JP2008088728A - 接着剤用ノズル及び該ノズルを備えた容器入り接着剤 - Google Patents

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源蔵 佐野
Kanji Miyaki
完志 宮木
Toshiki Shinkawa
俊樹 新川
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Abstract

【課題】 目地を表出させる内装施工において、下地の目地端縁に沿って接着剤を塗布することができ、壁紙の納まりがよく、下地材にしっかりと接着することのできる接着剤用ノズルを得る。
【解決手段】 二つの平面が出合う出隅の一方の平面の縁部に接着剤を塗布する容器入り接着剤の塗布ノズルであって、出隅の一方の平面に当接するヘラ部と、へラ部の側端から立設された出隅の他方の平面に当接する立設ガイド片と、へラ部と立設ガイド片とからなる入隅部に形成された接着剤の出口開口とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、差し込み目地、飾り目地等の凹型目地(目透かし施工)に壁紙を確実に貼着することのできる接着剤用ノズル及び容器入り接着剤に関するものである。
下地材表面を調整する下地調整剤は既に提案されている(特許文献1参照)。これは、石膏ボード、合板、硅酸カルシウム板等の下地材の表面や目地部分等に埋設・塗布して表面の凹凸部を平滑化して、その上に壁紙を貼着することにより、目地を目立たなくするためのものである。
そのような内装施工法とは逆に、目地部分を敢えて埋めず又は目地が表出したボードを用いたりして、内装壁面・天井面のデザインとして利用することも行われている。これは、差し込み目地、飾り目地等の凹型目地(目透かし施工)の深さが深い目地を持った下地を形成し、これらの目地を表出させるために、壁紙を用いた内装施工を仕上げる場合には、壁紙の端部を数mm〜10数mmの巾で折って目地の溝側壁に貼り付けて内装施工を完了させるものである。
通常、壁紙施工用接着剤は澱粉系接着剤が使用されるが、目地の角部分では、厚手の壁紙や腰が強い壁紙の場合には端縁部でハネたり、これらの下地材が塩化ビニル等の樹脂成型品であった場合には、十分に接着できないことがある。そのため合成樹脂系接着剤を併用し、施工を行うのが常である。具体的には、合成樹脂系接着剤をこれら目地下地の角部分に塗布することで、ハネを押さえ、樹脂成型下地材にも接着可能である。
目地下地の角部分に塗布するためには、合成樹脂系接着剤はチューブ容器に入っていることが望ましく、チューブ容器は、刷毛やローラーで塗布する場合に比べて、(1) 狭い箇所へ塗布しやすい、(2) 腰袋に収納でき、必要時に容易に取り出せる、(3) キャップにより乾燥を防げる、などの利点がある。
チューブ容器入り合成樹脂系接着剤としては、内装用アクリル系コーキング剤(商品名:ジョイントコークA−ヤヨイ化学社製)や壁紙用合成樹脂系接着剤(商品名:プラゾールSS−ヤヨイ化学社製)が既に市販されている。
特開平5−25898号公報
しかしながら、既に市販されている内装用アクリル系コーキング剤や壁紙用合成樹脂系接着剤は本来、目的の違う接着剤であるため、目地を表出させる内装施工において十分な性能を持っていない。
例えば、内装用アクリル系コーキング剤は高粘性であるため、作業性は良いが、塩化ビニル等の樹脂成型下地への接着強度が十分ではない。また、コーキング剤には着色顔料が配合されているため、はみ出しや他へ付着した場合には、目だってしまう。また、壁紙用合成樹脂系接着剤は、塩化ビニル等の樹脂成型下地への接着強度は強いが、低粘性のため垂れ易く、作業性も良くない。
また、これらチューブ容器入り接着剤のノズル形状は市販の接着剤と同様の1つ孔ノズル形状のため、下地角部分へ真っ直ぐに注入するには、曲がったり外れたりしないよう、注意を払う必要があった。
本発明は、目地を表出させる内装施工(目透かし施工)において、下地の目地端縁に沿って接着剤を塗布することができ、壁紙の納まりがよく、下地材にしっかりと接着することのできる接着剤用ノズル及び容器入り接着剤を得ることを目的とし、更に、差し込み目地、飾り目地等の凹型目地など、壁紙仕上げ方法の多様化に対応することのできる接着剤用ノズル及び容器入り接着剤を得ることを目的とする。
