JPH0728212U - 窯業系壁板の止着釘 - Google Patents

窯業系壁板の止着釘

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JPH0728212U
JPH0728212U JP6364593U JP6364593U JPH0728212U JP H0728212 U JPH0728212 U JP H0728212U JP 6364593 U JP6364593 U JP 6364593U JP 6364593 U JP6364593 U JP 6364593U JP H0728212 U JPH0728212 U JP H0728212U
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JP
Japan
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ceramic wall
wall plate
nail
ceramic
fastening
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JP6364593U
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English (en)
Inventor
寺本  博
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 窯業系壁板の固定後に補修塗装が全く省略で
き施工が容易な窯業系壁板の止着釘を提供することを目
的とする。 【構成】 窯業系壁板に打ち込まれる尖端2を有した軸
3の他端に皿状の頭部4を設けた窯業系壁板用の止着釘
1において、皿状の頭部4を水溶性プラスチック5でコ
ーティングして構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、窯業系壁板の止着釘の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、窯業系壁板の止着釘として、木胴縁に固定する場合は金槌や自動釘打機 で打ち込む釘が、また鉄骨下地の場合はビス打ち機などで打ち込まれるビスが使 用される。 ところで、上記止着釘は一般に金属製であるので、窯業系壁板とは外観がかな り異なりそのままであると非常に目立ち壁面外観が悪くなることから、壁板固定 後に、釘頭部分に窯業系壁板表面と同色の補修塗装をするのが一般的に行われて いる。
【0003】
【従来技術の問題点】
しかしながら、窯業系壁板表面と補修用塗料の色彩を同一とするのはかなり困 難で、却って補修後に釘頭が目立ってしまうことがある問題があり、さらに補修 塗装は点々と分散する釘頭の一つ一つに塗装していくので塗装作業が非常に面倒 となるといった問題があった。 もっとも、このような問題解消のため予め釘頭を壁板表面と同じ塗料で工場生 産的に塗装することも行われるが、窯業系壁板は硬質であるから、打ち込み作業 の際、加えられる衝撃あるいは外力のために塗装面が剥がれることが多く、結局 従来と同様補修塗装が必要となる問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記問題点に鑑み、窯業系壁板の固定後に補修塗装が全く省略で き施工が容易な窯業系壁板の止着釘を提供することを目的としてなされたもので ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、この考案の窯業系壁板の止着釘は、窯業系壁板に打ち込まれる尖端2を 有した軸3の他端に皿状の頭部4を設けた窯業系壁板用の止着釘1において、皿 状の頭部4を水溶性プラスチック5でコーティングしたことを特徴とするもであ る。
【0006】
【実施例】
次にこの考案の実施例を説明する。 図1はこの考案の実施例の断面図、図2は他の実施例の断面図である。
【0007】 この考案の窯業系壁板の止着釘1は、窯業系壁板に打ち込まれる尖端2を有し た軸3の他端に皿状の頭部4を設けた窯業系壁板用の止着釘1において、皿状の 頭部4を水溶性プラスチック5でコーティングして構成されている。 図2は窯業系壁板の止着釘1がビスの場合を示し、軸3にネジすじ3Aが設け られている他は図1に示した止着釘1と同じであるので、符号を付すだけで詳細 な説明は省略する。
【0008】 上記実施例において、水溶性プラスチック5のコーティング手段としては、釘 頭を水溶性プラスチック槽にディッピングする方法や、釘頭に刷毛あるいはロー ラで塗布する方法、さらには水溶性プラスチックフィルムを熱溶着する方法など 任意の手段をとることが可能である。
【0009】
【作用】
この考案の窯業系壁板の止着釘1は皿状の頭部4に水溶性プラスチック5がコ ーティングされているのでこれが保護膜となり、金槌やドライバーなどで外力が 加えられても頭部4が直接損傷するのが防止される。従って、頭部4に予め窯業 系壁板と同色の塗装が施してあってもこれが剥がれたりすることはない。 また、止着後水溶性プラスチック5は、散水によりあるいは放置しておいても 雨水により自然に流失してしまう。
【0010】
【考案の効果】
この考案は以上説明したように、予め釘頭部4に窯業系壁板と同色の塗装を施 した場合であっても、水溶性プラスチック5が保護膜となって打ち込み時の衝撃 や外力などにより損傷するのが防止され、また打ち込み終了後は散水又は雨水な どにより自然に流失するので、釘頭の色彩が明瞭に現れ、壁板との色彩の差がよ り無くなるので釘の目立たない外観の良い壁面を施工することが可能となるので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の断面図である。
【図2】この考案の他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1…窯業系壁板の止着釘 2…尖端 3…軸 4…皿状の頭部 5…水溶性プラスチック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窯業系壁板に打ち込まれる尖端2を有し
    た軸3の他端に皿状の頭部4を設けた窯業系壁板用の止
    着釘1において、皿状の頭部4を水溶性プラスチック5
    でコーティングしたことを特徴とする窯業系壁板用の止
    着釘。
JP6364593U 1993-11-02 1993-11-02 窯業系壁板の止着釘 Pending JPH0728212U (ja)

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