JPH0727857U - プリンタ - Google Patents
プリンタInfo
- Publication number
- JPH0727857U JPH0727857U JP6224493U JP6224493U JPH0727857U JP H0727857 U JPH0727857 U JP H0727857U JP 6224493 U JP6224493 U JP 6224493U JP 6224493 U JP6224493 U JP 6224493U JP H0727857 U JPH0727857 U JP H0727857U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- opening frame
- housing
- opening
- printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カバーを筐体から完全に取り外せ、かつ、開
閉するカバーで配線部材を挟んで損傷する恐れのないプ
リンタを提供する。 【構成】 搬送路30の前端部に媒体挿入排出口40A
を形成する開口枠40を設け、その開口枠40に取付部
44を形成し、その取付部44に操作表示部3を取り付
けるとともに、取付部44の背面において操作表示部3
に配線し、媒体挿入排出口40A及び取付部44を外部
に露出させる開口部13Aを有するカバー13を着脱自
在に装着した。
閉するカバーで配線部材を挟んで損傷する恐れのないプ
リンタを提供する。 【構成】 搬送路30の前端部に媒体挿入排出口40A
を形成する開口枠40を設け、その開口枠40に取付部
44を形成し、その取付部44に操作表示部3を取り付
けるとともに、取付部44の背面において操作表示部3
に配線し、媒体挿入排出口40A及び取付部44を外部
に露出させる開口部13Aを有するカバー13を着脱自
在に装着した。
Description
【0001】
本考案は、正面に媒体挿入排出口を有し、その媒体挿入排出口近辺に操作部及 び表示部が設けてあるプリンタに関する。
【0002】
従来、通帳等の印字媒体に印字動作を行うプリンタは、例えば、図4,5に示 すような構造が一般的であった。すなわち、第1に、図4に示すように、プリン タ1の上部を覆う上カバー2は、その後方下端において、下カバー3に対してヒ ンジ(図示せず)により回動自在に取り付けられており、図5に示すように、上 カバー2を上記ヒンジを支点にして上方へ回動させることにより、プリンタ1の 筐体1A内部を開放できるようになっている。この際、上カバー2は、周知の支 持具Hで支持されて開放状態が保持されるようになっている。
【0003】 第2に、操作スイッチ3a及び表示LED3bなどを有する操作部及び表示部 (以下、操作表示部という)3は、上カバー2の前面に取り付けられている。し たがって、操作表示部3と、筐体1A内に設けられた電装部(図示せず)との間 で必要な信号の授受を行うための配線部材Lは、図5に示すように、上カバー2 の内側面に沿って取付けられている。
【0004】 操作表示部3の下方には、印字媒体を挿入及び排出するための媒体挿入排出口 (以下、挿入排出口という)4を外側に露出させるための開口部2Aが上カバー 2に形成されている。
【0005】 また、印字媒体を印字機構(図示せず)へ搬送する搬送路5が挿入排出口4に 連通して設けられている。印字媒体は、搬送路5に対設されて回転する搬送ロー ラrによって上下から挟持されて搬送されるようになっている。
【0006】
しかしながら、上述した従来のプリンタには、次のような問題があった。 (1)操作表示部3が上カバー2に取り付けてあるので、上カバー2が配線部材 Lにより筐体1Aと常に結合された状態にあるため、上カバー2全体を取り外し て、筐体1A内部の部品の点検及び修理などを行うことが困難である。 (2)上カバー2を開放状態から閉鎖状態に戻す際に、誤って配線部材Lを上カ バー2と下カバー3との間に挟んで損傷させる恐れがあった。また、開放した上 カバー2を保持するための支持具Hが必要であった。 (3)上カバー2を筐体1Aから完全に取り外す際には、配線部材Lを上カバー 2からいちいち取り外さねばならず、手間がかかっていた。 したがって、本考案は、従来のプリンタが有するこのような欠点を取り除くも のであって、その目的は、挿入排出口付近に操作表示部を有したプリンタにおい て、部品点検及び修理などの際に、配線部材を損傷させることなく、カバーを完 全に取り外すことが容易にでき、また、カバーの支持具を不要にすることにある 。
【0007】
上記の目的を達成するため、本考案のプリンタは、搬送路の前端部に、正面側 に開口する挿入排出口を形成する開口枠を設け、その開口枠の上部に、正面側に 臨む取付部を形成し、その取付部に操作部及び表示部を取り付けるとともに、取 付部の背面において操作部及び表示部に配線し、挿入排出口及び取付部を外部に 露出させる開口部を有するカバーを着脱自在に装着したことを特徴としている。 また、本考案のプリンタは、搬送路の上搬送ガイド、下搬送ガイド、及び開口 枠がそれぞれ別体に成形され、一体的に接続されていることを特徴としている。 さらに、本考案のプリンタは、搬送路の上搬送ガイド、下搬送ガイド、及び開 口枠が一体成形されていることを特徴としている。
