JPS5915302Y2 - 樋曲り継手 - Google Patents

樋曲り継手

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Publication number
JPS5915302Y2
JPS5915302Y2 JP1979049599U JP4959979U JPS5915302Y2 JP S5915302 Y2 JPS5915302 Y2 JP S5915302Y2 JP 1979049599 U JP1979049599 U JP 1979049599U JP 4959979 U JP4959979 U JP 4959979U JP S5915302 Y2 JPS5915302 Y2 JP S5915302Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
gutter
joint body
shaped
side wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979049599U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55149028U (ja
Inventor
正一 木村
真司 藤山
忠司 森下
幸治 清水
Original Assignee
積水化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 積水化学工業株式会社 filed Critical 積水化学工業株式会社
Priority to JP1979049599U priority Critical patent/JPS5915302Y2/ja
Publication of JPS55149028U publication Critical patent/JPS55149028U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5915302Y2 publication Critical patent/JPS5915302Y2/ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案に樋曲り継手に関する。
両端部に軒樋を接続しうる樋曲り継手は、通常両端部が
略直角に屈曲されたものが使用されているが、屋根の形
状によって軒先の隅部が90°以外になっている場合も
多く、最近では宅地の制約から軒先の隅部を極端な鋭角
あるいは鈍角にする場合も多くなっている。
このような要望にこたえて、例えば、実開昭52−10
2029号公報記載のように、2個の円弧状継手の一方
を他方に挿入し、挿入深さにより角度を調節出来るよう
にした継手が知られている。
しかしながら、このような樋継手においては、一方の他
方への挿入深さにより角度を調節するものであるから、
角度により樋の長さを変えなければならない難点があり
、施工にあたり、予め樋の長さを正確に調えておかなけ
ればならない。
本考案は1個の継手で種々の角度を呈する軒の隅が形成
された屋根に使用し得、角度により樋の長さを変えなけ
ればならない煩瑣のない樋曲り継手を提供するものであ
り、その要旨は2個の継手体の一端部に夫々樋接続部が
設けられ、他端部は夫々摺動結合部が設けられ、該摺動
結合部の一方の側縁部は略円弧状になされ、一方の継手
体の他方の側縁部付近に枢着軸が設けられ、他方の継手
体の他方の側縁部に軸挿通孔が設けられている。
樋曲り継手に存する。
次に本考案の一例を図面の共に説明する。
一方の継手体Aは二辺の端部間に円弧状辺が設けられた
扇形底を有し、円弧状辺の一端から他方に向けて側壁5
が立設され、側壁5の延長上には、略溝型状の樋接続部
1が設けられ、該樋接続部1の奥部には樋接着片2が設
けられ、両側部には外方に膨出する耳受部3,3が形成
されている。
該継手体Aの扇形底の一辺には摺動結合部4が設けられ
ている。
側壁5の上端から内方に新曲片6が設けられ、該折曲片
6には側壁5に沿う長孔7が設けられている。
長孔7のところどころには複数個の係止凹部8・・・・
・・が形成されている。
継手体Aの扇形底の他の一辺には側壁9が立設され、扇
形底のかなめ部には枢着軸10が立設されている。
該枢着軸10の上端にはや・径大になされた頭部11が
設けられている。
継手体Aの摺動結合部4の先端付近には止水材14が帯
状に設けられている。
他方の継手体Bは二辺の端部間に円弧状辺が設けられた
扇形底を有し、円弧状辺の一端がら他端に向けて側壁5
が立設され、側壁5の延長上には、略溝型状の樋接続部
1が設けられ、該樋接続部1の奥部には樋接着片2が設
けられ、両側部には外方に膨出する耳受部3,3が形成
されている。
継手体Bの扇形底の一辺には摺動結合部4が設けられて
いる。
側壁5の先端付近の上端部には係止突起12が突設され
ている。
継手体Bの扇形底の他の一辺には側壁9が立設されこの
側壁9の延長上において扇形底のかなめ部には軸挿通孔
13が設けられている。
継手体Aと継手体Bは摺動結合部4,4同志を結合させ
て組立てる。
先ず継手体Bの軸挿通孔13に継手体Aの枢着軸10を
挿通させ、頭部11を軸挿通孔13より突出させる。
そして、継手体Bの係止突起12を継手体Aの折曲片6
の長孔7に下方がら挿通し、係止突起12を長孔7のい
ずれがの係止凹部8に係止させる。
