JP3333037B2 - 竪樋接続具 - Google Patents

竪樋接続具

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JP3333037B2
JP3333037B2 JP05220794A JP5220794A JP3333037B2 JP 3333037 B2 JP3333037 B2 JP 3333037B2 JP 05220794 A JP05220794 A JP 05220794A JP 5220794 A JP5220794 A JP 5220794A JP 3333037 B2 JP3333037 B2 JP 3333037B2
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清吾 相崎
幸弘 加藤
隆明 元
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、竪樋同士を接続するた
めの竪樋接続具に関し、特に、側壁を屈曲させることに
より内側面に軸方向の係合突条が突設された竪樋を接続
するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実開平3−9434号公
報や意匠登録第782325号公報等に記載されている
ように、側壁を屈曲させることにより内側面に軸方向の
係合突条が突設された竪樋を接続するための竪樋接続具
として、一端に竪樋端部の内面と嵌合する差し口を有
し、この差し口の側面には、竪樋の内側面に突設された
係合突条と嵌合する凹溝を有する竪樋接続具が知られて
いる。
【0003】このような従来の竪樋接続具においては、
差し口の側面に設けられた凹溝は差し口の開口端まで設
けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の竪樋接続具においては、差し口の側面に設けられた
凹溝は差し口の開口端まで設けられているので、竪樋内
に竪樋接続具の差し口を挿入接続する際には、竪樋の開
口端の内面と竪樋接続具の開口端の外面とを合せる必要
がある上に、竪樋の内側面に突設されている突条と竪樋
接続具の凹溝とを合せる必要があり、しかも、これらの
2箇所は同時に合せなければならないために、接続作業
が容易ではなかった。
【0005】本発明は、このような従来の竪樋接続具に
おける問題点に着目してなされたものであり、その目的
は、従来の問題点を解決し、竪樋との接続作業の容易な
竪樋接続具を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の竪樋接続具では、内側面に軸方向の係合突
条が突設された竪樋を接続するための竪樋接続具であっ
て、少なくとも一端に竪樋端部の内面と嵌合する差し口
を有し、この差し口の側面には、竪樋の内側面に突設さ
れた係合突条と嵌合する凹溝を有する竪樋接続具におい
て、凹溝の差し口開口端側の先端が差し口開口端よりも
奥側に配置されていることを特徴とするものである。
【0007】そして、本発明は、このような構成によ
り、上記の課題が解決されるものである。
【0008】なお、本発明において、竪樋接続具の材質
としては、特に限定されるものではないが、例えば、硬
質塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ポリエチレン、FR
P、ポリカーボネイトのような合成樹脂の他、ポリフェ
ニレンサルファイドやAES樹脂のようなエンジニアリ
ングプラスチック、あるいはこれらの合成樹脂の複合体
(積層体)、あるいは鉄、ステンレス鋼、銅、アルミニ
ウムのような金属を単独に使用していてもよく、あるい
は、鉄などの金属製芯材の両面に上記硬質塩化ビニル樹
脂等の合成樹脂被覆層を設けるなど、これらの材質を適
宜組み合わせて使用してもよい。
【0009】
【作用】本発明の竪樋接続具は、凹溝の差し口開口端側
の先端が差し口開口端よりも奥側に配置されているの
で、竪樋接続具の開口端外面を竪樋の開口端内面に合せ
るだけで竪樋の開口端内に竪樋接続具の差し口を挿入す
ることができる。そして、竪樋の開口端内に竪樋接続具
の差し口を挿入すると、位置合せをしなくても、竪樋接
続具の凹溝が、竪樋内面の突条と嵌合できる位置に配置
されるので、そのまま竪樋接続具の差し口を更に竪樋の
奥に挿入させるだけで、竪樋接続具の差し口の凹溝と竪
樋内面の突条とを相互に嵌合させることができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0011】[第1実施例]図1は、第1実施例の竪樋
接続具及びこの実施例の竪樋接続具により接続する竪樋
を示す一部切欠斜視図、図2は図1のII−II線における
