JPH0440332Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440332Y2 JPH0440332Y2 JP1984164090U JP16409084U JPH0440332Y2 JP H0440332 Y2 JPH0440332 Y2 JP H0440332Y2 JP 1984164090 U JP1984164090 U JP 1984164090U JP 16409084 U JP16409084 U JP 16409084U JP H0440332 Y2 JPH0440332 Y2 JP H0440332Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- decorative
- fixed
- pillar
- adhesive
- plate
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 4
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Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[技術分野]
本考案は、玄関ポーチなどにおける化粧を施し
た柱に関するものである。
た柱に関するものである。
[背景技術]
玄関ポーチなどにおける柱は、強度の上から鋼
管など金属の管材で形成されるが、玄関という場
所柄柱には化粧を施す必要がある。そこで従来よ
り柱の表面に塗装を施すことがなされているが、
柱を運搬などする際に塗装面に傷が付いて塗膜が
剥がれたりするおそれがあるため、塗装は旋工現
場においておこなわなければならず、旋工の手間
が増えるという問題があつた。また柱が細いと玄
関ポーチの豪華さが損なわれることになるため、
柱としては太いものを用いることになるが、柱を
金属管の太いもので形成すると、重量が重くなつ
て運搬や旋工における取り扱いが困難になるとい
う問題もあつた。
管など金属の管材で形成されるが、玄関という場
所柄柱には化粧を施す必要がある。そこで従来よ
り柱の表面に塗装を施すことがなされているが、
柱を運搬などする際に塗装面に傷が付いて塗膜が
剥がれたりするおそれがあるため、塗装は旋工現
場においておこなわなければならず、旋工の手間
が増えるという問題があつた。また柱が細いと玄
関ポーチの豪華さが損なわれることになるため、
柱としては太いものを用いることになるが、柱を
金属管の太いもので形成すると、重量が重くなつ
て運搬や旋工における取り扱いが困難になるとい
う問題もあつた。
[考案の目的]
本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、塗装で化粧を施すような必要がなく、しかも
軽量のまま太く形成できる化粧柱を提供すること
を目的とするものである。
り、塗装で化粧を施すような必要がなく、しかも
軽量のまま太く形成できる化粧柱を提供すること
を目的とするものである。
[考案の開示]
しかして本考案に係る化粧柱は、金属によつて
形成される角筒状の柱本体1の各外面に木質製の
内側の受け板2を釘15にて固着し、内側の受け
板2の外面に木質製の外側の受け板2を接着剤に
て固着し、柱本体1の外周に沿つて複数枚配設し
た木質製又は樹脂製の各化粧板3の背面を外側の
受け板2の外面に接着剤にて固着すると共に隣合
う化粧板3の側端部同士を接合して成ることを特
徴とするものであり、化粧柱をこのように形成す
ることによつて上記目的を達成するようにしたも
のであつて、以下本考案を実施例により詳述す
る。
形成される角筒状の柱本体1の各外面に木質製の
内側の受け板2を釘15にて固着し、内側の受け
板2の外面に木質製の外側の受け板2を接着剤に
て固着し、柱本体1の外周に沿つて複数枚配設し
た木質製又は樹脂製の各化粧板3の背面を外側の
受け板2の外面に接着剤にて固着すると共に隣合
う化粧板3の側端部同士を接合して成ることを特
徴とするものであり、化粧柱をこのように形成す
ることによつて上記目的を達成するようにしたも
のであつて、以下本考案を実施例により詳述す
る。
柱本体1は第5図に示すように鋼管など金属管
で四角筒状に形成され、その上端と下端とにはそ
れぞれ上部固定板4と下部固定板5とが取り付け
てある。上記固定板5は第3図aのようにアジヤ
スタボルト13の上端に固定され、このアジヤス
タボルト13を柱本体1の上端のナツト14に螺
合することによつて、上下高さ調整ができるよう
に取り付けがなされている。化粧板3は木質板や
発泡性樹脂の成形板などで表面に化粧を施して形
成されるもので、第4図に示すようにその表面に
は凹凸などの化粧模様が施してある。またこの化
粧板3の両側端には第4図cのように背方へ屈曲
片6,6が上下全長に亘つて延設してあり、一方
の屈曲片6の先端に係合突片7を上下全長に亘つ
て突設すると共に他方の屈曲片6の外面に上下全
長に亘つて係合凹溝8を凹設してある。しかして
柱本体1の外面に化粧板3を取り付けて化粧柱A
を作成するものであるが、まず柱本体1の各面の
