熱アニーリングにして接着時の応力を緩
和することが行われるが、接合体の構造によっては必ず
しも万全とはいえず、しかも大型の接合体の処理に際し
ては、大規模な設備を必要とする憾みがある。
本考案は、以上の如き状況に鑑みてなされたもので、そ
の要旨とするところは、合成樹脂板1の端縁部1bに直
交あるいは沿うようにして棒状部材が接着されている合
成樹脂接合体において、合成樹脂板1における接着箇所
1aであってかつ上記棒状部材2の端部2aが臨む合成
樹脂板1の端縁部1bに、該端縁部1bを覆うようにし
て耐溶剤性のある粘着テープ3が取付けられていること
を特徴とする合成樹脂接合体にある。
以下、本考案を実施例の図面に従ってさらに詳細に説明
する。
図面において、1はメタクリル樹脂、スチレン樹脂、塩
化ビニル樹脂等の合成樹脂板、2は上記合成樹脂板1に
接着される、合成樹脂、木材、金属等からなる棒状部材
、3は合成樹脂板1の端縁部1bに取付えられる耐溶剤
性のある粘着テープ(以下単に粘着テープという)であ
る。
本考案の合成樹脂接合体にあっては、上記の合成樹脂板
1の端縁部1bに直交あるいは沿うようにして棒状部材
2が接着されるわけであるが、この接着に際し、接着箇
所1aにおける合成樹脂板1の端縁部1bに粘着テープ
3を取付けることを特徴としている。
すなわち、第2図に示す如く合成樹脂板1に棒状部材2
が接着されるその所定の接着箇所1aであって、かつ上
記棒状部材2の端部2aが臨む合成樹脂板1の端縁部1
bに、該端縁部1bを覆うように粘着テープ3を取付け
、しかるのち所定の方法で棒状部材2を接着し接合体を
製作する。
第1図の右側に示した状態では、接着箇所1aの延長方
向に対してこれと直交する方向に延びかつ上記棒状部材
2の端部2aが臨む合成樹脂板1の端縁部1bに、粘着
テープ3を取付けているが、第1図左側のように棒状部
材2が合成樹脂板1より短かい場合には、接着箇所1a
に対してこの延長方向の端縁部1bに粘着テープ3を取
付ける。
いずれの場合もこのようにして棒状部材2を接着すると
、接着箇所1aにおいて最も応力が集中する合成樹脂板
1の端縁部1bを粘着テープ3によって保護して溶剤の
浸入を防止することができ、この部分に生じやすいクレ
ーズやクラックの発生を未然に防止することができる。
なお、本考案において使用する粘着テープ3としては、
耐溶剤性に優れたポリエステル、ポリ塩化ビニルまたは
ポリエチレン等の合成樹脂フィルムを基材とするものが
特に適している。
この際の粘着テープ3の巾は、接着箇所の形状、大きさ
によるが5〜lQmm程度が一般的である。
また粘着テープ3で覆う部分は、接着箇所に相当する一
定の長さだけ取付ければ十分であるが、合成樹脂板1の
端縁部1b全長に亘って取付けると、この部分の保護が
完全であり、特に合成樹脂板1の切断時などによって生
じた切欠き(ノツチ)による破損をも防止しうる利があ
る。
第1図および第2図は、棒状のトリム部材を合成樹脂板
の両端に接着して製作した合成樹脂接合体を示すもので
あるが、本考案では第3図のように角棒状の部材を合成
樹脂板の中央部に接着した接合体にも勿論適用できる。
なお、これらの図において粘着テープ3は、合成樹脂板
1の上方の端縁部1bに取付けた状態を示しているが、
下方の端縁(図示略)にも取付けるとよい。
本考案は以上の如き構成からなるものであるから、合成
樹脂板と棒状部材との接着に際し、予め接着箇所に相当
する合成樹脂板の端縁部に粘着テープを取付けておくだ
けで、この部分の保護すなわち溶剤の浸入による合成樹
脂板の破損を未然に防止することができ、したがって合
成樹脂接合体としての強度を長期間保持しうる利点を有
し、かつ外観の低下のない優れた合成樹脂接合体を簡便
に製作できる利点があり、各種採光部材、建材類あるい
は看板類等この種接合体として著大な効果を有している
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の合成樹脂接合体の実施例を示す斜視図
、第2図は第1図の接合体の接着する以前の状態を示す
斜視図、第3図は他の実施例を示す合成樹脂接合体の斜
視図である。 1・・・・・・合成樹脂板、1a・・・・・・接着箇所
、1b・・・・・・端縁部、2・・・・・・棒状部材、
2a・・・・・・端部、3・・・・・・粘着テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂板1の端縁部1bに直交あるいは沿うようにし
    て棒状部材2が接着されている合成樹脂接合体において
    、合成樹脂板1における接着箇所1aであってかつ上記
    棒状部材2の端部2aが臨む合成樹脂板1の端縁部1b
    に、該端縁部1bを覆うようにして耐溶剤性のある粘着
    テープ3が取付けられていることを特徴とする合成樹脂
    接合体。
JP16385476U 1976-12-07 1976-12-07 合成樹脂接合体 Expired JPS607133Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16385476U JPS607133Y2 (ja) 1976-12-07 1976-12-07 合成樹脂接合体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16385476U JPS607133Y2 (ja) 1976-12-07 1976-12-07 合成樹脂接合体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5392076U JPS5392076U (ja) 1978-07-27
JPS607133Y2 true JPS607133Y2 (ja) 1985-03-09

Family

ID=28771588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16385476U Expired JPS607133Y2 (ja) 1976-12-07 1976-12-07 合成樹脂接合体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS607133Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5392076U (ja) 1978-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS607133Y2 (ja) 合成樹脂接合体
JPS6152679A (ja) 接着剤付ラベル
JP4102808B2 (ja) 隅部用防水部材および隅部の防水施工方法
JPH0347376B2 (ja)
JPS5943124U (ja) 防蝕材料
JPH0649720Y2 (ja) テープ
JPH0641854Y2 (ja) ウインドウパネルの取付構造
JPS5990431U (ja) 金属とポリオレフインの積層体
JPS6072222U (ja) 熱収縮性シ−ト
JPS5929224U (ja) 粘着層付き断熱防水シ−ト
JPS6241047U (ja)
JPH07292850A (ja) 外装パネル
JPS58145026U (ja) ケ−ブル等の把持バンド
JPH06240822A (ja) 防水シート接続部
JPS583440U (ja) スリツプシ−ト
JPS6088919U (ja) 眼の保護用貼着片
JPS5966771U (ja) 結束用帯
JPS61216985A (ja) パネル
JPH0450229U (ja)
JPH01210560A (ja) シート防水の接合構造
JPS59178336U (ja) 薄板状の鋼製接着テ−プ
JPS6020989U (ja) 艙口蓋の水密装置
JPS5920876U (ja) 塗装用テ−プ
JPS60160819U (ja) 肩用テーピング用具
JPS58132009U (ja) 建造物用板状部材