JP3064951U - 貼着用シ―ト - Google Patents
貼着用シ―トInfo
- Publication number
- JP3064951U JP3064951U JP1999005437U JP543799U JP3064951U JP 3064951 U JP3064951 U JP 3064951U JP 1999005437 U JP1999005437 U JP 1999005437U JP 543799 U JP543799 U JP 543799U JP 3064951 U JP3064951 U JP 3064951U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- magnet
- pressure
- adhesive layer
- sensitive adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Adhesive Tapes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 名札や立体物をスチール製の壁面に確実に固
定することができる貼着用シートを提供しようとするも
のである。 【解決手段】 シート状磁石1の一面側の着磁面全体に
わたって、定間隔毎又はランダムに間隔を隔てて粘着剤
2を配した粘着剤層を設ける。粘着剤層を設けた面を剥
離紙3で被覆する。粘着剤層を設けたことにより、貼着
用シートの使用時にスチール製壁面と貼着用シート裏面
との摩擦抵抗が大きくなる。壁面に固定した物が自重に
よって降下することがない。磁石の吸着力と粘着剤の粘
着性とによって強固な固定力を得ることができる。
定することができる貼着用シートを提供しようとするも
のである。 【解決手段】 シート状磁石1の一面側の着磁面全体に
わたって、定間隔毎又はランダムに間隔を隔てて粘着剤
2を配した粘着剤層を設ける。粘着剤層を設けた面を剥
離紙3で被覆する。粘着剤層を設けたことにより、貼着
用シートの使用時にスチール製壁面と貼着用シート裏面
との摩擦抵抗が大きくなる。壁面に固定した物が自重に
よって降下することがない。磁石の吸着力と粘着剤の粘
着性とによって強固な固定力を得ることができる。
Description
【0001】
本考案は家具等のスチール製壁面やボードに装飾用又は名札などの表示用とし て貼り付け、あるいはボードやスチール製壁面に対して貼着手段を持たない立体 物等を貼着する場合に介在用として使用できる貼着用シートに関するものである 。
【0002】
従来、貼着用シートを名札として使用する場合は磁石の裏面に着磁し、装飾層 を設けた表面側に印刷等の方法で名前を表示し、磁力によって必要な場所のスチ ール製壁面に貼着していた。また、固定手段を持たない立体物をスチール面に取 り付けるために物体背面にシート状磁石を固定した後、被貼着面に磁力によって 固定していた。
【0003】
スチール製壁面は磁石の密着性を良くするため、できるだけ平坦である方が望 ましい。しかし上記のように名札あるいは立体物を磁力で吸着した場合、シート 状磁石から成る名札の重さや固定する立体物の重力に対して吸着力の余裕が少な い場合、壁面との摩擦抵抗が少ないために吸着したまま壁面を摺動下降すること があった。また、瞬間的な不測の衝撃に対して簡単に外れることがあった。
【0004】 本考案は上記のような難点を解消し、スチール製のボードや壁面の定位置に名 札や立体物などの貼着物を確実に固定することができ、不要になれば壁面等から 簡単に外すことができる貼着用シートを提供しようとするものである。
【0005】
本考案による貼着用シートはシート状磁石の少なくとも一面側の着磁面全体に わたって、定間隔毎又はランダムに設けた多数のドット状あるいは縞状、格子状 等、互いに間隔を隔てて粘着剤を配した粘着剤層を設け、この粘着剤層を設けた 面を剥離紙で被覆している。
【0006】 間隔部を有する粘着剤層を設けたことにより、貼着用シートの使用時にスチー ル面と粘着剤を有する貼着用シート裏面との摩擦抵抗を大きくし、かつ磁石の吸 着力と粘着剤の粘着性とによって強固な固定力を得ることができる。一方、貼着 物が不要になり壁面から剥がす場合は粘着剤を全面に設けていないので壁面側に 残らず、きれいに外すことができる。
【0007】
以下本考案の実施例を示した図面に従って説明する。図1は本考案の一実施例 を示した拡大断面図、図2は同裏面図の要部である。1はシート状磁石、2はシ ート状磁石1の裏面に設けた粘着剤で、一定間隔毎の縞状に配して粘着剤層を形 成している。3は粘着剤層を保護するための剥離紙である。装飾用や名札等のよ うに表面側に物を接着せず一枚地で使用するときは表面側に着色又は模様を施し た装飾層を一体的に形成することが多い。
【0008】 図2では粘着剤2を磁石1裏面に定間隔の縞状に形成したが、粘着剤は互いに 間隔をおいて配した間隔付きの粘着剤層を形成しておれば良く、図3(A)(B )に示すような格子状やドット状など粘着剤2の形成態様は自由であり、磁石1 の裏面全体にわたって形成すれば定間隔に限らずランダムな配置でも良い。また 、実施例では粘着剤を磁石1の裏面に直接形成したが、図4に示したように合成 樹脂フィルム、不織布、紙等の薄状体4に間隔を隔てて粘着剤2を配した粘着剤 層を形成し、薄状体4と磁石裏面とを一体化する場合もある。
【0009】 名札などシート状態で使用する貼着用シートは表面に着色又は模様を描いた装 飾層を形成するが、壁面に物を吸着固定するために介在して用いる場合は装飾層 を設ける必要はない。また、磁石1として両面着磁のシートを用いたり、磁石1 の表面側に接着剤又は粘着剤層を設け、固定しようとする物の背面部材質に応じ た使い分けをすることができる。