請求項1に記載された発明に係る接着剤用ノズルは、二つの平面が出合う出隅の一方の平面の縁部に接着剤を塗布する容器入り接着剤の塗布ノズルであって、
前記出隅の一方の平面に当接するヘラ部と、
前記へラ部の側端から立設された前記出隅の他方の平面に当接する立設ガイド片と、
前記へラ部と立設ガイド片とからなる入隅部に形成された前記接着剤の出口開口とを備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明に係る接着剤用ノズルは、請求項1に記載の出口開口がへラ部の一端部に形成されたことを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明に係る接着剤用ノズルは、請求項1又は2に記載の出隅の他方の平面に対する立設ガイド片の厚さが3mm以下1mm以上であることを特徴とするものである。
本発明は、目地を表出させる目透かし施工において、下地の目地端縁に沿って接着剤を塗布することができ、壁紙の納まりがよく、下地材にしっかりと接着することができる接着剤用ノズル及び容器入り接着剤を得る。更に、差し込み目地、飾り目地等の凹型目地(目透かし施工)になど、壁紙仕上げ方法の多様化に対応することができる接着剤用ノズル及び容器入り接着剤を得るという効果がある。
本発明においては、二つの平面が出合う出隅の一方の平面の縁部に接着剤を塗布する容器入り接着剤の塗布ノズルであって、前記出隅の一方の平面に当接するヘラ部と、前記へラ部の側端から立設された前記出隅の他方の平面に当接する立設ガイド片と、前記へラ部と立設ガイド片とからなる入隅部に形成された前記接着剤の出口開口とを備えることにより、出隅の一方の平面に立設ガイド片を当接させ、尚且つ、出隅の一方の平面にヘラ部を当接させながら接着剤を送り出すことにより、出隅に沿って接着剤を塗布することができる。これにより、目地を表出させる目透かし施工において、下地の目地端縁に沿って接着剤を塗布することができ、壁紙の納まりがよく、下地材にしっかりと接着することができる。
本発明のヘラ部としては、出隅の一方の平面に当接するものであればよく、当接部分の形状は問わない。例えば、先端の当接移動方向の断面が矩形でも、角部が丸く面取りされた形状でも、ローラ状に移動に応じて回動するものでよい。
本発明の接着剤の出口開口はへラ部と立設ガイド片とからなる入隅部に形成される。好ましい態様としては、出口開口がへラ部の一端部に形成される。これにより、接着剤を接着剤出口から送り出され、下地の目地端縁に沿って接着剤が塗布され、壁紙を目透かし施工する際に目地の開口縁及び垂直壁に接着剤が回り込んで広がるため、下地の目地端縁に沿って接着剤を塗布することができ、壁紙を納まりよく、下地材にしっかりと接着することができる。
なお、接着剤出口については、好ましくは、接着剤の一部を下地の目地端縁に沿って表出させれた接着剤の一部が、壁紙を貼着する際に、目地部の垂直壁に回り込みながら塗布されるものがよいため、ヘラ部の立設ガイド片の根元位置に形成される。また、接着剤出口を立設ガイド片側にも出口を広げたり、目地溝の開口縁と目地部の垂直壁との各々個別の出口を形成するものも、目地部の垂直壁に接着剤が塗布されているため、好ましい。
本発明の立設ガイド片としては、出隅の他方の平面に当接するものであればよく、立設ガイド片の断面形状は、目地溝に挿入可能であれば円形状でも矩形状でも扁平な形状でもよい。好ましい態様としては、出隅の他方の平面に対する立設ガイド片の厚さが3mm以下1mm以上であれば、差し込み目地、飾り目地等の目透かし目地の溝に挿入可能である。この場合、立設ガイド片の接着剤出口から先端までの高さは目地溝深さよりも小さければよい。
この立設ガイド片については、接着剤の塗布時にノズルのへラ部の側端から立設されればよいため、ヘラ部に対して取り付け取り外しが可能な状態或いは回動自在に構成してもよい。この場合には、接着剤の被塗布対象面が出隅でない場合にも対処することが可能となる。尚、立設ガイド片については、ヘラ部と同一の素材で構成されなくてもよい。
