JPH0595677U - 建築補修塗装用筆具 - Google Patents
建築補修塗装用筆具Info
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- JPH0595677U JPH0595677U JP4317592U JP4317592U JPH0595677U JP H0595677 U JPH0595677 U JP H0595677U JP 4317592 U JP4317592 U JP 4317592U JP 4317592 U JP4317592 U JP 4317592U JP H0595677 U JPH0595677 U JP H0595677U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 塗料の保液性が良好で塗布量の調節が容易に
でき、しかも経済的に使用できる建築補修塗装用筆具を
提供すること。 【構成】 繊維条を略縦方向に沿わせた長繊維集束材1
により柱状の筆具主体2を形成し、該筆具主体2の周面
に筒状のカバ−3を被嵌したことを特徴とする建築補修
塗装用筆具。
でき、しかも経済的に使用できる建築補修塗装用筆具を
提供すること。 【構成】 繊維条を略縦方向に沿わせた長繊維集束材1
により柱状の筆具主体2を形成し、該筆具主体2の周面
に筒状のカバ−3を被嵌したことを特徴とする建築補修
塗装用筆具。
Description
【0001】
本考案は建築物の外装材などに打ち付けた釘の釘頭や建築物のコ−キング部、 塗膜剥離部などの補修塗装を行う場合に用いる建築補修塗装用筆具に関するもの である。
【0002】
従来、窯業系外装材等の建築物への施工は、胴縁の上に外装材を釘打ちやビス 止めによって止め付ける施工方法によっている。 この場合、図2、図3に示すように、釘11、12の釘頭13、14には釘頭 13、14に塗ってある塗料が剥離し難いように網状の溝15や多数の半円状凸 部16を有する凹凸加工が施されているが、それでもハンマ−で打ち付けると釘 頭13、14の塗料が剥離することが往々生じていた。そのため、前記外装材の 施工後に図4に示すようなハケ17や筆を用いて釘頭13、14に塗料を薄塗り により補修塗装している。
【0003】 しかしながら、ハケ17や筆は、上記の補修塗装で塗料を薄塗りするため、釘 頭13、14に強く押し当てて塗ると、柔軟であるため塗料が垂れてしまい、釘 頭13、14だけでなく周りの外装材に塗料が付着して外装材が外観上非常に見 苦しくなるという問題を生じていた。 又、上記ハケ17や筆の替りに、硬質の棒状のフエルトを用いることもあるが 、その場合には、硬質化のためにフエルトの繊維が緻密化しているので、塗料の 吸入量が少なく、多くの塗料を塗る場合には何度も塗料をフエルトに付けなけれ ばならず、非常に手間が掛り、又、フエルトが簡単には切断できないので、1本 で1色の塗料にしか使用できず、使い捨てとなって不経済となるという問題を生 じていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 そこで本考案は、塗料の保液性が良好で塗布量の調節が容易にでき、しかも経 済的に使用できる建築補修塗装用筆具を提供し、もって上記従来技術の問題を解 決しようとするものである。
【0005】
すなわち、本考案は、繊維条を略縦方向に沿わせた長繊維集束材により柱状の 筆具主体を形成し、該筆具主体の周面に筒状のカバ−を被嵌したことを特徴とす る建築補修塗装用筆具を要旨とするものである。
【0006】
このようにした筆具にあっては、建築補修塗装に際し、カバ−を保持して所望 の塗料中に筆具主体の一端部を浸すと、筆具主体が繊維条を略縦方向に沿わせた 長繊維集束材であるため毛細管現象で十分に塗料を吸入して保液性を維持した状 態となり、この状態で釘頭等の被塗装部に筆具主体の前記一端部を適当な押え力 で摺擦して前記塗料を塗装する。この際、カバ−により、筆具主体が補強されて 必要以上の撓曲を防止され、塗装が行い易いと共に前記塗料が手に付着すること を防止する。
【0007】
次に本考案の一実施例を図1に基いて説明すると、本例の筆具は繊維条を略縦 方向に沿わせた長繊維集束材1により柱状の筆具主体2を形成し、筆具主体2の 周面に筒状のカバ−3を移動可能に被嵌している。筆具主体の長繊維集束材1は 直径5〜12mmの円柱状のものが扱い易いが角柱状のものでも差し支えはなく、 長繊維集束材1の長さは50〜100mmが取り扱い易いが、それ以上でもそれ以 下でもカバ−3の存在により筆具に使用できる。又、長繊維集束材1は保液性、 耐溶剤性に優れた人造繊維又は合成繊維の長繊維を用いるものであって、人造繊 維としてはアセテ−ト、ビスコ−ス、ベンベルグ(商標)などの各繊維、合成繊 維としてはナイロン(商標)、ポリエステル、ビニロン(商標)等の各繊維が最 適な材料として挙げられる。又、カバ−3は紙、ビニ−ル、金属製などが良好で ある。
