JPH07275088A - マットレス製造装置 - Google Patents

マットレス製造装置

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Publication number
JPH07275088A
JPH07275088A JP9383194A JP9383194A JPH07275088A JP H07275088 A JPH07275088 A JP H07275088A JP 9383194 A JP9383194 A JP 9383194A JP 9383194 A JP9383194 A JP 9383194A JP H07275088 A JPH07275088 A JP H07275088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring unit
laminated body
mattress
manufacturing apparatus
unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9383194A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Usami
暢男 宇佐見
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NIPPON BED SEIZO KK
Original Assignee
NIPPON BED SEIZO KK
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Publication date
Application filed by NIPPON BED SEIZO KK filed Critical NIPPON BED SEIZO KK
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Publication of JPH07275088A publication Critical patent/JPH07275088A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数のスプリングを備えたスプリングユニッ
ト1の平面2,3に詰め物シート4等の積層体を接着す
るマットレスの製造について、接着作業を効率良く自動
的に行なうことが可能な製造装置を提供する。 【構成】 スプリングユニット1をその平面一方向に所
定の速度で移送するユニット移送部6と、積層体を移送
中のスプリングユニット1に向けて同じ速度で移送し
て、スプリングユニット1の平面2,3にその移送方向
前端側から順に積層させる積層体移送部7と、移送中の
積層体に接着剤13を付着させる接着剤付着部8と、互
いに積層されたスプリングユニット1と積層体とを圧着
結合させる圧着結合部9と、を備え、移送中のスプリン
グユニット1に対して積層体を合流するごとく積層接着
せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数のスプリングを備
えたスプリングユニットの平面に詰め物シート等の積層
体を接着するマットレスの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平4−29821号公報または実公
平4−36689号公報等に掲載されたように、本願発
明者は、先に、多数のスプリングを備えたスプリングユ
ニットの平面に詰め物シート等の積層体を接着したマッ
トレス構造体を提案したが、この種の接着作業を効率良
く自動的に行なうマットレス製造装置は、未だ、開発さ
れていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、スプリングユニットに対する積層体の接着作業を効
率良く自動的に行なうことが可能なマットレス製造装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のマットレス製造装置は、多数のスプリング
を備えたスプリングユニットの平面に詰め物シート等の
積層体を接着するマットレスの製造装置であって、前記
スプリングユニットをその平面一方向に所定の速度で移
送するユニット移送部と、前記積層体を移送中の前記ス
プリングユニットに向けて同じ速度で移送して、前記ス
プリングユニットの平面にその移送方向前端側から順に
積層させる積層体移送部と、移送中の前記積層体に接着
剤を付着させる接着剤付着部と、互いに積層された前記
スプリングユニットと前記積層体とを圧着結合させる圧
着結合部と、を備えることにした(請求項1)。また請
求項1のマットレス製造装置において、積層体移送部お
よび接着剤付着部が、移送中のスプリングユニットの両
側に配置されて、前記スプリングユニットの両平面に、
積層体を接着することを特徴とする(請求項2)。また
請求項1または請求項2のマットレス製造装置におい
て、積層体移送部および接着剤付着部が、移送中のスプ
リングユニットの片側について複数配置されて、前記ス
プリングユニットの一平面に、複数の積層体を接着する
ことを特徴とする(請求項3)。
【0005】
【作用】この種の接着作業を行なおうとする場合、一般
的に行なわれるのは、容積の大きなスプリングユニット
を静置し、この静置したスプリングユニットに対して積
層体を接着することだと思われるが、これでは、所謂流
れ作業が実現しないために、接着作業を効率良く行なう
ことができない。これに対して、本発明の製造装置によ
れば、移送中のスプリングユニットに対して積層体が合
流するごとく積層されるために、作業時間を頗る短縮す
ることが可能となる。
【0006】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
【0007】図1および図2に示すように、当該マット
レス製造装置は、多数のスプリング(図示せず)を備え
たスプリングユニット1の両平面2,3にそれぞれ、ウ
レタンまたはフェルト等の詰め物シート4とマットレス
ケース5とを一枚ずつ、この順番に積層接着するもので
あって、構成要素として、図2で見て、ユニット移送部
6が中央に一つ、積層体移送部7が左右一対で上下に二
組(都合四つ)、接着剤付着部8が積層体移送部7と同
配置で同数(四つ)、圧着結合部9がユニット移送部6
の下方に一つ、設けられている。スプリングユニット1
は、使用時における定常姿勢から横向きに直角度、立て
られた状態にある。
【0008】ユニット移送部6は、この横向きに直角
度、立てられたスプリングユニット1を、図2の位置か
ら下方に向けて所定の一定速度で移送するものであっ
て、これに必要とされるエレベータ10またはベルト
(図示せず)等の移送手段を備えており、下方に向けて
の移送ルート11の左右両側に、積層体移送部7および
接着剤付着部8が対称的に配置され、移送ルート11の
下方に、圧着結合部9が配置されている。積層体移送部
7はそれぞれ、詰め物シート4またはマットレスケース
5を移送下降中のスプリングユニット1に向けて、すな
わち横方向(矢示AまたはB)に向けて、同じ速度で移
送して、スプリングユニット1の平面2,3にその下端
側から順に積層させるものであって、これに必要とされ
るコンベア12またはロボット(図示せず)等の移送手
段を備えている。
【0009】接着剤付着部8は、移送中の詰め物シート
4またはマットレスケース5の接合面に接着剤13(図
3参照)を付着させるものであって、これに必要とされ
る接着剤吹付け手段14を備えている。接着剤13に
は、樹脂系の接着剤が好適であり、接着剤吹付け手段1
4には、約6cm間隔で、多数のノズル(図示せず)が
一列に並べられている。圧着結合部9は、接着剤13を
冷却させ、かつ互いに積層されたスプリングユニット
1、詰め物シート4およびマットレスケース5を圧着結
合させるものであって、これに必要とされる冷却手段1
5およびこれを組み込んだ出力約2tの挟圧機16を備
えている。
【0010】上記構成のマットレス製造装置は、その作
動をコンピユータ制御されて、以下のように作動する。
【0011】初動姿勢を示した図2の状態から、ユニッ
ト移送部6が作動して、スプリングユニット1が下降し
始めると、これと同時に、または所定の時間差をもっ
て、上側左右の積層体移送部7が作動して、左右の詰め
物シート4がA方向に移動し始めるとともに、上側左右
の接着剤付着部8が作動して、移動し始めた左右の詰め
物シート4に接着剤13が吹き付け始められる。A方向
に移動し始めた左右の詰め物シート4はそれぞれ、その
移動方向の先端部が丁度、下降中のスプリングユニット
1の各平面2,3の移動方向の先端部(下端部)に当接
し、当接するとスプリングユニット1の下降に従えられ
て下向きに方向転換し、積層接着し始められる。そし
て、図3に示すように、積層接着された面積がスプリン
グユニット1の下降とともに徐々に拡大していき、最終
的に全面接着される。
【0012】この全面接着を待って、またはこの全面接
着完了時の前後に所定の時間差をもって、下側左右の積
層体移送部7が作動して、左右のマットレスケース5が
B方向に移動し始めるとともに、下側左右の接着剤付着
部8が作動して、移動し始めた左右のマットレスケース
5に接着剤13が吹き付け始められる。B方向に移動し
始めたマットレスケース5はそれぞれ、その移動方向の
先端部が丁度、下降中の、詰め物シート4接着済みのス
プリングユニット1の各平面2,3(正確には、詰め物
シート4)の移動方向の先端部(下端部)に当接し、当
接するとスプリングユニット1の下降に従えられて下向
きに方向転換し、積層接着し始められる。そして、図4
に示すように、積層接着された面積がスプリングユニッ
ト1の下降とともに徐々に拡大していき、最終的に全面
接着される。尚、この下側左右の積層体移送部7の作動
開始時期については、これを上側左右の積層体移送部7
と同時とすることも考えられるが、この場合は、左右の
マットレスケース5が左右の詰め物シート4より遅れて
スプリングユニット1に到達するように、初動姿勢にお
いて、左右のマットレスケース5を、この分、後退させ
ておく。
【0013】左右の詰め物シート4およびマットレスケ
ース5を積層接着されたスプリングユニット1は、引き
続き下降して、圧着結合部9の挟圧機16の間に至り、
ここで初めて一旦停止する。スプリングユニット1が一
旦停止すると、図5に示すように、挟圧機16が閉作動
して、スプリングユニット1が約2tの出力で左右から
挟圧されるとともに、冷却手段15が作動して、接着剤
13が短時間で冷却固化され、所定時間の経過を待っ
て、接着が完成する。接着が完了すると、挟圧機16が
開作動し、スプリングユニット1の下降が再開され、ス
プリングユニット1が挟圧機16の下側において、ユニ
ット移送部6から当該装置以外の他の移送手段(図示せ
ず)に移される。
【0014】これで1サイクルの作業が完了であり、作
業が一連の流れ作業で行なわれ、かつスプリングユニッ
ト1の両平面2,3で同時に行なわれるために、その所
要時間は僅か10〜20秒に過ぎない(従来の縫製によ
る手作業では、作業者2名で、片面約6分、両面で約1
2分)。したがって、スプリングユニット1に対する詰
め物シート4およびマットレスケース5の接着作業を効
率良く自動的に行なうことが可能である。尚、実際の作
業に際しては、図2に示すように、次サイクルのスプリ
ングユニット1’、詰め物シート4’およびマットレス
ケース5’、次々サイクルのスプリングユニット
1’’、詰め物シート4’’およびマットレスケース
5’’が、クレーン、コンベアまたはロボット(何れも
図示せず)等により、待機位置まで移送され、待機位置
から次々と当該装置に供給され、作業に支承を来さない
範囲で次々と接着される。
【0015】本発明のマットレス製造装置は、積層体移
送部7および接着剤付着部8が、移送中のスプリングユ
ニット1の左右何れかのみに配置されて、スプリングユ
ニット1の一方の平面2,3のみに積層体を接着するも
