JPH0717755U - 塗料容器用替蓋 - Google Patents
塗料容器用替蓋Info
- Publication number
- JPH0717755U JPH0717755U JP3128493U JP3128493U JPH0717755U JP H0717755 U JPH0717755 U JP H0717755U JP 3128493 U JP3128493 U JP 3128493U JP 3128493 U JP3128493 U JP 3128493U JP H0717755 U JPH0717755 U JP H0717755U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- paint
- opening
- fitting portion
- shaft
- Prior art date
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- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 釘頭などの小さな面積部分に補修塗装を行う
場合塗料の無駄なく容易に塗装できる塗料容器用替蓋を
提供する。 【構成】 開口部2に中蓋3と外蓋4とを有した、掌中
に入る大きさの塗料容器1に関する。開口部2に嵌合で
きる大きさの外蓋4と、この外蓋4内面に同心状に設け
られた筒状の嵌合部と、一端がこの筒状の嵌合部内に挿
入されて固定可能とされ、他端は前記塗料容器1の底1
A方向へ延び先端端面に陥没孔5Aが形成された軸5
と、軸5の先端陥没孔5Aに着脱自在に嵌合される含浸
性材質よりなる芯部材6とからなり、筒状の嵌合部は中
蓋3を開口部2に嵌合した状態で同心状に蓋閉めできる
高さとされて構成され、容器の蓋がそのまま補修道具と
なると共に必要最小限の補修が塗料の無駄なくできる。
場合塗料の無駄なく容易に塗装できる塗料容器用替蓋を
提供する。 【構成】 開口部2に中蓋3と外蓋4とを有した、掌中
に入る大きさの塗料容器1に関する。開口部2に嵌合で
きる大きさの外蓋4と、この外蓋4内面に同心状に設け
られた筒状の嵌合部と、一端がこの筒状の嵌合部内に挿
入されて固定可能とされ、他端は前記塗料容器1の底1
A方向へ延び先端端面に陥没孔5Aが形成された軸5
と、軸5の先端陥没孔5Aに着脱自在に嵌合される含浸
性材質よりなる芯部材6とからなり、筒状の嵌合部は中
蓋3を開口部2に嵌合した状態で同心状に蓋閉めできる
高さとされて構成され、容器の蓋がそのまま補修道具と
なると共に必要最小限の補修が塗料の無駄なくできる。
Description
【0001】
この考案は塗料容器用替蓋に関し、詳しくは補修用塗料に適する塗料容器に使 用される替蓋に関する。
【0002】
無機質壁面を構築する場合、多数枚の無機質壁板を壁下地面へ釘などの固定部 材で固定していく、いわゆる乾式工法が広く行われている。この乾式工法は、コ ンクリート打設による湿式工法にくらべ型枠工事を全く必要としないので、工期 短縮、省力化などの面で種々の利点を有する。 ところで、この乾式工法により壁面を構築する場合、壁面には各壁板を固定す る釘頭が点々と露出する問題があり、特に釘打ち込みの場合は金槌による衝撃で 釘頭の塗料が損傷されるため、これが目立ち壁面を見苦しくしてしまうといった 問題があった。 このような問題を解消するため、従来では釘による壁板固定作業後、筆あるい は刷毛などを使用して各釘頭に再度錆止め用の補修塗料を塗装することが行われ ている。
【0003】
しかしながら、上記補修塗装の内、筆を用いて塗装する場合は筆の腰折れのた めに塗装面積が広がりやすく、塗装が釘頭面より大きくはみ出すので、壁面との 色彩にわずかな差があっても非常に目立ち、錆止め機能的な面では問題がないも のの壁面の美感を著しく損ねるといった欠点があった。また不要部分までも塗装 してしまうので塗料の無駄も大きい欠点もある。
【0004】 また、フェルト芯などからなるスタンプ部材により塗装する場合は、補修塗料 を含浸させたフェルト芯などを釘頭に押圧していけば良いので塗装面の大きさは 必要最小限に押さえられ、筆や刷毛による塗装より美的に塗装できまた塗料を経 済的に使用できる利点を有するが、使用を重ねる内に塗料が次第にフェルト芯全 体に含浸されていきやがては支持する手元が塗料で汚されこれらが周囲にも付着 するといった不都合が生じ、そのための清掃作業が新たに必要となる問題があっ た。
【0005】
この考案は上記問題に鑑み、釘頭などの小さな面積部分に補修塗装を行う場合 塗料の無駄なく容易に塗装できる塗料容器用替蓋を提供することを目的としてな されたものである。
【0006】
即ち、この考案の塗料容器用替蓋は、開口部2に中蓋3と外蓋4とを有した、 掌中に入る大きさの塗料容器1において、前記開口部2に嵌合できる大きさの外 蓋5と、この外蓋5内面に同心状に設けられた筒状の嵌合部6と、一端がこの筒 状の嵌合部6内に挿入されて固定可能とされ、他端は前記塗料容器1の底1A方 向へ延び先端端面に陥没孔7Aが形成された軸7と、該軸7の先端陥没孔7Aに 着脱自在に嵌合される含浸性材質よりなる芯部材8とからなり、前記筒状の嵌合 部6は中蓋3を開口部2に嵌合した状態で同心状に蓋閉めできる高さとされてな ることを特徴とするものである。
【0007】
次にこの考案の実施例を説明する。 図1はこの考案の実施例の断面図、図2は実施例の要部側面図である。
【0008】 この考案の塗料容器用替蓋Aは、開口部2に中蓋3と外蓋4とを有した、掌中 に入る大きさの塗料容器1において、前記開口部2に嵌合できる大きさの外蓋4 と、この外蓋4内面に同心状に設けられた筒状の嵌合部4Aと、一端がこの筒状 の嵌合部4A内に挿入されて固定可能とされ、他端は前記塗料容器1の底1A方 向へ延び先端端面に陥没孔5Aが形成された軸5と、該軸5の先端陥没孔5Aに 着脱自在に嵌合される含浸性材質、例えばフェルトなどよりなる芯部材6とから なり、前記筒状の嵌合部4Aは中蓋3を開口部2に嵌合した状態で同心状に蓋閉 めできる高さhとされて構成されている。
