JPS637621Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS637621Y2 JPS637621Y2 JP13967481U JP13967481U JPS637621Y2 JP S637621 Y2 JPS637621 Y2 JP S637621Y2 JP 13967481 U JP13967481 U JP 13967481U JP 13967481 U JP13967481 U JP 13967481U JP S637621 Y2 JPS637621 Y2 JP S637621Y2
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- JP
- Japan
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- gap
- wood
- concrete
- thinned
- hollow part
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 12
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 3
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- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は間伐材を平板状に固着してなる集成材
を用いて形造された、中空部を有する部材本体に
該中空部を介してコンクリートを充填したパネル
部材に関する。
を用いて形造された、中空部を有する部材本体に
該中空部を介してコンクリートを充填したパネル
部材に関する。
従来、製材するのに伐採した樹木の下枝などの
間伐材は、太さが細くて製材しても余り利用価値
がないため、そのまま放棄されていた。木材資源
の不足しているとき、貴重な資源を放棄して腐ら
してしまうのは余りにももつたいないので、その
利用について種々検討されているが、いまだに適
切な利用方法が見えだされていない。
間伐材は、太さが細くて製材しても余り利用価値
がないため、そのまま放棄されていた。木材資源
の不足しているとき、貴重な資源を放棄して腐ら
してしまうのは余りにももつたいないので、その
利用について種々検討されているが、いまだに適
切な利用方法が見えだされていない。
又木材資源が不足して厚さの厚い表面積の大き
な木材を入手することが非常に困難であり、その
うえ入手しても価格が高くなるため、そのような
材料を必要とするもの例えばテーブルなどの家具
は著しく高価になる欠点がある。
な木材を入手することが非常に困難であり、その
うえ入手しても価格が高くなるため、そのような
材料を必要とするもの例えばテーブルなどの家具
は著しく高価になる欠点がある。
本考案はこのような問題点を解消するためにな
されたもので、今迄放棄されていた貴重な資源で
ある間伐材の活用を計るとともに、厚さや表面積
を適宜調整できる安価なパネル部材を提供せんと
するものである。
されたもので、今迄放棄されていた貴重な資源で
ある間伐材の活用を計るとともに、厚さや表面積
を適宜調整できる安価なパネル部材を提供せんと
するものである。
本考案の一実施例を示す第１図〜第３図につい
て以下説明する。１は一定の厚さで長尺の角材に
製材された間伐材２の多数を、夫々の接着面に所
定間隔で設けられた太棒穴３に太棒４を嵌挿する
と共に接着剤５を塗布して平板状に固着した集成
材である。
て以下説明する。１は一定の厚さで長尺の角材に
製材された間伐材２の多数を、夫々の接着面に所
定間隔で設けられた太棒穴３に太棒４を嵌挿する
と共に接着剤５を塗布して平板状に固着した集成
材である。
６は２枚の集成材１，１を所定間隙を保持して
対向せしむると共に、第１図における左・右及び
下・下の間隙端部７，７′及び８，８′を、長尺角
材の係止部材９，９′及び１０，１０′で接着材５
により固着してなる部材本体である。尚係止部材
９，９′，１０，１０′の何れかにモルタルの注入
口１４〔第１図では係止部材１０〕を設ける。
対向せしむると共に、第１図における左・右及び
下・下の間隙端部７，７′及び８，８′を、長尺角
材の係止部材９，９′及び１０，１０′で接着材５
により固着してなる部材本体である。尚係止部材
９，９′，１０，１０′の何れかにモルタルの注入
口１４〔第１図では係止部材１０〕を設ける。
１１は２枚の集成材１，１と、左・右・上・下
の係止部材９，９′，１０，１０′とに囲撓された
部材本体６の間隙中空部１２に、注入口１４から
モルタルを充填して固化しコンクリート板１３を
形成せしめたパネル部材である。
の係止部材９，９′，１０，１０′とに囲撓された
部材本体６の間隙中空部１２に、注入口１４から
モルタルを充填して固化しコンクリート板１３を
形成せしめたパネル部材である。
このパネル部材１１は、そのままか或は表面に
化粧単板などを貼着して、テーブルなどの表面積
の大きな木板を必要とするものに使用する。この
場合、部材本体６の内部にコンクリート板１３を
包蔵しているので堅牢で、重量があるので安定性
が良く、重厚感を与え、そのうえ太棒４と接着剤
５で間伐材２を固着しているので永年使用しても
狂いが発生しない。
化粧単板などを貼着して、テーブルなどの表面積
の大きな木板を必要とするものに使用する。この
場合、部材本体６の内部にコンクリート板１３を
包蔵しているので堅牢で、重量があるので安定性
が良く、重厚感を与え、そのうえ太棒４と接着剤
５で間伐材２を固着しているので永年使用しても
狂いが発生しない。
又パネル部材１１を建材として使用するとき
は、柱などに釘打ちなどの適当な方法で固定して
用いる。この場合、部材本体６内部にコンクリー
ト板１３を包蔵しているので壁として使用したと
き、堅牢であり、さらに音や熱に対して遮断特性
が優れており、そのうえ永年使用していてもパネ
ル部材１１同志の合せ目に隙間が発生するような
ことがなく、パネル部材１１を装着するだけで内
部の壁の表装も同時にできる。
は、柱などに釘打ちなどの適当な方法で固定して
用いる。この場合、部材本体６内部にコンクリー
ト板１３を包蔵しているので壁として使用したと
き、堅牢であり、さらに音や熱に対して遮断特性
が優れており、そのうえ永年使用していてもパネ
ル部材１１同志の合せ目に隙間が発生するような
ことがなく、パネル部材１１を装着するだけで内
部の壁の表装も同時にできる。
上記の一実施例において、パネル部材１１は部
材本体６の間隙中空部１２にモルタルを充填して
固化しコンクリート板１３を形成せしめたが、こ
