JP2593356Y2 - 軒樋伸縮継手 - Google Patents
軒樋伸縮継手Info
- Publication number
- JP2593356Y2 JP2593356Y2 JP1993038730U JP3873093U JP2593356Y2 JP 2593356 Y2 JP2593356 Y2 JP 2593356Y2 JP 1993038730 U JP1993038730 U JP 1993038730U JP 3873093 U JP3873093 U JP 3873093U JP 2593356 Y2 JP2593356 Y2 JP 2593356Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves gutter
- sliding
- gutter
- eaves
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、軒樋伸縮継手に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、実公平４−１９１４１号
公報等に記載されているように、一端部に軒樋接続部を
有し、他端部に幅方向に沿ってパッキングが固定された
樋状の外側継手本体と、一端部に軒樋接続部を有し、他
端部に摺動部を有する樋状の内側摺動体とからなり、外
側継手本体の他端部のパッキングの上に内側摺動体の摺
動部を摺動自在に重ね合わせた軒樋伸縮継手が知られて
いる。
公報等に記載されているように、一端部に軒樋接続部を
有し、他端部に幅方向に沿ってパッキングが固定された
樋状の外側継手本体と、一端部に軒樋接続部を有し、他
端部に摺動部を有する樋状の内側摺動体とからなり、外
側継手本体の他端部のパッキングの上に内側摺動体の摺
動部を摺動自在に重ね合わせた軒樋伸縮継手が知られて
いる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
軒樋伸縮継手においては、軒樋伸縮継手に接続される軒
樋に施工ミスによる捩じれや温度変化による捩じれ等が
存在するときに内側摺動体が外側継手本体から浮き上が
り漏水することがある。
軒樋伸縮継手においては、軒樋伸縮継手に接続される軒
樋に施工ミスによる捩じれや温度変化による捩じれ等が
存在するときに内側摺動体が外側継手本体から浮き上が
り漏水することがある。
【０００４】本考案は、従来の軒樋伸縮継手における、
このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、上記の問題を解決し、軒樋に施工ミ
スによる捩じれや温度変化による捩じれ等が存在すると
きに摺動体が継手本体から浮き上がる恐れのない軒樋伸
縮継手を提供するにある。
このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、上記の問題を解決し、軒樋に施工ミ
スによる捩じれや温度変化による捩じれ等が存在すると
きに摺動体が継手本体から浮き上がる恐れのない軒樋伸
縮継手を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本考案
は、一端部に軒樋接続部を有し、他端部の内面の幅方向
に沿ってパッキングが固定された樋状の継手本体と、一
端部に軒樋接続部を有し、他端部に摺動部を有する樋状
の摺動体とからなり、前記継手本体の他端部のパッキン
グの上に摺動体の摺動部が摺動自在に重ね合わせられて
なる軒樋伸縮継手において、前記継手本体の両側壁内面
と摺動体の両側壁外面のいずれか一方に凸部が設けら
れ、他方にこの凸部と摺動自在に嵌合する凹溝が設けら
れているものである。
は、一端部に軒樋接続部を有し、他端部の内面の幅方向
に沿ってパッキングが固定された樋状の継手本体と、一
端部に軒樋接続部を有し、他端部に摺動部を有する樋状
の摺動体とからなり、前記継手本体の他端部のパッキン
グの上に摺動体の摺動部が摺動自在に重ね合わせられて
なる軒樋伸縮継手において、前記継手本体の両側壁内面
と摺動体の両側壁外面のいずれか一方に凸部が設けら
れ、他方にこの凸部と摺動自在に嵌合する凹溝が設けら
れているものである。
【０００６】本考案において、継手本体及び摺動体の材
質としては、特に限定されるものではないが、例えば、
硬質塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリカーボネートのような合成樹脂の他、ポリフェニレ
ンサルファイドのようなエンジニアリングプラスチッ
ク、又は、鉄、ステンレス鋼、銅、アルミニウムのよう
な金属を単独に使用してもよく、或いは、鉄等の金属製
芯材の両側に硬質塩化ビニル樹脂の被覆層を設ける等、
これらの材質を適宜組み合わせて使用してもよい。尚、
芯材は金属の板、或いは、網状体でもよく、繊維強化複
合シート等も使用できる。
質としては、特に限定されるものではないが、例えば、
硬質塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリカーボネートのような合成樹脂の他、ポリフェニレ
