JPH07279331A - 雨樋曲がり継手 - Google Patents

雨樋曲がり継手

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Publication number
JPH07279331A
JPH07279331A JP7201594A JP7201594A JPH07279331A JP H07279331 A JPH07279331 A JP H07279331A JP 7201594 A JP7201594 A JP 7201594A JP 7201594 A JP7201594 A JP 7201594A JP H07279331 A JPH07279331 A JP H07279331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gutter
rain gutter
joint
bent
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP7201594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Sugimoto
研造 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP7201594A priority Critical patent/JPH07279331A/ja
Publication of JPH07279331A publication Critical patent/JPH07279331A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雨樋が温度変化により膨張収縮を繰り返して
も亀裂等を生じる恐れのない雨樋曲がり継手を提供する
にある。 【構成】 溝形の雨樋接続部11、11が曲折して設け
られた雨樋曲がり継手1において、入り隅部13及び出
隅部の少なくともいずれか一方の両側の側壁14に、そ
の上端部から下端部にかけて側壁14を屈曲させること
により形成されたほぼ半円筒状の屈曲部12が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雨樋曲がり継手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実公昭61−41886
号公報に記載されているように、溝形の雨樋接続部が曲
折して設けられた雨樋曲がり継手が知られており、雨樋
曲がり継手は建物の軒の出隅部、入り隅部において雨樋
の接続に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、雨樋は
夏期及び冬季の温度変化により膨張収縮を繰り返してい
る。例えば、長さが10mの硬質塩化ビニル樹脂製雨樋
の場合には、温度差が60℃の場合には42mmの伸縮
量がある。従って、雨樋が接続されている雨樋曲がり継
手にもストレスが加わり、甚だしいときは、雨樋曲がり
継手の曲折部にストレスが集中し、曲折部に沿って亀裂
が生じることがあった。
【0004】本発明は、このような従来の雨樋曲がり継
手における問題点に着目してなされたものであり、その
目的とするところは、従来の雨樋曲がり継手における問
題点を解決し、雨樋が温度変化により膨張収縮を繰り返
しても亀裂等を生じる恐れのない雨樋曲がり継手を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明雨樋曲がり継手は、溝形の雨
樋接合部が曲折して設けられた雨樋曲がり継手におい
て、入り隅部及び出隅部の少なくともいずれか一方の両
側の側壁に、その上端部から下端部にかけて側壁を屈曲
させることにより形成されたほぼ半円筒状の屈曲部が設
けられていることを特徴とするものである。
【0006】本発明において、雨樋曲がり継手の材質と
しては、特に限定されるものではないが、例えば、硬質
塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリカーボネイトのような合成樹脂の他、ポ
リフェニレンサルファイドのようなエンジニアリングプ
ラスチック、又は、鉄、ステンレス、銅、アルミニュウ
ムのような金属を単独に使用してもよく、或いは、鉄等
の金属製芯材の両側に硬質塩化ビニル樹脂の被覆層を設
ける等、これらの材質を適宜組合わせて使用してもよ
い。尚、芯材は金属の板或いは網状体でもよく、金属の
他に繊維強化複合シート等も使用できる。
【0007】この繊維強化複合シートとしては、ガラス
繊維、カーボン繊維、アルミナ繊維、アラミド繊維等の
単独もしくはこれらを組み合わせたロービング状の連続
繊維、不織布、織布、マット、ネット等の加工物等に樹
脂が含浸成形されたものが使用でき、更にこれらを組合
わせた多層構造とすることもできる。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明雨樋曲がり継手において
は、入り隅部及び出隅部の少なくともいずれか一方の両
側の側壁に、その上端部から下端部にかけて側壁を屈曲
させることにより形成されたほぼ半円筒状の屈曲部が設
けられているので、本発明雨樋曲がり継手の樋接合部に
接合された雨樋が温度変化により膨張収縮を繰り返して
も、雨樋の膨張収縮に対応してほぼ半円筒状の屈曲部が
変形することにより雨樋の膨張収縮による寸法変化を吸
収し、亀裂が生じる恐れはない。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明雨樋曲がり継手の一例を示す斜
視図である。図1において、1は本発明雨樋曲がり継手
であり、硬質塩化ビニル樹脂により射出成形法によって
一体に成形されている。11、11は夫々溝形の雨樋接