外面にそれぞれ木材などをピース板状にした受け
板2を取り付ける。このとき第3図bのように受
け板2は二重に取り付けるようにするもので、内
側の受け板2はねじ釘15によつて柱本体1に固
定し、外側の受け板2は酢酸ビニル系やエポキシ
系エマルジヨンなどの接着剤によつて内側の受け
板2に接着固定するようにしてある。受け板2は
柱本体1の各面において第2図のように上下複数
箇所に取り付けられるものである。次に柱本体1
の各面の外側に化粧板3を配設し、そして第1図
のように酢酸ビニル系やエポキシ系エマルジヨン
などの接着剤によつて柱本体1の背面を受け板2
の表面に接着させ、さらに隣合う化粧板3,3に
おいて一方の化粧板3の係合突片7を他方の化粧
板3の係合凹溝8に係合させ、各化粧板3,3…
を係合接合させる。このとき必要に応じて係合突
片7と係合凹溝8との間にシーラントなどを施
す。
で四角筒状に形成され、その上端と下端とにはそ
れぞれ上部固定板4と下部固定板5とが取り付け
てある。上記固定板5は第3図aのようにアジヤ
スタボルト13の上端に固定され、このアジヤス
タボルト13を柱本体1の上端のナツト14に螺
合することによつて、上下高さ調整ができるよう
に取り付けがなされている。化粧板3は木質板や
発泡性樹脂の成形板などで表面に化粧を施して形
成されるもので、第4図に示すようにその表面に
は凹凸などの化粧模様が施してある。またこの化
粧板3の両側端には第4図cのように背方へ屈曲
片6,6が上下全長に亘つて延設してあり、一方
の屈曲片6の先端に係合突片7を上下全長に亘つ
て突設すると共に他方の屈曲片6の外面に上下全
長に亘つて係合凹溝8を凹設してある。しかして
柱本体1の外面に化粧板3を取り付けて化粧柱A
を作成するものであるが、まず柱本体1の各面の
外面にそれぞれ木材などをピース板状にした受け
板2を取り付ける。このとき第3図bのように受
け板2は二重に取り付けるようにするもので、内
側の受け板2はねじ釘15によつて柱本体1に固
定し、外側の受け板2は酢酸ビニル系やエポキシ
系エマルジヨンなどの接着剤によつて内側の受け
板2に接着固定するようにしてある。受け板2は
柱本体1の各面において第2図のように上下複数
箇所に取り付けられるものである。次に柱本体1
の各面の外側に化粧板3を配設し、そして第1図
のように酢酸ビニル系やエポキシ系エマルジヨン
などの接着剤によつて柱本体1の背面を受け板2
の表面に接着させ、さらに隣合う化粧板3,3に
おいて一方の化粧板3の係合突片7を他方の化粧
板3の係合凹溝8に係合させ、各化粧板3,3…
を係合接合させる。このとき必要に応じて係合突
片7と係合凹溝8との間にシーラントなどを施
す。
このようにして、化粧板3によつて化粧が施さ
れ、しかも受け板2によつて太い径に形成された
化粧柱Aを得ることができる。また化粧板3は接
着で固定され化粧板3から釘を打ち付けるように
していないため、化粧柱Aには釘頭が露出するよ
うなことがなく、釘頭によつて外観が損なわれる
ようなこともない。そしてこのように形成される
化粧柱Aは、例えば第7図のように玄関ポーチに
おけるポーチ屋根9とポーチ床10との間に取り
付けて使用される。化粧柱Aの固定は上部固定板
4をポーチ屋根9に結合させると共に下部固定板
5をポーチ床10に結合させておこなうことがで
きる。
れ、しかも受け板2によつて太い径に形成された
化粧柱Aを得ることができる。また化粧板3は接
着で固定され化粧板3から釘を打ち付けるように
していないため、化粧柱Aには釘頭が露出するよ
うなことがなく、釘頭によつて外観が損なわれる
ようなこともない。そしてこのように形成される
化粧柱Aは、例えば第7図のように玄関ポーチに
おけるポーチ屋根9とポーチ床10との間に取り
付けて使用される。化粧柱Aの固定は上部固定板
4をポーチ屋根9に結合させると共に下部固定板
5をポーチ床10に結合させておこなうことがで
きる。
第6図は本考案の他の実施例を示すもので、受
け板2と化粧板3との間にラワン合板などの裏板
11を介在させるようにしたものである。裏板1
1は受け板2にステツプルや、酢酸ビニル系やエ
ポキシ系エマルジヨンなどに接着剤を用いて接着
され、このように固着した裏板11に化粧板3を
酢酸ビニル系やエポキシ系エマルジヨンなどの接
着剤を用いて接着させるようにするのである。
け板2と化粧板3との間にラワン合板などの裏板
11を介在させるようにしたものである。裏板1
1は受け板2にステツプルや、酢酸ビニル系やエ
ポキシ系エマルジヨンなどに接着剤を用いて接着
され、このように固着した裏板11に化粧板3を
酢酸ビニル系やエポキシ系エマルジヨンなどの接
着剤を用いて接着させるようにするのである。
[考案の効果]
上述のように本考案にあつては、金属によつて
形成される角筒状の柱本体の各外面に木質製の内
側の受け板を釘にて固着し、内側の受け板の外面
に木質製の外側の受け板を接着剤にて固着し、柱
本体の外周に沿つて複数枚配設した木質製又は樹
脂製の各化粧板の背面を外側の受け板の外面に接
着剤にて固着すると共に隣合う化粧板の側端部同
士を接合してあるので、柱の化粧は化粧板によつ