【0008】
配線部材が配線された操作表示部が筐体に固定される開口枠に取り付けられて おり、従来と違ってカバーと筐体とが配線部材で結合されていないので、カバー を筐体から完全に取り外せる。 取付部が形成された開口枠を筐体に取り付ければ、筐体及びカバーに対する開 口枠及び取付部の取付誤差を低下できる。 搬送路と開口枠とを一体成形して筐体に取付ければ、筐体及びカバーに対する 取付誤差を低下でき、かつ、部品の取付工数が減る。
【0009】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。 図1は、本考案の一実施例であるプリンタを示す斜視図であり、図2は、カバ ーを取り外した状態を示す斜視図であり、図3は、挿入排出口近傍における断面 図である。なお、従来例を示す図4,5と同一又は相当する部分には、同一の符 号を付して詳細な説明を省略する。
【0010】 図1,2において、プリンタ10の筐体11には、内部が視認できるように設 けられた開口部12Aを有する後カバー12が取り付けられている。この開口部 12Aには、操作表示部3及び挿入排出口4を外部に露出させるための開口部1 3Aが設けられた前カバー13が着脱自在に取り付けられている。
【0011】 図3に示すように、搬送路30は、所定間隔で対面するように設けられた上下 の搬送ガイド31,32によって形成されている。搬送路32の下部には、脚3 2aが設けられており、この脚32aが図示しないねじ等の脚材により筐体11 に固定されている。
【0012】 上下の搬送ガイド31,32の前端部には、挿入排出口40Aを形成する開口 枠40が接続されている。この開口枠40は、水平状の下面部41、側面部42 、及び上面部43を有している。外方に向かうほど広がるほぼ扇形の側面部42 は、下搬送ガイド32に連続して設けられた下面部41と上面部43との間を接 続している。上搬送ガイド31に連続して設けられた上面部43は、両側面部4 2の上縁部を接続し、かつ、外方に向かうほど上方に傾斜するように設けられて いる。 すなわち、下面部41、側面部42、及び上面部43によって形成され ている開口枠40の挿入排出口40Aは、搬送路30に連通している。
【0013】 したがって、印字媒体は、挿入排出口40Aから矢印F方向に挿入されると、 これに連通する搬送路30を構成する搬送路31,32に案内されて矢印F方向 へ搬送ローラrにより搬送され、所定の印字動作が印字機構によりなされる。こ の印字動作が終了すると、印字媒体は、矢印R方向に搬送されて挿入排出口40 Aから排出されるようになっている。
【0014】 上面部43の上縁部には、取付部44が立設されている。この取付部44には 、操作表示部3が取り付けられ、正面から操作スイッチ3aの操作及び表示LE D3bの視認ができるようになっている。図2に例示するように、筐体11から の配線部材Lは、後カバー12の内側面及び上面部43の上面に沿って、あるい は、上搬送ガイド31の上面に沿って、取り付けるとともに、取付部44の背面 で操作表示部3に接続されている。
【0015】 上述のように構成されたプリンタ10においては、図2に示すように、配線部 材Lが前カバー13に取り付けられていないので、前カバー13の着脱に伴う配 線部材Lの取付け及び取外しが不要であるため、完全にカバーを取り外すことが 容易にできる。 したがって、筐体11内の部品の保守点検や消耗部品の交換などを、カバーに 邪魔されずに、容易迅速に行うことができる。
【0016】 また、上述した上下の搬送ガイド31,32、開口枠40、あるいはさらに脚 32aを全て別体に成形し、これらを一体的に接続して組み立てた場合は、開口 枠40及び取付部44の筐体11及び上カバー13に対する取付誤差は、上記個 々の部品間で発生する取付誤差の総和となる。このため、上記取付誤差に起因し て、開口枠40及び取付部44の周縁部と、前カバー13の開口部13Aとの間 の空隙がばらついて外観上不都合が起きる可能性がある。
【0017】 これに対して、上下の搬送ガイド31,32、開口枠40、及び脚32aを全 て一体成形すると、取付ける部品の点数が減少するので、取付誤差が減少する。 したがって、開口枠40及び取付部44の筐体11及び上カバー13に対する取 付誤差を減少させることにより、上述の不都合をなくすことができる。 また、上下の搬送ガイド31,32と開口枠40とを単品として取り付けるの で、筐体11に対する取付工数が著しく削減される。
【0018】 上下の搬送路31,32、開口枠40、及び脚32aを一体成形する方法は、 例えば、合成樹脂材料で一体成形してもよいし、板金によって一体成形してもよ い。