のであっても良い。また、このような片面式または上記
実施例のような両面式の何れについても、積層体の積層
枚数は制限されず、これと同数の積層体移送部7および
接着剤付着部8が並べられれば良い。またスプリングユ
ニット1は、ボンネル形またはポケテッドコイル形の何
れであっても良い。また積層体の種類は限定されず、詰
め物シート4およびマットレスケース5の他に、例え
ば、表キルティング地等、様々なものが含まれる。尚、
一部の積層体には、図5に示すように、スプリングユニ
ット1の側面を覆う立ち上がり部17が立体的に備えら
れているが、接着に際して、この立ち上がり部17は、
接着の邪魔にならないように、反転され、かつ平面状に
折り畳まれることになる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。すなわ
ち、各請求項に共通して、接着作業が一連の流れ作業で
行なわれるために、また請求項2については、加えて、
接着作業がスプリングユニットの両平面で同時に行なわ
れるために、また請求項3については、加えて、複数の
積層体を接着する作業を一部、時間的に重畳して行なう
ことが可能であるために、その所要時間が頗る短縮され
る。したがって、多数のスプリングを備えたスプリング
ユニットの平面に詰め物シート等の積層体を接着するマ
ットレスの製造について、接着作業を効率良く自動的に
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るマットレス製造装置の概
略的な構成説明図
【図2】同マットレス製造装置の概略的な構成説明図
【図3】同マットレス製造装置の概略的な作動説明図
【図4】同マットレス製造装置の概略的な作動説明図
【図5】同マットレス製造装置の概略的な作動説明図
【図6】マットレスの概略的な構成説明図
【符号の説明】
1 スプリングユニット 2,3 平面 4 詰め物シート 5 マットレスケース 6 ユニット移送部 7 積層体移送部 8 接着剤付着部 9 圧着結合部 10 エレベータ 11 移送ルート 12 コンベア 13 接着剤 14 接着剤吹付け手段 15 冷却手段 16 挟圧機 17 立ち上がり部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のスプリングを備えたスプリングユ
    ニット(1)の平面(2)(3)に詰め物シート(4)
    等の積層体を接着するマットレスの製造装置であって、 前記スプリングユニット(1)をその平面一方向に所定
    の速度で移送するユニット移送部(6)と、前記積層体
    を移送中の前記スプリングユニット(1)に向けて同じ
    速度で移送して、前記スプリングユニット(1)の平面
    (2)(3)にその移送方向前端側から順に積層させる
    積層体移送部(7)と、移送中の前記積層体に接着剤
    (13)を付着させる接着剤付着部(8)と、互いに積
    層された前記スプリングユニット(1)と前記積層体と
    を圧着結合させる圧着結合部(9)と、を備えたマット
    レス製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のマットレス製造装置におい
    て、積層体移送部(7)および接着剤付着部(8)が、
    移送中のスプリングユニット(1)の両側に配置され
    て、前記スプリングユニット(1)の両平面(2)
    (3)に、積層体を接着することを特徴とするマットレ
    ス製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のマットレス製
    造装置において、積層体移送部(7)および接着剤付着
    部(8)が、移送中のスプリングユニット(1)の片側
    について複数配置されて、前記スプリングユニット
    (1)の一平面(2)(3)に、複数の積層体を接着す
    ることを特徴とするマットレス製造装置。
JP9383194A 1994-04-08 1994-04-08 マットレス製造装置 Withdrawn JPH07275088A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9383194A JPH07275088A (ja) 1994-04-08 1994-04-08 マットレス製造装置

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JP9383194A JPH07275088A (ja) 1994-04-08 1994-04-08 マットレス製造装置

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JPH07275088A true JPH07275088A (ja) 1995-10-24

Family

ID=14093345

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9383194A Withdrawn JPH07275088A (ja) 1994-04-08 1994-04-08 マットレス製造装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100983937B1 (ko) * 2009-11-09 2010-09-27 김덕남 기능성 포켓스프링 매트리스와 기능성 포켓스프링 매트리스 제조장치 및 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100983937B1 (ko) * 2009-11-09 2010-09-27 김덕남 기능성 포켓스프링 매트리스와 기능성 포켓스프링 매트리스 제조장치 및 방법

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Effective date: 20010703