JPH0728140B2 - 電子機器用ケース - Google Patents

電子機器用ケース

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JPH0728140B2
JPH0728140B2 JP2123197A JP12319790A JPH0728140B2 JP H0728140 B2 JPH0728140 B2 JP H0728140B2 JP 2123197 A JP2123197 A JP 2123197A JP 12319790 A JP12319790 A JP 12319790A JP H0728140 B2 JPH0728140 B2 JP H0728140B2
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JP
Japan
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hole
case
shield wall
electronic device
extruded material
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JP2123197A
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幸隆 森山
貫 深井
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Yagi Antenna Co Ltd
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Yagi Antenna Co Ltd
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アルミニウム等の押出材を使用した電子機器
用ケースに関する。
[従来の技術] 一般の電子機器用ケースとして、従来よりアルミニウム
等の押出材を使用したものが広く使用されている。この
ような電子機器用ケースにおいて、ケース内部の空間を
電磁的に分離遮断して2分したい場合はシールド壁を配
設する。そして、分離された2つの空間それぞれにある
プリント基板の電気回路を接続するためには、該シール
ド壁を貫通する孔を穿孔し、この孔を介して両回路を接
続する立体配線を敷設するようにしていた。
[発明が解決しようとする課題] 上述したように、電子機器用ケース内部でシールド壁に
より電磁的に分離された空間にあるプリント基板の電気
回路を接続するためには、該シールド壁を貫通する孔を
穿孔しなければならず、その加工に手間を要すると共に
コストの高いものとなってしまうという問題があった。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、シールド壁の配設及び穿孔を必
要とせずに電磁的に分離された空間にあるプリント基板
の電気回路を接続することが可能な電子機器用ケースを
提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用] すなわち本発明は、内部空間を分割する一部が折曲形成
されたシールド壁を一体にして構成した筒状押出材を、
該折曲形成された一部がそれぞれ反対方向に対向して分
割された空間を接続する接続孔が形成されるように組合
わせて用いたもので、シールド壁の配設及びこのシール
ド壁への穿孔等の加工を要することなく、該接続孔を介
して分割された空間それぞれにある電気回路を接続する
ことが可能となる。
[実施例] 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図及び第2図はその主要部材である押出材の構造を
示すものである。この押出材1は、例えばアルミニウム
材等を用いて押出成形加工により作成されるものであ
り、図示するように筒状のケース部1aとこのケース部1a
内の空間を分割するようなシールド壁部1bとが一体にし
て構成される。このシールド壁部1bは、例えばケース部
1a内の空間を正確に2等分するようにケース部1aの中央
に形成されるもので、ケース部1aと接する両端部1cは図
示する如くそれぞれ反対の方向に折曲形成される。
なお、ケース部1aのコーナー部4箇所はそれぞれねじ孔
形成部1d,1d,…が設けられる。
第3図は上記第1図及び第2図で示した押出材1を切断
したものを用いた実際の電子機器用ケースの構成を示す
ものである。
同図で、11,12が上記押出材1を必要な長さに切断して
得た筺体部である。これら筺体部11,12の間には両面ス
ルーホール基板13を挾装し、さらにこの両面スルーホー
ル基板13を挾装した筺体部11,12をその前後から挟むよ
うにしてカバー14,15を装着する。そして、これらカバ
ー15、筺体部11、両面スルーホール基板13、筺体部11及
びカバー14を一体にして固定すべく、4本の長ねじ16,1
6,…及び4本の短ねじ17,17,…がカバー15,14のそれぞ
れの側よりその四隅で螺着される。これら、長ねじ16,1
6,…、短ねじ17,17,…を螺着するため、両面スルーホー
ル基板13、カバー14,15の四隅には貫通孔が形成され、
筺体部11,12それぞれのねじ孔形成部1d,1d,…にはタッ
プ加工によりねじ孔が形成される。
ここで、筺体部11と筺体部12とは、相対するそれぞれの
シールド壁部1bの両端部1cの折曲方向が異なるように組
合わせられるもので、両面スルーホール基板13の該当す
る部分には貫通孔(スルーホール)(図示せず)が形成
される。
続いて上記第3図で示したように構成された電子機器用
ケースの具体構造を第4図及び第5図により説明する。
第4図は組上がった電子機器用ケースをカバー14を取り
外した状態で見たものである。
筺体部11と筺体部12とをその相対するそれぞれのシール
ド壁部1bの両端部1cの折曲方向が異なるように組合わせ
ているため、筺体部11と筺体部12とに挟まれている両面
スルーホール基板13の上記両端部1cに対応する部分、す
なわち図中のAで示す部分のみは相互のシールド壁部1b
に挟まれていない。したがって、この部分に上述したス
ルーホールを形成し、そのスルーホールを介して分割さ
れた空間B,Cそれぞれに配設される電気回路を接続する
ことにより、シールド壁部1bに貫通孔等を形成すること
なく該電気回路を接続することができる。
第5図は上記第4図のE−E線に沿った断面構造を示す
ものである。同図に示すように両面スルーホール基板13
のAで示す部分にスルーホール18を穿孔し、このスルー
ホール18を介して両面スルーホール基板13の空間B側に
設けられた電気回路19と空間C側に設けられた電気回路
20とを接続することにより、筺体部11,12双方のシール
ド壁部1bのいずれにも貫通孔等を形成することなく、両
空間B,Cのシールドを維持したままの状態で電気的な接
続が可能となるものである。
[発明の効果] 以上に述べた如く本発明によれば、内部空間を分割する
一部が折曲形成されたシールド壁を一体にして構成した
筒状押出材を、該折曲形成された一部がそれぞれ反対方
向に対向して分割された空間を接続する接続孔が形成さ
れるように組合わせて用いたもので、シールド壁の配設
及びこのシールド壁への穿孔等の加工を要することな
く、該接続孔を介して分割された空間それぞれにある電
気回路を接続することが可能な電子機器用ケースを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の押出材の構造を示す斜視
図、第2図は第1図の正面図、第3図は第1図及び第2
図の押出材を用いたケースの組立て構成を示す斜視図、
第4図は第3図のケースにおけるスルーホール部分を示
す図、第5図は第4図のE−E線に沿って電気回路の接
続状態を示す断面図である。 1……押出材、1a……ケース部、1b……シールド壁部、
11,12……筺体部、13……両面スルーホール基板13、14,
15……カバー、16……長ねじ、17……短ねじ、18……ス
ルーホール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一部が折曲形成され、内部空間を分割する
    シールド壁とケース筺体部とを一体にして構成した筒状
    押出材を、該折曲形成部が相互対称に組合わされて該分
    割された内部空間を接続するスルーホールを形成すべく
    複数掛合して構成したことを特徴とする電子機器用ケー
    ス。
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