JPH0721705Y2 - 壁装材の貼着機構 - Google Patents

壁装材の貼着機構

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JPH0721705Y2
JPH0721705Y2 JP6031590U JP6031590U JPH0721705Y2 JP H0721705 Y2 JPH0721705 Y2 JP H0721705Y2 JP 6031590 U JP6031590 U JP 6031590U JP 6031590 U JP6031590 U JP 6031590U JP H0721705 Y2 JPH0721705 Y2 JP H0721705Y2
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JP
Japan
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wall
adhesive
adhesive layer
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清 前橋
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Nichilaymagnet Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は壁紙その他のシート状壁装材を壁面に貼着ある
いは剥離して反復使用する壁装材の貼着機構に関するも
のである。
従来の技術 従来、壁紙等は接着剤を裏面に直接塗布し、あるいは両
面接着テープによって壁面に貼着していたが、この壁装
材の貼着機構は一度貼着した後に壁から剥がした壁装材
は、きれいに剥がすことができず破損したり、また剥が
された接着テープ面が無用の位置に付く等の難点がある
ために廃棄されており、一度使った壁紙を同じ面積でも
う一度使用することはほとんど不可能であった。
また、反復使用できる壁装材としてはスチール製壁面に
用いるシート状マグネットと薄い装飾用シートとを一体
化したものがあった。
考案が解決しようとする課題 上記のように従来の壁装材の貼着機構は一度使用した壁
装材を反復使用することができない。
このため室内の壁装材を張り替えることは使用中の壁紙
等の廃棄につながり、壁装材の張り替えを頻繁に行うこ
とは経済的にも行えず汚損するまで使用かるのが一般的
であった。また、反復使用できるシート状マグネットの
場合は不測の事態あるいはイタズラ等により周縁部、特
に角部から剥がれ易いと言う欠点があった。
本考案は上記のような従来の欠点を解消し、壁装材を反
復使用でき、かつイタズラ等で容易には剥がれにくい壁
装材の貼着機構を提供することを目的とするものであ
る。課題を解決するための手段 本考案は上記の目的を達成するために、繊維、不織布ま
たは合成樹脂製の薄い長尺状シートを長尺方向に沿って
二つ折りし、一方側の両面に接着強度が同一又は異なる
接着剤層を設け、かつ他方側の折曲した内面側に内面側
接着剤層を被覆する離型剤層を設けて成る接着テープ
を、壁装材の裏面側周縁に貼着し、前記離型剤層を開い
た内面側接着剤層を介して壁装材を壁面に貼着すること
により壁装材を壁面等に貼着するものである。
作用 本考案による壁装材の貼着機構は上記のように、壁紙等
の裏面周囲に貼着した接着テープの壁面側接着剤層を覆
った離型紙部を開いて壁面に貼着しているので、張り替
え又は不要となったときは剥がした後、前記離型紙部を
閉じ接着面を覆って収納し、必要時に再び離型紙部を開
いて貼着し、反復使用することができる。又、シート状
マグネットによって形成した壁装材の場合、磁性壁面に
全面が吸着され、かつ周囲が接着テープで固定されるの
で不測の力が加わっても角部や端縁部から容易に剥がれ
るおそれがない。
実施例 本考案による壁装材の貼着機構の実施例について、その
構成を示した図面に従って説明する。
1は表面側に装飾用の図柄を有する壁装材、2は薄い長
尺状の合成樹脂製シート、3、4は接着剤層で、合成樹
脂製シート2を長尺方向に沿って二つ折りした一方側の
両面に塗布することにより接着テープ部を形成してお
り、接着剤は熱可塑性合成樹脂に粘着付与剤、軟化剤、
安定剤等を配合したものが用いられている。5は離型剤
層で、前記二つ折りした合成樹脂製シート2の折り目を
境に内側の接着剤層3を覆う離型紙部を構成している。
この離型紙部は内側だけでなく内外両面に離型剤層を設
けても良い。6は壁面である。
上記のように壁面6に壁装材1を貼着するときは、ま
ず、壁装材1の周縁部に接着剤層4を介して接着剤層3
を覆った状態で合成樹脂製シート2を貼着し、離型紙部
を第3図矢印A方向に開いた後、壁面6に貼着する。次
に貼り替えるときは壁装材1の周縁部から剥がし、離型
紙部を第3図矢印Bのように回動して接着剤層3を覆っ
た後、壁装材1全体を剥がせば、接着剤層表面が他の部
分に付着することなく剥がすことができる。
上記実施例では、接着剤として熱可塑性合成樹脂を主成
分とするものを例示したが、これに限られず、エラスト
マー系など他の系統の接着剤が用いられることもある。
また、内外両面の接着剤は同一に限らず、一面側が永久
接着性を有し、他面側に粘着性(一時接着性)を有する
ものを用いる場合もある。
また、開閉自在な離型紙部で覆われる接着剤層は縞状又
は格子状に接着剤を塗布し、外側の接着剤層は全面に設
ける等、表裏異なる接着剤層を設けることもある。
考案の効果 本考案は上記のような構成及び作用を有するので、壁装
材を反復使用することができるが、特に接着剤として粘
着性を有するものを選択して用いることにより剥がし易
く、かつ剥がしたときに壁面に痕跡が残らないようにす
ることができる。したがって、剥離作業に困難性はな
く、剥がした接着剤層表面は離型紙部を折り返して迅速
に覆うことができ、接着剤が空気に触れる時間が短いと
共に接着剤が他の部分に付くことも無く、次に使用する
ときまで収納することができる。
また、シート状マグネットから成る壁装材の場合、磁性
壁面に全面が吸着され、かつ周囲が接着テープで固定さ
れて容易に剥がれないためイタズラや不測の事態による
角部等の壁装材端部からの剥がれを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による壁装材の貼着機構の一部省略した
正面図、第2図は同、要部拡大断面図、第3図は壁装材
の壁面貼着直前を示した要部拡大断面図である。 1……壁装材、2……合成樹脂製シート 3、4……接着剤層、5……離型剤層、6……壁面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊維、不織布または合成樹脂製の薄い長尺
    状シートを長尺方向に沿って二つ折りし、一方側の両面
    に接着強度が同一又は異なる接着剤層を設け、かつ他方
    側の折曲した内面側に内面側接着剤層を被覆する離型剤
    層を設けて成る接着テープの外側接着剤層を、壁装材の
    裏面側周縁に貼着し、前記離型剤層を開いた内面側接着
    剤層を介して壁装材を壁面に貼着したことを特徴とする
    壁装材の貼着機構。
JP6031590U 1990-06-06 1990-06-06 壁装材の貼着機構 Expired - Fee Related JPH0721705Y2 (ja)

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