JP3037192U - 手提げ式塗装用容器 - Google Patents
手提げ式塗装用容器Info
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- JP3037192U JP3037192U JP1996010875U JP1087596U JP3037192U JP 3037192 U JP3037192 U JP 3037192U JP 1996010875 U JP1996010875 U JP 1996010875U JP 1087596 U JP1087596 U JP 1087596U JP 3037192 U JP3037192 U JP 3037192U
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- JP
- Japan
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- container
- paint
- coating
- roller
- hand
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗料容器を作業者が携帯することができ、か
つ簡単に塗装用ローラをシゴクことができるとともに、
塗装用ローラを手軽に持運びができ、しかも部品点数が
少ない手提げ式塗装用容器の提供。 【解決手段】 上部が開口した塗料容器と、塗料容器2
の後方半分の上部を後壁7、左右の側壁8a,8b及び
上面10で取り囲み、かつ後壁7の表面にシゴキ面9を
形成した塗装用ローラのシゴキ部3と、上面に形成した
手提げ部4と、上面10の前縁で、かつ上面10から側
壁8bに向けて下方へ傾斜した傾斜面11に切り欠き1
4で形成した塗装用ローラ保持部5とからなる手提げ式
塗装用容器。
つ簡単に塗装用ローラをシゴクことができるとともに、
塗装用ローラを手軽に持運びができ、しかも部品点数が
少ない手提げ式塗装用容器の提供。 【解決手段】 上部が開口した塗料容器と、塗料容器2
の後方半分の上部を後壁7、左右の側壁8a,8b及び
上面10で取り囲み、かつ後壁7の表面にシゴキ面9を
形成した塗装用ローラのシゴキ部3と、上面に形成した
手提げ部4と、上面10の前縁で、かつ上面10から側
壁8bに向けて下方へ傾斜した傾斜面11に切り欠き1
4で形成した塗装用ローラ保持部5とからなる手提げ式
塗装用容器。
Description
【0001】
本考案は、塗装用ローラ、刷毛により壁等を塗装する際に使用する塗料を入れ る手提げ式塗装用容器に関する。
【0002】
吸水性の塗装用ローラに塗料を付着させ、塗料が付着した塗装用ローラを回転 させて壁等をローラ塗装、あるいは刷毛で塗装することが行われており、その際 に用いる塗料容器として種々のものが提案されている。
【0003】 例えば、実開昭61−135581号公報には、塗装用ローラが入る大きさの 皿状の容器の底部に凹凸を形成し、凹凸に対して塗装用ローラの押圧量を加減し て塗装用ローラの塗料付着量を調節する塗料容器が提案されている。
【0004】 また、実開昭63−13285号公報に記載されている塗料容器は、容器本体 の上部に容器と別体のシゴキ板をセットし突出させ、シゴキ板に対して直交する ように提手を取付け、塗装用ローラを横から容器内に入れて塗料を付着させた後 、シゴキ板で塗装用ローラの塗料付着量を調節する塗料容器である。
【0005】
実開昭61−135581号公報で提案されている塗料容器は、塗装作業の際 、足もと等の適当な場所に置かれ、塗装毎に塗装用ローラに塗料を付着させるた めに、塗料容器に塗装用ローラを持って行く必要があり、塗装が進んで塗装位置 が塗料容器から離れて行くと、作業者は塗装用ローラに塗料を付着させるために 、塗料容器へ戻る必要があり、塗装用ローラに塗料を付着させる作業に手間がか かる。また、塗料容器が皿状であるために、それを移動させる際には、塗料が塗 料容器からこぼれないように慎重に運ぶ必要があり、手軽に容器を運ぶことがで きない。
【0006】 また、実開昭63−13285号公報に記載されている塗料容器は、シゴキ板 及び容器に対して直交するように提手を設けているので、塗装用ローラを横から 入れてシゴク必要が有り、作業がしにくく、また、容器の構造も、容器、シゴキ 板、把手が別体であるために、部品点数が多くなり製造コストが高くなる。さら に、塗装用ローラを容器に入れて運ぶ際に塗装用ローラが容器の外へ落ちやすい という欠点がある。
【0007】 本考案は、塗料容器を作業者が携帯することができ、かつ簡単に塗装用ローラ をシゴクことができるとともに、塗装用ローラを手軽に持運びができ、しかも部 品点数が少ない手提げ式塗装用容器を提供するものである。
【0008】
本考案の手提げ式塗装用容器は、上部が開口した塗料容器と、塗料容器の後方 半分の上部を後壁、左右の側壁及び上面で取り囲み、かつ後壁の表面にシゴキ面 を形成した塗装用ローラのシゴキ部と、上面に形成した手提げ部と、上面の前縁 で、かつ上面から側壁に向けて下方へ傾斜した傾斜面に切り欠きで形成した塗装 用ローラ保持部とが一体に成形されてなる。
【0009】
図1は本考案の手提げ式塗装用容器の斜視図、図2は本考案の手提げ式塗装用 容器の正面図、図3は本考案の手提げ式塗装用容器の側面図である。
【0010】 図1〜図3において、塗装用容器1は、塗装用容器の下部に形成され、上部が 開口した塗料容器2と、塗料容器2の上部に形成された塗装用ローラのシゴキ部 3と、シゴキ部3の上部に形成された手提げ部4及び塗装用ローラ保持部5から なる。塗装用容器は合成樹脂等で一体成形することができる。
【0011】 塗料容器2は断面長方形に形成するのが好ましいが、円形等であってもよく、 塗装用ロールが塗料容器2内に入りやすい形状であればよい。塗料容器2の前壁 6の高さは、塗装用容器1の高さのほぼ1/3程度で、塗装用容器1の高さを3 0cm程度にすると、10cm程度が好ましい。塗料容器2の後方半分の上部は 、後壁7、左右の側壁8a,8b、上面10及び傾斜面11で取り囲まれ、シゴ キ部3が形成されている。
