JPH0123568Y2 - - Google Patents

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JPH0123568Y2
JPH0123568Y2 JP7797783U JP7797783U JPH0123568Y2 JP H0123568 Y2 JPH0123568 Y2 JP H0123568Y2 JP 7797783 U JP7797783 U JP 7797783U JP 7797783 U JP7797783 U JP 7797783U JP H0123568 Y2 JPH0123568 Y2 JP H0123568Y2
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JP
Japan
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cover plate
section steel
masking tool
web
masking
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JP7797783U
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JPS59184969U (ja
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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鉄骨建築に用いるH形鋼に、錆止め塗
装を行う場合用いる塗装マスキング用具の改良に
関するものである。
一般にビルなどの鉄骨建築の柱やはりとしてH
形鋼が多く用いられている。このH形鋼は建物の
形状に応じて、適当な長さに切断したものをボル
ト締めして連結するようになつている。
例えば第1図に示すようにH形鋼1は端部の左
右両フランジ2A,2Bの上部および下部に長手
方向に沿つて夫々3個ずつボルト孔3…が開孔さ
れ、更に水平なウエブ4にも横方向に3個のボル
ト孔3…が開孔されている。このH形鋼1を接続
する場合、同様にボルト孔を開孔したつなぎ板を
用いて、順次ボルト締めして鉄骨を組立てて行
く。
この場合、工場では所定の寸法に切断したH形
鋼1の端部に第1図に示すようにボルト孔3…が
開孔した後、請止め塗装を行なつて建築現場に出
荷している。この錆止め塗装はボルト孔3を開孔
したつなぎ板の当る部分には建築基準により錆止
め塗装を施さないため、塗装に際してこの部分を
予めマスキングする必要がある。
従来のマスキング方法としては、例えばガムテ
ープを貼り付けたり、磁石を埋込んで磁力により
吸着させるようにしたプラスチツクテープを貼り
付けていた。
しかしながら、このようにテープを貼り付ける
方法では10個所に貼り付けなければならず、貼り
付けや取り外し作業が極めて煩雑であり、しかも
塗料が全面に付着するため、ベタベタとなり、剥
して再度使用する上で作業性が悪い。
このため第2図に示すようにプラスチツク板を
逆U字形状に形成したマスキング用具5も従来用
いられている。これは開口部6が狭く形成され、
これをH形鋼1のフランジ2A,2Bやウエブ4
に差し込み、その弾性力により挾み付けて固定し
てマスキングするものである。
しかしながら、このマスキング用具5では、第
3図に示すように6個用いてボルト孔3をマスキ
ングしなければならず、取付け取外し作業がめん
どうである。しかも長い間繰り返し使用している
と、開口部6が広がつてきて締め付け力が低下
し、特に下方から上方に向つて取付ける場合に落
下してしまうなどの欠点があつた。
本考案は、かかる従来の問題点に鑑み種々研究
を行なつた結果、ワンタツチで正確な位置決めを
してH形鋼のボルト孔部分のマスキングが行える
と共に、取外しも容易であり、従来のものに比べ
て作業性を大幅に向上させ、しかも長期間に亘つ
て使用できる塗装マスキング用具を開発したもの
である。
以下本考案を図面に示す実施例を参照して詳細
に説明する。
第4図および第5図は本考案の一実施例を示す
もので、塗装マスキング用具7は第4図に示すよ
うに、逆J形状をなす左右の覆い板8A,8Bを
間隔をおいて対向して配置し、この間に平板を折
曲してL字形に形成した覆い板9を設け、この上
部を〓形に折曲した取手10を兼ねる連結部材1
1で、ビスあるいは半田付け等により一体に連結
したものである。
前記覆い板8A,8Bは、H形鋼1のフランジ
2A,2Bの外面2aを覆う逆L字形にトタン板
を折曲して形成した覆い板部材12と、H形鋼1
のフランジ2A,2Bの内面2bの上部を覆う平
板状の覆い板部材13とを、その上部で連結して
逆J形状に形成したものである。前記覆い板部材
13の高さはフランジ2A,2Bの内面2bの上
部の高さよりやや小さく形成され、その先端を折
曲して、ここをフランジ2A,2Bの先端面に当
接する位置決めストツパー14としている。
また前記覆い板9は、その水平部がH形鋼1の
ウエーブ4の端部側上面を覆い、垂直部が連結部
材11と接続するようにウエブ4の幅より狭いト
タン板をL形状に折曲したものである。
更に水平部の先端を折曲して、ここをウエブ4
の先端面と当接する位置決めストツパー15とし
ている。
次に上記構成をなす塗装マスキング用具7の使
用方法について説明する。
先ず所定の寸法に切断したH形鋼1の端部に第
1図に示すように複数個のボルト孔3を開孔す
る。次にこのH形鋼1を水平に支持し、このボル
ト孔3を開孔したH形鋼1の端部に、第4図に示
す塗装マスキング用具7を、その取手10を持つ
て上から嵌め込む。このようにして嵌め込むこと
により第5図に示すようにボルト孔3を開孔した
左右両フランジ2A,2Bの外面2aと内面2b