【0019】 なお、上記取付誤差を減少させるためには、少なくとも、取付部44を有する 開口枠40を一体的に形成して筐体11に取付ければよいことは明らかである。 しかしながら、上下の搬送ガイド31,32、開口枠40、及び脚32aの全 てを一体成形すれば、実質的に部品点数を減らせるので、製造コストを低下でき る点でより望ましい。
【0020】 以上説明したように、本実施例のプリンタ10によれば、配線部材Lが配線さ れた操作表示部3が筐体11に固定される開口枠40に取り付けられており、上 カバー13と筐体11とが配線部材Lで結合されていないので、配線部材Lを損 傷させることなく、上カバー13を筐体11から完全に取り外すことが容易にで き、また、上カバー13を支持するための支持具も不要となる。
【0021】
以上詳述したように、本考案のプリンタは、従来と違って、配線部材が配線さ れた操作表示部が筐体に固定される開口枠に取り付けられており、カバーと筐体 とが配線部材で結合されていないので、配線部材を損傷させることなく、カバー を筐体から完全に取り外すことが容易にでき、また、カバーを支持するための支 持具も不要となる。 また、挿入排出口及び取付部を一体的に有する開口枠を筐体に取り付けた場合 、及び、搬送路と開口枠とを一体成形して筐体に取り付けた場合には、筐体及び カバーに対する取付誤差を低下させることができるので、開口枠及び取付部とカ バーとの間の空隙のばらつきを抑えることができる。
【図1】本考案の一実施例であるプリンタを示す斜視図
である。
である。
【図2】図1においてカバーを取り外した状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】同実施例における挿入排出口近傍の断面図であ
る。
る。
【図4】従来のプリンタを示す斜視図である。
【図5】図4においてカバーを取り外した状態を示す斜
視図である。
視図である。
3 操作表示部 10 プリンタ 11 筐体 13 前カバー(カバー) 30 搬送路 31 上搬送ガイド 32 下搬送ガイド 40 開口枠 40A 挿入排出口 44 取付部 L 配線部材
Claims (3)
- 【請求項1】搬送路の前端部に、正面側に開口する媒体
挿入排出口を形成する開口枠を設け、その開口枠の上部
に、正面側に臨む取付部を形成し、その取付部に操作部
及び表示部を取り付けるとともに、前記取付部の背面に
おいて前記操作部及び表示部に配線し、前記媒体挿入排
出口及び取付部を外部に露出させる開口部を有するカバ
ーを着脱自在に装着したことを特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】搬送路の上搬送ガイド、下搬送ガイド、及
び開口枠がそれぞれ別体に成形され、一体的に接続され
ていることを特徴とする請求項1のプリンタ。 - 【請求項3】搬送路の上搬送ガイド、下搬送ガイド、及
び開口枠が一体成形されていることを特徴とする請求項
1のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6224493U JPH0727857U (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6224493U JPH0727857U (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727857U true JPH0727857U (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=13194541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6224493U Pending JPH0727857U (ja) | 1993-10-25 | 1993-10-25 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727857U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9409720B2 (en) | 2010-12-08 | 2016-08-09 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Medium carrying mechanism |
-
1993
- 1993-10-25 JP JP6224493U patent/JPH0727857U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9409720B2 (en) | 2010-12-08 | 2016-08-09 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Medium carrying mechanism |
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