JP2008144491A - 床材 - Google Patents

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JP2008144491A
JP2008144491A JP2006334052A JP2006334052A JP2008144491A JP 2008144491 A JP2008144491 A JP 2008144491A JP 2006334052 A JP2006334052 A JP 2006334052A JP 2006334052 A JP2006334052 A JP 2006334052A JP 2008144491 A JP2008144491 A JP 2008144491A
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章 秋山
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Abstract

【課題】手間がかからず製造でき、しかも掃除がしやすい床材を提供すること。また、加えて、木質系フローリングに一段と近似する床材を提供すること。
【解決手段】
長尺状の基材2の表面に、化粧シート11が貼着され、この化粧シート11の表面には、長手方向と直交方向の目地状溝15が複数形成されている床材1において、化粧シート11上の各目地状溝15を、断面U字形で深さL1が当該化粧シート11の厚さL02内に止まるように形成する。
前記化粧シート11を2層構造とし、表面の第1層部分12よりも下の第2層部分13のほうを暗色とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、本発明は、住宅等における内装用の床材に関する。
建物(住宅等)における内装用の床材は、合板等の下地(基材)の表面に突板を貼り付け、その表面に木工機械によって縦横に目地状の溝加工を施して、当該目地状溝を着色塗料によって着色した後に、その全面に紫外線硬化型塗料等による表面保護層を形成して成っている(いわゆる木質系フローリング材)。なお、上記突板は、天然素材であるために、1枚1枚の色のバラつきが大きく、壁・天井・家具等との色調に合わせにくいことがある。そこで、上記突板の代わりに、当該突板のような絵柄が印刷された合成樹脂シート(化粧シート)が使われることも多い。
化粧シートが使われた床材(50)の従来例(例えば、特許文献1,2参照)を、図6〜図8に示す。
長尺シート状基材51の表面には、化粧シート53が貼着されている。この化粧シート53には、長手方向と直交方向の目地状溝(56,56)が複数形成されている。すなわち、化粧シート53の表面の中間部分には、図6に示すように、長手方向(矢印E,F方向)に伸延して平行な2つの長い目地状溝56と、当該目地状溝56と直交する5つの短い目地状溝56が設けられている。また、化粧シート53の表面の両長手方向端面部分には、それぞれ半欠け状の目地状溝56hが設けられている。
化粧シート53上の各目地状溝56は、図7および図8に示すように、V字形とされており、化粧シート53の表面から合板等の基板51に達する深さを有するように形成されている。例えば、図8に示すように、化粧シート53の厚さL51が0.41mmの場合に、深さL50が1mmの目地状溝56が形成される。そのため、各目地状溝56部分から基材51が露出することになるが、そのまま放置したのでは水分が当該露出部分から基材51に染み込むことになる。そこで、各目地状溝56部分に耐水性の塗料を丁寧に厚く塗っている。なお、目地状溝56は、化粧シート53の表面の色よりも暗いほうが木質系フローリングにより近似することになるので、上記塗料としては暗色のもの(例えば黒色)が使われることが多い。
特許番号第2717753号公報 特開2005−307582号公報
しかし、上記した従来の床材50では、化粧シート53上の各目地状溝56部分に耐水性の塗料を丁寧に塗るため手間が掛かるという欠点を有する。また、化粧シート53上の各目地状溝56は先窄(つぼ)まりなので〔当該溝56の内面(a,a)間の距離が先端に行くほど狭くなる〕、当該溝部分に小さなゴミ等が入ってしまうと、取り出しにくく清掃しにくい。
本発明の目的は、手間がかからず製造でき、しかも掃除がしやすい床材を提供することにある。また、加えて、木質系フローリングに一段と近似する床材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、長尺状の基材の表面に、化粧シートが貼着されており、この化粧シートの表面には、長手方向と直交方向の目地状溝が複数形成されている床材において、前記化粧シート上の各目地状溝は、断面U字形で深さが当該化粧シートの厚さ内に止まるように形成されたものである。
上記請求項1の発明の場合、化粧シート上の各目地状溝は、それぞれ深さが当該化粧シートの厚さ内に止まっているので、当該各目地状溝部分から基材は露出しない。したがって、基材は、その表面全面が各目地状溝部分を含めた化粧シート部分で覆われているので、耐水性の塗料で塗る必要がない。なお、各目地状溝を、化粧シートの平坦部分よりも暗い色調の塗料で塗る場合にも、基材に水分が染み込まないように丁寧に厚く塗る必要はないので、塗装作業はそれほど手間が掛からない。
また、化粧シート上の各目地状溝は、断面U字形とされているので、小さなゴミが落ちても断面V字形の従来溝と異なり当該ゴミが溝の内面間に挟まるような殆どない。そのため、清掃しやすい。
請求項2の発明は、前記化粧シートを2層構造とし、表面の第1層部分よりも下の第2層部分のほうが暗色であることを特徴とする請求項1記載の床材である。
上記請求項2の発明の場合、化粧シート上に目地状溝加工を施せば、当該溝の内面の深い部分は暗色となる。そのため、目地溝に暗色の塗料を塗ることなく、一段と木質系フローリングに近似することになる。
