JP2021094763A - 印刷装置 - Google Patents

Abstract

【課題】搬送機構にシートの端部を設置する際の作業性を向上させる。【解決手段】印刷装置（１００）は、シート格納部（５０）と、搬送機構と、前記搬送機構を挟んで配置された、第１フレーム（４０１）および第２フレーム（４０２）と、印刷装置（１００）の上部を覆うカバーと、当該カバーを回動可能に支持する回動軸（３）と、を備える。回動軸（３）は、第１端部が第１フレーム（４０１）に軸支されており、第２フレーム（４０２）とは離間している。【選択図】図４

Description

本発明は、印刷対象に印刷を行う印刷装置に関する。

印刷装置には、印刷対象となるシートのロールを本体内部に格納し、シートを印刷部に搬送して印刷する印刷装置が存在する（例えば、特許文献１）。このような印刷装置の中には、印刷を開始する際に、本体の上部に設けられたカバーを開放して、搬送機構の所定位置にシートの端部を設置する必要がある。特許文献１には、シートの搬送方向に沿った軸を中心に回動するカバーが開示されている。

特開２０１５−１１２８３７号公報

しかしながら、シートの搬送方向と直交する方向に沿った軸を中心に回動するカバーを設け、搬送機構を挟んで配置した２つのフレームによって回動軸の両端を軸支する場合には、次のような課題がある。すなわち、ユーザーがロールを収容部に設置した後にシートの先端を引き出して搬送機構に設置する場合、ユーザーは、搬送機構、２つのフレームおよび回動軸によって四方を囲われた領域にシートの先端を挿入しなければならない。そのため、作業性が低下してしまう。また、印刷後にロールを交換する際にも、ロールの先端が上記四方を囲われた領域を通過するまでロールを巻き直してからでないと交換することができないという問題があった。

本発明の一態様は、搬送機構にシートの端部を設置する際の作業性を向上させることができる印刷装置を実現することを目的とする。

上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る印刷装置は、シートを格納するシート格納部と、前記シート格納部から引き出された前記シートを搬送する搬送機構と、第１方向において前記搬送機構を挟んで配置された、第１フレームおよび第２フレームと、前記搬送機構により搬送された前記シートに対して印刷を行う印刷部と、前記搬送機構において前記シートが搬送される搬送方向の上流側の少なくとも一部を覆うカバーと、前記第１方向に延伸し、前記カバーを回動可能に支持する回動軸と、を備え、前記回動軸は、第１端部が前記第１フレームに軸支されており、前記第２フレームとは離間している。

本発明の一態様によれば、搬送機構にシートの端部を設置する際の作業性を向上させることができる。

本発明の実施形態１に係る印刷装置の斜視図である。 カバーを開放した状態の上記印刷装置の斜視図である。 上記印刷装置の内部構造を示す側面図である。 上記印刷装置が備える回動軸を軸支する構成を示す斜視図である。 上記カバーが開いた状態の上記印刷装置を上方から見た模式図である。 上記印刷装置が備えるサイドガイドの構造を説明するための印刷装置の側面図である。 本発明の実施形態２に係る印刷装置において、カバーが開いた状態の印刷装置を上方から見た模式図である。 本発明の実施形態３に係る印刷装置の斜視図である。

〔実施形態１〕
本発明の一実施形態１について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。図１は、実施形態１に係る印刷装置１００の斜視図である。図２は、カバー５０３を開放した状態の印刷装置１００の斜視図である。なお、図２では、ケース５０１の背面および扉５０２の図示を省略している。図３は、印刷装置１００の内部構造を示す断面図である。図４は、印刷装置１００が備える回動軸３を軸支する構成を示す斜視図である。図４では、ケース５０１、扉５０２およびカバーケース６００の図示を省略している。

印刷装置１００は、インクジェット印刷方式のラベルプリンタである。図１〜図４に示すように、印刷装置１００は、カバー５０３と、第１フレーム４０１と、第２フレーム４０２と、搬送機構６と、印刷部の一例としてのヘッド７と、回動軸３と、シート格納部５０と、ロール紙ホルダー５と、ケース５０１と、扉５０２とを備えている。

図１に示すように、印刷装置１００では、ケース５０１、扉５０２およびカバー５０３によって、印刷装置１００が覆われている。扉５０２は、後述する搬送方向に移動可能となっており、通常時には、後述するロール紙５１が搬送される方向からみて左側の側面の一部を覆っている。カバー５０３は、閉状態のときに、印刷装置１００の左側の側面の一部、上面の一部、および背面の一部を覆っている。ケース５０１は、扉５０２とカバー５０３によって覆われていない箇所を覆っている。ケース５０１には、印刷されたロール紙５１を排紙するための排紙口５０１ａが形成されている。

図４に示すように、印刷装置１００では、上下方向に延伸する面からなる、第１フレーム４０１および第２フレーム４０２が対向するように設置されている。第１フレーム４０１と第２フレーム４０２との間に後述する搬送機構６、シート格納部５０およびヘッド７が設けられている。第２フレーム４０２には、シート格納部５０が設置されている領域に切欠きが形成されている。第１フレーム４０１の上部には、回動軸３を支持するための立上部４０１ａが形成されている。以降の説明では、第１フレーム４０１と第２フレーム４０２とが対向する方向を第１方向として説明する。また、実施形態１を含む各実施形態では、ロール紙５１を搬送する方向である搬送方向の下流側の端部を印刷装置１００の正面とし、カバー５０３が印刷装置１００の上部に配置されるものとして説明する。

図２〜図４に示すように、第１フレーム４０１と第２フレーム４０２との間の空間における搬送方向の上流側の端部には、シート格納部５０が形成されおり、シート格納部５０にロール紙ホルダー５が設置されている。ロール紙ホルダー５は、シートの一例としてのロール紙５１を格納しており、図示しないモーターによって回転駆動されることで、ロール紙５１を送出する。ロール紙５１は、ロール紙ホルダー５にロール状に巻回されている。

搬送機構６は、ロール紙５１を所定の搬送方向に搬送する機構であり、第１ローラの一例としての搬送ローラ６１と、第２ローラの一例としての押圧ローラ６２と、搬送ベルト機構６３とを有している。搬送機構６は、第１方向において第１フレーム４０１と第２フレーム４０２との間に挟まれて配置されている。

搬送ローラ６１は、ロール紙５１を搬送するローラであり、ロール紙５１の搬送方向において、後述するヘッド７よりも上流側に設けられている。搬送ローラ６１は、第１フレーム４０１および第２フレーム４０２に回転可能に支持されており、図示しないモーターによって回転駆動される。

押圧ローラ６２は、後述するカバー５０３が閉状態のときに、ロール紙５１が搬送される領域の所定位置で搬送ローラ６１と当接し、搬送ローラ６１に対してロール紙５１を押し付けるローラである。押圧ローラ６２は、カバー５０３に回転可能に設けられている。搬送ローラ６１および押圧ローラ６２は、ローラ対を構成しており、ロール紙５１を挟持して回転することにより、ロール紙ホルダー５から送り出されたロール紙５１を搬送方向に搬送する。なお、本実施形態では、第１フレーム４０１および第２フレーム４０２に支持されるように搬送ローラが設けられ、カバー５０３に押圧ローラが設けられているが、本発明はこれに限られない。本発明の一態様では、第１フレーム４０１および第２フレーム４０２に支持されるように押圧ローラが設けられ、カバー５０３に搬送ローラが設けられてもよい。

搬送ベルト機構６３は、駆動ベルトローラ６３Ａと従動ベルトローラ６３Ｂとに搬送ベルト６３Ｃが掛け渡された機構である。搬送ベルト６３Ｃの上面が、ロール紙５１を搬送する搬送面となる。搬送ベルト機構６３は、第１フレーム４０１と第２フレーム４０２によって支持されている。

ヘッド７は、ロール紙５１に対して印刷するために、搬送ベルト６３Ｃの印刷面に対向する面に、液体の一例としてのＵＶインクを吐出する多数のノズルを有している。ヘッド７は、このような構造により、搬送ベルト６３Ｃ上を搬送されてくるロール紙５１の印刷面に対してＵＶインクを吐出して、印刷を行う。ヘッド７は、第１フレーム４０１および第２フレーム４０２に支持されている。

カバー５０３は、図４に示すように、印刷装置１００の上部の一部を覆うカバーである。カバー５０３は、フレーム１と、フレーム１の外側を覆うカバーケース６００と備えている。カバー５０３は、第１フレーム４０１の立上部４０１ａに軸支された回動軸３によって回動可能に支持されている。回動軸３は、第１方向に延伸しており、図３に示すように、高さ方向において搬送機構６の近傍に設けられている。フレーム１とカバーケース６００とは固定されており、カバー５０３を回動させる場合には、フレーム１とカバーケース６００とが同時に回動するようになっている。

フレーム１は、搬送方向における一端部が回動軸３によって立上部４０１ａに軸支されることにより、搬送方向における他端部が本体から離れた第１姿勢（開状態）と、第１姿勢よりも他端部が第１フレーム４０１および第２フレーム４０２に近い第２姿勢（閉状態）とに姿勢変化可能となる。フレーム１と、搬送機構６とは、上下方向に並ぶように配置されている。

次に、フレーム１および回動軸３について詳細に説明する。図４に示すように、フレーム１は、第１方向において互いに対向する２つの側面１０１および側面１０２を有している。側面１０２は、第１面１０２ｂと、第２面１０２ａとを備えている。第２面１０２ａは、回動軸３の第１方向の長さに合わせて第１面１０２ｂよりも内側に位置しており、回動軸３の一端が第２面１０２ａによって支持されている。また、フレーム１は、第１面１０２ｂと第２面１０２ａとを接続する接続面１０３を備えている。

図５は、カバー５０３が開いた状態の印刷装置１００を上方から見た模式図である。第１フレーム４０１には、上述したように、上端から立ち上がるように立上部４０１ａが形成されている。立上部４０１ａは、図５に示すように、上方から見たときに、Ｊ字状の形状となっている。立上部４０１ａは、ロール紙ホルダー５が設けられる側の端部において、回動軸３を軸支している。回動軸３は、ロール紙５１が搬送される方向である搬送方向から見て右側の端部である第１端部３ａが立上部４０１ａに固定されており、固定端となっている。

また、回動軸３は、第１端部３ａとは反対側の端部である第２端部３ｂが第２フレーム４０２に軸支されていない。換言すれば、第２端部３ｂは、第２フレーム４０２とは離間している。

印刷装置１００では、回動軸３の両端部である、第１端部３ａおよび第２端部３ｂのうち、第１端部３ａのみがフレームにより軸支されており、第２端部３ｂは、フレームに軸支されておらず、第２フレーム４０２と離間している。これにより、第１方向における第２端部３ｂ側において、第２フレーム４０２とカバー５０３との間（より詳細には、第２フレーム４０２とフレーム１との間）に隙間Ｓ１が形成された構成とすることができ、回動軸３と第２フレーム４０２との間に隙間Ｓ２が形成された構成とすることができる。その結果、当該隙間からロール紙５１を搬送ローラ６１と押圧ローラ６２との間にロール紙５１の先端を設置することができるので、作業性を向上させることができる。また、ロール紙５１を搬送機構６から取り外す際にも作業性を向上させることができる。

図５に示すように、印刷装置１００は、テンショナー７１と、一対のサイドガイド７２・７３と、ロータリーエンコーダディスク７４と、押圧部材７５とをさらに備えている。

テンショナー７１は、搬送方向において搬送機構６の上流側に設けられている。テンショナー７１は、ロール紙ホルダー５から搬送機構６へ搬送されるロール紙５１に対して張力を印加させる。テンショナー７１は、第１方向に沿って延伸する筒状の形状をしており、周方向の表面が周方向に沿って湾曲した形状となっている。

サイドガイド７２・７３は、ロール紙５１が所定の方向に搬送されるように、ロール紙５１の第１方向の端部をガイドする機構である。サイドガイド７２は、第１方向において、サイドガイド７３よりも搬送方向から見て左側に設置されている。サイドガイド７２とサイドガイド７３とは、第１方向において対向する位置に設置されている。

サイドガイド７２は、開口部７２ａと当接部７２ｂとを備えている。開口部７２ａは、ロール紙５１が搬送される搬送路を上下方向に貫通して設けられた開口である。当接部７２ｂは、下部が開口部７２ａに差し込まれており、上部が上記搬送路から突出した構造となっている。当接部７２ｂは、開口部７２ａの第１方向の距離の分だけ、上記搬送路上において第１方向に移動可能となっている。サイドガイド７３も同様に、開口部７３ａと当接部７３ｂとを備えている。

印刷装置１００では、ロール紙５１に印刷を行う前に、サイドガイド７２の当接部７２ｂとサイドガイド７３の当接部７３ｂとの間の距離が、ロール紙５１の第１方向の長さとなるように、当接部７２ｂおよび当接部７３ｂの位置を調整する。これにより、ロール紙５１が所定の搬送方向からずれている場合に、ロール紙５１の第１方向の端部が当接部７２ｂまたは当接部７３ｂと当接して搬送される方向が修正されることにより、ロール紙５１が所定の搬送方向に搬送することができる。

ロータリーエンコーダディスク７４は、上記搬送路上をロール紙５１が搬送された距離を検知するための部材である。ロータリーエンコーダディスク７４は、円盤状になっており、上部が露出している。ロータリーエンコーダディスク７４は、図５に示すように、第１方向において搬送ローラ６１よりも回動軸３の第１端部３ａ側に配置されている。

図５に示すように、回動軸３の第２端部３ｂは、サイドガイド７２の当接部７２ｂが最も第１端部３ａ側に位置しているときの当接部７２ｂの位置よりも第１端部３ａ側に位置している。これにより、回動軸３の第１方向の両端部のうちフレームに軸支されていない側には、大きな空間が形成されている。その結果、搬送ローラ６１と押圧ローラ６２との間にロール紙５１の端部を設置する際の作業性を向上させることができる。

また、印刷装置１００では、フレーム１の側面１０２の搬送方向における上流側の端部が内側に凹んだ形状となっている。これにより、搬送ローラ６１と押圧ローラ６２との間にロール紙５１の端部を設置する際の空間を大きくさせることができるので、作業性を向上させることができる。

押圧部材７５は、搬送方向において搬送ローラ６１と搬送ベルト機構６３との間に設けられている。押圧部材７５は、搬送ローラ６１と押圧ローラ６２との間にロール紙５１の端部を設置した後に、ロール紙５１を押圧することにより、ロール紙５１を所望の位置に押えておくための部材である。押圧部材７５は、図５に示すように、第１フレーム４０１および第２フレーム４０２によって両端部が支持された回動軸７５ａを軸として回動するようになっている。

図６は、サイドガイド７２の当接部７２ｂの構造を説明するための印刷装置１００の側面図であり、印刷装置１００における搬送方向の上流側を拡大した図である。図６に示すように、当接部７２ｂは、ロール紙５１の搬送方向における上流側の端部が、搬送方向と反対方向に向かうにつれて高さが低くなっている。これにより、搬送方向における上流側において、サイドガイド７２と回動軸４Ｂとの間の距離を大きくすることができる。その結果、搬送ローラ６１と押圧ローラ６２との間にロール紙５１の端部を設置する際の作業性を向上させることができる。

また、印刷装置１００では、上述したように、ロータリーエンコーダディスク７４が第１方向において搬送ローラ６１よりも回動軸３の第１端部３ａ側に配置されている。換言すれば、ロータリーエンコーダディスク７４は、搬送方向から見て左側、すなわち、回動軸３の第１方向の両端部のうちフレームに軸支されていない側に配置されていない。これにより、回動軸４Ｂの第１方向の両端部のうちフレームに軸支されていない側は、反対側と比べてより大きな空間が形成されている。その結果、搬送ローラ６１と押圧ローラ６２との間にロール紙５１の端部を設置する際の作業性を向上させることができる。

上述したように、印刷装置１００は、扉５０２およびカバーケース６００を備えている。図１に示すように、カバーケース６００は、閉状態であるときの搬送方向における最上流部は上方向に凹んだ凹部５０３ａが形成されている。

扉５０２は、印刷装置１００を正面から見たときに右側の側面に設けられている。扉５０２は、カバーケース６００の凹部５０３ａの形状に合わせて、上部に突出する突出部５０２ａを備えている。扉５０２は、搬送方向に沿って移動できるようになっている。扉５０２を搬送方向の下流側に移動させることにより、印刷装置１００の内部が露出した状態となり、ロール紙５１の交換などを行えるようになっている。

〔実施形態２〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。

図７は、本実施形態における印刷装置１００Ａにおける、カバー５０３が開いた状態の印刷装置１００Ａを上方から見た模式図である。図７に示すように、印刷装置１００Ａは、実施形態１における回動軸３に代えて回動軸３Ａを備えている。

回動軸３Ａは、搬送方向から見て右側の端部である第１端部３Ａａが立上部４０１ａに固定されており、固定端となっている。一方、回動軸３Ａは、第１端部３Ａａとは反対側の端部である第２端部３Ａｂが、軸支されておらず、自由端となっている。

本実施形態では、回動軸３Ａの第２端部３Ａｂが、サイドガイド７３の当接部７３ｂが最も第１端部３Ａａ側に位置しているときの当接部７３ｂの位置よりも第１端部３Ａａ側に位置している。これにより、回動軸３Ａの第１方向の両端部のうちフレームに軸支されていない側には、実施形態１における印刷装置１００と比べてより大きな空間が形成されている。その結果、搬送ローラ６１と押圧ローラ６２との間にロール紙５１の端部を設置する際の作業性を向上させることができる。

〔実施形態３〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。図８は、本実施形態に係る印刷装置１００Ｂの斜視図である。なお、図８では、ケース５０１、扉５０２およびカバーケース６００の図示を省略している。

図８に示すように、印刷装置１００Ｂでは、フレーム１が実施形態１における側面１０２に代えて、側面１０４を備えている。印刷装置１００Ｂでは、側面１０１および側面１０４によって、カバー５０３に回動軸３が固定されている。

本実施形態においても、搬送方向から見て右側の端部である回動軸３の第１端部が立上部４０１ａに固定されており、固定端となっている。一方、回動軸３は、第１端部とは反対側の端部である第２端部が、フレームに軸支されておらず、第２フレーム４０２と離間している。これにより、第１方向における第２端部３ｂ側において、第２フレーム４０２とカバー５０３との間（より詳細には、第２フレーム４０２とフレーム１との間）に隙間Ｓ３が形成された構成とすることができ、回動軸３と第２フレーム４０２との間に隙間Ｓ４が形成された構成とすることができる。その結果、当該隙間からロール紙５１を搬送ローラ６１と押圧ローラ６２との間にロール紙５１の先端を設置することができるので、作業性を向上させることができる。

本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。

３、３Ａ 回動軸
３ａ、３Ａａ 第１端部
３ｂ、３Ａｂ 第２端部
６ 搬送機構
５０ シート格納部
７ ヘッド（印刷部）
５１ ロール紙（シート）
６１ 搬送ローラ（第１ローラ）
６２ 押圧ローラ（第２ローラ）
７２、７３ サイドガイド
７２ｂ、７３ｂ 当接部
７４ ロータリーエンコーダディスク
１００、１００Ａ、１００Ｂ 印刷装置
４０１ 第１フレーム
４０２ 第２フレーム
５０３ カバー

Claims (9)

1. シートを格納するシート格納部と、
   前記シート格納部から引き出された前記シートを搬送する搬送機構と、
   第１方向において前記搬送機構を挟んで配置された、第１フレームおよび第２フレームと、
   前記搬送機構により搬送された前記シートに対して印刷を行う印刷部と、
   前記搬送機構において前記シートが搬送される搬送方向の上流側の少なくとも一部を覆うカバーと、
   前記第１方向に延伸し、前記カバーを回動可能に支持する回動軸と、を備え、
   前記回動軸は、第１端部が前記第１フレームに軸支されており、前記第２フレームとは離間している、印刷装置。
2. 前記搬送機構の少なくとも一部は、前記シートの前記第１方向の端部をガイドする一対のサイドガイドを備える、請求項１に記載の印刷装置。
3. 前記一対のサイドガイドのそれぞれは、前記第１方向に移動可能である、請求項２に記載の印刷装置。
4. 前記回動軸の前記第１端部とは反対側の第２端部は、前記一対のサイドガイドのうち前記第１端部側のサイドガイドが最も前記第１端部側に位置しているときのサイドガイドの位置よりも前記第１端部側に位置する、請求項３に記載の印刷装置。
5. 前記回動軸の前記第１端部とは反対側の第２端部は、前記一対のサイドガイドのうち前記第２端部側のサイドガイドが最も前記第１端部側に位置しているときのサイドガイドの位置よりも前記第１端部側に位置する、請求項３に記載の印刷装置。
6. 前記サイドガイドは、前記搬送方向において前記搬送機構よりも上流側に設けられている、請求項２から５のいずれか１項に記載の印刷装置。
7. 前記サイドガイドは、前記シートの前記第１方向の端部に当接する当接部を備えており、
   前記当接部は、前記搬送方向における上流側の端部が、前記搬送方向と反対方向に向かうにつれて高さが低くなっている、請求項２から６のいずれか１項に記載の印刷装置。
8. 前記回動軸は、高さ方向において前記搬送機構の近傍に設けられている、請求項１から７のいずれか１項に記載の印刷装置。
9. 前記シートが搬送された距離を検知するロータリーエンコーダディスクを備え、
   前記ロータリーエンコーダディスクは、前記搬送機構よりも前記第１端部側に配置されている、請求項１から８のいずれか１項に記載の印刷装置。

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