JP2570920Y2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2570920Y2
JP2570920Y2 JP1991000700U JP70091U JP2570920Y2 JP 2570920 Y2 JP2570920 Y2 JP 2570920Y2 JP 1991000700 U JP1991000700 U JP 1991000700U JP 70091 U JP70091 U JP 70091U JP 2570920 Y2 JP2570920 Y2 JP 2570920Y2
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JP
Japan
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JP1991000700U
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章夫 関根
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Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Tec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】[考案の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本考案は、ファクシミリ装置等の
ように、機器筐体に記録紙を搬送するための記録紙搬送
路および原稿を搬送するための原稿搬送路を備えた電子
機器の改良に関するものである。
【0003】
【従来の技術】図3は、この種の電子機器を概念的に示
したもので、機器筐体Bに読取手段Yと記録手段Kとを
備えている。これら読取手段Yおよび記録手段Kには、
それぞれ複数のガイド部材G,G…によって原稿搬送路
GHおよび記録紙搬送路KHが構成されており、これら
搬送路GH,KH中に読取部YBおよび記録部KBがそ
れぞれ配設されている。
【0004】この電子機器では、読取手段Yにおいて原
稿(図示せず)が搬送ローラYR,YR…により順次原
稿搬送路GH内を搬送され、その間、読取部YBによっ
て上記原稿上の書画像が読み取られる。
【0005】一方、記録手段Kにおいては、記録紙(図
示せず)が搬送ローラKRにより順次記録紙搬送路KH
内を搬送され、その間、記録部KBによって上記記録紙
上に所要の記録が施される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
電子機器においては、通常、搬送路GH,KHを構成す
るガイド部材G,G…が、ネジ等の締結手段(図示せ
ず)によって機器筐体Bに取着固定されている。したが
って、このような電子機器では、組立の際の取扱い部品
点数が多くなり、その作業の著しい煩雑化が招来され
る。
【0007】また、上記ガイド部材G,G…を取り付け
る以前の機器筐体Bにおいては、これらガイド部材G,
G…を取着配置するための大きな開口が形成されている
ため、この半製品の状態にある筐体B単体の剛性が著し
く低下する。
【0008】さらに、搬送路GH,KH、もしくは該搬
送路GH,KHに配設した読取部YBや記録部KBの保
守点検作業を行う場合には、ネジなどの締結手段を弛緩
し、各搬送路GH,KHを開放させて各部位に所要の処
置を施した後、再び締結手段を締結して各搬送路GH,
KHを元に戻す操作が必要になるばかりか、上述した操
作を搬送路GH,KHのそれぞれに対して行わなければ
ならず、作業の著しい煩雑化が招来されることになる。
【0009】本考案の目的は、上記実情に鑑みて、機器
筐体単体の剛性を向上させ、かつ組立作業および保守点
検作業を容易に行うことのできる電子機器を提供するこ
とにある。
【0010】[考案の構成]
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案では、機器筐体の
一端部内方に構成した記録紙収容部から該機器筐体の一
端面に形成した開口に至る記録紙搬送路と、機器筐体の
上面における前記記録紙収容部よりも他端部側に位置す
る部位に形成した開口と該機器筐体の他端面に形成した
開口との間を接続する態様で当該機器筐体の内部に延在
する原稿搬送路とを備える電子機器であって、前記記録
紙搬送路の下方壁および前記原稿搬送路の下方壁をそれ
ぞれ一体に形成した下側カバー部材と、前記記録紙搬送
路の上方壁および前記原稿搬送路の上方壁を具備すると
ともに、前記下側カバー部材に対して開閉可能に支承さ
せ、該下側カバー部材に対して開放移動した場合に前記
記録紙搬送路および前記原稿搬送路の双方を開放させる
上側カバー部材とを備えて前記機器筐体を構成してい
る。
【0012】
【作用】上記構成によれば、記録紙搬送路の下方壁およ
び原稿搬送路の下方壁をそれぞれ下側カバー部材と一体
に構成することにより、取扱い部品点数の低減を図るこ
とができるとともに、当該下側カバー部材単体としての