【0009】 上記実施例において、芯部材6は端面形状が釘頭と略同大面積となる円形状あ るいは方形状とされる。 また、嵌合部4Aと軸5との嵌合固定は締まり嵌め、接着剤による固定の他、 全体をプラスチックなどにより一体成形した構造とすることもできる。 また、軸5の長さは容器底に殆ど達する長さとすることが望ましい。
【0010】
この考案の塗料容器用替蓋Aは、中蓋3に形成したしごき孔3Aに軸5を貫通 させて塗料容器1の開口部2に取り付けられる。 そして塗料容器用替蓋Aを取り外せば軸5は中蓋3のしごき孔3Aから引き出 され余分な塗料がかき取られる。そして塗装する際には軸先端に露出する芯部材 6の先端を目的の箇所に押さえ付け、塗料を転移付着させる。
【0011】 このとき、軸5周囲の塗料はしごき孔3Aを通過するときに容器内へ返され、 抜き取った軸周囲には必要以上の塗料の付着がなく周囲を汚すことがない。 さらに軸5先端の芯部材6は幅方向への変形が殆どないので補修塗装を行った 際、周囲への塗料のはみ出しも最小限に抑えられる。
【0012】 そして、芯部材6先端の塗料が固まるなどして塗装が困難となった時は抜取っ て新たな芯部材6を嵌込んで交換する。 また軸5周囲を伝って手元方向へ塗料が流下することがあってもこれらは外蓋 4内面に受け止められるので支持する手元を汚すことがない。
【0013】
以上説明したように、この考案の塗料容器によれば、塗装を行う軸5を引き抜 く時に、中蓋3のしごき孔6で余分な塗料が容器内へ返され、塗料の無駄が防止 されると共に、必要最小限の塗料で塗装できるので仕上がり外観も非常に良くす ることができる。また、塗料を含浸する芯部材6は先端部の面積が小さいので必 要以上に塗料を塗布することが無く、経済的な塗料の使用が可能となる。 さらに、塗装時は外蓋4の内面が塗料受けとなるので、塗料が流下することが あっても手元が汚れることもなく、清潔な状態で塗装作業を実施でき、また芯状 体6先端が塗料の硬化などで使用しにくくなった時は簡単に交換でき、また一つ の容器に複数の替蓋を用意して置けば、長期にわたって安定した補修作業ができ るといった種々の実用的効果を有する。
【図1】この考案の実施例の断面図である。
【図2】この考案の実施例の使用状態説明図である。
A…塗料容器用替蓋 1…塗料容器 1A…容器底 2…開口部 3…中蓋 4…外蓋 4A…筒状の嵌合部 5…軸 5A…陥没孔 6…芯部材 7…しごき孔
Claims (1)
- 【請求項1】 開口部2に中蓋3と外蓋4とを有した、
掌中に入る大きさの塗料容器1において、前記開口部2
に嵌合できる大きさの外蓋5と、この外蓋5内面に同心
状に設けられた筒状の嵌合部6と、一端がこの筒状の嵌
合部6内に挿入されて固定可能とされ、他端は前記塗料
容器1の底1A方向へ延び先端端面に陥没孔7Aが形成
された軸7と、該軸7の先端陥没孔7Aに着脱自在に嵌
合される含浸性材質よりなる芯部材8とからなり、前記
筒状の嵌合部6は中蓋3を開口部2に嵌合した状態で同
心状に蓋閉めできる高さとされてなることを特徴とする
塗料容器用替蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3128493U JPH0717755U (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 塗料容器用替蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3128493U JPH0717755U (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 塗料容器用替蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717755U true JPH0717755U (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=12327021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3128493U Pending JPH0717755U (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 塗料容器用替蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717755U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006206084A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Kose Corp | 化粧料容器 |
JP2018203318A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 株式会社吉野工業所 | チューブ式揮散容器 |
-
1993
- 1993-05-18 JP JP3128493U patent/JPH0717755U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006206084A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Kose Corp | 化粧料容器 |
JP4589135B2 (ja) * | 2005-01-27 | 2010-12-01 | 株式会社コーセー | 化粧料容器 |
JP2018203318A (ja) * | 2017-05-31 | 2018-12-27 | 株式会社吉野工業所 | チューブ式揮散容器 |
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