JPH0665348U - ロール紙収納ボックス - Google Patents
ロール紙収納ボックスInfo
- Publication number
- JPH0665348U JPH0665348U JP1337993U JP1337993U JPH0665348U JP H0665348 U JPH0665348 U JP H0665348U JP 1337993 U JP1337993 U JP 1337993U JP 1337993 U JP1337993 U JP 1337993U JP H0665348 U JPH0665348 U JP H0665348U
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- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- storage box
- paper storage
- box
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像記録装置の内部でロール紙収納ボックス
の直下に配置される基板上でのチップ交換作業等が迅
速、簡便に行えるように工夫したロール紙収納ボックス
を提供する。 【構成】 ロール紙収納ボックス2のボックス底部を上
方から取り付け、取り外し可能なボックス本体2Aと別
体の底蓋2B(34)で形成するようにする。
の直下に配置される基板上でのチップ交換作業等が迅
速、簡便に行えるように工夫したロール紙収納ボックス
を提供する。 【構成】 ロール紙収納ボックス2のボックス底部を上
方から取り付け、取り外し可能なボックス本体2Aと別
体の底蓋2B(34)で形成するようにする。
Description
【0001】
本考案は、記録紙にロール紙を用いるファクシミリ装置等の画像記録装置に搭 載されるロール紙収納ボックスに関するものである。
【0002】
記録紙にロール紙を用いる画像記録装置では、装置本体内にロール紙を収納す るロール紙収納ボックスを設けて、このロール紙収納ボックスに回転自由にセッ トされたロール紙から繰り出される記録紙を記録部に導通させるようにするのが 普通である。その際、画像記録装置に搭載されるロール紙収納ボックスは、装置 内部での部品実装スペースの制約から、その上に装置の制御回路を構成する基板 が取り付けられるボトムカバーの直上位置に設置されるレイアウトを採るケース が多い。
【0003】
ところで、ファクシミリ装置等の画像記録装置では、装置の点検、修理や仕様 変更を行う目的で、しばしば基板上に装着されている電子部品(チップ)の交換 、増設或いはハードスイッチの切換作業等を行うことが必要になる場合がある。 その際、ロール紙収納ボックスがボトムカバーの直上に設置されていると、その 直下のボトムカバーに取り付けられている基板上のチップ交換作業等を行うため には、装置本体内からロール紙収納ボックスを取り外しするか、もしくはボトム カバーを開いてカバーと共に基板を外部に取り出すようにしなければならず、い ずれにしても装置の分解、再組立作業が非常に煩雑なものとなる。
【0004】 本考案は、このような不便に着目し、画像記録装置の内部でロール紙収納ボッ クスの直下に配置される基板上でのチップ交換作業等が迅速、簡便に行えるよう に工夫したロール紙収納ボックスを提供するものである。
【0005】
本考案は、上記の目的を達成するために、ロール紙収納ボックスのボックス底 部を上方から取り付け、取り外し可能な別体の底蓋で形成するようにしている。
【0006】
このようにすれば、必要なときには、ボックス底部の底蓋を取り外しするだけ で、ロール紙収納ボックスの直下に配置された基板上でのチップ交換作業等が行 えるものとなる。
【0007】
図1は、本考案に係るロール紙収納ボックスの適用具体例としてロール紙内蔵 タイプのファクシミリ装置の概要を示し、図2と図3は同ファクシミリ装置に搭 載されるロール紙収納ボックスの詳細を図示している。そこで、まず図1を参照 して装置全体の概要について説明する。
【0008】 このファクシミリ装置には、装置本体1の後端部に設けられたロール紙収納ボ ックス2に、長尺記録紙(感熱紙)を巻芯(紙管)Cに捲回したロール紙Rが回 転自在にセットされる。ここにおいて、ロール紙収納ボックス2は、装置本体1 の底部を蓋封するボトムカバー1Aの上に近接して設置され、ロール紙収納ボッ クス2の直下には、ボトムカバー1Aの上に取り付けられて、その上にチップ又 はスイッチ類41が装着された基板40が配置されている。
