JPH054978U - 引き剥がし可能なフツク - Google Patents

引き剥がし可能なフツク

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Publication number
JPH054978U
JPH054978U JP5056991U JP5056991U JPH054978U JP H054978 U JPH054978 U JP H054978U JP 5056991 U JP5056991 U JP 5056991U JP 5056991 U JP5056991 U JP 5056991U JP H054978 U JPH054978 U JP H054978U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
hook
urethane
base material
peeled
Prior art date
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Pending
Application number
JP5056991U
Other languages
English (en)
Inventor
輝吉 中村
政司 薬袋
加代子 海野
Original Assignee
レツク株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by レツク株式会社 filed Critical レツク株式会社
Priority to JP5056991U priority Critical patent/JPH054978U/ja
Publication of JPH054978U publication Critical patent/JPH054978U/ja
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 比較的剥がし易く、水洗によって粘着力を回
復するウレタン粘着基材5に、両面粘着テープ4によっ
てフック1を貼り付けたものは、小さなフック1なら貼
り付けたままでもウレタン粘着基材5を引き剥がせる
が、大きなフック1だと、貼り付けたままでは引き剥が
せなくしたから、この点を改善したい。 〔構成〕 両面粘着テープ4によってフック本体2の下
縁とウレタン粘着基材5の下縁とをほぼ一致するように
接着する。そしてウレタン粘着基材5の粘着面の下端部
に非粘着性シート7を貼付けて、剥離紙6の剥離時に
は、粘着面部と、上記非粘着性シート7の貼付けによる
非粘着面部を顕出可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一旦壁面に貼り付けて取付けたフックを引き剥がし、再使用可能な らしめる引き剥がし可能なフックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
市販のフック1には、図5に示すように、掛け部3を形成したフック本体2の 背面に両面粘着テープ4を設け、壁面に貼り付けて使用するものがある。これは 一旦貼り付けると剥がすのが極めて困難である。一方、粘着力がほとんど低下し ない再使用可能なウレタン等の軟弾性粘着基材5も公知である。通常はその粘着 面を剥離紙6で被覆し、使用時にはこれを剥して使用する。このウレタン等の粘 着基材5は比較的剥がし易いものである。
【0003】 上記したウレタン等の粘着基材5にフック1を貼り付けた結合品は、フック本 体2はウレタン等の粘着基材5から剥がれ難いが、ウレタン等の粘着基材5は壁 面から剥がすことができて、所望に応じ貼替え再使用を可能とする便利な商品と なる。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】
上記した結合品は、フックが小さいときには、壁面に貼付いたウレタン等の粘 着基材の角部を爪で引き剥がし、その引き剥がし箇所を把持して更に強く引き剥 がすことによって、フック本体を貼り付けたままウレタン等の粘着基材を完全に 引き剥がせるから問題はないが、フックが大きくなると、フック本体を貼り付け たままの状態でウレタン等の粘着基材を引き剥がそうとしても、フック本体が突 っ張って、ウレタン等の粘着基材の引き剥がしが困難である。
【0005】 本考案の目的は、上記の問題点を簡単且つ効果的に解決することにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、上記した問題点を解決するため、掛け部を形成したフック本体の背 面と、剥離紙で粘着面を被覆したウレタン等の粘着基材の背面とを、両面粘着テ ープによって接着するとともに、該ウレタン等の粘着基材の粘着面の下端部に非 粘着性シートを貼付けて、上記剥離紙の剥離時に粘着面部と上記非粘着性シート の貼付けによる非粘着面部を顕出可能としたものである。
【0007】
【作 用】
壁面にフックを取付けるには、ウレタン等の粘着基材の粘着面部を壁面に押し 付けることによってなされる。
【0008】 これを壁面から引剥すには、フック本体の掛け部を持ってやや上方に引っ張り 上げる。掛け部の下方箇所は非粘着面部となっているから、フック本体がその上 部を壁面に当接した状態でわずかに傾斜して、引き剥がし始めの箇所に効果的に 引き剥がし力を集中させることができる。こうして引き剥がし開始後は、その引 き剥がし力の集中部が上方に移動してゆき、遂には完全に引き剥がすことができ る。
【0009】
【実施例】
図1から図3に示した第1実施例において、1は掛け部3を形成したフック本 体2の背面に両面粘着テープ4を設けたフックである。5は再使用可能なウレタ ン等の粘着基材であって、その粘着面は剥離紙6によって被覆されるとともに、 その粘着面の下方部分には紙や合成樹脂製フィルムといった非粘着性シート7を 貼っている。
【0010】 このフック本体2の背面と、ウレタン等の粘着基材5の背面とは、両面粘着テ ープ4によって接着されている。剥離紙6を剥離すると、ウレタン等の粘着基材 5の粘着面部A(図3参照)と、上記非粘着性シート7の貼付けによる非粘着面 部B(図3参照)とが顕出することになる。図示の例で、剥離紙6は非粘着面B である非粘着性シート7の上まで覆っているが、必ずしもその必要はなく、粘着 面部Aを覆っていればよい。