【0008】 このようにした本例の筆具にあっては、建築補修塗装に際しカバ−3を保持し て所望の塗料中に筆具主体2の一端部を浸すと、筆具主体2が繊維条を略縦方向 に沿わせた長繊維集束材1であるため、毛細管現象で十分に塗料を吸入して保液 性を維持した状態となり、この状態で釘頭等の被塗装部に筆具主体2の前記一端 部を適当な押え力で摺擦して前記塗料を塗装する。この際、カバ−3により、筆 具主体2が補強されて必要以上の撓曲を防止され、塗装が行い易いと共に前記塗 料が手に付着することを防止する。 又、塗装使用後に筆具主体2の端部に塗料が固着した場合などには、カッタ− 又は鋏み等で筆具主体2の前記端部を切除してカバ−3から適当量引き出し、筆 具主体2を再使用に供する。
【0009】
以上説明したように本考案の筆具においては、筆具主体の長繊維集束材が略縦 方向に繊維条を通しているので保液性が良好で塗料を薄く塗ることができ、又、 毛細管現象により十分に塗料を吸入さすことができるので被塗装部に対する押え 加減で必要な塗布量を調節することができ、又、カバ−により、長繊維集束材が 強度的に補強されているので塗料を塗り易く、長繊維集束材の塗料が手に付着す ることを防止でき、更に長繊維集束材の端部に塗料が固着した場合等には該端部 を切除して長繊維集束材を何度も使用でき、建築補修塗装用として好適である。
【図1】本考案の一実施例の斜面図である。
【図2】塗装した釘の斜面図である。
【図3】他の塗装した釘の斜面図である。
【図4】従来例の斜面図である。
1 長繊維集束材 2 筆具主体 3 カバ−
Claims (1)
- 【請求項1】 繊維条を略縦方向に沿わせた長繊維集束
材により柱状の筆具主体を形成し、該筆具主体の周面に
筒状のカバ−を被嵌したことを特徴とする建築補修塗装
用筆具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992043175U JP2515689Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 建築補修塗装用筆具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992043175U JP2515689Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 建築補修塗装用筆具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595677U true JPH0595677U (ja) | 1993-12-27 |
JP2515689Y2 JP2515689Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=12656550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992043175U Expired - Lifetime JP2515689Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 建築補修塗装用筆具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515689Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6152365A (ja) * | 1984-08-22 | 1986-03-15 | Hitachi Ltd | 薄膜形成方法 |
JPH01258766A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-16 | Teiboo Kk | 液体塗布用筆先およびその製造方法並びに液体塗布具 |
JPH0235963A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-06 | Masaru Tsujimoto | 塗液吸蔵式塗布具 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP1992043175U patent/JP2515689Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6152365A (ja) * | 1984-08-22 | 1986-03-15 | Hitachi Ltd | 薄膜形成方法 |
JPH01258766A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-16 | Teiboo Kk | 液体塗布用筆先およびその製造方法並びに液体塗布具 |
JPH0235963A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-06 | Masaru Tsujimoto | 塗液吸蔵式塗布具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2515689Y2 (ja) | 1996-10-30 |
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