本発明の容器入り接着剤は、前記接着剤用ノズルを垂直壁に塗布しても垂れ難い高粘性を有した合成樹脂系接着剤を前記出口開口から導出可能に封止した本体部に備える。本発明の本体部は内部に合成樹脂系接着剤を封止して接着剤出口から接着剤を被塗布面に送り出すものであればよい。従って、ラミネート等のチューブで構成し接着剤出口方向へ接着剤を絞り出すようにしてもよく、接着剤出口方向へ移動可能なピストンとシリンダとを備えピストンを押出機で押し出すものでも良い。
内部に封止される合成樹脂系接着剤としては、目地部の垂直壁に塗布しても垂れ難い高粘性を有し壁紙を下地材に接着することができるものであればよく、液状・ゲル状・クリーム状のものであればよい。より好ましくは、有機溶剤を殆ど含まないものがよく、例えば、酢酸ビニル樹脂系、酢酸ビニル−アクリル樹脂系、アクリル樹脂系、SBRゴム系エチレン−酢酸ビニル樹脂系等のエマルジョン系接着剤が好ましい。また、これらの合成樹脂系接着剤に天然系の接着剤である澱粉糊等を配合して固まるまでの接着剤時間を調整しても何ら差し支えはない。
また、好ましい態様としては、本発明の接着剤は、本体部に対して、接着剤用ノズルを取り替え可能に装着される。この場合、目地溝の開口幅や深さに応じてノズル部材を複数種類用意し、それらを個別に販売しても、1つのセットとして販売してもよい。これにより、差し込み目地、飾り目地等の凹型目地(目透かし施工)になど、壁紙仕上げ方法の多様化に対応することができる。
図1は本発明の接着剤用ノズルを備えた容器入り接着剤の一実施例の構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は正面図である。図2は図1の接着剤用ノズルの構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は正面図、c図は左側面図、d図は右側面図である。図3は図1の接着剤用ノズルを本体部に装着するスクリュー部の構成を示す説明図であり、a図は切欠の拡大図を備えた平面図であり、b図は右側面図、c図は左側面図である。図4は図2の接着剤用ノズルに装着されるキャップの構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は正面図、c図は右側面図である。
図1に示す通り、本実施例の容器入り接着剤1は、内部に合成樹脂系接着剤を封止したラミネート製のチューブ状の本体部10と、本体部10の接着剤出口12に装着される図2に示す接着剤用ノズルとしてのノズル部材20と、このノズル部材20を本体部10に係止させる図3に示すスクリュー部30とからなる。なお、ノズル部材20には乾燥を防止するため、図4に示すノズルキャップ40が装着される。
図2に示す通り、ノズル部20は、本体部10の接着剤出口12の内径に合致する外径を備えたノズル後端開口21からノズル先端開口22にかけて徐々に縮径する接着剤導出路23を備える。接着剤の出口開口としてのノズル先端開口22に隣接して立設ガイド片24が形成されている。立設ガイド片24の反対側には同じくノズル先端開口22に隣接してヘラ部25が形成されている。
立設ガイド片24は、ノズル先端開口22部分の直径が3mmφであり、少なくとも3mmの開口幅よりも大きな目地溝であれば挿入可能である。ヘラ部25は、立設ガイド片24に対して直角に形成されている。ノズル先端開口22は立設ガイド片24直下のヘラ部25に窪み26に形成されている。立設ガイド片24を目地溝の垂直壁に当接させ、尚且つ、ヘラ部25を目地溝の開口縁に当接させながらノズル先端開口22から目地溝の開口縁の表面に導出させる。導出された接着剤はヘラ部25の窪み26によって盛り上がった状態で導出されるため、壁紙を目透かし施工する際に目地の開口縁及び垂直壁に広がり、下地の目地端縁に沿って接着剤を塗布することができ、壁紙を納まりよく、下地材にしっかりと接着することができる。