【0011】 図示したウレタン等の粘着基材5の縦方向の長さはフック本体2のそれよりも 長くしてあり、従って下縁をほぼ一致させてフック本体2とウレタン等の粘着基 材5とを接着するときには、フック本体2の上方にウレタン等の粘着基材5が多 少張り出し、これによってフック本体2の掛け部3に掛かる載荷荷重が大きくて も十分耐えられるようにしている。
【0012】 上記した第1実施例では、剥離紙6とは別に非粘着性シート7を設けた例であ ったが、これに限られるものではない。図4に示した第2実施例は、非粘着性シ ート7を省略しているが、その代わりとして、剥離紙6には横方向に何本かのミ シン目8が入っていて、最下段の剥離紙6aをその儘残し、その他は剥離できる ように、切り離せるようになっている。この場合は残された最下段の剥離紙6a が非粘着性シート7相当品なのである。
【0013】 使用法は以下のとおりである。
【0014】 第1実施例では剥離紙6を引き剥がし、第2実施例では最下段の剥離紙6aを 残して引き剥がすと、粘着面部Aが顕出するから、壁面に押し付けることで所望 の位置に貼り付けることができる。
【0015】 貼り付けたフック1を壁面から取外したいときには、手でフック本体2の掛け 部3を持ち、やや上方に引っ張り上げる。そうすると該掛け部3の下方部分は非 粘着面部Bとなっているため、引き剥がし力を粘着面部の下端に効果的に集中さ せることができ、その集中部が上方に移動してゆき、つまり引き剥がしは円滑に 進行し、遂には完全に引き剥がせる。
【0016】
【考案の効果】 上述のとおり、本考案は、フック本体とウレタン等の粘着基材とを接着し、し かもそのウレタン等の粘着基材の粘着面の下端部に非粘着性シートを貼付けて非 粘着面部を形成したことにより、引き剥がし始めの箇所をフック本体の端から内 側に持ってくることができること、従ってフック本体の掛け部をやや上方に引っ 張り上げることで、上記引き剥がし始めの箇所に効果的に引き剥がし力を集中さ せることになり、確実且つ容易な引き剥がしを可能とする点で実用的効果の優れ たものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる引き剥がし可能なフックを正面側
から見た斜視図である。
【図2】その裏面側から見た斜視図である。
【図3】その縦断面図である。
【図4】本考案になる他の実施例を示す図2に相当の斜
視図である。
【図5】従来例を示した斜視図である。
【符号の説明】
1…フック 2…フック本体 3…掛け部 4…両面粘着テープ 5…ウレタン等の軟弾性粘着基材 6…剥離紙 7…非粘着性シート 8…ミシン目 A…粘着面部 B…非粘着面部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 掛け部3を形成したフック本体2の背面
    と、剥離紙6で粘着面を被覆したウレタン等の軟弾性粘
    着基材5の背面とを、両面粘着テープ4によって接着す
    るとともに、該ウレタン等の軟弾性粘着基材5の粘着面
    の下端部に非粘着性シート7を貼付けて、上記剥離紙6
    の剥離時に粘着面部Aと上記非粘着性シート7の貼付け
    による非粘着面部Bを顕出可能としたことを特徴とする
    引き剥がし可能なフック。
JP5056991U 1991-07-01 1991-07-01 引き剥がし可能なフツク Pending JPH054978U (ja)

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JP5056991U JPH054978U (ja) 1991-07-01 1991-07-01 引き剥がし可能なフツク

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JP5056991U JPH054978U (ja) 1991-07-01 1991-07-01 引き剥がし可能なフツク

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JPH054978U true JPH054978U (ja) 1993-01-26

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ID=12862638

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JP5056991U Pending JPH054978U (ja) 1991-07-01 1991-07-01 引き剥がし可能なフツク

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JP (1) JPH054978U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005112058A1 (ja) * 2004-04-26 2005-11-24 Lee, Yooi エレクトリック スイッチ ソフト キャップ
JP2016002403A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 株式会社清和産業 自己粘着式フック
JP2017056013A (ja) * 2015-09-17 2017-03-23 株式会社清和産業 フック

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH024480B2 (ja) * 1984-05-21 1990-01-29 Tokyo Tatsuno Kk
JPH0229704A (ja) * 1988-07-20 1990-01-31 Fujitsu Ltd 分波器

Patent Citations (2)

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