JP6313548B2 - サーマルプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、サーマルプリンタに関する。
サーマルプリンタとして、ラインサーマルヘッド(以下、単にサーマルヘッドという)と、このサーマルヘッドに接するプラテンローラと、が分離可能に組み合わされた構成(分離タイプ)が知られている。分離タイプのサーマルプリンタは、例えばロール紙を収納する筐体側にサーマルヘッドを有するヘッドユニットが取り付けられ、筐体に対して開閉操作可能に連結されたプリンタカバー側にプラテンローラを有するプラテンユニットが取り付けられている。
この構成によれば、プリンタカバーの開閉操作に伴って、サーマルヘッドとプラテンローラとを分離可能に組み合わせることができる。そのため、ヘッドユニット及びプラテンユニットが筺体内部に一体的に組み合わされた構成(一体タイプ)に比べて、記録紙のセット時、紙ジャム処理時、或いはサーマルヘッドやプラテンローラ等のメンテナンス時、交換時等における作業性を向上できるとされている。
上述した分離タイプのサーマルプリンタでは、通常、プリンタカバーを閉めた際に、プラテンローラを着脱自在に保持するロック機構を具備しており、これによりサーマルヘッドに対してプラテンローラの全体が均一に圧接した状態で組み合わされるように構成されている。
しかしながら、実際には構成部品の部品精度誤差や、組み立て誤差等が生じてしまうため、プリンタカバーを閉じた際に、プラテンローラのロックが不十分であったり、ロックそのものができなかったりする場合や、ロックがなされてもサーマルヘッドに対してプラテンローラの全体が均一に接触しない等の不具合が生じ易いものであった。そこで、部品精度誤差や組み立て誤差等を吸収するための対策が考えられている。
その1つとして、例えば特許文献1には、筺体側に配設された一対の係止ピンと、プリンタカバー側に配設されて各係止ピンが各別に係止されるとともに、互いに連動する一対の係止爪と、を備え、係止爪がプリンタカバーのがたつき変位量分の輪郭拡大部を有する構成が開示されている。
特開2009−29092号公報
しかしながら、上記した従来の方法には、下記の課題が残されていた。
通常、プリンタカバーの開操作を行う場合には、ロック機構を解除する解除部(解除レバーや解除ボタン等)を操作する必要があるので、ユーザーに共通の操作を行わせることが可能であるが、閉操作を行う場合には、プリンタカバーの任意の位置を押圧操作することが可能であるので、ユーザーによってその操作位置が異なる。
例えば、プリンタカバーのうち、プリンタカバーに取付けられているプラテンローラの長手方向の中央部に相当する部分を押圧操作する場合や、プラテンローラの端部に相当する部分を押圧操作する場合等、その操作位置は同一箇所に限られるものではない。
ここで、ユーザーが、プリンタカバーのうち、プラテンローラの一端部に相当する部分を押圧操作(片押し操作)した場合、その押圧力がプラテン軸に取付けられた一方の軸受部材側に集中する。すなわち、プリンタカバーの操作位置の影響によりプリンタカバーへの押込力のばらつきが生じ、プラテンユニットが斜めに傾くように移動し易かった。その結果、一方の軸受部材側だけロックがなされ、他方の軸受部材側がロックされない或いはロックが不十分とされた、いわゆる片ロックという不具合が生じ易かった。
片ロックが生じると、サーマルヘッドに対してプラテンローラが均一に適度な接触圧で接触しないので、印字不良や印字品質の低下を招いてしまう上、紙ジャム等を発生させ易くなってしまものであった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、片ロックを発生させることなく、サーマルヘッドとプラテンローラとを最適なセット状態で確実に組み合わせることができるサーマルプリンタを提供することである。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を提供する。
(1)本発明に係るサーマルプリンタは、記録紙が収納されるケーシングと、前記ケーシングに第1回動軸周りに回動可能に連結され、前記ケーシングを開閉するプリンタカバーと、を有するサーマルプリンタであって、前記ケーシングに設けられ、サーマルヘッドを有するヘッドユニットと、前記プリンタカバーに設けられ、前記プリンタカバーの開閉操作に伴って前記ヘッドユニットに対して分離可能に組み合わされるとともに、前記記録紙を紙送りするプラテンローラを有するプラテンユニットと、を備え、前記プラテンユニットは、前記第1回動軸と平行な第2回動軸周りに回動可能、かつ前記第2回動軸に直交方向に沿ってスライド移動可能に前記プリンタカバーに取り付けられ、前記プリンタカバーと前記プラテンユニットとの間には、前記第2回動軸周りの前記プラテンユニットの回動方向のうち、前記プリンタカバーから離間する方向に向けて付勢する付勢部材が設けられていることを特徴としている。
この構成によれば、プラテンユニットがプリンタカバーに対して一体的に固定されているのではなく、プリンタカバーに沿ってスライド移動可能、かつ第1回動軸と平行な第2回動軸周りに揺動可能に取り付けられている。したがって、各構成部品の部品精度誤差や組み立て誤差等があったとしても、プリンタカバーの閉操作中に、プラテンユニットの全体がプリンタカバーに対して適宜スライド、及び揺動することで、上述した誤差等を吸収することができる。これにより、プラテンユニットをヘッドユニットに確実にロックすることができる。
特に、プラテンユニットが、付勢部材によってプリンタカバーから離間する方向(プリンタカバーの閉方向)に向けて付勢されているので、プリンタカバーに対するプラテンローラ(プラテンユニット)のがたつきを抑制できる。そのため、プリンタカバーの閉操作時において、ケーシング側のヘッドユニットに対するプリンタカバー側のプラテンユニットの相対位置のばらつきを抑え、プリンタカバーの操作位置の影響によるプリンタカバーへの押込力のばらつきを抑制できる。その結果、片押し操作がなされたとしても、プラテンユニットをヘッドユニットに確実にロックすることが可能になる。
よって、従来のような片ロックを発生させることがなく、サーマルヘッドとプラテンローラとを最適なセット状態で確実に組み合わせることができる。そのため、高品質な印刷を行うことができる上、紙ジャム等の発生を抑制することができる。
(2)本発明に係るサーマルプリンタでは、前記プリンタカバーは、外部に露出する外装カバーと、前記外装カバーを内面側から補強する補強部材と、を備えていてもよい。
この構成によれば、外装カバー及び外装カバーを補強する補強部材の複数部品でプリンタカバーを構成することで、プリンタカバー全体の剛性を確保した上で、プリンタカバーを一部品で構成する場合に比べて軽量化及び材料コストの低減を図ることができる。
そして、プリンタカバーの剛性を確保することで、プリンタカバーの閉操作時において、外装カバーの撓みや捩れ等の変形を抑制できる。これにより、プリンタカバーの操作位置に関わらず、プラテンユニット全体を均一に押し込むことができ、上述した片ロックを確実に抑制できる。
(3)本発明に係るサーマルプリンタでは、前記補強部材は、前記外装カバーのうち、前記第2回動軸と重なる領域に配設された第1補強部材を備えていてもよい。
この構成によれば、プリンタカバーのうち、第1回動軸側よりもプリンタカバーの操作位置に近い第2回動軸と重なる位置に第1補強部材が配置されているため、プリンタカバーの操作位置周辺の剛性を確保することができる。そのため、上述した片ロックを確実に抑制できる。
(4)本発明に係るサーマルプリンタでは、前記補強部材は、前記外装カバーのうち、前記第1回動軸及び前記第2回動軸間に位置する領域に配設された第2補強部材を備えていてもよい。
この構成によれば、第2補強部材が、外装カバーのうち、第1回動軸と第2回動軸との間に位置する部分に配置されているため、プリンタカバーの閉操作時において、第1回動軸周りのモーメントに対する剛性を確保できるので、上述した片ロックを確実に抑制できる。
本発明によれば、片ロックを発生させることなく、サーマルヘッドとプラテンローラとを最適なセット状態で確実に組み合わせることができる。
プリンタカバーの閉位置におけるサーマルプリンタを示す斜視図である。 プリンタカバーの開位置におけるサーマルプリンタを示す斜視図である。 プリンタカバーの閉位置におけるサーマルプリンタの正面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図3のB−B線に沿う断面図である。 図3のC−C線に沿う断面図である。 ヘッドユニットを下方から見た斜視図である。 可動刃をスライドさせて、固定刃と可動刃との間で記録紙を切断している状態を示す図である。 図7のD矢視図である。 噛合解除状態を示す図9に相当するヘッドユニットの側面図である。 図7のE矢視図である。 図3のF−F線に相当する要部拡大断面図である。 プラテンユニットの斜視図である。 カバーフレームを取り外した状態を示すプラテンユニットの斜視図である。 図3のG−G線に相当する要部拡大断面図である。 図3のH−H線に相当する要部拡大断面図であって、プリンタカバーの開閉操作時の動作を説明するための説明図である。 図15に相当する要部拡大断面図であって、プリンタカバーの開閉操作時の動作を説明するための説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<サーマルプリンタの構成>
図1はプリンタカバー3の閉位置におけるサーマルプリンタ1を示す斜視図である。図2はプリンタカバー3の開位置におけるサーマルプリンタ1を示す斜視図であり、図3はプリンタカバー3の閉位置におけるサーマルプリンタ1の正面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態のサーマルプリンタ1は、ロール紙R(図2参照)から引き出された記録紙P(感熱紙)に印刷を行って、記録紙Pをチケットやレシート等として利用することができるプリンタであって、ケーシング2と、プリンタカバー3と、プリンタカバー3側に設けられたプラテンユニット4(図2参照)と、ケーシング2側に設けられたヘッドユニット5(図2参照)と、を備えている。
なお、本実施形態では、図1に示すプリンタカバー3の閉位置において、紙面に対して左下側(プリンタカバー3側)を前方(矢印FW方向)、右上側(ケーシング2側)を後方(矢印BA方向)、上側を上方、下側を下方とし、記録紙Pは前方FWに排出されるものとする。また、前後方向L1及び上下方向L2に対して直交する方向を左右方向L3とする。そのため、各図によっては各方向が逆になる場合もある。
(ケーシング)
図2に示すように、ケーシング2は、樹脂材料や金属材料、或いはこれらを適宜組み合わせることで、前方FWに開口するキューブ状に形成されており、基本骨格となるフレーム体と、フレーム体を覆う外装カバーと、で構成されている。
ケーシング2の内部には、ロール紙Rが収納されるロール紙収納部10が形成され、プリンタカバー3を開けることでロール紙収納部10が開放される。
ロール紙収納部10は、上述したフレーム体の一部により構成された前方FWに向けて開口する箱型とされ、その内側にロール紙Rが幅方向を左右方向L3に一致させた状態で収納される。
また、ケーシング2の開口縁における下部には、左右方向L3に沿って延在する第1回動軸11が配設されている。この第1回動軸11には、プリンタカバー3がケーシング2に対して回動可能に連結されている。プリンタカバー3は、ケーシング2の開口部を閉塞する閉位置(図1の状態)と、ケーシング2の開口部を開放する開位置と、の間で90度程度の角度範囲(図6中の鎖線T1)で回動することにより、ケーシング2の開口部を開閉する。そして、プリンタカバー3が開位置のときにロール紙収納部10が開放され、例えばロール紙Rをロール紙収納部10内に投入することが可能とされる(いわゆるドロップイン方式)。
また、図1に示すように、本実施形態のサーマルプリンタ1では、プリンタカバー3の閉位置において、プリンタカバー3の先端部(図1における上端部)とケーシング2との間に、若干の隙間が空くように設計されている。そして、記録紙Pは、この隙間を利用してケーシング2の内部から前方FWに引き出される。よって、上述した隙間は記録紙Pの排出口12として機能する。なお、ケーシング2及びプリンタカバー3は、閉位置において、プラテンユニット4とヘッドユニット5とが組み合わされることで、ロックがなされる(これについては詳述する)。
また、本実施形態のケーシング2における上部前側に位置する角部のうち、左右方向L3の一方側に位置する角部には、プラテンユニット4とヘッドユニット5との組み合わせを解除して、プリンタカバー3の開操作を行う際の解除レバー13が設けられている。
図4は図1のA−A線に沿う断面図である。
図3、図4に示すように、解除レバー13は、ロック位置P1とリリース位置P2との間で回動操作可能とされ、リリース位置P2に移動した際にケーシング2及びプリンタカバー3のロックを解除するレバーである。具体的に、解除レバー13は、レバー本体14、操作突起15、及び連結体16を備えている。
図4に示すように、レバー本体14は、左右方向L3から見た側面視で半円形状とされ、ケーシング2の前面2aよりも後方に一段窪んだ窪み面2bの内側に配置されており、フレーム体に設けられた左右方向L3に延びる連結軸部17(図4参照)に対して回動自在に連結されている。これにより、解除レバー13は、連結軸部17周りに上下に回動自在とされる。なお、レバー本体14は、図示しないばね等の付勢部材により、解除レバーをロック位置P1に向けて付勢されている。
操作突起15は、レバー本体14の前部に連設されるとともに、上述した窪み面2bよりも前方FWに突出しており、ケーシング2の外部に露出している。また、操作突起15の前端部には、上方に向けて突出する操作突片15aが形成している。これにより、操作突片15aに例えば指先を引っ掛けながら、解除レバー13をロック位置P1からリリース位置P2に向けて回動操作することが可能とされる。なお、操作突起15の前端部は、ケーシング2の前面2aと面一となるように平坦に形成されている。
図5は、図3のB−B線に沿う断面図である。
図4、図5に示すように、連結体16は、レバー本体14の下端部から左右方向L3の内側に向けて突出した断面U字状に形成され、その内側にヘッドユニット5の後述するレバー部25が嵌合されている。
(ヘッドユニット)
図6は図3のC−C線に沿う断面図である。
図6に示すように、上述したヘッドユニット5は、サーマルヘッド21及び可動刃22が主に組み込まれたユニットであって、ケーシング2内における上部前側に配設されている。図6に示す例では、ヘッドユニット5は、ケーシング2の上面から下方に向けて延設された内部プレート2c上に固定され、ロール紙収納部10よりも前方FWで保持されている。
図7はヘッドユニット5を下方から見た斜視図である。
図6、図7に示すように、ヘッドユニット5は、内部プレート2c上に固定される金属製のヘッドフレーム23と、上述したサーマルヘッド21及び可動刃22と、可動刃22を駆動させる可動刃駆動系24と、ヘッドフレーム23に回動可能に支持されたレバー部25と、レバー部25の回動動作に連動して可動刃22へ駆動力の伝達を解除する解除機構26(図7参照)と、を備えている。なお、図7に示すように、ヘッドフレーム23は、左右方向L3に沿って延在する基部27と、基部27における左右方向L3の両側に配設された一対の側壁部28a,28bと、基部27及び各側壁部28a,28bを前方及び側方から取り囲むカバーフレーム29と、を備えている。
図8は可動刃22をスライドさせて、固定刃82と可動刃22との間で記録紙Pを切断している状態を示す図である。
図8に示すように、可動刃22は、プリンタカバー3の閉位置において、ヘッドユニット5とプラテンユニット4とが組み合わさったときに、固定刃82に前後方向L1で対向するように配設されている。可動刃22は、根元から刃先22aまでの長さが両端から中央に向かって漸次短くなるように形成されたV字状の板状の刃である。また、図7に示すように、可動刃22は、根元側において可動刃ホルダ31に固定されている。可動刃ホルダ31は、左右方向L3に沿って延在する板状とされ、可動刃駆動系24の動作によってヘッドフレーム23に対して上下方向L2にスライド移動可能に構成されている。
図9は図7のD矢視図である。
図7、図9に示すように、可動刃駆動系24は、可動刃ホルダ31に取り付けられたラック32と、ラック32に噛合され、正逆回転可能なカッター用モータM1と、カッター用モータM1の駆動軸M1aに連結された駆動歯車33と、駆動歯車33の回転に伴って回転し、ラック32を上下方向L2に沿って直線移動させるピニオン34と、を備えている。
ラック32は、上述した可動刃ホルダ31の左右方向L3に沿う両端部に一対で取り付けられ、上下方向L2に沿って延在している。
カッター用モータM1は、ヘッドフレーム23の各側壁部28a,28b間のうち、一方の側壁部28a側に配設されている。また、カッター用モータM1の駆動軸M1aは、一方の側壁部28aを貫通して一方の側壁部28aに対して外側に突出しており、この突出部分に駆動歯車33が連結されている。
ピニオン34は、対応する各ラック32に噛合するように一対で設けられている。また、各ピニオン34同士は、左右方向L3に沿って延在するシャフト35により連結されている。各ピニオン34のうち、一方の側壁部28a側に位置するピニオン34と、駆動歯車33と、の間には、両者(駆動歯車33及びピニオン34)に噛合する中間歯車36が配置されている。
よって、カッター用モータM1の駆動により駆動歯車33が回転すると、カッター用モータM1の回転力が中間歯車36を介してピニオン34に伝わり、ラック32が直線移動する。
図9に示すように、上述したシャフト35のうち、ピニオン34と一方の側壁部28aとの間に位置する部分には、L字状の揺動プレート37が揺動可能に支持されている。この揺動プレート37は、その中央部が上述したシャフト35に支持され、中央部から上方及び後方BAに向けてそれぞれアーム(図9中では後方に延びるアームのみ示す)が延設されている。そして、各アームのうち、上方に延びるアームには上述した中間歯車36が回転可能に支持されている。そのため、図10に示すように、揺動プレート37が揺動した場合には、中間歯車36がシャフト35を中心として前方に向けて揺動する。
図7、図9に示すように、揺動プレート37のアームのうち、後方に延びるアームには、左右方向L3の外側に向けて突出するピン38が設けられている。
また、ヘッドフレーム23の一方の側壁部28aのうち、駆動歯車33の後方に位置する部分には、左右方向L3の外側に向けて突出する固定ピン41が設けられている。この固定ピン41には、ねじりバネ42が固定されている。
ねじりバネ42は、上述したピン38と一方の側壁部28aとの間に介在して、ピン38を駆動歯車33から離間する方向(下方)に向けて付勢している。そのため、通常時には、上述したように中間歯車36と駆動歯車33とが噛合した状態(図9中の噛合状態)となる。一方、揺動プレート37がねじりバネ42の付勢力に抗する方向(ピン38が駆動歯車33に接近する方向)に揺動すると、中間歯車36が駆動歯車33から離間する方向に移動して、中間歯車36と駆動歯車33との噛合が解除されることで、可動刃22への駆動力の伝達が解除される。(図10中の噛合解除状態)。なお、図10は、噛合解除状態を示す図9に相当するヘッドユニット5の側面図である。
上述したレバー部25は、一方の側壁部28aのうち、揺動プレート37の下方に位置する部分で回動支持され、後方に向けて押し込み操作が可能とされている。図5に示すように、レバー部25の先端部(下端部)は、上述した解除レバー13における連結体16の内側に嵌合されており、解除レバー13の回動動作に連動して操作される。すなわち、図4に示すように、解除レバー13をロック位置P1からリリース位置P2に回動操作することで、レバー部25が回動操作される。図9に示すように、レバー部25の基端部には、左右方向L3の内面側に内歯車25aが形成されている。
図7、図9に示すように、一方の側壁部28a側において、レバー部25と揺動プレート37との間には、扇形状の解除プレート43が一方の側壁部28aに回転支持されている。解除プレート43は、レバー部25の内歯車25aの一部に噛合する解除歯車43aと、ヘッドユニット5とプラテンユニット4との組み合わせを解除するリリースカム43bと、を有している。
リリースカム43bは、解除プレート43の回転中心から下方に向けて突出している。また、解除プレート43の上端縁には、上述した揺動プレート37のピン38がねじりバネ42とは反対側から当接している。なお、上述した揺動プレート37、ねじりバネ42及び解除プレート43は、上述した解除機構26として機能する。
図11は、図7のE矢視図である。
図11に示すように、ヘッドフレーム23の他方の側壁部28b側には、ピニオン34に噛合する第1歯車45が他方の側壁部28bに回転支持されている。第1歯車45にはコイルバネ46が組み込まれている。
コイルバネ46は、ピニオン34が回転して可動刃22が固定刃82に向けてスライド移動したときに圧縮され、ピニオン34を逆転させる方向に第1歯車45を付勢している。
図9に示す噛合状態において、他方の側壁部28b側のピニオン34はシャフト35を介して駆動歯車33に係わっているので、コイルバネ46(図10参照)の力では逆回転することはない。一方、図10に示す噛合解除状態において、他方の側壁部28b側のピニオン34は、シャフト35を介した駆動歯車33との係わりが解除されることで、コイルバネ46の力によって逆回転する。その結果、可動刃22を自動的に元の位置に戻すことが可能とされる。
また、図11に示すように、他方の側壁部28b側において、第1歯車45の後方には、ヘッドユニット5とプラテンユニット4とを組み合わせたときに、プラテンユニット4の後述するプラテンローラ81を駆動させるプラテン駆動機構51が配設されている。プラテン駆動機構51は、プラテン用モータM2と、プラテン用モータM2の駆動軸M2aに連結されたプラテン用駆動歯車52と、プラテン用駆動歯車52に噛合するプラテン用歯車列53と、を有している。
プラテン用歯車列53は、プラテン用駆動歯車52に噛合する第2歯車54と、第2歯車54に噛合する第3歯車55と、第3歯車55に噛合するとともにプラテンローラ81の後述する従動歯車95に噛合する第4歯車56と、を備えている。
図7に示すように、サーマルヘッド21は、基部27の前方において、左右方向L3(記録紙Pの幅方向)に沿って延在する板状とされ、左右方向L3に沿ってライン状に並んだ複数の発熱素子21aを有している。サーマルヘッド21は、図15に示すプリンタカバー3の閉位置において、プラテンローラ81に対向し、プラテンローラ81との間に記録紙Pが通紙する。
また、サーマルヘッド21と基部27との間には、サーマルヘッド21を下方(プラテンローラ81側)に向けて付勢するコイルバネ21b(図15参照)が介在している。これにより、プラテンローラ81によって送り出される記録紙Pに対してサーマルヘッド21を確実に押し付けることができ、良好な印刷が可能とされている。
図6、図7に示すように、基部27のうち、サーマルヘッド21の後方BAに位置する部分には、ロール紙収納部10の記録紙Pをサーマルヘッド21とプラテンローラ81との間へ案内するガイド台57が配設されている。
また、ヘッドフレーム23の各側壁部28a,28bのうち、サーマルヘッド21よりも下方であって、ガイド台57よりも前方に位置する部分には、第1凹部61及び第2凹部62がそれぞれ形成されている。
第1凹部61は、前方FWに向けて開口する矩形状の凹部であり、プリンタカバー3の閉位置において、プラテンローラ81の後述する軸受部材81cを収容する。また、各側壁部28a,28bのうち、第1凹部61の下方に位置する部分には、前方FWに向かうに従い上下方向L2の幅が漸次縮小する側面視三角形状のガイド部63が形成されている。ガイド部63は、上方に位置する面がプラテンローラ81の軸受部材81cを第1凹部61内に案内するプラテンガイド63aを構成し、下方に位置する面が後述するロックピン105を第2凹部62内に案内するロックピンガイド63bを構成している。
第2凹部62は、前斜め下方に向けて開口する半円形状の凹部であり、プリンタカバー3の閉位置において、プラテンユニット4の後述するロックピン105を収容する。
(プリンタカバー)
図2、図3に示すように、本実施形態のプリンタカバー3は、外部に露出する外装カバー71と、外装カバー71の内側に配置されて外装カバー71を補強する補強部材(第1補強部材77及び第2補強部材78)と、を有している。
外装カバー71は、外面が上述したケーシング2の外装カバーとともにサーマルプリンタ1の外観をなすように形成され、その下部に上述した第1回動軸11が連結されている。外装カバー71において、左右方向L3に沿う一方側(上述した解除レバー13側)に位置する部分には、サーマルプリンタ1を操作する操作ユニット73が配設されている。なお、外装カバー71のうち、操作ユニット73の上方に位置する部分は、ケーシング2側に配設された解除レバー13を避ける逃げ部71aが形成されている。
図3、図4に示すように、操作ユニット73は、操作ボタン74及び操作基板75を有している。
操作ボタン74は、例えば電源ボタンや紙送りボタンであり、外装カバー71の外面に押下可能に露出した状態で配置されている。図3の例において、操作ボタン74は、上下方向L2に沿って解除レバー13と並ぶように配置されている。
操作基板75は、図示しない複数の電子部品や、操作ボタン74の押下によってONとなるスイッチ(例えばメンブレンスイッチ等)が実装されて、操作ボタン74の押下に応じて電源のON/OFFや紙送り操作を制御する基板であり、外装カバー71の内面側であって、操作ボタン74の裏側に位置するように配置されている。なお、図示されていないが、サーマルプリンタ1の作動を総合的に制御する基板は、ケーシング2内に配設されている。
図3に示すように、補強部材77,78は、外装カバー71の内面の上部に配設された第1補強部材77と、第1補強部材77の下方(上述した逃げ部71aよりも下方に位置する部分)に配設された第2補強部材78と、を有している。
図12は図3のF−F線に相当する要部拡大断面図である。
図12に示すように、第1補強部材77は、金属材料等により形成された板状とされ、外装カバー71の内面のうち、上下方向L2に沿う操作ユニット73の上部と排出口12との間に位置する部分(プリンタカバー3の操作位置周辺)に、左右方向L3に沿って配設されている。この場合、第1補強部材77は、プラテンユニット4のうち、少なくとも後述する第2回動軸115(図15参照)と前後方向L1で重なる領域に配置されている。
図3、図4、図6に示すように、第2補強部材78は、樹脂材料等により形成された板状とされ、外装カバー71の内面を左右方向L3に沿う全体に亘って覆っている。具体的に、第2補強部材78は、上述した操作基板75を後方BAから覆う保護カバー部78a(図4参照)と、上述したロール紙収納部10を前方FWから覆うロール紙ガイド部78bと、を有している。
ロール紙ガイド部78bは、保護カバー部78aから左右方向L3に沿って連設され、その内面側が前方に向けて窪む湾曲面とされている。ロール紙ガイド部78bは、上述したロール紙収納部10とともにロール紙収容空間を画成する。なお、ロール紙ガイド部78bの外面側には、上下方向L2及び左右方向L3に沿って延在するメッシュ状のリブ78c(図6参照)が前方FWに向けて立設されている。なお、図12に示すように、第2補強部材78の上部は、第1補強部材77の下部に重ねあわされた状態で外装カバー71に固定されている。第2補強部材各補強部材77,78は、上述した外装カバーを構成する材料よりも硬い硬質材料により形成されていることが好ましい。
(プラテンユニット)
図13はプラテンユニット4の斜視図であり、図14はカバーフレーム87を取り外した状態を示すプラテンユニット4の斜視図である。
図12〜図14に示すように、プラテンユニット4は、プリンタカバー3の内面の上部において、上述した第1補強部材77と前後方向L1で重なる位置に取り付けられ、プリンタカバー3の開閉動作に伴ってヘッドユニット5に分離可能に組み合わせられている。具体的に、プラテンユニット4は、記録紙Pを送り出すプラテンローラ81と、プラテンローラ81に対して前方FWに配置された固定刃82と、これらプラテンローラ81及び固定刃82を支持するプラテンフレーム83と、プラテンユニット4をヘッドユニット5に組み合わせるためのロック機構84と、を有している。
プラテンフレーム83は、左右方向L3で対向する一対の側壁部85a,85bを有するとともに、プラテンローラ81を回転可能に支持するプラテンブロック86と、プラテンブロック86を前方から覆うカバーフレーム87と、を有している。
図15は図3のG−G線に相当する断面図である。
図13、図15に示すように、カバーフレーム87は、左右方向L3に沿って延在する板状とされ、プラテンブロック86の前方及び下方を覆う断面視でL字状に屈曲されている。具体的に、カバーフレーム87のうち、プラテンブロック86の前方に位置するフロントカバー88は、プラテンブロック86に対して間隔をあけて配置されている。フロントカバー88の両端部には、プラテンブロック86に対して左右方向L3の外側に位置する一対のサイドカバー89(図13参照)が形成されている。
また、カバーフレーム87のうち、プラテンブロック86の下方に位置するアンダーカバー91には、後述するベースフレーム111に連結された一対の取付片92が形成されている。各取付片92は、アンダーカバー91における左右方向L3の両端部から下方に向けて突出するとともに、その厚さ方向(左右方向L3)に沿って貫通する取付孔93(図15参照)を有している。取付孔93は、上下方向L2に沿って延びる長孔とされている。
プラテンローラ81は、プリンタカバー3を閉じてプラテンユニット4とヘッドユニット5とが組み合わされたときに、記録紙Pを間に挟んだ状態でヘッドユニット5側の上述したサーマルヘッド21に対して外周面が接触するように配置されている。具体的に、プラテンローラ81は、左右方向L3に沿って延在するプラテン軸81aに、ゴム等からなるローラ本体81bが外装されたものである。プラテンローラ81は、プラテンブロック86の側壁部85a,85b間に収納されるとともに、プラテン軸81aの両端部に設けられた軸受部材81cを介して側壁部85a,85bに回転可能に支持されている。
軸受部材81cは、側壁部85a,85bの内側に位置する部分が、プラテンユニット4とヘッドユニット5とが組み合わされたときに、ヘッドユニット5側の上述した第1凹部61内に嵌め込まれる。プラテンローラ81のプラテン軸81aのうち、左右方向L3に沿う一端には、側壁部85aの外側において従動歯車95が固定されている。図11に示すように、従動歯車95は、ヘッドユニット5側のプラテン用歯車列53の上述した第4歯車56に噛合している。
図14、図15に示すように、固定刃82は、プラテンフレーム83のうち、プラテンブロック86とカバーフレーム87との間において、左右方向L3に沿って延びる板状とされている。固定刃82は、プリンタカバー3を閉じたときに、その刃先82aが送り出された記録紙Pに対向するように固定刃ホルダ96に支持されている。この際、固定刃82は、刃先82a側が前後方向L1(可動刃22のスライド方向に直交する方向)に沿って揺動自在に支持されている。なお、固定刃82は、固定刃ホルダ96と固定刃82との間に設けられた付勢部材97(図15参照)によって、刃先82a側が固定刃ホルダ96から離間するように付勢されている。
固定刃82とカバーフレーム87との間には、固定刃82の根元側を左右方向L3に沿って延在するシャフト101が、プラテンブロック86の側壁部85a,85bに回転可能に支持されている。シャフト101の両端部には、下方に向けて延びる一対の押下部102が連結されている。押下部102は、先端部(上端部)が固定刃82の刃先82aと前後方向L1で対向する位置まで延在しており、シャフト101の回転に伴い前後方向L1(固定刃82に接近離間する方向)に揺動する。
また、図14に示すように、シャフト101の他端側において、側壁部85bよりも外側に位置する部分には、扇形歯車103が連結されている。図9に示すように、扇形歯車103は、プリンタカバー3を閉めたときに、ヘッドユニット5側に設けられた上述したレバー部25の内歯車25aに噛合する。
図14、図15に示すように、ロック機構84は、プラテンローラ81の下方において、プラテンローラ81と平行に延在するロックピン105と、ロックピン105及びプラテンローラ81間を連結するロックピン支持体106と、を有している。
ロックピン105は、上述した第2凹部62内に離脱可能に嵌り込んで係合されるものであって、その両端部が側壁部85a,85bに形成された長孔107(図14参照)内に支持されている。長孔107は、後方に向かうに従い上方に向けて傾斜する長円形状をなし、ロックピン105を移動可能に支持している。
図12、図15に示すように、ロックピン支持体106は、基端部にプラテンローラ81のプラテン軸81aが連結され、先端部にロックピン105が連結されている。ロックピン支持体106の先端部のうち、左右方向L3で上述したリリースカム43bと同じ位置には、上方に向けて突出するカム従節部106a(図12参照)が形成されている。カム従節部106aは、プラテンユニット4とヘッドユニット5との組み合わせを解除する際に、上述したリリースカム43bに係合可能とされている。
また、プラテンブロック86とロックピン105との間には、ロックピン105を長孔107の上端部側(図14中の上端部側)に向けて付勢する付勢部材110(図15参照)が介在している。
ここで、図12に示すように、上述したプラテンユニット4は、ベースフレーム111を介してプリンタカバー3に固定されている。ベースフレーム111は、上面視でC字状に屈曲された板材であり、プリンタカバー3に固定された固定板部112と、固定板部112の両端部から後方に向けて立設された一対の取付板部113と、を有している。
固定板部112は、左右方向L3に沿って延在するとともに、上述した第1補強部材77と前後方向L1で重ね合わされた状態で、第1補強部材77とともにビス等の締結部材119によりプリンタカバー3(外装カバー71)の内面に固定されている。
各取付板部113間には、各取付板部113同士を架け渡す第2回動軸115が設けられている。第2回動軸115は、左右方向L3に沿って上述した第1回動軸11と平行に延在するとともに、上述した取付片92の各取付孔93内に挿通されている。これにより、プラテンユニット4は、第2回動軸115を中心として回動可能(図12中の鎖線T2)に支持されるとともに、第2回動軸115(ベースフレーム111)に対して取付孔93の延在方向に沿って移動可能とされている。
具体的に、プラテンユニット4は、プリンタカバー3の回動中心(第1回動軸11)と平行な回動中心(第2回動軸115)周りにプリンタカバー3の開閉方向に回動可能とされる。さらに、プラテンユニット4は、プリンタカバー3の面内方向(L2,L3)のうち、第2回動軸115に直交する上下方向L2(ヘッドユニット5に組み合わされた状態において、ヘッドユニット5に接近離間する方向)にスライド移動可能とされている。なお、ベースフレーム111において、上述した取付片92よりも前方に位置する部分には、取付片92に前方から当接可能なストッパピン122が配設されている。
また、プラテンユニット4とプリンタカバー3との間には、第2回動軸115周りの回動方向(プリンタカバー3の開閉方向)のうち、プリンタカバー3の閉方向に向けてプラテンユニット4を付勢するコイルバネ(付勢部材)120が設けられている。具体的に、外装カバー71のうち、ベースフレーム111の上方であって、フロントカバー88と前後方向L1で対向する部分には、後方に向けて開口する窪み部121が形成され、この窪み部121内にコイルバネ120が収容されている。そして、コイルバネ120は、窪み部121の底部と、フロントカバー88との間に介在して、プラテンユニット4をプリンタカバー3の閉方向(プリンタカバー3から離間する方向)に付勢している。なお、窪み部121は、左右方向L3に沿って間隔をあけて複数(例えば、2つ)形成され、各窪み部121内にそれぞれコイルバネ120が収容されている。
<サーマルプリンタの作用>
次に、上述したサーマルプリンタ1の作用について説明する。
まず、図1、図2に示すように、ロール紙Rをケーシング2のロール紙収納部10内に投入した後、プリンタカバー3を閉操作する。この際、予め記録紙Pをケーシング2の外側に、ある程度の長さだけ引き出しておく。そして、引き出した記録紙Pをケーシング2の外側に引き出した状態のまま、プリンタカバー3を閉める。すると、プラテンユニット4とヘッドユニット5とが組み合わされることで、プリンタカバー3がケーシング2にロックされる。これにより、記録紙Pは、プラテンローラ81とサーマルヘッド21との間に挟まれた状態になるとともに、排出口12からケーシング2の外側に引き出された状態となる。
次に、記録紙Pに対して各種情報の印刷を行う。
まず、図11に示すように、プラテン用モータM2を駆動してプラテン用駆動歯車52を回転させる。すると、プラテン用駆動歯車52の回転力がプラテン用歯車列53を介して従動歯車95に伝達されることで、プラテンローラ81を回転させることができる。これにより、サーマルヘッド21との間で挟みこまれた記録紙Pを紙送りすることができる。
また、これと同時にサーマルヘッド21に印字データに応じた制御信号を出力して発熱素子21aを適宜発熱させる。これにより、紙送りされる記録紙Pに対して、各種の文字や図形等を明瞭に印刷することができる。その後、印刷がなされた記録紙Pは固定刃82と可動刃22との間を通過する。
次に、図10に示すように、記録紙Pを切断する場合には、カッター用モータM1を駆動して、駆動歯車33を回転させる。すると、駆動歯車33の回転力が、中間歯車36及びピニオン34を介してラック32に伝達されることで、可動刃ホルダ31とともに可動刃22を固定刃82側に向けてスライド移動させることができる。これにより、図8に示すように、可動刃22が固定刃82の前面に乗り上がった状態となり、固定刃82との間で記録紙Pを挟み込んで切断できる。そして、切断した記録紙Pは、例えばレシートやチケット等として使用することが可能である。
なお、固定刃82は可動刃22のスライド方向に直交する前後方向L3に揺動する上、付勢部材97によって前方に向けて付勢されているので、可動刃22に対して適度な接触圧で接触する。よって、固定刃82の刃先82aと可動刃22の刃先22aとの間に隙間を生じさせることなく、良好な切れ味で記録紙Pを切断できる。
次に、プリンタカバー3の開動作時の作用について説明する。
まず、図4に示すように、解除レバー13の操作突片15aに例えば指先を引っ掛けながら、解除レバー13をロック位置P1からリリース位置P2に回動操作する。すると、解除レバー13に連動して、ヘッドユニット5のレバー部25が後方に向けて回動する。これにより、図10に示すように、レバー部25の内歯車25aに噛合する扇形歯車103が回動することで、押下部102を介して固定刃82が可動刃22から離間する方向(後方)に向けて揺動する。さらに、レバー部25の内歯車25aに噛合する解除プレート43が回動することで、解除プレート43を介してピン38がねじりバネ42の付勢力に抗する方向に押し込まれる。これにより、揺動プレート37が揺動して、上述した噛合解除状態となる。噛合解除状態になると、中間歯車36と駆動歯車33との噛合が解除され、カッター用モータM1から可動刃22への回転力の伝達が遮断される。
さらに、解除プレート43が回動すると、解除プレート43のリリースカム43bがプラテンユニット4側のカム従節部106aに係合して、ロックピン105を第2凹部62から離脱する方向にカム従節部106aを押し出す。そして、ロックピン105が第2凹部62から離脱することで、プラテンユニット4とヘッドユニット5との組み合わせが解除される。すなわち、本実施形態の解除プレート43は、カッター用モータM1の回転力の伝達を遮断する機能と、ロックピン105を離脱する機能と、の両方の機能を担っている。
そして、ロックピン105が第2凹部62から離脱した状態で、プリンタカバー3を開方向に向けて回動させることで、プラテンローラ81の軸受部材81cが第1凹部61から離脱するとともに、ロール紙収納部10が開放される。その後、プリンタカバー3が開位置となることで、ロール紙収納部10内からロール紙Rを取り出したり、交換を行ったりすることが可能である。
ここで、上述したプリンタカバー3の閉操作時の作用について詳述する。図16,17は、プリンタカバー3の開閉操作時の動作を説明するための説明図であって、図16は図3のH−H線に相当する要部拡大断面図、図17は図15に相当する要部拡大断面図である。なお、初期状態(開位置)において、プラテンユニット4は、コイルバネ120によって第2回動軸115周りのプリンタカバー3の閉方向に向けて付勢されているため、プラテンユニット4はフロントカバー88が外装カバー71の内面に対して傾いた状態で保持されている。
まず、図16に示すように、プリンタカバー3を第1回動軸11(図6参照)周りの閉方向に向けて回動させ、プラテンユニット4とヘッドユニット5とが接近すると、プラテンユニット4側のロックピン105がヘッドユニット5側のロックピンガイド63bに当接する。この状態で、プリンタカバー3を閉方向にさらに押し込むことで、ロックピン105がロックピンガイド63bによって下方(付勢部材110の付勢力に抗する方向)に向けて押し退けられ、長孔107(図14参照)内の下端部側に向けて移動する。
その後、ロックピン105がロックピンガイド63b及びヘッドフレーム23における側壁部28a,28bの下端縁上を摺接する。さらに、プラテンローラ81は、軸受部材81cがプラテンガイド63aに案内されながら、ヘッドユニット5の第1凹部61内に進入する。また、プラテンユニット4は、第2回動軸115周りのプリンタカバー3に接近する方向(コイルバネ120の付勢力に抗する方向)に回動する。
これにより、プリンタカバー3が閉方向へ移動する。
次に、図17に示すように、プラテンローラ81の軸受部材81cが、ヘッドユニット5の第1凹部61内に嵌り込むタイミングで、ロックピン105が第2凹部62に到達する。このとき、ロックピン105は、付勢部材110の付勢力により長孔107(図14参照)内を上端部側に向けて移動する。これにより、ロックピン105が第2凹部62内に嵌り込む。その結果、図15に示すように、プラテンユニット4とヘッドユニット5とが組み合わされ、プリンタカバー3が閉位置となる。なお、プリンタカバー3の閉位置において、プラテンユニット4のフロントカバー88と外装カバー71とは、互いに平行に保持されている。
ここで、第1凹部61及び第2凹部62の開口方向が異なっているため、プラテンローラ81の軸受部材81cと、ロックピン105と、がそれぞれ第1凹部61及び第2凹部62内に嵌り込んでいる際、第1凹部61の開口方向に沿って軸受部材81cが移動することを、ロックピン105により妨げている。これにより、ロックピン105を第2凹部62内から離脱させない限り、軸受部材81cを第1凹部61内から離脱させることができないように設計されている。よって、プラテンユニット4とヘッドユニット5とを確実にロックすることができる。
なお、プラテンユニット4とヘッドユニット5とが組み合わされた状態において、プラテンユニット4側の従動歯車95がヘッドユニット5側の第4歯車56に噛合し、プラテンユニット4側の扇形歯車103がヘッドユニット5側の内歯車25aに噛合する。
ところで、本実施形態のサーマルプリンタ1によれば、プラテンユニット4がプリンタカバー3に対して一体的に固定されているのではなく、プリンタカバー3に沿って上下方向L2にスライド移動可能、かつ第1回動軸11と平行な第2回動軸115周りに揺動可能に取り付けられている。したがって、各構成部品の部品精度誤差や組み立て誤差等があったとしても、プリンタカバー3の閉操作中に、プラテンユニット4の全体がプリンタカバー3に対して適宜スライド、及び揺動することで、上述した誤差等を吸収することができる。これにより、プラテンローラ81の軸受部材81cを第1凹部61内に確実に嵌め込むことができる。
特に、本実施形態では、プラテンユニット4が、コイルバネ120によってプリンタカバー3の閉方向に向けて付勢されているので、プリンタカバー3に対するプラテンローラ81(プラテンユニット4)のがたつきを抑制できる。そのため、プリンタカバー3の閉操作時において、ケーシング2側のヘッドユニット5に対するプリンタカバー3側のプラテンユニット4の相対位置のばらつきを抑え、プリンタカバー3の操作位置の影響によるプリンタカバー3への押込力のばらつきを抑制できる。その結果、片押し操作がなされたとしても、両端の軸受部材81cをヘッドユニット5に確実にロックすることが可能になる。