ンサルファイドのようなエンジニアリングプラスチッ
ク、又は、鉄、ステンレス鋼、銅、アルミニウムのよう
な金属を単独に使用してもよく、或いは、鉄等の金属製
芯材の両側に硬質塩化ビニル樹脂の被覆層を設ける等、
これらの材質を適宜組み合わせて使用してもよい。尚、
芯材は金属の板、或いは、網状体でもよく、繊維強化複
合シート等も使用できる。
【０００７】
【作用】請求項１記載の本考案の軒樋伸縮継手において
は、樋状の継手本体の両側壁内面と樋状の摺動体の両側
壁外面のいずれか一方に凸部が設けられ、他方にこの凸
部と摺動自在に嵌合する凹溝が設けられているので、軒
樋に捩じれ等が存在しても摺動体が継手本体から浮き上
がる恐れはない。
は、樋状の継手本体の両側壁内面と樋状の摺動体の両側
壁外面のいずれか一方に凸部が設けられ、他方にこの凸
部と摺動自在に嵌合する凹溝が設けられているので、軒
樋に捩じれ等が存在しても摺動体が継手本体から浮き上
がる恐れはない。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面を参照して
説明する。図１は本考案軒樋伸縮継手の一例を示す断面
図、図２は図１のＩＩ−ＩＩ線における断面図である。
説明する。図１は本考案軒樋伸縮継手の一例を示す断面
図、図２は図１のＩＩ−ＩＩ線における断面図である。
【０００９】図１、２において、１は硬質塩化ビニル樹
脂製の樋状の断面形状を有する継手本体であり、この継
手本体１の一端部には軒樋接続部１１が設けられ、この
軒樋接続部１１には凸片１１１が設けられることによ
り、凸片１１１と軒樋接続部１１の内面との間に軒樋挿
入溝１１２が形成されている。
脂製の樋状の断面形状を有する継手本体であり、この継
手本体１の一端部には軒樋接続部１１が設けられ、この
軒樋接続部１１には凸片１１１が設けられることによ
り、凸片１１１と軒樋接続部１１の内面との間に軒樋挿
入溝１１２が形成されている。
【００１０】継手本体１の他端部の内面に２本のリブ１
２、１３を突設することにより２本のリブ１２、１３の
間にパッキング挿入溝１４が形成され、このパッキング
挿入溝１４にパッキン１５が嵌め込まれている。継手本
体１の両側壁１６、１６の下部には凸部１６１が突設さ
れている。この凸部１６１は、図１に示すように、軒樋
の長さ方向に延びている。
２、１３を突設することにより２本のリブ１２、１３の
間にパッキング挿入溝１４が形成され、このパッキング
挿入溝１４にパッキン１５が嵌め込まれている。継手本
体１の両側壁１６、１６の下部には凸部１６１が突設さ
れている。この凸部１６１は、図１に示すように、軒樋
の長さ方向に延びている。
【００１１】２は硬質塩化ビニル樹脂製の樋状の断面形
状を有する摺動体であり、この摺動体２の一端部には軒
樋接続部２１が設けられ、この軒樋接続部２１には凸片
２１１が設けられることにより、凸片２１１と軒樋接続
部２１の内面との間に軒樋挿入溝２１２が形成されてい
る。摺動体２の他端部には摺動部２２が設けられ、この
摺動部２２の端部外面にはフランジ２２１が継手本体１
の内面側に突設されている。このフランジ２２１の両側
部の所定位置には、上記継手本体１の凸部１６１と摺動
自在に嵌合し得る凹溝２２２が凹設され、また、軒樋接
続部２１の両側壁にも継手本体１の凸部１６１と摺動自
在に嵌合し得る凹溝２１３が凹設されている。この凹溝
２１３は、図１に示すように、軒樋の長さ方向に延びて
いる。摺動体２の摺動部２２は継手本体１のパッキング
１５の上に摺動自在に重ね合わされている。
状を有する摺動体であり、この摺動体２の一端部には軒
樋接続部２１が設けられ、この軒樋接続部２１には凸片
２１１が設けられることにより、凸片２１１と軒樋接続
部２１の内面との間に軒樋挿入溝２１２が形成されてい
る。摺動体２の他端部には摺動部２２が設けられ、この
摺動部２２の端部外面にはフランジ２２１が継手本体１
の内面側に突設されている。このフランジ２２１の両側
部の所定位置には、上記継手本体１の凸部１６１と摺動
自在に嵌合し得る凹溝２２２が凹設され、また、軒樋接
続部２１の両側壁にも継手本体１の凸部１６１と摺動自
在に嵌合し得る凹溝２１３が凹設されている。この凹溝
２１３は、図１に示すように、軒樋の長さ方向に延びて
いる。摺動体２の摺動部２２は継手本体１のパッキング
１５の上に摺動自在に重ね合わされている。
【００１２】 〔実施例の作用〕 次に、図１、２に示す本考案軒樋伸縮継手の作用につい
て説明する。継手本体１の軒樋接続部１１の軒樋挿入溝
１１２に図示しない軒樋の端部を挿入して接続し、摺動
体２の軒樋接続部２１の軒樋挿入溝２１２に他の図示し
ない軒樋の端部を挿入して接続する。
て説明する。継手本体１の軒樋接続部１１の軒樋挿入溝
１１２に図示しない軒樋の端部を挿入して接続し、摺動
体２の軒樋接続部２１の軒樋挿入溝２１２に他の図示し
ない軒樋の端部を挿入して接続する。
【００１３】軒樋の温度変化等による膨張収縮により、
摺動体２はその摺動部２２が継手本体１のパッキング１
５の上を摺動する。軒樋に温度変化等により捩じれが生
じても、継手本体１の凸部１６１と摺動体２の凹溝２２
２、２１３とが摺動自在に嵌合しているので、摺動体２