本体部10とノズル部材20とは、図3に示すスクリュー部30で係止される。スクリュー部30は前端にノズル部材20の後端側の広縁部27よりも小さい前端側開口31と前記広縁部27よりも大きい後端側開口32とを備える。これら開口31と32とを連通する内壁面にはスクリュー溝33が形成されている。このスクリュー溝33を本体部10の接着剤出口12の外側壁面に形成されたスクリュー溝14と螺合させて、本体部10の接着剤出口12とノズル部材20のノズル後端開口21との嵌合をしっかりと緊締する。なお、スクリュー部の外側壁面には回動させやすいように多数の突起34が形成されている。
図4に示す通り、ノズルキャップ40は、ノズル部材20の立設ガイド片24とヘラ部25とその窪み26に開口したノズル先端開口22とを覆うように内部壁面が構成されている。また、後端の開口縁部41には、全周に渡って帯状のキャップ側突設部42が形成されており、このキャップ側突設部42は、ノズル部材20の広縁部27とノズル先端開口との間に形成されたノズル側突起部28に掛合して止まる。
なお、ノズル部20はスクリュー部30で本体部10着脱自在となっているため、ノズル部20の立設ガイド片24の径や長さを相違させた別のノズル部を用意しておき、目透き施工の際にその目地の幅や深さに応じて選択して用いることができる。
図5は内装施工における目透かし構造の目地の説明図である。図5に示す通り、凹型目地の種類としては、目地の幅が2〜3mmの差し込み目地(a図)と、目地の幅が10mm程度の飾り目地(b図)とがある。a図の差し込み目地は、塩ビ材や溝切加工をしたパーティクルボード等の目透かし施工に施される。b図の飾り目地は、塩ビ材やスチールパーテーションの接合部等の目透かし施工に施される。
図6は差し込み目地等のパテ処理工程を示す説明図である。パテ処理工程は、先ずa図に示すような差し込み目地61に対して、b図に示す通り、目地61にマスキングテープ62を貼り付ける。次にc図に示す通り、下塗りパテ63を塗布し、硬化・乾燥させ、更に、その表面に仕上げパテ64を塗布する。次に仕上げパテ64乾燥前に、d図に示す通り、目地に沿ってマスキングテープ62及びその部分のパテ63,64をカットして差し込み目地61を表出させ、仕上げパテ64を硬化・乾燥させた後、壁紙施工を行う。なお、飾り目地についても、同様の方法でパテ処理を行う。
図7は差し込み目地の内装施工の工程を示す説明図である。差し込み目地の内装施工は先ず目地71の深さを考慮し、壁紙の長さ及び貼り付け位置を決定した後、本容器入り接着剤10の立設ガイド片24を目地71の溝の側壁に当接させつつ、ヘラ部25を目地71の開口縁に当接させて、a図の通り、接着剤73を開口縁に沿って塗布する。
次にb図の通り、壁紙72を貼着し、ヘラ(例えば、「目透かしヘラ(商品名:ヤヨイ化学工業社製)」)を用いて目地71に壁紙の端縁部を差し込む。差し込んだ後、c図に示す通り、ローラー(例えば、「ハイタッチローラーウレタン(商品名:ヤヨイ化学工業社製)」、「ダブル目地ローラー(商品名:ヤヨイ化学工業社製)」等)で圧着を行い、角を出す。
d図の通りに、貼り終えた壁紙72の上に、養生テープ74を貼る。前述と同様に、目地71の深さを考慮し、壁紙75の長さ及び貼り付け位置を決定した後、本容器入り接着剤10の立設ガイド片24を目地71の溝の側壁に当接させつつ、ヘラ部25を目地71の開口縁に当接させて、e図の通り、接着剤73を開口縁に沿って塗布する。
b図と同様に、f図の通り、壁紙75を貼着し、ヘラを用いて目地71に壁紙の端縁部を差し込む。差し込んだ後、c図と同様にg図に示す通り、ローラーで圧着を行い、角を出し、d図の段階で貼った養生テープ74を剥がす。
図8は飾り目地の内装施工の工程を示す説明図である。飾り目地の内装施工も先ず目地81の深さと幅とを考慮し、壁紙の長さ及び貼り付け位置を決定した後、本容器入り接着剤10の立設ガイド片24を目地81の溝の側壁に当接させつつ、ヘラ部25を目地81の開口縁に当接させて、a図の通り、接着剤83を開口縁に沿って塗布する。
次にb図の通り、壁紙82を貼着し、ヘラ(例えば、「目透かしヘラ(商品名:ヤヨイ化学工業社製)」)を用いて目地81に壁紙の端縁部を差し込む。差し込んだ後、c図に示す通り、ローラー(例えば、「ハイタッチローラーウレタン(商品名:ヤヨイ化学工業社製)」、「ダブル目地ローラー(商品名:ヤヨイ化学工業社製)」等)で圧着を行い、角を出す。壁紙82の裏面には糊が塗布されているため、目地81の底面は塗布された糊で貼着される。尚、この場合、貼着を確実に行うために、目地81の底面にも接着剤を塗布してもよい。