剛性を向上させることが可能になる。また、下側カバー
部材に対して開閉可能に配設した上側カバー部材が記録
紙搬送路の上方壁および原稿搬送路の上方壁をそれぞれ
備え、該上側カバー部材を開放移動させることにより、
記録紙搬送路および原稿搬送路の双方に対して保守点検
作業を行うことができるようになる。
【0013】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を
詳細に説明する。図1は、本考案に係る電子機器を概念
的に示したもので、読取手段10と記録手段20とを備
えたファクシミリ装置を例示している。
【0014】ここで例示するファクシミリ装置では、振
り上げカバー部材(上側カバー部材)1とベース部材2
と下側カバー部材3とによって機器筐体4を構成してお
り、この筐体4の後方部(図1中の右方)に上述した読
取手段10を配設し、かつ該筐体4の前方部(図1中の
左方)に上述した記録手段20を配設している。
【0015】同図に示すように、上記ベース部材2は、
上方に開口する箱状を成しており、その内部には読取手
段10の搬送ローラ11,12,13や読取部14およ
び記録手段20のプラテンローラ21等が収容配置され
ている。
【0016】下側カバー部材3は、その下面に上記ベー
ス部材2の開口と同一形状の開口を有する一体の箱状を
成しており、該ベース部材2の上部に互いの開口を合致
させる態様で覆着配置されている。
【0017】図1および図2に示すように、この下側カ
バー部材3には、その上壁(搬送路の下方壁)3aにお
ける上記搬送ローラ11,12,13およびプラテンロ
ーラ21に対応する部位に、それぞれこれらローラ1
1,12,13,21の周面を外部に露出させる開口3
b,3c,3d,3eが形成され、さらに最前方の搬送
ローラ11とプラテンローラ21との間に位置する部位
に、記録紙ロール30を収容するための凹部(記録紙収
容部)3fを形成している。
【0018】一方、振り上げカバー部材1は、図1に示
すように、上記下側カバー部材3とほぼ同一の奥行きを
もって構成したもので、その後端部を介して該下側カバ
ー部材3の後端部に上下に向けて揺動、つまり下側カバ
ー部材3に対して開閉可能に枢止させている。
【0019】この振り上げカバー部材1には、その前方
部および後方部にそれぞれ下方に向けて開口する室1
a,1bを構成し、またこれら室1a,1b間に位置す
る部位およびその前後両端面にそれぞれ開口1c,1
d,1eを形成している。
【0020】後方に位置する室1bは、上記読取手段1
0の搬送ローラ11,12に対応する部位にそれぞれロ
ーラ15,16を収容しており、その下面開口がガイド
部材(原稿搬送路の上方壁)5によって閉塞されてい
る。
【0021】前方に位置する室1aは、上記記録手段2
0のプラテンローラ21に対応する部位に記録ヘッド2
2を収容しており、その下面開口がガイド部材(記録紙
搬送路の上方壁)6によって覆われている。
【0022】なお、これらガイド部材5,6には、上記
ローラ15,16および記録ヘッド22に対応する部位
にそれぞれ開口5a,5bおよび6aが形成されてお
り、これらローラ15,16および記録ヘッド22をそ
れぞれの室1b,1aの外部へ露出させている。
【0023】上記のように構成したファクシミリ装置で
は、上記振り上げカバー部材1を下方に揺動させ、この
振り上げカバー部材1によって上記下側カバー部材3の
上壁3aを覆った状態に保持すると、該下側カバー部材
3の上壁3aとガイド部材5との間に、上記振り上げカ
バー部材1の開口1eから開口1cに至る原稿搬送路1
7が構成されるとともに、上記下側カバー部材3の上壁
3aとガイド部材6との間に、該下側カバー部材3の凹
部3fから上記振り上げカバー部材1の開口1dに至る
記録紙搬送路23が構成され、また下側カバー部材3の
上壁3aから露出する搬送ローラ11,12の各周面
と、振り上げカバー部材1に配置したローラ15,16
の各周面とがそれぞれ上記原稿搬送路17内において互
いに当接し、またカバー部材3の上壁3aから露出する
プラテンローラ21の周面と、振り上げカバー部材1に
配置した記録ヘッド22とが上記記録紙搬送路23内に
おいて互いに当接することになる。
【0024】この状態においては、図1からも明らかな
ように、これら原稿搬送路17および記録紙搬送路23
が、機器筐体4の前後に並設する態様で配置されること
になり、上下方向において相互にオーバーラップする部
分を含んでいない。
【0025】このファクシミリ装置では、振り上げカバ
ー部材1の開口1eから原稿(図示せず)を挿入する
と、該原稿が搬送ローラ11,12,13およびローラ
15,16によって順次原稿搬送路17内を搬送され、
該振り上げカバー部材1の開口1cを介して機器筐体4
の外部へ排出される(図中の矢印α,β)。この間、読
取部14において原稿上の書画像の読み取りが行われる
ことになる。
【0026】一方、記録手段20においては、下側カバ
ー部材3の凹部3fに収容させた記録紙ロール30がプ
ラテンローラ21によって順次記録紙搬送路23内を繰
り出し搬送され、振り上げカバー部材1の開口1dを介
して機器筐体4の外部へ排出される(図中の矢印γ)。
この間、記録ヘッド22によって上記記録紙ロール30
上に所要の記録が施されることになる。
【0027】ここで、これら原稿の読取操作や記録操作
の際において搬送路17,23内に紙ジャムが生じた場
合、あるいは搬送路17,23に配設したプラテンロー
ラ21や記録ヘッド22等の保守点検作業を行う場合に
は、上記振り上げカバー部材1を上方に向けて揺動させ
れば、これら搬送路17,23の双方が上方に開放され
ることになるため、その処置を迅速、かつ容易に行うこ
とが可能となる。
【0028】しかも、上記ファクシミリ装置によれば、
開放された各搬送路17,23の下方壁を下側カバー部
材3と一体に成形した上壁3aによって構成しているた
め、上述した保守点検作業時において下側カバー部材3
と上壁3aとの隙間から機器筐体4の内部へごみ等の異
物が侵入する事態を防止することができる。
【0029】また、上記ファクシミリ装置によれば、下
側カバー部材3がその上壁3aと箱状を成すため、たと
えば当該下側カバー部材3をベース部材2から取り外
し、単体として取り扱う場合にも剛性上有利である。
【0030】なお、上記実施例では、振り上げカバー部
材1、下側カバー部材3およびベース部材2の3つの部
材から機器筐体を構成したファクシミリ装置を例示して
いるが、本考案ではこれに限定されない。すなわち、本
考案では、機器筐体が少なくとも下側カバー部材および
上側カバー部材を備えていれば十分であり、2つの部材
から機器筐体を構成したり、4以上の部材から機器筐体
を構成することも可能である。
【0031】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る電子
機器によれば、記録紙搬送路の下方壁および原稿搬送路
の下方壁をそれぞれ下側カバー部材と一体に構成するこ
とにより、当該下側カバー部材単体として取り扱った場
合にその剛性を十分に確保することが可能になるととも
に、取扱い部品点数の低減を図ることができ、組立作業
を容易に行うことができるようになる。しかも、下側カ
バー部材に対して開閉可能に配設した上側カバー部材が
記録紙搬送路の上方壁および原稿搬送路の上方壁をそれ
ぞれ備え、該上側カバー部材を開放移動させることによ
り、記録紙搬送路および原稿搬送路の双方を開放させる
ことができるため、保守点検作業を容易に行うことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案に係る電子機器を概念的に示し
た断面側面図である。
【図2】図2は、本考案に係る電子機器の要部を概念的
に示した拡大断面斜視図である。
【図3】図3は、従来の電子機器を概念的に示した断面
側面図である。
【符号の説明】
1…振り上げカバー部材 1c,1d,1e…開口 3…下側カバー部材 3a…搬送路の下方壁 3f…凹部 4…機器筐体 5…原稿搬送路の上方壁 6…記録紙搬送路の上方壁 17…原稿搬送路 23…記録紙搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/00 510 H05K 5/02 U H05K 5/02 B41J 29/12 A

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器筐体の一端部内方に構成した記録紙
    収容部から該機器筐体の一端面に形成した開口に至る記
    録紙搬送路と、 機器筐体の上面における前記記録紙収容部よりも他端部
    側に位置する部位に形成した開口と該機器筐体の他端面
    に形成した開口との間を接続する態様で当該機器筐体の
    内部に延在する原稿搬送路とを備える電子機器であっ
    て、 前記機器筐体は、 前記記録紙搬送路の下方壁および前記原稿搬送路の下方
    壁をそれぞれ一体に形成した下側カバー部材と、 前記記録紙搬送路の上方壁および前記原稿搬送路の上方
    壁を具備するとともに、前記下側カバー部材に対して開
    閉可能に支承させ、該下側カバー部材に対して開放移動
    した場合に前記記録紙搬送路および前記原稿搬送路の双
    方を開放させる上側カバー部材とを備えることを特徴と
    する電子機器。
JP1991000700U 1991-01-14 1991-01-14 電子機器 Expired - Lifetime JP2570920Y2 (ja)

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JPH0494849U JPH0494849U (ja) 1992-08-18
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JPH0732434B2 (ja) * 1989-01-20 1995-04-10 松下電送株式会社 画像通信装置
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