請求項1の発明によれば、化粧シート上の各目地状溝の深さが当該化粧シートの厚さ内に止まっているので、当該各目地状溝部分から基材は露出しない。そのため、基材には耐水性の塗料で塗る必要がないので、手間がかからず製造できる。しかも、小さなゴミも掃出しやすく掃除がしやすい。
請求項2の発明によれば、前記化粧シートを2層構造とし、表面の第1層部分よりも下の第2層部分のほうが暗色であるので、請求項1の発明と同様な効果を奏する他、化粧シート上に目地状溝加工を施せば、当該溝の内面の深い部分は暗色となる。そのため、目地溝に暗色の塗料を塗ることなく、一段と木質系フローリングに近似することになる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
本発明に係る床材1は、図3に示すように、長尺状の基材2と、この基材2の表面に貼着された化粧シート11とを備えている。
詳しくは、基材2は、合板から形成されており、長方形の板状に形成されている。
化粧シート11は、耐水性の合成樹脂製シートとされており、上記基材2の表面に接着剤を介して貼りつけられている。この化粧シート11は、木質系フローリングの突板のような絵柄と色調とを有しており、図3に示すように、その表面には長手方向(矢印E,F方向)の目地状溝15と当該溝15と直交方向の目地状溝15がそれぞれ複数形成されている。すなわち、化粧シート11の表面の中間部分には、長手方向に伸延して平行な2つの長い目地状溝15と、当該目地状溝15と直交する5つの短い目地状溝15が設けられている。また、化粧シート11の表面の両長手方向端面部分には、それぞれ半欠け状の目地状溝15hが設けられている。
この化粧シート11の各目地状溝15は、断面U字形で深さが当該化粧シート11の厚さ内に止まるように形成されている。この実施形態では、図2に示す化粧シート11の厚さL02は、0.41mmとされており、各目地状溝15は円弧形状で深さL1は0.3mmとされている。図2中、L2は目地状溝15の幅で、例えば0.6mmとされている。なお、各目地状溝15の内面の上縁15aは円弧状に面取りされている。これは、本床材1上を歩く人の足が目地状溝15の上縁に当たってササクレ(化粧シート11が薄くなっている当該溝15から引き剥がされるように破損すること)が発生することのないようにするためである。
上記構成の本床材1の場合、化粧シート11上の各目地状溝15は、それぞれ深さL1が当該化粧シート11の厚さL02内に止まっているので、当該各目地状溝15部分から基材2は露出しない。したがって、基材2は、その表面全面が各目地状溝15部分を含めた化粧シート11部分で完全に覆われている(すなわち、この実施形態では各溝15の最も低所部分でも基材2は0.11mmの化粧シート11部分で覆われていることになる。それ以外の部分は0.41mm厚の化粧シート11部分で覆われていることになる。)ので、耐水性の塗料で塗る必要がない。なお、木質系フローリングに近似するように、各目地状溝15を化粧シート11の平坦部分よりも暗い色調の塗料で塗る場合にも、基材2に水分が染み込まないように丁寧に厚く塗る必要はないので、塗装作業はそれほど手間が掛からない。
また、この床材1の化粧シート11上の各目地状溝15は、断面U字形とされているので、小さなゴミが落ちても断面V字形の従来溝15と異なり当該ゴミが溝15の内面間に挟まって取れなくなるようなことは殆ど無い。特に、この実施形態では、化粧シート11上の各目地状溝15は、断面円弧形状とされており、各内面は曲率一定の滑らかな曲面とされているので、ブラシを差し込んでゴミを掃き出しやすい。そのため、清掃しやすい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、図4および図5に示される。
上記床材1の化粧シート11が2層構造とされ、表面の第1層部分12よりも下の第2層部分13のほうが暗色とされている。
この実施形態では、化粧シート11の表面を形成する第1層部分12の厚さを0.11mm、当該第1層12よりも下の第2層部分13の厚さが0.3mmとされている。
したがって、かかる化粧シート11に、深さ0.3mmの目地溝15加工を施せば、当該溝15の内面の深い部分(表面から0.11mmより下の部分)は暗色となる。そのため、溝15に暗色に塗装することなく、一段と木質系フローリングに近似することになる。
本発明に係る床材の特徴部分である目地状溝を説明するための図である。 化粧シート上の目地状溝を詳細に説明するための図である。 本床材の全体構成を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態を説明するための図である。 従来の床材を説明するための図である。 従来の床材の目地状溝を説明するための図である。 従来の床材の目地状溝の寸法を説明するための図である。
符号の説明
1 床材
2 基材
11 化粧シート
12 第1層部分
13 第2層部分
15 目地状溝

Claims (2)

  1. 長尺状の基材の表面に、化粧シートが貼着されており、この化粧シートの表面には、長手方向と直交方向の目地状溝が複数形成されている床材において、
    前記化粧シート上の各目地状溝は、断面U字形で深さが当該化粧シートの厚さ内に止まるように形成されたことを特徴とする床材。
  2. 前記化粧シートを2層構造とし、表面の第1層部分よりも下の第2層部分のほうが暗色であることを特徴とする請求項1記載の床材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105256979A (zh) * 2014-07-17 2016-01-20 许保康 一种手术室无菌底地板

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