d図の通りに、貼り終えた壁紙82の上に、養生テープ84を貼る。前述と同様に、目地81の深さを考慮し、貼り付け位置を決定した後、本容器入り接着剤10の立設ガイド片24を目地81の溝の側壁に当接させつつ、ヘラ部25を目地81の開口縁に当接させて、e図の通り、接着剤83を開口縁に沿って塗布する。更に、目地81の底面に貼着された壁紙82の上面にも接着剤を塗布する。
b図と同様に、f図の通り、壁紙85を貼着し、ヘラを用いて目地81に壁紙の端縁部を差し込む。差し込んだ後、c図と同様にg図に示す通り、ローラーで圧着を行い、角を出し、d図の段階で貼った養生テープ84を剥がす。
本発明の容器入り接着剤の一実施例の構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は正面図である。 図1の先端ノズルの構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は正面図、c図は左側面図、d図は右側面図である。 図1の先端ノズルを本体部に装着するスクリュー部の構成を示す説明図であり、a図は切欠の拡大図を備えた平面図であり、b図は右側面図、c図は左側面図である。 図2の先端ノズルに装着されるキャップの構成を示す説明図であり、a図は平面図、b図は正面図、c図は右側面図である。 内装施工における目透かし構造の目地の説明図であり、a図は差し込み目地、b図は飾り目地の断面構成である。 差し込み目地等のパテ処理工程を示す説明図である。 差し込み目地の内装施工の工程を示す説明図である。 飾り目地の内装施工の工程を示す説明図である。
符号の説明
1…容器入り接着剤、
10…本体部、
12…接着剤出口、
14…スクリュー溝、
20…ノズル部材、
21…ノズル後端開口、
22…ノズル先端開口、
23…接着剤導出路、
24…立設ガイド片、
25…ヘラ部、
26…窪み、
27…広縁部、
28…ノズル側突起部、
30…スクリュー部、
31…前端側開口、
32…後端側開口、
33…スクリュー溝、
34…突起、
40…ノズルキャップ、
41…開口縁部、
42…キャップ側突設部、
61…差し込み目地、
62…マスキングテープ、
63…下塗りパテ、
64…仕上げパテ、
71…差し込み目地、
72…壁紙、
73…接着剤、
74…養生テープ、
75…壁紙、
81…飾り目地、
82…壁紙、
83…接着剤、
84…養生テープ、
85…壁紙、

Claims (5)

  1. 二つの平面が出合う出隅の一方の平面の縁部に接着剤を塗布する容器入り接着剤の塗布ノズルであって、
    前記出隅の一方の平面に当接するヘラ部と、
    前記へラ部の側端から立設された前記出隅の他方の平面に当接する立設ガイド片と、
    前記へラ部と立設ガイド片とからなる入隅部に形成された前記接着剤の出口開口とを備えたことを特徴とする接着剤用ノズル。
  2. 前記出口開口がへラ部の一端部に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の接着剤用ノズル。
  3. 前記出隅の他方の平面に対する立設ガイド片の厚さが3mm以下1mm以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の接着剤用ノズル。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の接着剤用ノズルを垂直壁に塗布しても垂れ難い高粘性を有した合成樹脂系接着剤を前記出口開口から導出可能に封止した本体部に備えたことを特徴とする容器入り接着剤。
  5. 前記本体部に対して、前記接着剤用ノズルを取り替え可能に装着されたことを特徴とする請求項4に記載の容器入り接着剤。
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KR101531901B1 (ko) * 2013-03-21 2015-06-29 구원회 헤라가 장착된 실리콘 건

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