JP2870546B2 - 軒先断熱パネル及び軒先部の構造 - Google Patents
軒先断熱パネル及び軒先部の構造Info
- Publication number
- JP2870546B2 JP2870546B2 JP1199869A JP19986989A JP2870546B2 JP 2870546 B2 JP2870546 B2 JP 2870546B2 JP 1199869 A JP1199869 A JP 1199869A JP 19986989 A JP19986989 A JP 19986989A JP 2870546 B2 JP2870546 B2 JP 2870546B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves
- metal plate
- valleys
- panel
- peaks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
パネルに関する。
において谷部6から山部5の側部に亘る突出部9を長手
方向に沿って複数設けてアーチ状に彎曲させて屋根板
B′が形成され、この屋根板B′が屋根面から軒先部に
亘って葺設されている。
には、断熱性が乏しいために裏面側から外気で冷却さ
れ、氷柱とか雪庇が形成され、積雪荷重が増大して変形
したり破損してしまうという問題があった。本発明は上
記問題点を解決するために為されたものであり、その目
的とするところは、断熱性を具備させて、軒先部に葺設
した場合にも積雪がスムーズに落下して氷柱や雪庇が形
成されることがないようにすることにある。
状部8とに合致する山部5と谷部6を形成した表側の金
属板1と裏側の金属板2との間に断熱材3を充填させて
パネル本体4を形成し、表側の金属板1の谷部6から山
部5の側部に亘る突出部9を長手方向に沿って複数設
け、パネル本体4を長手方向に沿ってアーチ状に湾曲さ
せて成ることを特徴とし、本発明の軒先部の構造は、屋
根板Bの山状部7と谷状部8とに合致する山部5と谷部
6を形成した表側の金属板1と裏側の金属板2との間に
断熱材3を充填させてパネル本体4を形成し、表側の金
属板1の谷部6から山部5の側部に亘る突出部9を長手
方向に沿って複数設け、パネル本体4を長手方向に沿っ
てアーチ状に湾曲させて軒先断熱パネルAを形成し、軒
先断熱パネルAの山部5と谷部6を屋根板Bの山状部7
と谷状部8に対応させて軒先部に葺設して成ることを特
徴とし、この構成により上記課題が解決されたものであ
る。 [作用] 屋根板Bの山状部7と谷状部8とに合致する山部5と
谷部6を形成した表側の金属板1と裏側の金属板2との
間に断熱材3を充填させてパネル本体4を形成し、表側
の金属板1の谷部6から山部5の側部に亘る突出部9を
長手方向に沿って複数設け、パネル本体4を長手方向に
沿ってアーチ状に湾曲させることで、屋根板1の山状部
7と谷状部8とに合致する山部5と谷部6を形成した表
側の金属板1と裏側の金属板2との間に断熱材3を充填
させて充分な断熱機能を備えた軒先断熱パネルAを軒先
に施工するのであり、屋根板1の山状部7に山部5を、
谷状部8に谷部6を合致させて軒先の施工を断熱パネル
でありながら良好におこなうことができ、かつ、表側の
金属板1の谷部6から山部5の側部に亘る複数の突出部
9において、金属板1,2間に断熱材3をサンドイッチ状
に保持するともにアーチ状に湾曲した軒先断熱パネルA
において、表側の金属板1と断熱材3との接合強度を高
めるものである。 [実施例] 金属板1、2の原板としては着色亜鉛鉄板、カラーア
ルミニウム板、着色アルミニウム亜鉛合金めっき鋼板、
ステンレス鋼板、チタン鋼板などが採用される。表側の
波形の金属板1はプレス成形により谷部6から山部5の
側部に亘る突出部9を長手方向に沿って複数設けること
により長手方向に沿ってアーチ状に屈曲されている。突
出部9は谷部6から山部5に行くほど高さが小さくなっ
ており、山部5の側部の上端で消滅している。裏側の金
属板2は金属板1と同じ曲率で屈曲されている。この上
下の金属板1、2間にポリオール、イソシアネート、触
媒、発泡剤などが配合された硬質ポリウレタンやポリイ
ソシアヌレートのような発泡性合成樹脂材料が注入さ
れ、発泡されて断熱材3が充填されパネル本体4が形成
されている。表側の金属板1の突出部9の高さを谷部6
の略中央部において消失させて雨水の流水路を形成させ
水履けを良くしてもよい。 この軒先断熱パネルAが軒先部に配置され、屋根に葺
設された屋根板Bと接続される。屋根板Bは軒先断熱パ
ネルAと同じ断面形状であり、軒先断熱パネルAの棟側
端部において表側の金属板11が所定長切断され断熱材3
が露出され、屋根板Bの軒側端部の裏側の金属板12が断
熱材19とともに所定長切断され、この屋根板Bの波形の
金属板1が軒先断熱パネルAの露出した断熱材3上に重
ねられ、釘が打入されて軒先断熱パネルAと屋根板Bが
接続されている。軒先断熱パネルAの軒先側端部には唐
草13が取着されており、唐草見切り14と外壁15の上端に
取付けられた見切り縁17とに軒天16が架け渡されてい
る。尚、唐草13の屋外側端部は上側金属板1の下端が曲
げ込まれて取付けられている。 第8図は唐草13の他例を示しており、屋外側端部は上
側の金属板1の下端部にボルト20止めされており、接合
部にはコーキング材18が充填されている。
と谷状部とに合致する山部と谷部を形成した表側の金属
板と裏側の金属板との間に断熱材を充填させてパネル本
体を形成し、表側の金属板の谷部から山部の側部に亘る
突出部を長手方向に沿って複数設け、パネル本体を長手
方向に沿ってアーチ状に湾曲させるから、屋根板の山状
部と谷状部とに合致する山部と谷部を形成した表側の金
属板と裏側の金属板との間に断熱材を充填させて充分な
断熱機能を備えた軒先断熱パネルを軒先に施工するので
あり、屋根板の山状部に山部を、谷状部に谷部を合致さ
せて軒先の施工を断熱パネルでありながら良好におこな
うことができ、かつ、表側の金属板の谷部から山部の側
部に亘る複数の突出部において、金属板間に断熱材をサ
ンドイッチ状に保持するともにアーチ状に湾曲した軒先
断熱パネルにおいて、表側の金属板と断熱材との接合強
度を高めることができるものである。
パネルを示す正面図、平面図、背面図及び側面図、第5