のコンクリート板１３を耐塩基性グラスウールに
よる強化コンクリート、或は軽量コンクリートな
どにしても良い。又集成材２を形成した間伐材２
は、一定の厚さで断面方形の長尺材に製材した
が、係止部材９，９′，１０，１０′の当る部分以
外の内側の部分を平に製材しないで用いても良
い。これは集成材１の機械的強度を向上せしむる
と共に集成材１の加工工数を減少させる効果があ
る。又間伐材２の厚さは、接着される面に太棒穴
３を穿設するに支障をきたさない程度あれば良
く、そのため可成直径の細い間伐材でも使用でき
る。又パネル部材１１を壁として使用する場合、
装着のさい便利なように係止部材９，９′，１０，
１０′に適宜ボルト等を設けても良く、また下側
になつた係止部材に偏荷重がかからないように、
部材本体６の間隙中空部１２に両集成材１，１に
固定されたボルトなどを適宜設けると良い。
材本体６の間隙中空部１２にモルタルを充填して
固化しコンクリート板１３を形成せしめたが、こ
のコンクリート板１３を耐塩基性グラスウールに
よる強化コンクリート、或は軽量コンクリートな
どにしても良い。又集成材２を形成した間伐材２
は、一定の厚さで断面方形の長尺材に製材した
が、係止部材９，９′，１０，１０′の当る部分以
外の内側の部分を平に製材しないで用いても良
い。これは集成材１の機械的強度を向上せしむる
と共に集成材１の加工工数を減少させる効果があ
る。又間伐材２の厚さは、接着される面に太棒穴
３を穿設するに支障をきたさない程度あれば良
く、そのため可成直径の細い間伐材でも使用でき
る。又パネル部材１１を壁として使用する場合、
装着のさい便利なように係止部材９，９′，１０，
１０′に適宜ボルト等を設けても良く、また下側
になつた係止部材に偏荷重がかからないように、
部材本体６の間隙中空部１２に両集成材１，１に
固定されたボルトなどを適宜設けると良い。
本考案は製材された多数の間伐材を太棒と接着
剤で平板状に固着した集成材の２枚を、所定間隙
を保持して対向せしめると共に、周囲の全間隙端
部又は一部を切除した間隙端部の何れかを、係止
部材で固着してなる部材本体の間隙中空部にコン
クリートを充填したことを特徴とするパネル部材
なので次の効果を奏する。
剤で平板状に固着した集成材の２枚を、所定間隙
を保持して対向せしめると共に、周囲の全間隙端
部又は一部を切除した間隙端部の何れかを、係止
部材で固着してなる部材本体の間隙中空部にコン
クリートを充填したことを特徴とするパネル部材
なので次の効果を奏する。
(1) 従来放棄されていた間伐材を利用して、限ら
れた貴重な木材資源の有効活用を計ると共に経
済発展に寄与することができる。
れた貴重な木材資源の有効活用を計ると共に経
済発展に寄与することができる。
(2) 従来放棄されていた間伐材を利用するので、
木材資源の不足しているにもかかわらず、容易
に且つ安価で入手することができるため、製品
の原価低減を計ることができる。
木材資源の不足しているにもかかわらず、容易
に且つ安価で入手することができるため、製品
の原価低減を計ることができる。
(3) 幅の広い厚さの厚い木材の代用できるので、
省資源を達成できる。
省資源を達成できる。
(4) 内部にコンクリート板を包蔵しているので機
械的強度が極めて高い。
械的強度が極めて高い。
(5) 内部にコンクリート板を包蔵しているので壁
として使用した場合に音と熱の遮断特性が優れ
ている。
として使用した場合に音と熱の遮断特性が優れ
ている。
(6) 永年使用していても曲り、反り、収縮、膨脹
などの狂いが発生しない。
などの狂いが発生しない。
図面は本考案の一実施例で、第１図は一部欠截
した平面図、第２図は側面図、第３図は一部欠截
したＡ−Ａ拡大断面図である。 １……集成材、２……間伐材、４……太棒、５
……接着剤、６……部材本体、７，７，８，８…
…間隙端部、９，９′，１０，１０′……係止部
材、１１……パネル部材、１２……間隙中空部、
１３……コンクリート。
した平面図、第２図は側面図、第３図は一部欠截
したＡ−Ａ拡大断面図である。 １……集成材、２……間伐材、４……太棒、５
……接着剤、６……部材本体、７，７，８，８…
…間隙端部、９，９′，１０，１０′……係止部
材、１１……パネル部材、１２……間隙中空部、
１３……コンクリート。
Claims (1)
- 製材された多数の間伐材を太棒と接着剤で平板
状に固着した集成材の２枚を、所定間隙を保持し
て対向せしめると共に、周囲の全間隙端部又は一
部を除いた間隙端部の何れかを、係止部材で固着
してなる部材本体の間隙中空部にコンクリートを
充填したことを特徴とするパネル部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13967481U JPS5844312U (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | パネル部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13967481U JPS5844312U (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | パネル部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5844312U JPS5844312U (ja) | 1983-03-25 |
| JPS637621Y2 true JPS637621Y2 (ja) | 1988-03-04 |
Family
ID=29932857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13967481U Granted JPS5844312U (ja) | 1981-09-18 | 1981-09-18 | パネル部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5844312U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0825243B2 (ja) * | 1990-02-27 | 1996-03-13 | キッチンハウス株式会社 | 積層板 |
-
1981
- 1981-09-18 JP JP13967481U patent/JPS5844312U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5844312U (ja) | 1983-03-25 |
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