てなされていて塗装などを施工現場でおこなうよ
うな必要がないと共に、化粧板は二枚に重ねた受
け板を介して柱本体の外面に取り付けられている
ものであつて、化粧板と柱本体との間の距離を大
きくすることができ、柱本体が細くても受け板を
介して取り付けられる化粧板によつて形成される
柱の径を著しく大きく作成することが可能になる
ものであり、また受け板は内側のものが柱本体に
釘で固着されていて外側の受け板の表面には釘の
頭が突出することがなく、釘の頭が化粧板の背面
に当たることなく化粧板の平面と受け板とを密着
させた状態で納まり良くしかも接着剤によつて強
固に固着させることができるものである。しかも
化粧板は受け板に接着で固定されていて釘打ちの
場合のような釘頭が露出して外観を損なうことも
ないものである。
形成される角筒状の柱本体の各外面に木質製の内
側の受け板を釘にて固着し、内側の受け板の外面
に木質製の外側の受け板を接着剤にて固着し、柱
本体の外周に沿つて複数枚配設した木質製又は樹
脂製の各化粧板の背面を外側の受け板の外面に接
着剤にて固着すると共に隣合う化粧板の側端部同
士を接合してあるので、柱の化粧は化粧板によつ
てなされていて塗装などを施工現場でおこなうよ
うな必要がないと共に、化粧板は二枚に重ねた受
け板を介して柱本体の外面に取り付けられている
ものであつて、化粧板と柱本体との間の距離を大
きくすることができ、柱本体が細くても受け板を
介して取り付けられる化粧板によつて形成される
柱の径を著しく大きく作成することが可能になる
ものであり、また受け板は内側のものが柱本体に
釘で固着されていて外側の受け板の表面には釘の
頭が突出することがなく、釘の頭が化粧板の背面
に当たることなく化粧板の平面と受け板とを密着
させた状態で納まり良くしかも接着剤によつて強
固に固着させることができるものである。しかも
化粧板は受け板に接着で固定されていて釘打ちの
場合のような釘頭が露出して外観を損なうことも
ないものである。
第1図は本考案の一実施例の水平断面図、第2
図は同上の一部破断縮小正面図、第3図a,bは
それぞれ同上の一部の断面図、第4図a,b,c
は同上に用いる化粧板の縮小正面図、縮小側面
図、縮小底面図、第5図a,bは同上に用いる柱
本体の縮小正面図と縮小側面図、第6図は本考案
の他の実施例を示す水平断面図、第7図は化粧柱
の使用状態の縮小斜視図である。 1は柱本体、2は受け板、3は化粧板、15は
釘である。
図は同上の一部破断縮小正面図、第3図a,bは
それぞれ同上の一部の断面図、第4図a,b,c
は同上に用いる化粧板の縮小正面図、縮小側面
図、縮小底面図、第5図a,bは同上に用いる柱
本体の縮小正面図と縮小側面図、第6図は本考案
の他の実施例を示す水平断面図、第7図は化粧柱
の使用状態の縮小斜視図である。 1は柱本体、2は受け板、3は化粧板、15は
釘である。
Claims (1)
- 金属によつて形成される角筒状の柱本体の各外
面に木質製の内側の受け板を釘にて固着し、内側
の受け板の外面に木質製の外側の受け板を接着剤
にて固着し、柱本体の外周に沿つて複数枚配設し
た木質製又は樹脂製の各化粧板の背面を外側の受
け板の外面に接着剤にて固着すると共に隣合う化
粧板の側端部同士を接合して成る化粧柱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984164090U JPH0440332Y2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984164090U JPH0440332Y2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6178924U JPS6178924U (ja) | 1986-05-27 |
JPH0440332Y2 true JPH0440332Y2 (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=30721953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984164090U Expired JPH0440332Y2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440332Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58165118U (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-02 | 積水ハウス株式会社 | 柱 |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP1984164090U patent/JPH0440332Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6178924U (ja) | 1986-05-27 |
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