合部であり、使用に際しては、この雨樋接合部11、1
1に雨樋が挿入接合されるようになっている。12、1
2は入り隅部13の両側の側壁14、14の上端部から
下端部にかけて設けられた半円筒状屈曲部であり、側壁
14、14を内方に凹入屈曲させることにより形成され
ている。
【0010】〔実施例の作用〕次に図1に示す本発明雨
樋曲がり継手の作用について説明する。図2に示すよう
に、本発明雨樋曲がり継手1の雨樋接合部11、11に
雨樋2、2を挿入し、接着剤により接着接合する。
【0011】このような状態において、冬季に温度が下
がることにより雨樋2、2が収縮すると、図3に示すよ
うに、本発明雨樋曲がり継手1の半円筒状屈曲部12、
12が拡開されるように変形して対応し、本発明雨樋曲
がり継手1に亀裂が入ることはない。又、夏期において
温度上昇により雨樋2、2が膨張すると、図4に示すよ
うに、本発明雨樋曲がり継手1の半円筒状屈曲部12、
12が収縮するように変形して対応し、本発明雨樋曲が
り継手1に亀裂が入ることはない。
【0012】以上、本発明の実施例を図により説明した
が、本発明の具体的な構成は、この実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本発明に含まれる。
【0013】例えば、図示の実施例のように、半円筒状
屈曲部を内方に凹入屈曲させて形成する代わりに外方に
膨出屈曲させて形成してもよい。
【0014】又、図示の実施例のように、半円筒状屈曲
部を入り隅部の両側に設ける代わりに出隅部の両側に設
けてもよく、入り隅部及び出隅部の両方に設けてもよ
い。又、半円筒状の屈曲部は図示の実施例のように、正
確な半円筒状でなくてもよく、例えば半楕円筒状でもよ
く、歪な半円筒状でもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明雨樋曲がり継手においては、本発
明雨樋曲がり継手の樋接合部に接合された雨樋が温度変
化により膨張収縮を繰り返しても、雨樋の膨張収縮に対
応してほぼ半円筒状の屈曲部が変形することにより雨樋
の膨張収縮による寸法変化を吸収し、亀裂が生じる恐れ
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明雨樋曲がり継手の一例を示す斜視図。
【図2】図1に示す本発明雨樋曲がり継手の使用変形状
態を示す一部切欠斜視図。
【図3】図1に示す本発明雨樋曲がり継手の使用変形状
態を示す一部切欠説明図。
【図4】図1に示す本発明雨樋曲がり継手の他の使用変
形状態を示す一部切欠説明図。
【符号の説明】
1 本発明雨樋曲がり継手 11 雨樋接合部 12 半円筒状屈曲部 13 入り隅部 14 側壁 2 雨樋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溝形の雨樋接続部が曲折して設けられた
    雨樋曲がり継手において、入り隅部及び出隅部の少なく
    ともいずれか一方の両側の側壁に、その上端部から下端
    部にかけて側壁を屈曲させることにより形成されたほぼ
    半円筒状の屈曲部が設けられていることを特徴とする雨
    樋曲がり継手。
JP7201594A 1994-04-11 1994-04-11 雨樋曲がり継手 Pending JPH07279331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7201594A JPH07279331A (ja) 1994-04-11 1994-04-11 雨樋曲がり継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7201594A JPH07279331A (ja) 1994-04-11 1994-04-11 雨樋曲がり継手

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Publication Number Publication Date
JPH07279331A true JPH07279331A (ja) 1995-10-27

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ID=13477171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7201594A Pending JPH07279331A (ja) 1994-04-11 1994-04-11 雨樋曲がり継手

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JP (1) JPH07279331A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006063519A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Matsushita Electric Works Ltd 軒樋化粧飾り曲り、及びその製造方法
JP2006063520A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Matsushita Electric Works Ltd 軒樋曲り継手、及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006063519A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Matsushita Electric Works Ltd 軒樋化粧飾り曲り、及びその製造方法
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