JPH07278210A - エマルションの製造方法 - Google Patents
エマルションの製造方法Info
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- JPH07278210A JPH07278210A JP6694694A JP6694694A JPH07278210A JP H07278210 A JPH07278210 A JP H07278210A JP 6694694 A JP6694694 A JP 6694694A JP 6694694 A JP6694694 A JP 6694694A JP H07278210 A JPH07278210 A JP H07278210A
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- JP
- Japan
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- emulsion
- stirring tank
- paddle blade
- producing
- blade
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 重合性単量体を乳化重合してなるエマ
ルションの製造方法において、外周に熱交換用のジャケ
ット1を装着した堅型円筒状の撹拌槽2内中心部に回転
軸3を垂設し、該回転軸3に撹拌槽2の底面に近接させ
て槽底部に配列させた先端部を後退翼に形成した下段パ
ドル翼4を設置し、かつ上段に位置するパドル翼5を、
先端に下方に延長する板状フィン6を有し、かつ下段に
位置するパドル翼4に対して交差角度αが90度以下で
あって、回転方向に先行させパドル翼5を配置する設備
を有する撹拌槽2を用いて乳化重合する方法、さらに上
記撹拌槽2内液中へ直接原料フィードする乳化重合する
エマルションの製造方法。 【効果】 特定の撹拌槽を用いることにより、撹
拌槽への付着物量が激減し、エマルション粒子径分布が
シャープになり、かつ粒子径形状が均一になる。
ルションの製造方法において、外周に熱交換用のジャケ
ット1を装着した堅型円筒状の撹拌槽2内中心部に回転
軸3を垂設し、該回転軸3に撹拌槽2の底面に近接させ
て槽底部に配列させた先端部を後退翼に形成した下段パ
ドル翼4を設置し、かつ上段に位置するパドル翼5を、
先端に下方に延長する板状フィン6を有し、かつ下段に
位置するパドル翼4に対して交差角度αが90度以下で
あって、回転方向に先行させパドル翼5を配置する設備
を有する撹拌槽2を用いて乳化重合する方法、さらに上
記撹拌槽2内液中へ直接原料フィードする乳化重合する
エマルションの製造方法。 【効果】 特定の撹拌槽を用いることにより、撹
拌槽への付着物量が激減し、エマルション粒子径分布が
シャープになり、かつ粒子径形状が均一になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエマルションの製造方法
に関する。さらに詳しくは、特定の撹拌槽を用いること
により、装置への付着物量が激減すると共に、エマルシ
ョン粒子径分布がシャープになり、かつ粒子径形状が均
一になるエマルションの製造方法に関する。
に関する。さらに詳しくは、特定の撹拌槽を用いること
により、装置への付着物量が激減すると共に、エマルシ
ョン粒子径分布がシャープになり、かつ粒子径形状が均
一になるエマルションの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、ポリ(メタ)アクリル酸エステルエマルション、ポ
リスチレンエマルション、スチレン−メタクリル酸エス
テル共重合体エマルション等のエマルションは、塗料、
接着剤、紙加工、繊維加工、印刷インキ、セメント混和
剤などとして広く用いられている。これらのエマルショ
ンを製造するに際しては、単量体の種類、重合時の粘度
等により重合処方が決定されるが、生産性を高める際、
エマルション粒子の粒度分布や粒子形状、重合時の温度
上昇や重合後の装置付着物が問題となる。装置付着物
は、撹拌槽の伝熱能力低下や付着物除去作業による生産
性を低下させるのみならず、得られたエマルションへ混
入、品質に悪影響をもたらすものであり、種々の検討が
なされている。例えば、スケール付着防止剤を使用する
(特開平6−56911)方法があるが、最終製品への
混入により様々な弊害をもたらすこともあり、根本的な
解決に至っていないのが現状である。
り、ポリ(メタ)アクリル酸エステルエマルション、ポ
リスチレンエマルション、スチレン−メタクリル酸エス
テル共重合体エマルション等のエマルションは、塗料、
接着剤、紙加工、繊維加工、印刷インキ、セメント混和
剤などとして広く用いられている。これらのエマルショ
ンを製造するに際しては、単量体の種類、重合時の粘度
等により重合処方が決定されるが、生産性を高める際、
エマルション粒子の粒度分布や粒子形状、重合時の温度
上昇や重合後の装置付着物が問題となる。装置付着物
は、撹拌槽の伝熱能力低下や付着物除去作業による生産
性を低下させるのみならず、得られたエマルションへ混
入、品質に悪影響をもたらすものであり、種々の検討が
なされている。例えば、スケール付着防止剤を使用する
(特開平6−56911)方法があるが、最終製品への
混入により様々な弊害をもたらすこともあり、根本的な
解決に至っていないのが現状である。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点につき鋭意検討の結果、撹拌槽に注目し、特定の撹
拌翼を装着することにより、また、特定の撹拌翼を装着
し、特定の原料フィード孔を設けた撹拌槽を用いること
により、撹拌槽への付着物量が激減し、エマルション粒
子径分布がシャープになり、かつ粒子径形状が均一にな
るエマルションを得る方法を見い出し、本発明を完成す
るに至った。
題点につき鋭意検討の結果、撹拌槽に注目し、特定の撹
拌翼を装着することにより、また、特定の撹拌翼を装着
し、特定の原料フィード孔を設けた撹拌槽を用いること
により、撹拌槽への付着物量が激減し、エマルション粒
子径分布がシャープになり、かつ粒子径形状が均一にな
るエマルションを得る方法を見い出し、本発明を完成す
るに至った。
【0004】すなわち、本発明は重合性単量体を乳化重
合してなるエマルションの製造方法において、外周に熱
交換用のジャケット1を装着した堅型円筒状の撹拌槽2
内中心部に回転軸3を垂設し、該回転軸3に撹拌槽2の
底面に近接させて槽底部に配列させた先端部を後退翼に
形成した下段パドル翼4を設置し、かつ上段に位置する
パドル翼5を、先端に下方に延長する板状フィン6を有
し、かつ下段に位置するパドル翼4に対して交差角度α
が90度以下であって、回転方向に先行させパドル翼5
を配置する設備を有する撹拌槽2を用いて乳化重合する
ことを特徴とするエマルションの製造方法、又は重合性
単量体を乳化重合してなるエマルションの製造方法にお
いて、外周に熱交換用のジャケット1を装着した堅型円
筒状の撹拌槽2内中心部に回転軸3を垂設し、該回転軸
3に撹拌槽2の底面に近接させて槽底部に配列させた先
端部を後退翼に形成した下段パドル翼4を設置し、かつ
上段に位置するパドル翼5を、先端に下方に延長する板
状フィン6を有し、かつ下段に位置するパドル翼4に対
して交差角度αが90度以下であって、回転方向に先行
させパドル翼5を配置すると共に、釜底に原料フィード
孔8を設置し、撹拌槽2内液中へ直接原料フィードする
撹拌槽2を用いて乳化重合することを特徴とするエマル
ションの製造方法に関する。
合してなるエマルションの製造方法において、外周に熱
交換用のジャケット1を装着した堅型円筒状の撹拌槽2
内中心部に回転軸3を垂設し、該回転軸3に撹拌槽2の
底面に近接させて槽底部に配列させた先端部を後退翼に
形成した下段パドル翼4を設置し、かつ上段に位置する
パドル翼5を、先端に下方に延長する板状フィン6を有
し、かつ下段に位置するパドル翼4に対して交差角度α
が90度以下であって、回転方向に先行させパドル翼5
を配置する設備を有する撹拌槽2を用いて乳化重合する
ことを特徴とするエマルションの製造方法、又は重合性
単量体を乳化重合してなるエマルションの製造方法にお
いて、外周に熱交換用のジャケット1を装着した堅型円
筒状の撹拌槽2内中心部に回転軸3を垂設し、該回転軸
3に撹拌槽2の底面に近接させて槽底部に配列させた先
端部を後退翼に形成した下段パドル翼4を設置し、かつ
上段に位置するパドル翼5を、先端に下方に延長する板
状フィン6を有し、かつ下段に位置するパドル翼4に対
して交差角度αが90度以下であって、回転方向に先行
させパドル翼5を配置すると共に、釜底に原料フィード
孔8を設置し、撹拌槽2内液中へ直接原料フィードする
撹拌槽2を用いて乳化重合することを特徴とするエマル
ションの製造方法に関する。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて使用する重合性単量体としては、例えば、(メ
タ)アクリル酸エステル系単量体、ビニルエステル系単
量体、ビニルシアン系単量体、芳香族ビニル系単量体、
ハロゲン化ビニル系単量体等が挙げられる。また、エマ
ルション安定性付与等のために、上記単量体とともに不
飽和カルボン酸系単量体、不飽和スルホン酸塩系単量
体、ヒドロキシアルキル基を有する不飽和単量体、不飽
和カルボン酸アミド系単量体を使用することができる。
また、上記単量体とともに、重合性不飽和結合を一分子
中に二つ以上有する架橋性単量体を使用することもでき
る。
おいて使用する重合性単量体としては、例えば、(メ
タ)アクリル酸エステル系単量体、ビニルエステル系単
量体、ビニルシアン系単量体、芳香族ビニル系単量体、
ハロゲン化ビニル系単量体等が挙げられる。また、エマ
ルション安定性付与等のために、上記単量体とともに不
飽和カルボン酸系単量体、不飽和スルホン酸塩系単量
体、ヒドロキシアルキル基を有する不飽和単量体、不飽
和カルボン酸アミド系単量体を使用することができる。
また、上記単量体とともに、重合性不飽和結合を一分子
中に二つ以上有する架橋性単量体を使用することもでき
る。
【0006】以下、これらの単量体について説明する。
(メタ)アクリル酸エステル系単量体としては、アクリ
ル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸ブチル、メタクリル酸グリシジル、アクリル
酸2エチルヘキシル等が挙げられる。
(メタ)アクリル酸エステル系単量体としては、アクリ
ル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、
アクリル酸ブチル、メタクリル酸グリシジル、アクリル
酸2エチルヘキシル等が挙げられる。
【0007】ビニルエステル系単量体としては、酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル等が、ビニルシアン系単量体
としては、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等
が、芳香族ビニル系単量体としては、スチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエン等が、ハロゲン化ビニル
系単量体としては、塩化ビニル、塩化ビニリデン等が挙
げられる。
ニル、プロピオン酸ビニル等が、ビニルシアン系単量体
としては、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等
が、芳香族ビニル系単量体としては、スチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエン等が、ハロゲン化ビニル
系単量体としては、塩化ビニル、塩化ビニリデン等が挙
げられる。
【0008】また、不飽和カルボン酸系単量体として
は、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン
酸等が、不飽和スルホン酸塩系単量体としては、スチレ
ンスルホン酸ナトリウム等が、ヒドロキシアルキル基を
含有する不飽和単量体としては、2−ヒドロキシエチル
アクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、
ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロピル
メタクリレート等が、さらに不飽和カルボン酸アミド系
単量体としては、アクリルアミド、メタクリルアミド、
N−メチロールアクリルアミド、N,Nージメチルアク
リルアミド等が挙げられる。
は、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン
酸等が、不飽和スルホン酸塩系単量体としては、スチレ
ンスルホン酸ナトリウム等が、ヒドロキシアルキル基を
含有する不飽和単量体としては、2−ヒドロキシエチル
アクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、
ヒドロキシプロピルアクリレート、ヒドロキシプロピル
メタクリレート等が、さらに不飽和カルボン酸アミド系
単量体としては、アクリルアミド、メタクリルアミド、
N−メチロールアクリルアミド、N,Nージメチルアク
リルアミド等が挙げられる。
【0009】架橋性単量体としては、ジビニルベンゼ
ン、エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロ
ールプロパントリメタクリレート等が挙げられる。さら
に、上記単量体の他にもビニルピリジン等、通常の乳化
重合において使用される単量体は何れも使用可能であ
る。また、本発明で得られるエマルションの平均粒子径
に特に制限はないが、好ましくは、60〜3,000n
mが好適である。
ン、エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロ
ールプロパントリメタクリレート等が挙げられる。さら
に、上記単量体の他にもビニルピリジン等、通常の乳化
重合において使用される単量体は何れも使用可能であ
る。また、本発明で得られるエマルションの平均粒子径
に特に制限はないが、好ましくは、60〜3,000n
mが好適である。
【0010】本発明においては、上記重合性単量体を重
合体エマルションの存在下に乳化重合するという態様を
含むものである。重合体エマルションとしては、例え
ば、(メタ)アクリル酸エステル系重合体及び共重合
体、芳香族ビニル系重合体及び共重合体等であれば何れ
も使用可能である。
合体エマルションの存在下に乳化重合するという態様を
含むものである。重合体エマルションとしては、例え
ば、(メタ)アクリル酸エステル系重合体及び共重合
体、芳香族ビニル系重合体及び共重合体等であれば何れ
も使用可能である。
【0011】重合体エマルションの存在下に重合する重
合性単量体としては、上記にて例示した単量体を使用す
ることができるが、特に、(メタ)アクリル酸エステル
系単量体、ビニルエステル系単量体、ビニルシアン系単
量体、芳香族ビニル系単量体、不飽和カルボン酸系単量
体、不飽和カルボン酸アミド系単量体等の群から選択さ
れた単量体を1種または2種以上を使用することが好ま
しい。
合性単量体としては、上記にて例示した単量体を使用す
ることができるが、特に、(メタ)アクリル酸エステル
系単量体、ビニルエステル系単量体、ビニルシアン系単
量体、芳香族ビニル系単量体、不飽和カルボン酸系単量
体、不飽和カルボン酸アミド系単量体等の群から選択さ
れた単量体を1種または2種以上を使用することが好ま
しい。
【0012】本発明のエマルションの製造に用いられる
撹拌槽を以下に説明する。すなわち、外周に熱交換用の
ジャケット1を装着した堅型円筒状の撹拌槽2内中心部
に回転軸3を垂設し、該回転軸3に、撹拌槽2の底面に
近接させて槽底部に配列させた先端部を後退翼に形成し
た下段パドル翼4を設置し、かつ上段に位置するパドル
翼5を、先端に下方に延長する板状フィン6を有し、か
つ下段に位置するパドル翼4に対して交差角度αが90
度以下、好ましくは30〜75度で、回転方向に先行さ
せパドル翼5を配置する撹拌槽2を用いる。また、撹拌
槽2内液中に直接原料フィードできる原料フィード孔8
を設置した撹拌槽2を用いる。原料フィード孔8は釜底
に設けても、或いは常に液面下に接する部分に設けても
何ら差し支えない、が釜底に設けるのが最も好ましい。
撹拌槽を以下に説明する。すなわち、外周に熱交換用の
ジャケット1を装着した堅型円筒状の撹拌槽2内中心部
に回転軸3を垂設し、該回転軸3に、撹拌槽2の底面に
近接させて槽底部に配列させた先端部を後退翼に形成し
た下段パドル翼4を設置し、かつ上段に位置するパドル
翼5を、先端に下方に延長する板状フィン6を有し、か
つ下段に位置するパドル翼4に対して交差角度αが90
度以下、好ましくは30〜75度で、回転方向に先行さ
せパドル翼5を配置する撹拌槽2を用いる。また、撹拌
槽2内液中に直接原料フィードできる原料フィード孔8
を設置した撹拌槽2を用いる。原料フィード孔8は釜底
に設けても、或いは常に液面下に接する部分に設けても
何ら差し支えない、が釜底に設けるのが最も好ましい。
【0013】なお、撹拌槽2内中心部に回転軸3を垂設
し、該回転軸3に配列された下段パドル翼4及び上段に
位置するパドル翼5の水平方向の長さdは、撹拌槽2の
内径Dに対して、d/D=0.5〜0.7が好ましい。
また、回転数は撹拌槽規模及び撹拌槽内容物の性状(粘
度、粒子径、濃度等)から決定されるが、5〜60rp
mが好ましい。
し、該回転軸3に配列された下段パドル翼4及び上段に
位置するパドル翼5の水平方向の長さdは、撹拌槽2の
内径Dに対して、d/D=0.5〜0.7が好ましい。
また、回転数は撹拌槽規模及び撹拌槽内容物の性状(粘
度、粒子径、濃度等)から決定されるが、5〜60rp
mが好ましい。
【0014】また、本発明の撹拌槽2を使用することに
より、従来の撹拌槽を用いて乳化重合を行った場合に比
べて乳化重合後に発生する撹拌槽2、回転軸3等への付
着物量が激減し、エマルション粒子径分布がシャープに
なり、かつ粒子径形状が均一になる。本発明の撹拌槽2
を用いることにより、実験室レベルから工業生産規模の
何れのスケールにおいても有用であるが、特に、工業生
産規模である1m3以上の撹拌槽を用いた場合に上記効
果の発現が顕著となる。
より、従来の撹拌槽を用いて乳化重合を行った場合に比
べて乳化重合後に発生する撹拌槽2、回転軸3等への付
着物量が激減し、エマルション粒子径分布がシャープに
なり、かつ粒子径形状が均一になる。本発明の撹拌槽2
を用いることにより、実験室レベルから工業生産規模の
何れのスケールにおいても有用であるが、特に、工業生
産規模である1m3以上の撹拌槽を用いた場合に上記効
果の発現が顕著となる。
【0015】本発明における各種成分(単量体または/
および重合体エマルション等)の添加方法は、上記撹拌
装置設置のフィード孔から行い、一括添加方法、分割添
加方法、連続添加方法の何れでも採用することができ
る。また、本発明においては、1段重合、2段重合また
は多段重合等何れでも採用することができる。
および重合体エマルション等)の添加方法は、上記撹拌
装置設置のフィード孔から行い、一括添加方法、分割添
加方法、連続添加方法の何れでも採用することができ
る。また、本発明においては、1段重合、2段重合また
は多段重合等何れでも採用することができる。
【0016】本発明のエマルションを乳化重合するにあ
たっては、通常の乳化剤、重合開始剤、電解質、連鎖移
動剤、重合促進剤、キレート剤等を使用することができ
る。乳化剤としては、高級アルコール硫酸エステル塩、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルジフェニルエ
ーテルジスルホン酸塩、脂肪族スルホン酸塩、脂肪族カ
ルボン酸塩、非イオン性界面活性剤の硫酸エステル塩等
のアニオン性界面活性剤あるいはポリエチレングリコー
ルのアルキルエステル型、アルキルフェニルエーテル
型、アルキルエーテル型等のノニオン性界面活性剤が1
種または2種以上で用いられる。
たっては、通常の乳化剤、重合開始剤、電解質、連鎖移
動剤、重合促進剤、キレート剤等を使用することができ
る。乳化剤としては、高級アルコール硫酸エステル塩、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルジフェニルエ
ーテルジスルホン酸塩、脂肪族スルホン酸塩、脂肪族カ
ルボン酸塩、非イオン性界面活性剤の硫酸エステル塩等
のアニオン性界面活性剤あるいはポリエチレングリコー
ルのアルキルエステル型、アルキルフェニルエーテル
型、アルキルエーテル型等のノニオン性界面活性剤が1
種または2種以上で用いられる。
【0017】重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過
硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩類、
ベンゾイルハイドロパーオキサイド等の有機過酸化物
類、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物類等で
ある。必要に応じて還元剤と組み合わせて、レドックス
系開始剤として使用することもできる。
硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム等の過硫酸塩類、
ベンゾイルハイドロパーオキサイド等の有機過酸化物
類、アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物類等で
ある。必要に応じて還元剤と組み合わせて、レドックス
系開始剤として使用することもできる。
【0018】また、連鎖移動剤としては、例えば、n−
ヘキシルメルカプタン、n−オクチルメルカプタン、t
−オクチルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、
