JP3396307B2 - 竪樋接続具 - Google Patents

竪樋接続具

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JP3396307B2 JP24756194A JP24756194A JP3396307B2 JP 3396307 B2 JP3396307 B2 JP 3396307B2 JP 24756194 A JP24756194 A JP 24756194A JP 24756194 A JP24756194 A JP 24756194A JP 3396307 B2 JP3396307 B2 JP 3396307B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、竪樋同士を接続したり
竪樋と地中に埋設された排水管とを接続するための竪樋
接続具に関し、特に、側壁を内側に屈曲させることによ
り外側面に軸方向の係合凹条が設けられた竪樋を接続す
る竪樋接続具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、側壁を内側に屈曲させることによ
り外側面に軸方向の係合凹条が設けられた竪樋を接続す
るための竪樋接続具としては、例えば、実開平3−94
34号公報や意匠登録第782325号公報等に記載さ
れているように、一端に竪樋端部の外側面と嵌合する受
け口を有し、この受け口の内側面には、竪樋の外側面に
設けられた係合凹条と嵌合する凸条を有する竪樋接続具
が知られている。 【0003】このような従来の竪樋接続具においては、
受け口の内側面に突設された凸条は受け口の開口端まで
設けられ、端面がほぼ面一となされている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の竪樋接続具では、受け口の内側面に突設された凸条
は受け口の開口端まで設けられ、端面がほぼ面一になさ
れているので、竪樋を竪樋接続具の受け口に挿入接続す
る際には、竪樋の開口端の外側面と竪樋接続具の開口端
の内側面とを合せる必要がある上に、竪樋の外側面に設
けられている凹条と竪樋接続具の内側面に突設された凸
条とを合せる必要があり、しかも、これらの2箇所は同
時に合せなければならないために、接続作業が容易では
なかった。特に、一方の端部に竪樋が接続されている竪
樋接続具の他端に竪樋を接続するときには、竪樋接続具
の方向を自由に変えることができないから困難であっ
た。 【0005】本発明は、このような従来の竪樋接続具に
おける問題点に着目してなされたものであり、その目的
は、従来の問題点を解決し、竪樋との接続作業が容易な
竪樋接続具を提供するところにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の竪樋接続具では、外側面に軸方向の係合凹
条が設けられた竪樋を接続するための竪樋接続具であっ
て、少なくとも一端に竪樋端部の外側面と嵌合する受け
口を有し、この受け口の内側面に、竪樋の外側面に設け
られた係合凹条と嵌合する凸条を有し、この凸条の受け
口開口端側の先端が受け口開口端よりも奥側に配置され
ていることを特徴とするものである。 【0007】そして、本発明は、このような構成によ
り、上記の課題が解決されるものである。 【0008】本発明において、竪樋接続具の材質として
は、特に限定されるものではないが、例えば、硬質塩化
ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン、FRP、ポ
リカーボネイトのような合成樹脂の他、ポリフェニレン
サルファイドやAES樹脂のようなエンジニアリングプ
ラスチック、あるいはこれらの合成樹脂の複合体(積層
体)、あるいは鉄、ステンレス鋼、銅、アルミニウムの
ような金属を単独に使用していてもよく、あるいは、鉄
などの金属製芯材の両面に上記硬質塩化ビニル樹脂等の
合成樹脂被覆層を設けるなど、これらの材質を適宜組み
合わせて使用してもよい。 【0009】 【作用】本発明の竪樋接続具は、凸条の受け口開口端側
の先端が受け口開口端よりも奥側に配置されているの
で、竪樋接続具の開口端内側面に竪樋の開口端外側面を
合せるだけで竪樋の開口端を竪樋接続具の受け口の中に
挿入することができる。そして、竪樋の開口端を竪樋接
続具の受け口の中に挿入すると、位置合せをしなくて
も、竪樋接続具の凸条が、竪樋外側面の凹条と嵌合でき
る位置に配置されるので、そのまま竪樋接続具の受け口
の奥に竪樋を挿入させるだけで、竪樋接続具の受け口の
凸条と竪樋外側面の凹条とを相互に嵌合させることがで
きる。 【0010】 【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。 【0011】[第1実施例]図1は、竪樋と地中に埋設
された排水管とを接続する第1実施例の竪樋接続具(通
常、排水管カバーと呼ばれている。)を示す斜視図、図
2は竪樋を示す斜視図である。 【0012】図2において、2は硬質塩化ビニル樹脂製
の竪樋であり、この竪樋2は、相対する面が円弧状のほ
ぼ四角筒状の押出成形品であって、その円弧状の側壁に
は、側壁を内側に折曲させることにより係合凹条21が
全長にわたり設けられている。この係合凹条21は、竪
樋2を建物壁面に取り付ける場合に、図示しない取付具
に設けられたほぼU字形の係合片の先端に係合させるも
のである。 【0013】図1において、1は硬質塩化ビニル樹脂製
の竪樋竪樋接続具であって、この竪樋接続具1は、一端
に、竪樋2の端部の外側面と嵌合する相対する面が円弧
条のほぼ四角形の受け口11が形成され、他端に、地中
に埋設されている排水管の上端開口部との接続部(図示
せず)を覆う断面ほぼ円形のカバー部12が形成されて
いる。また、受け口11の相対向する一組の円弧状の側
壁の内側面には、竪樋2の係合凹条21が挿入される位
置に、竪樋の係合凹条21と嵌合可能な一対の凸条11
1が突設されている。 【0014】本実施例の竪樋接続具1の特徴は、受け口
11の凸条111の開口端112側の先端113を開口
端112よりも奥側、すなわち、カバー部12側に凹ん
だ位置に配置し、しかも、開口端112から凸条111
の先端113までを円弧状の縁部114となるように形
成したところにある。 【0015】次に、第1実施例の竪樋接続具1の作用に
ついて説明する。 【0016】竪樋2を本実施例の竪樋接続具1の受け口
11の中に挿入するには、竪樋2の端部の外側面と、竪
樋接続具1の受け口11の開口端112の内側面とを合
せて受け口11内に竪樋2を挿入する。 【0017】この挿入の際は、受け口11の凸条111
の開口端112側の先端113を開口端112よりも奥
側、即ち、カバー部12側に凹んだ位置に配置してある
ので、受け口11の凸条111と竪樋の係合凹条21と
の位置合せは不要である。 【0018】更に、受け口11の奥に竪樋2を挿入する
と、竪樋2の凹条の先端部が受け口11の凸条111の
開口端112側の先端113に達するが、この際、円弧
状の縁部114がガイドの役目を果たし、竪樋2の凹条
の先端部が円弧状の縁部114に案内されて、竪樋2の
凹条の先端部が受け口11の凸条111の開口端112
側の先端113に自動的に達し、受け口11の中へ竪樋
2を挿入するに伴い、受け口11の凸条111と竪樋2
の係合凹条21とが嵌合する。次に、受け口11内に竪
樋2が完全に挿入されると、竪樋接続具1の受け口11
と竪樋2との接続は終了する。 【0019】このように、本実施例の竪樋接続具1は、
竪樋接続具1の受け口11内に円滑に竪樋2を挿入する
ことができるので、竪樋2との接続が容易である。 【0020】[第2実施例]図3は、第2実施例の竪樋
接続具を示す斜視図である。本実施例の竪樋接続具1a
は、通常、自在エルボと呼ばれているものであり、受け
口11aと差し口12aとが曲がり部13aを介して設
けられ、受け口11aと差し口12aとは、相互に直交
した方向に向けられている。なお、差し口12a側は受
け口11a側に対して、相対的に回動自在となされてい
る。 【0021】本実施例の竪樋接続具2aの特徴は、受け
口11aの凸条111aの開口端112a側の先端11
3aを開口端112aよりも奥側、すなわち、受け口1
2a側に凹んだ位置に配置し、しかも、開口端112a
から凸条111aの先端113aまでを円弧状の縁部1
14aとなるように形成したところにある。なお、12
1aは、差し口12aの外側面に設けられた凹条であ
る。そして、この差し口12aを竪樋と接続する方法
は、従来と同様である。また、竪樋を本実施例の竪樋接
続具1aの受け口11aと接続する手順は、第1実施例
と同様であるので説明を省略する。 【0022】つまり、本実施例の竪樋接続具1aにおい
ても、竪樋接続具1aの受け口11aの中に円滑に竪樋
1を挿入することができ、竪樋との接続が容易である。 【0023】本実施例においては、先ず、竪樋接続具1
aの差し口12aと竪樋とを接続した後に、受け口11
aと竪樋とを接続する。 【0024】このように、差し口12aと竪樋とを接続
するときには、未だ、竪樋接続具1aに竪樋が接続され
てないから、竪樋接続具1aの方向を自由に変えること
ができるから、それ程苦労せずに竪樋接続具1aと竪樋
とを接続することができる。その後、竪樋に接続された
竪樋接続具1aに別の竪樋(例えば這樋)を接続するの
であるが、この際は、凸条111aの受け口11a開口
端112a側の先端113aを受け口11a開口端11
2aより奥側に配置しているから、簡単に、竪樋の先端
を受け口11aの中に挿入することができる。 【0025】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。 【0026】例えば、第2実施例においては、竪樋接続
具の一端に受け口が設けられ、他端に差し口が設けられ
ている例を示したが、両端に受け口が設けられていても
よい。また、受け口の縁部は、円弧状に限らず直線状に
形成されていてもよい。更に、受け口ならびに差し口の
形状も実施例に限られず、例えば、八角形の筒状や楕円
形の筒状などに形成されていてもよい。 【0027】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の竪樋接続
具にあっては、凹条の受け口開口端側の先端が受け口開
口端よりも奥側に配置されているので、竪樋接続具の受
け口の中に円滑に竪樋を挿入することができ、竪樋との
接続が容易であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】第1実施例の竪樋接続具を示す斜視図である。 【図2】竪樋を示す斜視図である。 【図3】第2実施例の竪樋接続具を示す斜視図である。 【符号の説明】 1、1a 竪樋接続具 11、11a 受け口 111、111a 凸条 112、112a 開口端 113、113a 凸条の端部 114、114a 円弧状縁部 12 カバー部 12a 差し口 13a 曲がり部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 外側面に軸方向の係合凹条が設けられた
    竪樋を接続するための竪樋接続具であって、少なくとも
    一端に竪樋端部の外側面と嵌合する受け口を有し、この
    受け口の内側面に、竪樋の外側面に設けられた係合凹条
    と嵌合する凸条を有し、この凸条の受け口開口端側の先
    端が受け口開口端よりも奥側に配置されていることを特
    徴とする竪樋接続具。
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