JP2546635Y2 - 配管内ケーブル挿入治具 - Google Patents

配管内ケーブル挿入治具

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JP2546635Y2
JP2546635Y2 JP2581692U JP2581692U JP2546635Y2 JP 2546635 Y2 JP2546635 Y2 JP 2546635Y2 JP 2581692 U JP2581692 U JP 2581692U JP 2581692 U JP2581692 U JP 2581692U JP 2546635 Y2 JP2546635 Y2 JP 2546635Y2
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JP
Japan
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cable
pipe
gutter
jig
cable insertion
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JP2581692U
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JPH0579190U (ja
Inventor
孝史 小堀
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、地下に埋設されたガス
管や水道管等の配管の内面ライニング用の牽引ピグある
いは配管の内面点検装置等を牽引するためのケーブル
を、比較的大口径の配管内に挿入するための挿入治具に
関する。
【0002】
【従来の技術】地下に埋設されているガス管や水道管等
の配管の内面の補修を行うために行う樹脂ライニング工
法用の牽引ピグを牽引するためのケーブル、あるいは配
管の内面の傷や窄孔の様子をテレビカメラで探るための
内面点検装置等を牽引するためのケーブル等を、比較的
大口径の配管内に挿入することが行われている。この
際、従来は図3に示すようなケーブル挿入治具10が用
いられていた。これは、配管2のケ−ブル挿入部に開け
られた開口6に差し込まれる挿入部12と、その先端の
曲部13と、該曲部13の反対側に設けられた開口部1
4とを有している。挿入されるケーブルはフランジ11
で位置決めされたケーブル挿入管15の先端より挿入さ
れ、押し込まれるとケーブルの先端が曲部13の曲線部
分に案内されて屈曲し、矢印Cのように配管2内部に案
内されてゆき、ケーブルを配管内に挿入することができ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のケーブ
ル挿入治具10は配管2の狭い開口6よりケーブル挿入
治具10の挿入部12を挿入しなければならないため、
先端の曲部13は開口6を通過可能な大きさでなければ
ならないから、必然的に図示のように小さな曲率半径の
ものとなっていた。したがって、ケーブルは挿入時にそ
の全長のすべてにわたって必ず一旦は小さな曲率半径で
曲げられることになり、挿入時の抵抗が大きく挿入に大
きな力を要するとともに、ケーブルは強く曲げられて渦
巻状にカールしてしまう。そのため、ケーブルは配管2
内でカール状態で配管2内壁に押圧され、配管2に沿っ
てスムーズに移動できなくなるため、必要な長さのケー
ブルが挿入できない事態が発生していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決するもので、配管内面ライニング用の牽引ピグある
いは配管内面点検装置等を牽引するためのケーブルを、
比較的大口径の配管内に挿入するためのケーブル挿入治
具において、ケ−ブル挿入管の先端にヒンジを設け、該
ヒンジに回動自在に挿入樋を支持し、挿入樋の長さを前
記ケーブル挿入管の先端が前記配管の周面に位置したと
き挿入樋がケーブル挿入方向に傾斜するように配管の直
径より大としたことを特徴とするものである。また、本
考案は、上記ケーブル挿入治具において挿入樋がケーブ
ル挿入方向に約45度傾くように、挿入樋の長さが配管
の直径の約1.4倍であることを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】本考案によれば、挿入樋は配管の内径より大き
いが、ヒンジで屈曲できるため配管の開口より挿入可能
であり、ケーブルはケーブル挿入管より挿入されてケー
ブル挿入方向に傾斜した挿入樋上を大きな曲率半径で曲
がり、カールすることなく挿入されて行くから、挿入に
際して強い力を必要としない。また、ケーブルが配管内
で渦巻状にカールせず、はぼ真直ぐに挿入されて行くか
ら、挿入する力がケーブルを曲げるために使われず、ケ
ーブルを挿入する力のみに使われるから、ケーブルを長