断面図、図3は図1の III−III 線における断面図であ
る。
【0012】図1において、1は硬質塩化ビニル樹脂製
の竪樋であり、この竪樋1は、ほぼ四角筒状の押出成形
品であって、その対向する一組の側壁には、側壁を折曲
させることにより係合溝11が全長にわたり設けられて
いる。なお、この係合溝11は、竪樋1の内方には突条
12となって突設されている。係合溝11は、竪樋1の
建物壁面に取り付ける場合に、図示しない取付具に設け
られたほぼU字形の係合片の先端の係合部を係合させる
ためのものである。
【0013】図1において、2は竪樋1同士を接続する
際に使用する竪樋接続具であって、この竪樋接続具2
は、一端に、竪樋1の端部の内面と嵌合する差し口21
が形成され、他端に、竪樋1の端部の外面と嵌合する受
け口22が形成されている。また、差し口21の相対向
する一組の側壁の外面には、竪樋1の係合溝11と対向
する位置に、竪樋1の係合溝11の裏面の突条12と嵌
合可能な一対の凹溝211が設けられ、受け口22の相
対向する側壁内面には、凹溝211と同軸上に、竪樋1
の係合溝11と嵌合可能な突条221が設けられてい
る。
【0014】本実施例の竪樋接続具2の特徴は、図2、
3にも示すように、差し口21の凹溝211の開口端2
12側の先端213を開口端212よりも奥側、すなわ
ち、受け口22側に凹んだ位置に配置し、しかも、開口
端212から凹溝211の先端213までを円弧状の縁
部214となるように形成したところにある。
【0015】次に、第1実施例の竪樋接続具2の作用に
ついて説明する。
【0016】竪樋1内に本実施例の竪樋接続具2の差し
口21を挿入するには、竪樋1の端部の内面と、竪樋接
続具2の差し口21の開口端212の外面とを合せて差
し口21を竪樋1内に挿入する。
【0017】この挿入の際は、差し口21の凹溝211
の開口端212側の先端213を開口端212よりも奥
側、即ち、受け口22側に凹んだ位置に配置してあるの
で、差し口21の凹溝211と竪樋1の突条12との位
置合せは不要である。
【0018】更に、差し口21を竪樋1の奥に挿入する
と、竪樋1の突条12の先端部が差し口21の凹溝21
1の開口端212側の先端213に達するが、この際、
円弧状の縁部214がガイドの役目を果たし、竪樋1の
突条12の先端部が円弧状の縁部214に案内されて、
竪樋1の突条12の先端部が差し口21の凹溝211の
開口端212側の先端213に自動的に達し、差し口2
1の竪樋1内への挿入に伴い、差し口21の凹溝211
と竪樋1の突条12とが嵌合する。
【0019】差し口21が竪樋1内に完全に挿入される
と、竪樋接続具2の差し口21と竪樋1との接続は終了
する。
【0020】このように、本実施例の竪樋接続具2は、
竪樋接続具2の差し口21を円滑に竪樋1内に挿入する
ことができるので、竪樋1との接続が容易である。
【0021】なお、竪樋接続具2の受け口22内には、
他の竪樋1が挿入接続される。
【0022】[第2実施例]図4は、第2実施例の竪樋
接続具を示す斜視図である。本実施例の竪樋接続具2a
は、差し口21aと受け口22aとが曲がり部23aを
介して設けられ、差し口21aと受け口22aとは、相
互に直交した方向に向けられている。
【0023】本実施例の竪樋接続具2aの特徴は、差し
口21aの凹溝211aの開口端212a側の先端21
3aを開口端212aよりも奥側、すなわち、受け口2
2a側に凹んだ位置に配置し、しかも、開口端212a
から凹溝211aの先端213aまでを円弧状の縁部2
14aとなるように形成したところにある。
【0024】なお、211aは、受け口22aに設けら
れた凹溝である。
【0025】また、竪樋1内に本実施例の竪樋接続具2
aの差し口21aを挿入する手順などについては、第1
実施例と同様であるので説明を省略する。
【0026】つまり、本実施例の竪樋接続具2aにおい
ても、竪樋接続具2aの差し口21aを円滑に竪樋1内
に挿入することができ、竪樋1との接続が容易である。
【0027】[第3実施例]図5は、第3実施例の竪樋
接続具を示す斜視図、図6は図5のVI−VI線における断
面図、図7は図5の VII−VII 線における断面図であ
る。
【0028】図5において、1aは硬質塩化ビニル樹脂
製の竪樋であり、この竪樋1aは、一対の湾曲した側壁
と一対の真直な側壁から成る三味胴状の押出成形品であ
る。また、この竪樋1aは、一対の湾曲した側壁に、そ
の側壁を折曲させることにより係合溝11aが全長にわ
たり設けられている。なお、この係合溝11aは、竪樋
1aの内方には突条12となって突設されている。
【0029】図5において、2bは前記竪樋1aと図示
を省略した排水筒とを接続する際に使用する竪樋接続具
であって、この竪樋接続具2bは、その一端に、竪樋1
aの端部の内面と嵌合する差し口21bが形成され、他
端に、排水筒の端部の内面と嵌合する受け口22bが形
成されている。前記差し口21bの一対の湾曲した側壁
の外面には、竪樋1aの係合溝11aと対向する位置
に、竪樋1aの係合溝11aの裏面の突条12aと嵌合
可能な一対の凹溝211bが設けられ、受け口22bの
一対の湾曲した側壁の外面には、排水筒の内面に形成さ
れている嵌合凹部と嵌合させる爪222bが設けられて
いる。なお、前記受け口22bを形成している側壁は、
差し口21b側に延長されており、それらの延長部分と
差し口21bとの間に竪樋挿入用間隙23bが形成され
ている。
【0030】本実施例の竪樋接続具2bの特徴は、差し
口21bの凹溝211bの開口端212b側の先端21
3bを開口端212bよりも奥側、すなわち、受け口2
2ab側に凹んだ位置に配置し、しかも、開口端212
bから凹溝211bの先端213bまでを円弧状の縁部
214bとなるように形成したところにある。
【0031】また、竪樋1a内に本実施例の竪樋接続具
2bの差し口21bを挿入する手順などについては、第
1実施例と同様であるので説明を省略する。
【0032】つまり、本実施例の竪樋接続具2bにおい
ても、竪樋接続具2bの差し口21bを円滑に竪樋1a
内に挿入することができるので、竪樋1aとの接続が容
易である。
【0033】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。
【0034】例えば、図示の実施例においては、竪樋接
続具の一端に差し口が設けられ、他端に受け口が設けら
れている例を示したが、両端に差し口が設けられていて
もよい。また、差し口の縁部は、円弧状に限らず直線状
に形成されていてもよい。更に、受け口ならびに差し口
の形状も実施例に限られず、例えば、八角形の筒状や楕
円形の筒状などに形成されていてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の竪樋接続
具にあっては、凹溝の差し口開口端側の先端が差し口開
口端よりも奥側に配置されているので、竪樋接続具の差
し口を円滑に竪樋内に挿入することができ、竪樋との接
続が容易であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の竪樋接続具及び竪樋を示す一部切
欠斜視図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1の III−III 断面図である。
【図4】第2実施例の竪樋接続具を示す斜視図である。
【図5】第3実施例の竪樋接続具を示す斜視図である。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】図5の VII−VII 断面図である。
【符号の説明】
1,1a 竪樋 11,11a 係合溝 12,12a 突条 2,2a,2b 竪樋接続具 21,21a,21b 差し口 211,211a,211b 凹溝 212,212a,212b 開口端 213,213a,213b 凹溝の端部 214,214a,214b 円弧状縁部 22,22a,22b 受け口 221,221a 突条 222b 爪 23a 曲がり部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−21636(JP,U) 実開 昭63−163324(JP,U) 実開 昭58−95420(JP,U) 実公 昭50−19223(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/08 301 E04B 1/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側面に軸方向の係合突条が突設された
    竪樋を接続するための竪樋接続具であって、少なくとも
    一端に竪樋端部の内面と嵌合する差し口を有し、この差
    し口の側面には、竪樋の内側面に突設された係合突条と
    嵌合する凹溝を有する竪樋接続具において、凹溝の差し
    口開口端側の先端が差し口開口端よりも奥側に配置され
    ていることを特徴とする竪樋接続具。
JP05220794A 1993-10-15 1994-03-23 竪樋接続具 Expired - Lifetime JP3333037B2 (ja)

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JP5-258219 1993-10-15
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