【0009】 ロール紙収納ボックス2の内蔵ロール紙Rからは、その前方に設けられたプラ テンローラ3により記録紙Pが紙パス通路13を通して繰り出され、プラテンロ ーラ3の下面に圧接されたサーマルヘッド4で印字される。続いて、サーマルヘ ッド4で印字された印字済の記録紙Pは、紙パス通路14を通して直後のカッタ ーユニット5に導通されて切断された後、印字・切断済の記録紙Pを、その前方 のペーパーガイド12a、12bの間に形成された湾曲した紙パス通路(Uター ン排出経路)15に通して上向きにUターンさせてから、その出口に設けた排紙 ローラ6とピンチローラ7とにニップさせて、記録紙排出口8より本体上面を蓋 封する記録紙カバー9に設けた記録紙排出部10の上に印字面を上向きにして排 出させるようにしている。
【0010】 上記のファクシミリ装置において、サーマルヘッド4、カッターユニット5及 び紙パス通路13、14、15の下側に配置されるペーパーガイド12a等は、 装置本体1の側に取り付けられる一方、プラテンローラ3、排紙ローラ6、ピン チローラ7及び紙パス通路13、14、15の上側に配置されるペーパーガイド 12b等は、カッターユニット5と一体に形成されたものを除いて、記録紙カバ ー9の側に取り付けられている。
【0011】 また、記録紙カバー9は、図示しないカバーフレームの後端部の両側をヒンジ 部11で装置本体1に枢支して、ロール紙収納ボックス2とその前方の記録紙排 出経路を覆って装置本体1の上に開閉自在に取り付けられており、前端部には後 述する送信部に繰り込まれる送信原稿をセットする原稿マウント部16が設けら れると共に、原稿マウント部16の内面には記録紙排出口8からカバー上の記録 紙排出部10に排出される記録紙Pを上から押える記録紙押え17が揺動自在に 取り付けられている。
【0012】 その他、図1において、20と21は、記録紙Pの繰出し、排出経路に設けた ペーパーセンサを示し、22は原稿マウント部16にセットされた送信原稿を繰 り込んで読取部に搬送する装置前端部の送信部を、23は送信部22の読取部に 臨んで本体1内に設けられる光学読取系を示す。24は装置本体1の後端部に搭 載される電源部を示す。
【0013】 次に、図2と図3を参照して、上記ファクシミリ装置に搭載されるロール紙収 納ボックス2の詳細について説明する。
【0014】 ロール紙収納ボックス2は、上部が開口した全体として方形の箱体からなり、 ボックス主体をなすボックス本体2Aに、ボックス底部の中央部のみを形成する 別体の底蓋2Bを組み付けて構成されている。この底蓋2Bは、ボックス本体2 Aに対して、その上方開口部から取り付け、取り外し可能に蓋着されている。
【0015】 詳述すると、前後に湾曲した板状部材よりなる底蓋2Bには、その前端部の両 側から差込み片30、30が一体に突出されると共に、後端部寄りの中央部上面 には凹み31が設けられ、この凹み31にねじ止め用の貫通穴32が設けられて いる。33は底蓋2Bの片側上面に設けられた取り外し用の取手を示す、この取 手33は、底蓋2Bの取付状態で、ボックス内に収納されるロール紙Rと干渉し ない位置に設けられる。
【0016】 一方、ボックス本体2Aの底部中央部には、底蓋2Bに対応する形状の開口部 34が開口され、開口部34の前後縁と両側縁とには、該開口部34に上から嵌 め込まれる底蓋2Bの周辺部を乗せる内リブ35が設けられ、後端中央部の内リ ブ35からは先端部にインサートねじ37を埋め込んだ支持片36が突出されて いる。また、開口部34の前縁の両側には、その外面側に底蓋2Bの前端部から 突出された差込み片30、30を係止する切欠38、38が設けられている。
【0017】 しかして、底蓋2Bをボックス本体2Aの底部に取り付ける際には、前端部の 差込み片30、30を切欠31、31に差し込むようにして底蓋2Bを開口部3 4に上から嵌め込み、開口部34の内リブ35に支持された底蓋2Bの貫通穴3 2を通して裏面側の対応位置に突出されている支持片36のインサートねじ37 のねじ穴に止めねじ39をねじ込むだけでよく、逆に底蓋2Bをボックス本体2 Aから取り外すときは、止めねじ39を取り外してから取手33を持って底蓋2 Bを上方へ抜き取るようにすると、簡単に取り外しすることができる。