は継手本体１から容易に浮き上がらない。
摺動体２はその摺動部２２が継手本体１のパッキング１
５の上を摺動する。軒樋に温度変化等により捩じれが生
じても、継手本体１の凸部１６１と摺動体２の凹溝２２
２、２１３とが摺動自在に嵌合しているので、摺動体２
は継手本体１から容易に浮き上がらない。
【００１４】以上、本考案の実施例を図により説明した
が、本考案の具体的な構成は、この実施例に限定される
ものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本考案に含まれる。例えば、上記実施例
においては、継手本体１の両側壁１６、１６に凸部１６
１を突設し、一方、摺動体２のフランジ２２１の両側部
および軒樋接続部２１の両側壁に凹溝２２２、２１３を
それぞれ凹設したが、これとは逆に、継手本体１側に凹
溝を凹設し、一方、摺動体２側に凸部を突設してもよ
い。
が、本考案の具体的な構成は、この実施例に限定される
ものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本考案に含まれる。例えば、上記実施例
においては、継手本体１の両側壁１６、１６に凸部１６
１を突設し、一方、摺動体２のフランジ２２１の両側部
および軒樋接続部２１の両側壁に凹溝２２２、２１３を
それぞれ凹設したが、これとは逆に、継手本体１側に凹
溝を凹設し、一方、摺動体２側に凸部を突設してもよ
い。
【００１５】
【考案の効果】請求項１記載の本考案の軒樋伸縮継手に
おいては、継手本体の両側壁内面と摺動体の両側壁外面
のいずれか一方に凸部が設けられ、他方にこの凸部と摺
動自在に嵌合する凹溝が設けられているので、軒樋に捩
じれ等が存在しても摺動体が継手本体から浮き上がるの
を防止でき、このため、漏水することはない。
おいては、継手本体の両側壁内面と摺動体の両側壁外面
のいずれか一方に凸部が設けられ、他方にこの凸部と摺
動自在に嵌合する凹溝が設けられているので、軒樋に捩
じれ等が存在しても摺動体が継手本体から浮き上がるの
を防止でき、このため、漏水することはない。
【図１】本考案軒樋伸縮継手の一例を示す断面図。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線における断面図。
【符号の説明】 １ 継手本体 １１ 軒樋接続部 １１１ 凸片 １１２ 軒樋挿入溝 １２、１３ リブ １４ パッキング挿入溝 １５ パッキング １６ 側壁 １６１ 凸部 ２ 摺動体 ２１ 軒樋接続部 ２１１ 凸片 ２１２ 軒樋挿入溝 ２１３、２２２ 凹溝 ２２ 摺動部 ２２１ フランジ
Claims (1)
- 【請求項１】 一端部に軒樋接続部を有し、他端部の内
面の幅方向に沿ってパッキングが固定された樋状の継手
本体と、一端部に軒樋接続部を有し、他端部に摺動部を
有する樋状の摺動体とからなり、前記継手本体の他端部
のパッキングの上に摺動体の摺動部が摺動自在に重ね合
わせられてなる軒樋伸縮継手において、前記継手本体の
両側壁内面と摺動体の両側壁外面のいずれか一方に凸部
が設けられ、他方にこの凸部と摺動自在に嵌合する凹溝
が設けられていることを特徴とする軒樋伸縮継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993038730U JP2593356Y2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 軒樋伸縮継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993038730U JP2593356Y2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 軒樋伸縮継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0710165U JPH0710165U (ja) | 1995-02-14 |
| JP2593356Y2 true JP2593356Y2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=12533451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993038730U Expired - Lifetime JP2593356Y2 (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 軒樋伸縮継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593356Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP1993038730U patent/JP2593356Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0710165U (ja) | 1995-02-14 |
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