t−ドデシルメルカプタン等のアルキルメルカプタン、
αーメチルスチレンダイマー、2,6−ジ−t−ブチル
−4−メチルフェノール、スチレン化フエノール等のフ
ェノール系化合物、アリルアルコール等のアリル化合
物、ジクロロメタン、ジブロモメタン、四塩化炭素等の
ハロゲン化炭化水素化合物等が挙げられ、1種または2
種以上用いることができる。
ヘキシルメルカプタン、n−オクチルメルカプタン、t
−オクチルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、
t−ドデシルメルカプタン等のアルキルメルカプタン、
αーメチルスチレンダイマー、2,6−ジ−t−ブチル
−4−メチルフェノール、スチレン化フエノール等のフ
ェノール系化合物、アリルアルコール等のアリル化合
物、ジクロロメタン、ジブロモメタン、四塩化炭素等の
ハロゲン化炭化水素化合物等が挙げられ、1種または2
種以上用いることができる。
【0019】
【実施例】以下、実施例を挙げ本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はその要旨を変更しない限り、これ
らの実施例に限定されるものではない。なお実施例中、
割合を示す部及び%は重量基準によるものである。ま
た、実施例および比較例における諸物性の測定は次の方
法に拠った。 撹拌装置への付着物量:製品抜き出し水洗後、付着物を
削り採り真空乾燥し秤量した。エマルション1kg(固
形分)当たりの付着物量を算出した。 粒度分布:レーザ回析式粒度分布測定装置(島津製作所
SALD−2000)で測定した。
説明するが、本発明はその要旨を変更しない限り、これ
らの実施例に限定されるものではない。なお実施例中、
割合を示す部及び%は重量基準によるものである。ま
た、実施例および比較例における諸物性の測定は次の方
法に拠った。 撹拌装置への付着物量:製品抜き出し水洗後、付着物を
削り採り真空乾燥し秤量した。エマルション1kg(固
形分)当たりの付着物量を算出した。 粒度分布:レーザ回析式粒度分布測定装置(島津製作所
SALD−2000)で測定した。
【0020】実施例1 共重合体エマルションの重合 図1に示される撹拌槽(d/D=0.6、α=75度)
に水250部、ラウリル硫酸ナトリウム0.01部を仕
込み、撹拌下(回転数20rpm)に窒素置換しながら
70℃迄昇温した。内温を70℃に保ち、重合開始剤と
して過硫酸カリウム2部を添加し、溶解後、スチレン2
部、アクリル酸0.02部、ジビニルベンゼン0.01
部の混合モノマーを仕込み、3時間反応させ重合体エマ
ルションの重合を行った。反応終了後、引き続いて、予
め水200部、ラウリル硫酸ナトリウム1.5部にスチ
レン300部、アクリル酸3部、ジビニルベンゼン12
部を撹拌下に添加し作製しておいた単量体混合の乳化液
を撹拌槽に4時間かけて連続的に上部フィード孔7から
添加し、反応を行った。添加終了後、更に4時間の熟成
を行った。得られたエマルションは、不揮発分約41
%、粘度10cps(BM型粘度計ローターNo.1、
回転数60rpm、温度25℃)、pH2.1であっ
た。レーザ回析式粒度分布測定装置で粒子径を測定した
ところ平均粒子径は670nm、標準偏差0.109で
あった。撹拌装置への付着物量は5.2gであった。
に水250部、ラウリル硫酸ナトリウム0.01部を仕
込み、撹拌下(回転数20rpm)に窒素置換しながら
70℃迄昇温した。内温を70℃に保ち、重合開始剤と
して過硫酸カリウム2部を添加し、溶解後、スチレン2
部、アクリル酸0.02部、ジビニルベンゼン0.01
部の混合モノマーを仕込み、3時間反応させ重合体エマ
ルションの重合を行った。反応終了後、引き続いて、予
め水200部、ラウリル硫酸ナトリウム1.5部にスチ
レン300部、アクリル酸3部、ジビニルベンゼン12
部を撹拌下に添加し作製しておいた単量体混合の乳化液
を撹拌槽に4時間かけて連続的に上部フィード孔7から
添加し、反応を行った。添加終了後、更に4時間の熟成
を行った。得られたエマルションは、不揮発分約41
%、粘度10cps(BM型粘度計ローターNo.1、
回転数60rpm、温度25℃)、pH2.1であっ
た。レーザ回析式粒度分布測定装置で粒子径を測定した
ところ平均粒子径は670nm、標準偏差0.109で
あった。撹拌装置への付着物量は5.2gであった。
【0021】実施例2 実施例1の単量体混合の乳化液の添加を上部フィード孔
7から、下部フィード孔8に変更した以外は、実施例1
と同様に共重合体エマルションの重合を行った。得られ
たエマルションは、不揮発分約41%、粘度10cps
(BM型粘度計ローターNo.1、回転数60rpm、
温度25℃)、pH2.1であった。粒子径を測定した
ところ平均粒子径は650nm、標準偏差0.084で
あった。撹拌槽への付着物量は0.5g以下であった。
7から、下部フィード孔8に変更した以外は、実施例1
と同様に共重合体エマルションの重合を行った。得られ
たエマルションは、不揮発分約41%、粘度10cps
(BM型粘度計ローターNo.1、回転数60rpm、
温度25℃)、pH2.1であった。粒子径を測定した
ところ平均粒子径は650nm、標準偏差0.084で
あった。撹拌槽への付着物量は0.5g以下であった。
【0022】比較例1 図2に示す撹拌槽を用い、撹拌機の回転数を40rpm
に変更した以外は実施例1と同様に重合体エマルション
の重合を行い、予め作成した単量体混合の乳化液を添加
しエマルションを得た。エマルションの平均粒子径は6
75nm、標準偏差0.149であった。撹拌槽への付
着物量は9.7gであった。
に変更した以外は実施例1と同様に重合体エマルション
の重合を行い、予め作成した単量体混合の乳化液を添加
しエマルションを得た。エマルションの平均粒子径は6
75nm、標準偏差0.149であった。撹拌槽への付
着物量は9.7gであった。
【0023】実施例3 実施例1と同一の撹拌槽に水220部、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム0.5部を仕込み、撹拌下(回
転数20rpm)で窒素置換しながら75℃迄昇温し
た。内温を75℃に保ち、重合開始剤として過硫酸カリ
ウム1部を添加し、重合体エマルションを得た。反応終
了後、引き続いて、予め水80部、ラウリル硫酸ナトリ
ウム1.5部にスチレン20部、メタクリル酸メチル1
22部、アクリル酸ブチル40部、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート4部、メタクリル酸4部、メタクリル
アミド10部、t−ドデシルメルカプタン0.2部を撹
拌下に添加し加えて別に作成した単量体混合の乳化液を
撹拌槽に4時間かけて連続的に下部フィード孔8から添
加し、反応を行った。添加終了後、更に2時間の熟成を
行った。得られたエマルションの平均粒子径は180n
m、標準偏差0.098であった。撹拌槽への付着物量
は、0.3g以下であった。
ンスルホン酸ナトリウム0.5部を仕込み、撹拌下(回
転数20rpm)で窒素置換しながら75℃迄昇温し
た。内温を75℃に保ち、重合開始剤として過硫酸カリ
ウム1部を添加し、重合体エマルションを得た。反応終
了後、引き続いて、予め水80部、ラウリル硫酸ナトリ
ウム1.5部にスチレン20部、メタクリル酸メチル1
22部、アクリル酸ブチル40部、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート4部、メタクリル酸4部、メタクリル
アミド10部、t−ドデシルメルカプタン0.2部を撹
拌下に添加し加えて別に作成した単量体混合の乳化液を
撹拌槽に4時間かけて連続的に下部フィード孔8から添
加し、反応を行った。添加終了後、更に2時間の熟成を
行った。得られたエマルションの平均粒子径は180n
m、標準偏差0.098であった。撹拌槽への付着物量
は、0.3g以下であった。
【0024】比較例2 図2に示す撹拌槽を用い、撹拌機の回転数を40rpm
に変更した以外は実施例3と同様に重合体エマルション
の重合を行い、予め作成した単量体混合の乳化液を添加
しエマルションを得た。エマルションの平均粒子径は1
95nm、標準偏差0.126であった。撹拌槽への付
着物量は6.9gであった。
に変更した以外は実施例3と同様に重合体エマルション
の重合を行い、予め作成した単量体混合の乳化液を添加
しエマルションを得た。エマルションの平均粒子径は1
95nm、標準偏差0.126であった。撹拌槽への付
着物量は6.9gであった。
【0025】実施例4 図1に示される撹拌槽に水370部、ドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム(以下DBSと略す)1部を仕込
み、撹拌下(回転数20rpm)に窒素置換しながら7
0℃迄昇温した。内温を70℃に保ち、重合開始剤とし
て過硫酸カリウム2.3部を添加し溶解した。上記水溶
液に、引き続いて、予め水36部、DBS0.2部にス
チレン38.6部、アクリル酸ブチル28.9部、グリ
シジルメタクリレート22.5部、t−ドデシルメルカ
プタン0.1部を撹拌下に加えて作成した単量体混合の
乳化液を撹拌槽に2時間かけて連続的に添加し、反応を
行った。添加終了後、1時間の熟成を行った後、更に予
め水72部、DBS0.4部にスチレン93.2部、ア
クリル酸ブチル86.8部、t−ドデシルメルカプタン
0.2部を撹拌下に加えて作成した単量体混合の乳化液
を撹拌槽に連続的に2時間かけて添加し、反応を行っ
た。添加終了後、1時間の熟成を行った後、また更に予
め水72部、DBS0.4部にスチレン57.6部、ア
クリル酸ブチル108.9部、メタクリル酸13.5
部、t−ドデシルメルカプタン0.2部を撹拌下に加え
て作成しておいた単量体混合の乳化液を撹拌槽に連続的
に2時間かけて添加し、反応を行った。添加終了後、2
時間の熟成を行った。得られたエマルションを、常温ま
で冷却した後、中和剤としてアンモニア水を添加してp
H7.5に調整した。得られたエマルションの平均粒子
径は150nm、標準偏差0.086であった。撹拌槽
への付着物量は0.4g以下であった。なお、単量体混
合の乳化液の添加は、下部フィード孔8から行った。
スルホン酸ナトリウム(以下DBSと略す)1部を仕込
み、撹拌下(回転数20rpm)に窒素置換しながら7
0℃迄昇温した。内温を70℃に保ち、重合開始剤とし
て過硫酸カリウム2.3部を添加し溶解した。上記水溶
液に、引き続いて、予め水36部、DBS0.2部にス
チレン38.6部、アクリル酸ブチル28.9部、グリ
シジルメタクリレート22.5部、t−ドデシルメルカ
プタン0.1部を撹拌下に加えて作成した単量体混合の
乳化液を撹拌槽に2時間かけて連続的に添加し、反応を
行った。添加終了後、1時間の熟成を行った後、更に予
め水72部、DBS0.4部にスチレン93.2部、ア
クリル酸ブチル86.8部、t−ドデシルメルカプタン
0.2部を撹拌下に加えて作成した単量体混合の乳化液
を撹拌槽に連続的に2時間かけて添加し、反応を行っ
た。添加終了後、1時間の熟成を行った後、また更に予
め水72部、DBS0.4部にスチレン57.6部、ア
クリル酸ブチル108.9部、メタクリル酸13.5
部、t−ドデシルメルカプタン0.2部を撹拌下に加え
て作成しておいた単量体混合の乳化液を撹拌槽に連続的
に2時間かけて添加し、反応を行った。添加終了後、2
時間の熟成を行った。得られたエマルションを、常温ま
で冷却した後、中和剤としてアンモニア水を添加してp
H7.5に調整した。得られたエマルションの平均粒子
径は150nm、標準偏差0.086であった。撹拌槽
への付着物量は0.4g以下であった。なお、単量体混
合の乳化液の添加は、下部フィード孔8から行った。
【0026】実施例5 実施例1と同一の撹拌槽に水500部、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム2.5部、過硫酸カリウム1
部、スチレン160部、メタクリル酸ブチル230部、
メタクリル酸14部、メタクリルアミド3部、t−ドデ
シルメルカプタン0.5部を撹拌下(回転数20rp
m)に添加し72℃で反応を行い、重合添加率98%で
重合を終了した。得られたエマルションの平均粒子径は
140nm、標準偏差0.106であった。撹拌槽への
付着物量は0.7g以下であった。
ンスルホン酸ナトリウム2.5部、過硫酸カリウム1
部、スチレン160部、メタクリル酸ブチル230部、
メタクリル酸14部、メタクリルアミド3部、t−ドデ
シルメルカプタン0.5部を撹拌下(回転数20rp
m)に添加し72℃で反応を行い、重合添加率98%で
重合を終了した。得られたエマルションの平均粒子径は
140nm、標準偏差0.106であった。撹拌槽への
付着物量は0.7g以下であった。
【0027】
【発明の効果】本発明にて規定する特定の撹拌翼を有す
る撹拌槽を用いるか、該撹拌槽を用い、かつ撹拌槽の下
部フィード孔から添加することにより、従来の撹拌槽を
用いる製造方法に比べて装置への付着物量が激減すると
共に、エマルション粒子径分布がシャープになり、かつ
粒子径形状が均一になるエマルションの製造が可能とな
った。
る撹拌槽を用いるか、該撹拌槽を用い、かつ撹拌槽の下
部フィード孔から添加することにより、従来の撹拌槽を
用いる製造方法に比べて装置への付着物量が激減すると
共に、エマルション粒子径分布がシャープになり、かつ
粒子径形状が均一になるエマルションの製造が可能とな
った。
【0028】
【図1】 本発明で用いる撹拌槽の斜視図
【図2】 従来用いられた撹拌槽の斜視図
1 熱交換用ジャケット 2 撹拌槽 3 回転軸 4 下段パドル翼 5 上段パドル翼 6 板状フィン 7 上部原料フィード孔 8 下部原料フィード孔 9 邪魔板 α 上段パドル翼と下段パドル翼の交差角 d 上段パドル翼及び下段パドル翼の水平方向の長さ D 撹拌槽の内径
フロントページの続き (72)発明者 草壁 重憲 山口県下関市彦島迫町七丁目1番1号 三 井東圧化学株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 重合性単量体を乳化重合してなるエマ
ルションの製造方法において、外周に熱交換用のジャケ
ット1を装着した堅型円筒状の撹拌槽2内中心部に回転
軸3を垂設し、該回転軸3に撹拌槽2の底面に近接させ
て槽底部に配列させた先端部を後退翼に形成した下段パ
ドル翼4を設置し、かつ上段に位置するパドル翼5を、
先端に下方に延長する板状フィン6を有し、かつ下段に
位置するパドル翼4に対して交差角度αが90度以下で
あって、回転方向に先行させパドル翼5を配置する設備
を有する撹拌槽2を用いて乳化重合することを特徴とす
るエマルションの製造方法。 - 【請求項2】 重合性単量体を乳化重合してなるエマ
ルションの製造方法において、外周に熱交換用のジャケ
ット1を装着した堅型円筒状の撹拌槽2内中心部に回転
軸3を垂設し、該回転軸3に撹拌槽2の底面に近接させ
て槽底部に配列させた先端部を後退翼に形成した下段パ
ドル翼4を設置し、かつ上段に位置するパドル翼5を、
先端に下方に延長する板状フィン6を有し、かつ下段に
位置するパドル翼4に対して交差角度αが90度以下で
あって、回転方向に先行させパドル翼5を配置すると共
に、釜底に原料フィード孔8を設置し、撹拌槽2内液中
へ直接原料フィードする撹拌槽2を用いて乳化重合する
ことを特徴とするエマルションの製造方法。 - 【請求項3】 重合性単量体を重合体エマルションの
存在下で乳化重合してなる請求項1または2記載のエマ
ルションの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6694694A JPH07278210A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | エマルションの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6694694A JPH07278210A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | エマルションの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07278210A true JPH07278210A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13330696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6694694A