【0010】 上記の貼着用シートを名札などシート状態で使用するときは所定のサイズに切 断し表面側に必要事項を表示し、裏面側の剥離紙を剥がしてスチール製ボードな ど所定の位置に貼着する。また、壁紙あるいは絵画、写真等のシート状物を貼着 する場合、あらかじめシート状物の裏面に両面接着テープ等で貼着用シートを貼 ることにより裏打ちと同様の機能を有しスチール製壁面に皺もなく美しく貼るこ とができる。
【0011】 また、立体物を取り付けるときは立体物の背面部に接着剤または粘着剤によっ て貼着用シートを固定した後、剥離紙を剥がして粘着剤層を設けた裏面を壁面に 貼り付け固定する。立体物背面が強磁性体の場合はシート状磁石1として両面着 磁のものを用い、磁力により固定することもある。
【0012】 いずれの場合もスチール製壁面に磁石の吸着力と粘着剤の粘着性とによって強 固に固定でき、かつ、スチール面と貼着用シートとの摩擦抵抗を大きくすること ができるので、自重により吸着したまま摺動下降することがなくなる。壁面に吸 着固定した物が不要になったとき、粘着剤層の粘着剤は磁石裏面の全面でなく間 隔を隔てて形成したので、剥がし易く壁面に残らないように剥がすことができる 。
【0013】
本考案は上記のような構成を有するので、シート状磁石を用いて成る貼着用シ ートを使用したとき、粘着剤層が磁力の補助材としての機能を発揮し、磁石の吸 着力と粘着剤の粘性によって強固に固定できると共に粘性により摩擦抵抗が大き くなるので吸着面上を滑って下降することを防止できる。
【0014】 壁紙や絵画、写真等を貼る場合、あらかじめ本考案による貼着用シートに貼る ことにより裏打ちと同様の効果を得ることができ、絵画や壁紙等を頻繁に変え、 壁面の装飾を楽しむことができる等の効果を有する。
【図1】本考案による貼着用シートの一実施例を示した
拡大断面図。
拡大断面図。
【図2】図1の剥離紙を剥がした裏面図で、要部を示し
たものである。
たものである。
【図3】(A) (B)はそれぞれ本考案の他実施例を
示したもので、剥離紙を剥がした裏面図の要部を示した
ものである。
示したもので、剥離紙を剥がした裏面図の要部を示した
ものである。
【図4】本考案の他実施例を示した拡大断面図である。
1 シート状磁石 2 粘着剤 3 剥離紙 4 薄状体
Claims (2)
- 【請求項1】 シート状磁石の少なくとも一面側の着磁
面全体にわたって、互いに間隔を隔てて粘着剤を配した
粘着剤層を設け、粘着剤層を設けた面を剥離紙で被覆し
たことを特徴とする貼着用シート。 - 【請求項2】 互いに間隔を隔てて粘着剤を配した粘着
剤層を薄状体に設け、この薄状体とシート状磁石裏面と
を一体化することにより、粘着剤層を形成した請求項1
記載の貼着用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999005437U JP3064951U (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 貼着用シ―ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999005437U JP3064951U (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 貼着用シ―ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3064951U true JP3064951U (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=43198584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999005437U Expired - Lifetime JP3064951U (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 貼着用シ―ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3064951U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008515653A (ja) * | 2004-10-14 | 2008-05-15 | ロッシェ,グレン | 柔軟な磁気部分アプリケータ供給装置および方法 |
JP2017006404A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | ニチレイマグネット株式会社 | 交換部材の固定手段 |
JP2021106862A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 一元 大山 | 磁着シート部材、皮革製品および布帛製品 |
-
1999
- 1999-06-16 JP JP1999005437U patent/JP3064951U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008515653A (ja) * | 2004-10-14 | 2008-05-15 | ロッシェ,グレン | 柔軟な磁気部分アプリケータ供給装置および方法 |
JP2017006404A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | ニチレイマグネット株式会社 | 交換部材の固定手段 |
JP2021106862A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 一元 大山 | 磁着シート部材、皮革製品および布帛製品 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |