JPH0434828Y2 - - Google Patents

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JPH0434828Y2
JPH0434828Y2 JP1988104467U JP10446788U JPH0434828Y2 JP H0434828 Y2 JPH0434828 Y2 JP H0434828Y2 JP 1988104467 U JP1988104467 U JP 1988104467U JP 10446788 U JP10446788 U JP 10446788U JP H0434828 Y2 JPH0434828 Y2 JP H0434828Y2
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napkin
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individual
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JP1988104467U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、生理用ナプキンに関する。
(従来の技術) 従来、生理用ナプキンにはナプキンの非肌当接
面に粘着部を設けることにより、シヨーツに止着
できるようにしたタイプがある。このタイプの生
理用ナプキンでは、例えばストライプ状に粘着剤
が塗布してある粘着部をシリコン等の離型剤が塗
布してある離型紙で被覆したナプキンが合成樹脂
製の防湿個袋に封入してある。実開昭60−79421
号公報には、このようなナプキンの一例が開示さ
れている。
(考案が解決しようとする課題) このように封入されたナプキンは、これを摘持
して個袋から取り出すと、離型紙が自動的に剥離
して個袋側に残り、取出されたナプキンを速やか
に使用できることが好ましい。例えば、前記実開
昭60−79421号公報の技術では片面にシリコン塗
布したプラスチツクフイルム製の離型紙を個袋開
口部で予め挟持しておき、開口部を熱シールして
ナプキンを封入する際に、この熱シールによつて
離型紙のシリコンが塗布されていない面のみを開
口部口縁で個袋に固着させている。この技術では
一応所期の目的を達成することができるのだが、
離型紙のシリコンが塗布されている面は開口部に
おいて殆ど、または全く個袋に固着していないか
ら、ここが容易に口を開いてその口から個袋の中
へ塵埃が入り込むという問題がある。
そこで、この考案は離型紙を個袋の取出口近傍
の内面に接合するとともに、この接合部位よりも
後方にナプキンの粘着部を設けることにより、完
全に密封された個袋を使用しながらナプキンを取
出すと離型紙が確実、かつ、自動的に剥離して個
袋に残る生理用ナプキンの提供を課題にしてい
る。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するために、この考案が要旨と
するところは以下のとおりである。
この考案は、シヨーツに止着するための粘着部
と、この粘着部を被覆するための離型紙とを非肌
当接面に有するナプキンが個袋に封入されてなる
生理用ナプキンを前提にしている。かかる生理用
ナプキンにおいて、個袋にはナプキンを長手方向
に取出すための取出口を設け、この取出口にはナ
プキンの長手方向一端が臨ませてあつて、離型紙
はこの取出口近傍において個袋内面に接合する。
その接合した部位では、取出口寄りを該部位の前
端としたときの、この前端に対向する後端が前記
粘着部よりも取出口寄りに位置していることが特
徴である。
(作用) このように構成した生理用ナプキンでは、個袋
の取出口を開き、この取出口に臨むナプキンの端
縁を摘持して取出すと、離型紙が個袋に対する接
合部とナプキンの粘着部との間で折り返されて粘
着部から確実、かつ、自動的に剥離し、個袋側に
残る。離型紙は個袋内面に接合するから、個袋を
完全に密封することができる。
(実施例) この考案の詳細を添付の図に基づいて説明する
と以下のとおりである。
第1図は、この考案に係る生理用ナプキン10
0の一部を切り欠いて示す平面図である。生理用
ナプキン100はナプキン1と、これを封入する
個袋3とで構成されている。ナプキン1の非肌当
接面であるシヨーツ当接側にはシヨーツに止着す
るための接着剤または粘着剤をストライプ状に塗
布した粘着部4,4が設けてあり、この粘着部
4,4′は離型紙2で被覆してある。個袋3は、
ポリエチレン、その他の柔軟で薄い合成樹脂製フ
イルムから成る矩形の袋であつて、一側縁では重
ね合わせたフイルムが細いヒートシール線301
Aでシールしてある。離型紙2と個袋3の内面と
は接合部5を設けてシール線301Aの近傍で互
いに接合してあり、この接合部5と粘着部4,
4′との間には、クリアランスW,W′が設けてあ
る。
第2図は、第1図の2−2線矢視図であつて、
個袋3の取出口301が開口している状態を示
す。個袋3は、シール線301Aを境にしてフイ
ルムを矢印Y1,Y2の方向に上下に引張ると、シ
ールが剥がれるか、または破れるかして取出口3
01ができる。ナプキン1は非肌当接側が外側に
なるように、長手方向を三つ折にし、一端1Aが
取出口301に臨むようにして個袋3に封入して
ある。離型紙2は一方の面を粘着部4に当接して
あり、他方の面は接合部5を介して個袋3に接合
してある。接合部5は取出口301の近傍に設け
てあり、接合部5の取出口301側を前端5Aと
したときに、この前端5Aに対向する後端5Bか
ら少なくともクリアランスWだけさらに後方に前
記粘着部4の前端4Aが位置している。なお図示
のように粘着部4′がWよりも大きいクリアラン
スW′を有していても差し支えない。このクリア
ランスWはW≧0であつて、図示の断面で見たと
きに接合部5の後端5B側が離型紙2を介して粘
着部4と重なり合うことがないようになつてい
る。
第3図と第4図とは、第2図においてナプキン
1が個袋3から取出される状態、および取出され
た後の個袋3の状態を示す模式図である。例え
ば、右手でナプキン1を一端1Aで摘持し、一方
左手で個袋3の左端を摘持し、ナプキン1を長手
方向(矢印Y3方向)に引き出すと、離型紙2は
接合部5によつて左方に引張られ、クリアランス
Wにおいて仮想線のように折り返されて粘着部4
から剥がれ、実線で示した状態に至る。さらにナ
プキン1を右方向へ引張れば剥がれた離型紙2が
個袋3に残り、図4の状態となる。接合部5と粘
着部4とが少なくとも部分的に重なり合つている
場合には、ナプキン1と個袋3とがその重なり合
つた部分で接着されている状態となり個袋3から
ナプキン1をその端縁1Aを摘持して取出そうと
しても離型紙2を折り返し、粘着部4との間に剥
離力を作用させることができない。従つてナプキ
ン1の取出しとともに離型紙2を自動的に剥離す
ることができない。ナプキン1を取出した後の個
袋3は、一般に静電気を帯びて指先等にまつわり
付くが、離型紙2がパルブ型等の静電気を帯びに
くい素材であれば、離型紙2を摘持することで、
まつわり付くのを回避することができる。接合部
5では、両面粘着テープ、ホツトメルト接着剤そ
の他の各種接着剤・粘着剤等を利用して離型紙2
と個袋3とを強固に接合し、離型紙2が粘着部4
から剥離するときにも接合部5では剥離が生じな
いようにしておく。
(考案の効果) この考案に係る生理用ナプキンでは、ナプキン
の粘着部を被覆する離型紙が接合部を介して個袋
内面に接合してあり、粘着部と接合部との間には
クリアランスが設けてあるから、個袋はナプキン
を完全に密封しておくことができて衛生的であ
り、個袋からナプキンの端部を摘持して取出すと
離型紙が確実に粘着部から剥離して、個袋に残
る。離型紙を静電気を帯びにくい素材にしてお
き、その離型紙を摘持すれば個袋が指先等にまつ
わり付くことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る生理用ナプキンを一
部切り欠いて示す平面図、第2図は、第1図にお
ける2−2線矢視図、第3図は、ナプキンが取出
される状態を示す第2図と同様な矢視図、第4図
は個袋に離型紙が残つた状態を示す個袋の斜視図
である。 100……生理用ナプキン、1……ナプキン、
1A……端部、2……離型紙、3……個袋、4…
…粘着部、5……接合部、301……取出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヨーツに止着するための粘着部と、この粘着
    部を被覆するための離型紙とを非肌当接面に有す
    るナプキンが個袋に封入されてなる生理用ナプキ
    ンであつて、 前記個袋には前記ナプキンを長手方向に取り出
    すための取出口を設け、該取出口には前記ナプキ
    ンの長手方向一端が臨ませてあり、前記離型紙を
    前記取出口近傍において前記個袋内面に接合する
    とともに、前記接合部位は前記取出口寄りをその
    前端としたときの、該前端に対向する後端が前記
    粘着部よりも前記取出口寄りに位置していること
    を特徴とする前記生理用ナプキン。
JP1988104467U 1988-08-05 1988-08-05 Expired JPH0434828Y2 (ja)

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JP1988104467U JPH0434828Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05

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JPH0225226U JPH0225226U (ja) 1990-02-20
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WO2010131711A1 (ja) * 2009-05-14 2010-11-18 ユニ・チャーム株式会社 被包装吸収性物品
JP2011135994A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Daio Paper Corp 包装吸収性物品

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