Pending JPH07278210A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | エマルションの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07278210A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11106443A (ja) * | 1997-10-01 | 1999-04-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系グラフト樹脂及び共重合体ラテックスの製造方法 |
JP2002194007A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-10 | Sekisui Plastics Co Ltd | 樹脂微粒子の製造方法 |
JP2002308988A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリアリーレンスルフィドの製造方法およびそれに用いる装置 |
JP2006282729A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Dainippon Ink & Chem Inc | 撹拌翼、撹拌装置および重合反応装置 |
WO2007003073A1 (fr) * | 2005-07-05 | 2007-01-11 | Jianrong Li | Appareil agitateur electrique pour pate de coloration capillaire |
JP4824162B2 (ja) * | 1997-09-18 | 2011-11-30 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | レドックス開始剤系を加えて液体系中の残留モノマーを減少させるための方法 |
JP2014226647A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社イズミフードマシナリ | 撹拌機 |
CN105833761A (zh) * | 2016-05-23 | 2016-08-10 | 沈玮 | 一种生物医药制备的搅拌装置 |
CN105854704A (zh) * | 2016-05-23 | 2016-08-17 | 沈玮 | 一种医药用的搅拌装置 |
CN116764480A (zh) * | 2023-08-22 | 2023-09-19 | 福建冠宝新材料科技有限公司 | 一种用于油性鞋胶生产的高浓度胶水混合制备的反应釜 |
-
1994
- 1994-04-05 JP JP6694694A patent/JPH07278210A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4824162B2 (ja) * | 1997-09-18 | 2011-11-30 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | レドックス開始剤系を加えて液体系中の残留モノマーを減少させるための方法 |
JPH11106443A (ja) * | 1997-10-01 | 1999-04-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 塩化ビニル系グラフト樹脂及び共重合体ラテックスの製造方法 |
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JP2002308988A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | ポリアリーレンスルフィドの製造方法およびそれに用いる装置 |
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WO2007003073A1 (fr) * | 2005-07-05 | 2007-01-11 | Jianrong Li | Appareil agitateur electrique pour pate de coloration capillaire |
JP2014226647A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 株式会社イズミフードマシナリ | 撹拌機 |
CN105833761A (zh) * | 2016-05-23 | 2016-08-10 | 沈玮 | 一种生物医药制备的搅拌装置 |
CN105854704A (zh) * | 2016-05-23 | 2016-08-17 | 沈玮 | 一种医药用的搅拌装置 |
CN116764480A (zh) * | 2023-08-22 | 2023-09-19 | 福建冠宝新材料科技有限公司 | 一种用于油性鞋胶生产的高浓度胶水混合制备的反应釜 |
CN116764480B (zh) * | 2023-08-22 | 2023-11-07 | 福建冠宝新材料科技有限公司 | 一种用于油性鞋胶生产的高浓度胶水混合制备的反应釜 |
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