図は第1図のX−X断面図、第6図は第4図のY−Y断
面図、第7図は本発明の軒先部の構造を示す断面図、第
8図は同上における唐草の他例を示す断面図、第9図は
従来例を示す斜視図であって、Aは軒先断熱パネル、B
は屋根板、1は波形の金属板、2は金属板、3は断熱
材、4はパネル本体、5は山部、6は谷部、7は山状
部、8は谷状部、9は突出部である。
Claims (2)
- 【請求項1】屋根板の山状部と谷状部とに合致する山部
と谷部を形成した表側の金属板と裏側の金属板との間に
断熱材を充填させてパネル本体を形成し、表側の金属板
の谷部から山部の側部に亘る突出部を長手方向に沿って
複数設け、パネル本体を長手方向に沿ってアーチ状に湾
曲させて成ることを特徴とする軒先断熱パネル。 - 【請求項2】屋根板の山状部と谷状部とに合致する山部
と谷部を形成した表側の金属板と裏側の金属板との間に
断熱材を充填させてパネル本体を形成し、表側の金属板
の谷部から山部の側部に亘る突出部を長手方向に沿って
複数設け、パネル本体を長手方向に沿ってアーチ状に湾
曲させて軒先断熱パネルを形成し、軒先断熱パネルの山
部と谷部を屋根板の山状部と谷状部に対応させて軒先部
に葺設して成ることを特徴とする軒先部の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199869A JP2870546B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 軒先断熱パネル及び軒先部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199869A JP2870546B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 軒先断熱パネル及び軒先部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0363344A JPH0363344A (ja) | 1991-03-19 |
JP2870546B2 true JP2870546B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=16414990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1199869A Expired - Fee Related JP2870546B2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 軒先断熱パネル及び軒先部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2870546B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57137552A (en) * | 1981-02-18 | 1982-08-25 | Sanko Kinzoku Kogyo Kk | Curved building panel |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1199869A patent/JP2870546B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0363344A (ja) | 1991-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4163351A (en) | Architectural panel material for use as roofing material, material for external wall and the like purposes | |
US5072563A (en) | Modular roofing panel | |
US4760679A (en) | Roofing panel and method | |
GB1578032A (en) | Roofing panels | |
US4720955A (en) | Tile | |
JP2870546B2 (ja) | 軒先断熱パネル及び軒先部の構造 | |
US6272807B1 (en) | Rain directional panel | |
JP2746542B2 (ja) | 定尺横葺き外装材及び定尺外装材の製造装置 | |
JPH09125621A (ja) | 建築用縦葺き外装材及び建築外装構造 | |
US4546577A (en) | Ridge tile | |
US4143499A (en) | Roofing sheet | |
JPH10245941A (ja) | 屋根板の接続構造 | |
EP0002587B1 (en) | Valley gutter covering and roof with such valley gutter | |
JP2913268B2 (ja) | 縦葺き外装構造及びその施工方法 | |
US339744A (en) | cusack | |
JP3738793B2 (ja) | 横葺用屋根材の縦目地構造 | |
JP3052904B2 (ja) | 断熱金属パネル | |
EP0311738B1 (en) | Building cladding system | |
JP3731771B2 (ja) | 防水継手構造 | |
EP0193302B1 (en) | Roof tile | |
JP2630852B2 (ja) | 建築物用面板材 | |
JP2991476B2 (ja) | 下り棟包み | |
JPS6224657Y2 (ja) | ||
JPH0326820Y2 (ja) | ||
JP3689396B2 (ja) | 金属屋根の葺設構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080108 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090108 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |