JPS6394770A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録紙ロールから引き出される受信用の記録
紙の裏面を送信原稿用紙として兼用する２　−・−ン タイプのファクシミリ装置に関する。

従来の技術 従来この種の装置は、第３図、第４図に示すように、送
信原稿用紙を兼ねる記録紙１を供給する記録紙ロール２
と、記録紙１をロール２から繰り出す駆動ローラ３と、
上面を記録紙１が走行するように構成された原稿台４と
、記録紙１の片面に記載した原稿を読み取る読取用セン
サ５と、原稿の反対面に受信記録を行う記録ヘッド６と
、記録紙１を記録ヘッド６に押付けながら搬送するプラ
テンローラ７と、記録紙走行ガイド板８と、これらの各
部材を収容する筐体９と、記録紙セント時に使用する記
録紙繰出用ボタン１０等を有しており、前記筐体９は原
稿台４を備えた平坦部９Ａとそれに続く機器収容部９Ｂ
とからなっている。上記装置において、記録紙１はロー
ル２から引き出され、筐体９内を通って原稿台４の先端
４Ａに至り、この先端４Ａで反転して原稿台４の上面を
通り、記録紙挿入口１１から再度筐体９内に入り、読取
用センサ５及び記録ヘッド６を通って筐体９３１、−７
、 外に排出されるようにセットされている。受信記録の場
合には、記録紙１をプラテンローラ７で搬送し、記録ヘ
ッド６によって記録紙表面（記録面）に記録し、送信の
場合には、記録紙１の記録面とは反対側に原稿台４上で
送信しだい文字、図形等の原稿を書き込み、記録紙１を
プラテンローラ７で搬送し、読取用センサ５でその原稿
を読み取っていた。

発明が解決しようとする問題点 しかし、かから構成される装置構造が複雑になり、また
、記録紙ロールから記録紙を引き出し所定の通路にセン
トするために記録紙繰出機構等が必要となり、ロール紙
のセット手順が複雑に彦るという問題があった。更に、
記録紙への書き込みを行う原稿台を備えた平坦部９Ａの
厚みが厚くなり、書き込み作業が困難になるという問題
もあった。

上記問題は以下の理由で生ずる。すなわち、第１に、記
録紙１の走行経路を筐体内部に設けているため、記録紙
１を装置にセットする時、記録紙１をロール２から繰り
出し、原稿台４の先端まで繰り出す必要がちシ、そのだ
めの機構として、駆動ローラ３及びこの駆動ローラ３を
操作するための記録紙繰出用ボタン１０を装置に備えな
ければならない。第２に、筐体９の平坦部に原稿台４を
配置し、その下側に記録紙１を走行させる構成としてい
るため、全体の厚みが厚くなっている。

本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、装置
構造を簡略化し、且つ原稿書き込みに使用する筐体平坦
部の厚みを薄くし、更に記録紙セットを容易に行い得る
ファクシミリ装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 本発明は上述の問題点を解決するため、機器収納部と平
坦部とを有する筐体の機器収納部に記録紙ロールを収納
させ、この記録紙ロールの近傍の筐体下面に記録紙引き
出し通路を形成し、記録紙をこの引き出し通路から筐体
外に引き出し、前記平坦部の下面、先端及び上面を通っ
て機器収納部内に戻すように構成したものである。

５　、、、　　、・ 作用 本発明は上述の構成によって、記録紙ロールからの記録
紙を装置にセットする際、記録紙を記録紙ロール近傍か
ら筐体下面の記録紙引き出し通路を通って筐体外に出し
、その後は筐体の平坦部の下面、先端、上面等の筐体外
周に沿わせることによって、セットが可能となり、従来
のように筐体内を通して原稿台先端まで記録紙を送る必
要がなく、装置が簡単となると共に記録紙セットが容易
となる。また、筐体の平坦部の上面を原稿台として使用
できるので、その上で記録紙に送信原稿を書き込むこと
が可能であり、且つ従来のように上下面を記録紙が通る
ようにした原稿台を用いる場合に比べ、厚みを薄くする
ことが可能となる。

実施例 以下、図面に示す本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置を示
す断面図、第２図はその外観斜視図である。１３は筐体
であり、平坦部１３Ａと機器収納部１３Ｂとからなる。

１４は機器収納部１３Ｂに６、Ｘ　。

配置された記録紙ロール、１５はそのロール１４から繰
り出される記録紙、１６はロール１４の近傍に配置され
た回転自在なガイドローラ、１７は機器収納部１３Ｂ内
の記録紙走行路に配置され、記録紙１５の片面に記載さ
れた原稿を読み取る読取手段即ち読取用センサ、１８は
その記録紙１５の反対側の面に受信情報を記録する記録
手段即ち記録ヘッド、１９は記録紙１５を記録ヘッド１
８に押付は且つ記録紙を駆動するプラテンローラ、２０
は読取位置を通った記録紙１５を記録位置に案内する走
行ガイド板である。筐体１３は、記録紙ロール１４及び
ガイドローラ１６の近傍の下面に、記録紙引き出し通路
２１を有しており、且つ記録紙１５がこの引き出し通路
２１から筐体１３外に引き出され、平坦部１３Ａの下面
、先端及び上面を通って機器収納部１３Ｂ内に走行する
ように構成されている。なお、平坦部１３Ａの記録紙走
行部分の下面は、このファクシミリ装置を机、台等の上
面に置いた時、机、台等の上面から若干上方に離れ、記
録紙１５が机、台等に接触しない７、、。

ように構成されている。また、平坦部１３Ａは内部にプ
リント基板等の必要な部品を収納することができる限り
、厚さを薄くしている。

次に、上記構成のファクシミリ装置による動作を説明す
る。

記録紙をセットする場合には、記録紙ロール１４を筐体
１３内の所定位置にセットし、記録紙先端を記録紙引き
出し通路２１から筐体外に突き出し、その先端を手でつ
かんで引き出し、筐体１３の平坦部１３Ａの下面、先端
、上面に沿わせた後、記録紙挿入口２２から筐体１３内
に差し込み、その先端をプラテンローラ１９位置に送り
込む。その後、プラテンローラ１９を駆動させることに
より、記録紙１５がプラテンローラ１９で搬送されてそ
の先端が筐体外に送り出され、第１図に示す状態にセッ
トされる。

受信の場合、プラテンローラ１９によって記録紙１５を
搬送し、記録ヘッド１８によって記録紙表面（記録面）
に記録を行う。送信の場合、記録紙１５の裏面（平坦部
１３Ａの上の記録紙上面）に、平坦部１３Ａ上で送信し
たい文字、図形等の原稿を書き込み、記録紙１５をプラ
テンローラ１９で搬送し、読取用センサ１７にて原稿を
読み取り、送信する。

彦お、上記実施例では、記録紙ロール１４の近傍のガイ
ドローラ１６として、回転自在なローラを使用したが、
記録紙１５に適当な張力を与えるよう、ガイドローラ１
６に適当なブレーキを取付けてもよい。また、ガイドロ
ーラ１６の代わりに駆動ローラが使用されてもよい。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、記録紙ロー
ルから繰り出される記録紙の片面を受信記録に使用し、
反対側の面を送信原稿書き込みに使用するタイプのファ
クシミリ装置において、機器収納部と平坦部とを有する
筐体の機器収納部に記録紙ロールを収納させ、この記録
紙ロールの近傍の筐体下面に記録紙引き出し通路を形成
し、記録紙をこの引き出し通路から筐体外に引き出し、
前記平坦部の下面、先端及び上面を通って機器収９、、
。

細部内に戻すように構成することによって、記録紙ロー
ルからの記録紙を装置にセットする際、記録紙を記録紙
ロール近傍から筐体下面の記録紙引き出し通路を通って
筐体外に出し、その後は筐体の平坦部の下面、先端、上
面等の筐体外周に沿わせることによって、セットが可能
となり、従来のように筐体内を通して原稿台先端まで記
録紙を送る必要がなく、装置が簡単と彦ると共に記録紙
セットが容易となり、しかも筐体の平坦部の上面を原稿
台として使用できるので、従来のように上下面を記録紙
が通るようにした原稿台を平坦部に設けた場合に比べ、
厚みを薄くすることが可能となり、原稿書き込みが容易
となる等の効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置の断
面図、第２図はその外観斜視図、第３図は従来のファク
シミリ装置の外観斜視図、第４図はその断面図である。 １３・・筐体、１３Ａ・・・平坦部、１３Ｂ・・・機器
収１０／、〜７ 細部、１４・・・記録紙ロール、１５・・記録紙、１６
・・・ガイドローラ、１７・・・読取用センサ、１８・
・記録ヘッド、１９・・・プラテンローラ、２１・・・
記録紙引き出し通路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上面を記録紙が走行するようになった平坦部と、この平
   坦部に続く機器収納部とを備えた筐体と、この筐体の機
   器収納部内に配置された記録紙ロールと、前記機器収納
   部内の記録紙走行路に配置された、記録紙の一方の面の
   原稿を読み取る読取手段及び他方の面に記録を行う記録
   手段とを具備し、前記筐体が内部に収容された前記記録
   紙ロールの近傍の下面に記録紙引き出し通路を有し、前
   記記録紙がこの引き出し通路から前記筐体外に引き出さ
   れ、前記平坦部の下面、先端及び上面を通って前記機器
   収納部内に走行するように構成されていることを特徴と
   するファクシミリ装置。