その結果、従来のような片ロックを発生させることがなく、サーマルヘッド21とプラテンローラ81とを最適なセット状態で確実に組み合わせることができる。そのため、高品質な印刷を行うことができる上、紙ジャム等の発生を抑制することができる。
しかも、本実施形態のように、外装カバー71及び外装カバー71を補強する補強部材77,78の二部品でプリンタカバー3を構成することで、プリンタカバー3全体の剛性を確保した上で、プリンタカバー3を一部品で構成する場合に比べて軽量化及び材料コストの低減を図ることができる。
そして、プリンタカバー3の剛性を確保することで、プリンタカバー3の閉操作時において、外装カバー71の撓みや捩れ等の変形を抑制できる。これにより、プリンタカバー3の操作位置に関わらず、プラテン軸81a全体を均一に押し込むことができ、上述した片ロックを確実に抑制できる。
また、本実施形態では、プリンタカバー3のうち、第1回動軸11側よりもプリンタカバー3の操作位置に近い第2回動軸115と重なる位置に第1補強部材77が配置されているため、プリンタカバー3の操作位置周辺の剛性を確保することができる。そのため、上述した片ロックを確実に抑制できる。そして、上述したように本実施形態では、プラテンユニット4が、コイルバネ120によって付勢されているので、第1補強部材77に剛性の高い金属材料を採用した場合であっても、プラテンユニット4の金属部分(例えば、カバーフレーム87)と第1補強部材77との間の接触抵抗値のばらつきを抑えることができ、静電気ノイズ耐性を向上できる。
さらに、第2補強部材78が、外装カバー71のうち、第1回動軸11と第2回動軸115との間に位置する部分に配置されているため、プリンタカバー3の閉操作時において、第1回動軸11周りのモーメントに対する剛性を確保できるので、上述した片ロックを確実に抑制できる。そして、上述したように本実施形態では、第2補強部材78が樹脂材料により形成されているため、ロール紙Rと第2補強部材78のロール紙ガイド部78bとの間の摩擦抵抗を低減して、ロール紙Rをスムーズに回転させることができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、記録紙Pが前方に排出される場合を例に挙げたが、プリンタの設置姿勢は任意に変更可能である。例えば、ケーシング2を縦向きに設置し、記録紙Pが上方に排出されるように使用しても構わない。
また、上述した実施形態で説明した例えばプラテンユニット4とヘッドユニット5とが組み合わされる機構や、可動刃22が移動する機構等の各種の機構は、適宜設計変更が可能である。
さらに、上述した実施形態では、外装カバー71と補強部材77,78によりプリンタカバー3を構成する場合について説明したが、それ以上の部品で構成してもよく、プリンタカバー3を一部品で構成しても構わない。
また、上述した実施形態では、ベースフレーム111と第1補強部材77とを別体で形成した場合について説明したが、両者を一体で形成する等しても構わない。
また、上述した実施形態では、ヘッドユニット5が可動刃22を具備し、プラテンユニット4が固定刃82を具備した構成としたが、この場合に限定されるものではなく、ヘッドユニット5が固定刃82を具備し、プラテンユニット4が可動刃22を具備する構成としても構わない。また、固定刃82及び可動刃22を設けない構成としても構わない。
さらに、上述した実施形態では、本発明の付勢部材としてコイルバネ120を採用した場合について説明したが、これに限らず、板ばね等であってもよい。
また、上述した実施形態では、解除レバー13をロック位置P1とリリース位置P2との間で回動させたが、この回動操作式に限定されるものではなく、例えば押し下げ操作やスライド操作によって、解除レバー13を操作するように構成しても良い。
いずれにしても、ロック位置P1とリリース位置P2との間で往復移動させることで、プリンタカバー3のロックを解除できれば良い。
また、上述した実施形態におけるサーマルプリンタ1において、例えば下記の各機能をさらに付加させても良い。
(1)ロール紙Rの残量を検出し、検出した残量を確認するための機構。
(2)記録紙Pに印刷等によって予め明示されたマーク等の識別を検出する機構。
(3)記録紙Pの搬送負荷を軽減させる機構。
(4)テンションローラのような、記録紙Pの弛みを除去する機構。
(5)記録紙Pの瞬間的な張りに対するダンパ機構。
(6)記録紙Pの巻き癖を除去する機構。
(7)プリンタカバー3の急激な開閉動作を規制するためのダンパ機構。
1…サーマルプリンタ
2…ケーシング
3…プリンタカバー
4…プラテンユニット
5…ヘッドユニット
11…第1回動軸
21…サーマルヘッド
77…第1補強部材(補強部材)
78…第2補強部材(補強部材)
81…プラテンローラ
115…第2回動軸
120…コイルバネ(付勢部材)
P…記録紙

Claims (2)

  1. 記録紙が収納されるケーシングと、
    前記ケーシングに第1回動軸周りに回動可能に連結され、前記ケーシングを開閉するプリンタカバーと、を有するサーマルプリンタであって、
    前記ケーシングに設けられ、サーマルヘッドを有するヘッドユニットと、
    前記プリンタカバーに設けられ、前記プリンタカバーの開閉操作に伴って前記ヘッドユニットに対して分離可能に組み合わされるとともに、前記記録紙を紙送りするプラテンローラを有するプラテンユニットと、を備え、
    前記プラテンユニットは、前記第1回動軸と平行な第2回動軸周りに回動可能、かつ前記第2回動軸に直交する方向に沿ってスライド移動可能に前記プリンタカバーに取り付けられ、
    前記プリンタカバーと前記プラテンユニットとの間には、前記第2回動軸周りに前記プラテンローラを前記プリンタカバーから離間する方向に向けて付勢する付勢部材が設けられていることを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 前記プラテンユニットは、
    前記プラテンローラを支持するプラテンブロックと、
    前記プラテンブロックを覆うカバーフレームと、
    前記カバーフレームから突出する一対の取付片と、を備え、
    前記取付片は、前記第2回転軸が挿通される取付孔を有し、
    前記取付孔は、前記第2回転軸の垂直方向に沿って延びる長孔であり、かつ、
    前記プラテンユニットは、前記取付孔の延在方向に沿ってスライド可能になっている請求項1に記載のサーマルプリンタ。
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