およびウエブ4の上面が同時にワンタツチでマス
キングされる。更に取手10を持つてH形鋼1の
上をずらせ、覆い板部材13,13の先端に形成
したストツパー14,14をフランジ2A,2B
の先端面に、また覆い板9の先端に形成したスト
ツパー15をウエブ4の先端面に当接させること
により、ワンタツチで位置決めすることができ
る。
この後、スプレーにより錆止め塗料を上方や側
面から吹き付けて、マスキングされたボルト孔3
の近傍を除く、左右フランジ2A,2Bの外面2
aおよび内面2bの上部と、ウエブ4の上面を塗
装する。次に取手10を持つて塗装マスキング用
具7を取り外した後、H形鋼1を反転させ、再び
上記と同様に塗装マスキング用具7を嵌め込んで
マスキングし、フランジ部2A,2Bの内面2
b,2bの残りの部分と、ウエブ4の残りの面を
夫々塗装して完了するものである。
従つて上記マスキング用具7によれば、2回の
嵌め込ま操作により、ボルト孔部分全部の正確な
マスキングを行うことができ、従来のテープを貼
り付ける方法に比べて、マスキング作業時間を約
5分の1に短縮することができる。また連結部材
11が上方に突出して、ここが取手10を兼ねて
いるので、取手部分は塗装によるベタツキがな
く、繰り返し使用においても作業が容易である。
また上から嵌めてH形鋼1に載せて支持させるの
で、第2図に示す従来の如く変形もなく、長期間
使用でき、また位置決めも容易である。
なお上記実施例では、フランジ2A,2Bとウ
エブ4の端面に夫々当接するストツパー14,1
5を設けたものについて示したが、何れか一方に
設けて位置決めするようにしたものでも良い。ま
た上記実施例では連結部材11が取手10を兼ね
る構造について示したが、別個に設けたものでも
良い。
以上説明した如く、本考案に係る塗装マスキン
グ用具によれば、ワンタツチで正確な位置決めを
してH形鋼のボルト孔部分のマスキングが行える
と共に、取外しも容易で、作業性を大幅に向上で
き、しかも長時間に亘つて繰り返し使用できるな
ど顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はボルト孔を開孔したH形鋼の端部を示
す斜視図、第2図は従来の塗装マスキング用具を
示す斜視図、第3図は第2図のマスキング用具の
使用状態を示す斜視図、第4図は本考案の一実施
例による塗装マスキング用具の斜視図、第5図は
第4図のマスキング用具の使用状態を示す斜視図
である。 1……H形鋼、2A,2B……フランジ、2a
……外面、2b……内面、3……ボルト孔、4…
…ウエーブ、5……マスキング用具、7……マス
キング用具、8A,8B……覆い板、9……覆い
板、10……取手、11……連結部材、14,1
5……ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. H形鋼の左右両フランジの外面と内面上部とを
    覆う逆J形状の覆い板と、H形鋼のウエブ上面を
    覆う平板状の覆い板と、前記各覆い板を一体に連
    結する連結部材と、覆い板の端部に設けられた位
    置決めストツパーとから成り、H形鋼のボルト孔
    を開孔した端部に着脱自在に取付けるようにした
    ことを特徴とする塗装マスキング用具。
JP7797783U 1983-05-24 1983-05-24 塗装マスキング用具 Granted JPS59184969U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7797783U JPS59184969U (ja) 1983-05-24 1983-05-24 塗装マスキング用具

Applications Claiming Priority (1)

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JP7797783U JPS59184969U (ja) 1983-05-24 1983-05-24 塗装マスキング用具

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Publication Number Publication Date
JPS59184969U JPS59184969U (ja) 1984-12-08
JPH0123568Y2 true JPH0123568Y2 (ja) 1989-07-19

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ID=30207988

Family Applications (1)

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JP7797783U Granted JPS59184969U (ja) 1983-05-24 1983-05-24 塗装マスキング用具

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641660Y2 (ja) * 1987-01-13 1994-11-02 勇一 北澤 H型鋼用塗料付着防止カバー
JPH0641661Y2 (ja) * 1987-03-17 1994-11-02 勇一 北澤 H型鋼用塗料付着防止カバ−
JP6050621B2 (ja) * 2012-06-26 2016-12-21 前田建設工業株式会社 締結具

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Publication number Publication date
JPS59184969U (ja) 1984-12-08

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