い距離挿入することができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例につ
いて説明する。図1は本考案に係るケーブル挿入治具1
の作業時の断面図で、ケーブル挿入治具1はケーブル挿
入管7と挿入樋4とからなり、挿入樋4はケーブル挿入
管7の下端部でヒンジ3により回動自在に枢着されてい
る。また、ケーブル挿入管7はその下端部分にフランジ
5を有し、配管2上に位置決め出来るようになってい
る。挿入樋4の全長は約45度傾くように配管2の内径
のルート2倍、すなわち約1.4倍の長さになってい
る。また、挿入樋4の先端は図1で明らかなように、そ
の先端を45度斜めに切断し、配管2の内壁に密着する
とともに、ケーブル挿入治具1を配管2の開口6に挿入
するときに挿入樋4がケーブル挿入方向に傾くよう案内
するようにされている。
【0007】このような構成のケーブル挿入治具1によ
りケーブルを配管2内に挿入すると、ケーブルは一点鎖
線の矢印Bで示すように、挿入樋4が直線状でも、実質
的に半径が配管2の内径に等しい曲率半径で屈曲されて
挿入されることとなる。図2は、図1のA−A矢視図で
挿入樋4の断面形状及び挿入樋4がヒンジ3によってケ
ーブル挿入管7に枢着されている構造を示している。図
2では挿入樋4がケーブル挿入管7の内部に枢着されて
いるものを示したが、挿入樋4がケーブル挿入管7の外
側に枢着するよう大きな径のものとしてもよい。以上、
挿入樋4は半円状のものとして説明したが、挿入樋4は
円筒状のものでもよく、本考案における挿入樋4とは円
筒状のものも含む概念である。
【0008】
【考案の効果】本考案のケーブル挿入治具によれば、配
管内に挿入されるケーブルは、従来のように挿入時に強
く、小さな曲率半径で曲げられつづけてケーブル自体に
曲がり癖がつくことがなく、カールすることがないか
ら、従来のようなケーブルが配管2内でカール状態で配
管2内壁に押圧され、配管2に沿って移動できなくなる
ことがなく、必要な長さのケーブルをスムーズに挿入す
ることができる。また、ケーブルを挿入する力が、従来
のようにケーブルをカールにしたがってさらに曲げるた
めに使われずに、ケーブルを挿入するためにだけ使われ
るから、労力が少なくなり、作業効率が良くなる。さら
に、曲部がなく、すべて直線状の部品で製作できるから
製造コストが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のケーブル挿入治具の作業時の断面図で
ある。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】従来のケーブル挿入治具の作業時の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーブル挿入治具 2 配管 3 ヒンジ 4 挿入樋 5 フランジ 7 ケーブル挿入管 13 曲部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管内面ライニング用の牽引ピグあるい
    は配管内面点検装置等を牽引するためのケーブルを、比
    較的大口径の配管内に挿入するためのケーブル挿入治具
    において、ケ−ブル挿入管の先端にヒンジを設け、該ヒ
    ンジに回動自在に挿入樋を支持し、挿入樋の長さを前記
    ケーブル挿入管の先端が前記配管の周面に位置したとき
    挿入樋がケーブル挿入方向に傾斜するように配管の直径
    より大としたことを特徴とする配管内ケーブル挿入治
    具。
  2. 【請求項2】 挿入樋がケーブル挿入方向に約45度傾
    くように、挿入樋の長さが配管の直径の約1.4倍であ
    ることを特徴とする請求項1記載の配管内ケーブル挿入
    治具。
JP2581692U 1992-03-27 1992-03-27 配管内ケーブル挿入治具 Expired - Lifetime JP2546635Y2 (ja)

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JPH0579190U JPH0579190U (ja) 1993-10-26
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JP5128842B2 (ja) * 2007-04-27 2013-01-23 東邦瓦斯株式会社 管内のフレキシブル部材挿入装置
KR20240037722A (ko) * 2022-09-15 2024-03-22 한국광기술원 섬유강화 복합재와 경량폼의 링크 구조가 적용된 샌드위치 구조의 파이프 그 제조 방법

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JPH0579190U (ja) 1993-10-26

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