【0018】 その他、図1と図3において、42はロール紙収納ボックス2に収納されるロ ール紙Rの紙管内空部に両側から挿入されてロール紙Rの軸心を保持するロール 紙ホルダを示し、43はロール紙ホルダ42を着脱自在に取り付けるボックス内 側壁のホルダ支持部を示す。
【0019】 上記の改良されたロール紙収納ボックス2を搭載すれば、ロール紙収納ボック ス2の直下に配置される基板40上でチップ交換作業等を行う必要を生じたとき には、ロール紙収納ボックス2の底蓋2Bのみを取り外しすることにより対処で きるものとなる。すなわち、底蓋2Bを取り外した状態では、図3に示す如く、 ロール紙収納ボックス2の底部中央部に開口部34が形成され、この開口部34 を通して直下の基板40上に装着されているチップ又はスイッチ類41の交換、 増設或いは切換作業等を行うことができるためである。
【0020】 従って、従来のように、装置本体1内からロール紙収納ボックス2全体を撤去 したり、ボトムカバー1Aごと基板40を取り外しする場合に比較すると、チッ プ交換作業等に伴う分解、再組立作業が著しく簡素化されて、作業が迅速、簡便 に遂行できるものとなる。
【0021】 なお、実施例に掲げた底蓋取付構造では、これをねじ止めして固定するように しているが、より簡易には固定手段をもたない単なる嵌め込み式の構造であって もよい。
【0022】 本考案に基づくロール紙収納ボックスは、実施例に掲げたファクシミリ装置に 限らず、記録紙としてロール紙を内蔵するタイプの画像記録装置には一般的に適 用可能である。
【0023】
以上の通り、本考案によるロール紙収納ボックスでは、ボックス底部を上方か ら取り付け、取り外し可能な別体の底蓋で形成したことにより、画像記録装置の 内部で通常ロール紙収納ボックスの直下に配置される基板上でのチップ交換作業 等が迅速、簡便に行えるという改善効果を奏するものとなる。
【図1】本考案に係るロール紙収納ボックスの適用例を
示すファクシミリ装置の断面概要図である。
示すファクシミリ装置の断面概要図である。
【図2】図1に示すロール紙収納ボックスの要部の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図3】底蓋を取り外した状態で示すロール紙収納ボッ
クスの中央部横断面図である。
クスの中央部横断面図である。
1 装置本体 1A ボトムカバー 2 ロール紙収納ボックス 2A ボックス本体 2B 底蓋 3 プラテンローラ 4 サーマルヘッド 5 カッターユニット 9 記録紙カバー 30 差込み片 31 凹み 32 貫通穴 33 取手 34 開口部 35 内リブ 36 支持片 37 インサートねじ 38 切欠 39 止めねじ 40 基板 41 チップ又はスイッチ類 R ロール紙 C 巻芯(紙管) P 記録紙
Claims (1)
- 【請求項1】 ボックス底部を上方から取り付け、取り
外し可能な別体の底蓋で形成したことを特徴とするロー
ル紙収納ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1337993U JPH0665348U (ja) | 1993-02-27 | 1993-02-27 | ロール紙収納ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1337993U JPH0665348U (ja) | 1993-02-27 | 1993-02-27 | ロール紙収納ボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0665348U true JPH0665348U (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=11831469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1337993U Pending JPH0665348U (ja) | 1993-02-27 | 1993-02-27 | ロール紙収納ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665348U (ja) |
-
1993
- 1993-02-27 JP JP1337993U patent/JPH0665348U/ja active Pending
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