このように継手体Bの摺動結合部4は、継手体Aの止水
材14に密接しながら、継手体Aの摺動結合部4に嵌合
される。
継手体Bの係止突起12を内方に寄らせるようにして、
係止する凹部8を変換することにより、継手体Aの略円
弧状になされた側縁部5に継手体Bの側縁部5を沿わせ
ながら摺動結合部4,4を摺動させ、樋接続部1,1の
なす角を調整することができる。
継手体Aと継手体Bの結合部は止水材14によって止水
されている。
止水材14が設けられていない場合には、継手体Aと継
手体Bの樋接続部1,1のなす角を決定した後に、両者
を水密に接着せしめてもよい。
本考案樋曲り継手は上記の構成になされているので、両
端部の樋接続部同志のなす角を種々調整することができ
、1種の補間り継手で軒の隅が様々な角度を呈する屋根
の軒樋を接続するのに非常に便利である。
本考案曲り継手によれば、一個の継手体の扇形底のかな
め部の角度から2個の継手体の扇形底のかなめ部の角度
の和の範囲で曲り角度を調節でき、2個の継手体のかな
め部の角度をそれぞれ90゜とすれば、約90乃至18
0°の範囲で曲り角度を調節できるので、角度が180
°の場合は樋と樋を一直線状に接続する場合にも使用で
きる。
また、かなめ部の枢着部を軸として2個の継手体を回動
して角度を調節するものであるがら、角度を変えても、
接続される樋の長さは変わらず、施工上便利である。
また、本考案によれば、樋の接続部に扇形乃至半円形の
膨出流路が形成されるので、雨水が大量の場合に流量調
節ができて樋の側縁がら雨水が溢れることが避けられる
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案樋曲り継手の一例を示す斜視図、第2図
は同じく平面図、第3図、第4図は本考案樋曲り継手を
構成する継手体の一例を示す斜視図、第5図は第3図の
継手体の要部を示す斜視図である。 A、B・・・・・・継手体、1・・・・・・樋接続部、
4・・・・・・摺動結合部、5・・・・・・略円弧状に
なされた側縁部、10・・曲枢着軸、13・・・・・・
軸挿通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2辺の端部間に円弧状辺が設けられた扇形底を有する2
    個の扇形継手体が各かなめ部及び一辺において互いに重
    合され、重合された各かなめ部に於いて回動可能に枢着
    され、2個の継手体の互いに重合する一辺縁において摺
    動結合部が設けられ、円弧状辺の摺動結合部付近及び摺
    動結合部と反対側の他の一辺には側壁が立設され、各継
    手体の円弧状辺の側壁の延長上に溝形樋接続部が設けら
    れた樋曲り継手。
JP1979049599U 1979-04-13 1979-04-13 樋曲り継手 Expired JPS5915302Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979049599U JPS5915302Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13 樋曲り継手

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JP1979049599U JPS5915302Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13 樋曲り継手

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Publication Number Publication Date
JPS55149028U JPS55149028U (ja) 1980-10-27
JPS5915302Y2 true JPS5915302Y2 (ja) 1984-05-07

Family

ID=28935491

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JP1979049599U Expired JPS5915302Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13 樋曲り継手

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS493240A (ja) * 1972-04-25 1974-01-12
JPS5028044A (ja) * 1973-07-18 1975-03-22
JPS5340428A (en) * 1976-09-25 1978-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd High frequency heater

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4860139U (ja) * 1971-11-10 1973-07-31

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Publication number Publication date
JPS55149028U (ja) 1980-10-27

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