【0012】 シゴキ部3は、塗装用ローラに付着した余分な塗料を絞るため、後壁7の表面 に多数の突起9aを設けた塗装用ローラシゴキ面9を形成する。塗装用ローラシ ゴキ面9は、多数の突起9に代えて、後壁7を波状に形成してもよい。
【0013】 シゴキ部3の上面10の前部には塗装用容器1を手に提げるための手提げ部4 を形成する。手提げ部4は、図1に示す方向と直交する方向に設けてもよい。
【0014】 シゴキ部3の上部には、塗装用ローラを保持するために、上面10の前縁で、 上面10から側壁8bに向けて下方へ傾斜した傾斜面11に塗装用ローラのロー ラ支持棒12が入り、把持部13が掛けられる切り欠き14で形成される塗装用 ローラ保持部5を設ける。
【0015】 次に、本考案の塗装用容器の使用法について説明する。
【0016】 刷毛による塗装は、塗装の作業者は塗装用容器の手提げ部を持って提げて、通 常の刷毛による塗装を行なう。
【0017】 ローラ塗装の場合、作業者は、塗装用ローラ保持部5に塗装用ローラを保持し た状態で手提げ部4を持って塗装用容器1を塗装現場へ持ち運ぶ。塗装現場では 、塗装用ローラを塗装用ローラ保持部5から外し、塗装用ローラのローラを塗料 容器1内の塗料に漬けた後、シゴキ部3の突起9上を転がして、余分に付着した 塗料を落とし、塗装箇所をローラ塗装する。塗装用容器1は、手提げ部を持って 提げているので、塗装箇所が移動しても、ローラを塗料容器1内の塗料に漬け、 シゴキ部3の突起9で余分に付着した塗料を落とし、塗装箇所をローラ塗装する ことができる。塗装が終わると、塗装用ローラを塗装用ローラ保持部5に保持し 、持ち運ぶ。
【0018】
(1) 本考案は、塗料容器、シゴキ部、手提げ部及び塗装用ローラ保持部と が一体に成形されているので、塗料容器を作業者が手提げ部を持って手軽に持運 びができ、また、塗装作業中に塗装箇所が移動しても、作業者が塗装用容器を携 帯しているので、従来のような移動にともなう作業の手間がはぶけ、さらに、塗 装用ローラの持運びも便利である。
【0019】 (2) 本考案は、一体に成形されているので、部品点数を多く必要とする従 来の塗料容器比べて、製造コストが安く、しかも現場で組み立てる必要がない。 (3) 塗装用容器全面が空いているので、塗装用ローラを塗料容器に入れや すく、かつ塗装用ローラをシゴキ面で回転させ易く、使い勝手がよい。
【図1】 本考案の手提げ式塗装用容器の斜視図であ
る。
る。
【図2】 本考案の手提げ式塗装用容器の正面図であ
る。
る。
【図3】 本考案の手提げ式塗装用容器の側面図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 塗装用容器 2 塗料容器 3 シゴキ部 4 手提げ部 5 塗装用ローラ保持部 6 前壁 7 後壁 8a,8b 側壁 9 シゴキ面 9a 突起 10 上面 11 傾斜面 12 ローラ支持棒 13 把持部 14 切り欠き
Claims (1)
- 【請求項1】 上部が開口した塗料容器と、塗料容器の
後方半分の上部を後壁、左右の側壁及び上面で取り囲
み、かつ後壁の表面にシゴキ面を形成した塗装用ローラ
のシゴキ部と、上面に形成した手提げ部と、上面の前縁
で、かつ上面から側壁に向けて下方へ傾斜した傾斜面に
切り欠きで形成した塗装用ローラ保持部とが一体に成形
されてなる手提げ式塗装用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996010875U JP3037192U (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 手提げ式塗装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996010875U JP3037192U (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 手提げ式塗装用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3037192U true JP3037192U (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=43171923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996010875U Expired - Lifetime JP3037192U (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 手提げ式塗装用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3037192U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013099750A (ja) * | 2013-02-14 | 2013-05-23 | Taiho Co Ltd | 容器 |
JP2015171715A (ja) * | 2015-04-01 | 2015-10-01 | 株式会社タイホウ | 容器 |
JP2022022267A (ja) * | 2019-03-22 | 2022-02-03 | 株式会社タイホウ | 容器 |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP1996010875U patent/JP3037192U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013099750A (ja) * | 2013-02-14 | 2013-05-23 | Taiho Co Ltd | 容器 |
JP2015171715A (ja) * | 2015-04-01 | 2015-10-01 | 株式会社タイホウ | 容器 |
JP2022022267A (ja) * | 2019-03-22 | 2022-02-03 | 株式会社タイホウ | 容器 |
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