JPH07274336A - 地中埋設管内への電線据え付け方法 - Google Patents

地中埋設管内への電線据え付け方法

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Publication number
JPH07274336A
JPH07274336A JP8402094A JP8402094A JPH07274336A JP H07274336 A JPH07274336 A JP H07274336A JP 8402094 A JP8402094 A JP 8402094A JP 8402094 A JP8402094 A JP 8402094A JP H07274336 A JPH07274336 A JP H07274336A
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JP
Japan
Prior art keywords
electric wire
pipe
wire
separator
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP8402094A
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English (en)
Inventor
Masataka Yokoyama
正宇 横山
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Individual
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  • Electric Cable Installation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設電線の摩損を生ずることなく地中埋設管
内へ新たな電線をスムーズに据え付けることができるよ
うにする。 【構成】 合成樹脂等を断面波形に成形した電線敷設用
の可撓管1に同材質で断面波形のセパレータ2を挿入し
て管内を複数の管内部分に仕切り、空き部分を利用して
電線を据え付けるようにする。このセパレータ2は最初
から挿入しておくのがよいが、既に電線が敷設された埋
設管でも、新たに別の電線を敷設しようとする時にこの
セパレータ2を挿入し、そうしてできた空き部分に新た
な電線を据え付けるようにできる。また、セパレータ2
には電線引き込み用の牽引線5A,5Bを取り付けてお
くのがよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地中埋設管内への電線据
え付け方法に関する。
【従来の技術】電気ケーブルや電線を地中に敷設する場
合には、地中に波形断面の可撓管を埋設して管内に電線
等を通し、各会所で可撓管をつないで電線を延ばしてい
く方法が一般に行われている。その場合に、埋設用の管
には予め針金等の予備線を通しておいて、予備線によっ
てワイヤーあるいはロープを引き込み、さらにそのワイ
ヤーやロープに電線を結びつけて管内に電線を引き込む
といった方法で電線の据え付けを行っている。また、そ
のようにして据え付けた既設電線の存在する埋設管内に
新たに別の電線を据え付ける場合には、先に据え付けら
れている電線と管内壁との隙間に新な電線を押し込むよ
うにしている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】既に電線が据え付けら
れている地中埋設管内に新たに別の電線を据え付ける場
合に、既設電線と管内壁との隙間に新な電線を押し込む
という上記従来の方法では、隙間を押し拡げながらの作
業となるために押し込みがスムーズにいかないし、ま
た、電線と電線が擦れ合い、特に既設電線の方は同じ位
置が擦れることになって、摩損が生ずるという問題があ
った。
【0003】本発明はこのような問題を解決するための
ものであって、既設電線の摩損を生じることなく地中埋
設管内に新たな電線をスムーズに据え付けることができ
る方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明は、地中埋設管内
への電線据え付け方法に係るもので、地中に埋設する電
線敷設用管内に該管内を複数の管路部分に仕切るセパレ
ータを予め若しくは管埋設後に挿入し、前記複数の管路
部分の内の空き部分を利用して押し込みあるいは引き込
みにより電線の据え付けを行うことを特徴とする。
【0004】また、本発明の方法では、前端に電線引き
込み用の牽引線を取り付けたセパレータを用いるのがよ
く、その場合に、前記牽引線を利用して電線を引き込む
ようにできる。
【0005】
【作用】本発明の方法によれば、セパレータを電線敷設
用管内に予め挿入し、若しくは管埋設後に挿入する。こ
のセパレータは、例えば予備線によってまずワイヤーあ
るいはロープを引き込み、そのワイヤーあるいはロープ
にセパレータを結びつけて引き込む。また、既設電線が
ある場合は、その既設電線を管内の一側に寄せるように
して押し込む。そして、セパレータ挿入後の管内へ電線
を据え付ける場合には、セパレータにより仕切られた複
数の管路部分の内の空き部分に押し込みあるいは引き込
みにより据え付ける。また、セパレータが前端に牽引線
を取り付けたものである場合には、電線は牽引線を用い
て引き込むことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0007】図1は本発明の一実施例(実施例1)に係
る電線据え付け構造の模式図であり、図2はその方法を
説明する断面図である。
【0008】図において、1は合成樹脂等を断面波形に
成形した電線敷設用の可撓管である。また、2は例えば
上記可撓管1と同材質で同様に断面波形に成形した平板
状のセパレータであり、3A,3Bは電線を示す。
【0009】上記可撓管1は、所定長さに切断したもの
に予め予備線(図示せず)を挿入しておく。そして、埋
設前あるいは埋設後に予備線によって図に4で示すワイ
ヤー(あるいはロープ)を引き込み、そのワイヤー4に
よって図2のようにセパレータ2を引き込む。その際、
セパレータ2の前端に2本の牽引線5A,5Bを取り付
け、それらをセパレータ2の両側に振り分けておく。セ
パレータ2の長さは可撓管1の長さに合わせ、また、牽
引線5A,5Bはセパレータ2を挿入した状態で可撓管
1の後端から所定寸法はみ出る長さとする。
【0010】第1の電線3Aは、管1を埋設する前ある
いは埋設した後で片方の牽引線5Aを用いて引き込む。
そして、埋設後、会所で可撓管1をつないで電線を延ば
していく。また、このようにして第1の電線3Aを敷設
した後、その同じ管1を利用して新たに第2の電線3B
を布設しようとする時には、もう一方の牽引線5Bを用
いてその新たな電線3Bを引き込む。
【0011】上記セパレータ2は第2の電線3Bの敷設
時に挿入する場合がある。つまり、このようなセパレー
タ2を挿入せずに第1の電線3Aを敷設した管1に対し
ては、後からセパレータ2を押し込み、そうしてできた
空き部分を利用して第2の電線3Bを引き込むようにす
る。
【0012】また、予めセパレータ2を挿入したあと第
1の電線3Aを敷設したものに対して第2の電線3Bを
新に据え付ける際に、図3に示すようにT型構造の他の
セパレータ5を挿入して管内を3分割し、その空き部分
の一方に第2の電線3Bを据え付け、もう一つの空き部
分を利用して後で第3の電線を敷設するようにしてもよ
い(実施例2)。
【0013】また、図4に示すように最初からT型構造
のセパレータ5を使用して管内部分を三つの管路部分に
仕切っておいてもよく(実施例3)、あるいは、図5に
示すように十字型構造のセパレータ6を用いて管内部分
を四つの管路部分に仕切るなど(実施例4)、いろいろ
な実施の態様が可能である。
【0014】また、上記セパレータ2,5,6は合成樹
脂の成形品であって、摺動抵抗の小さい例えば断面波形
のものであるが、他の材質および形状のものとすること
も可能である。
【0015】また、本発明は上記実施例に示した可撓管
に限らず、他のいろいろな地中埋設管に対しても適用で
きるものである。
【0016】さらに、本発明は、電線および電気ケーブ
ル以外の種々のケーブルにあるいは線体の敷設に応用す
ることも可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、電線敷
設用管内をセパレータによって複数の管路部分に仕切
り、埋設後の新な電線の据え付けを複数の管路部分の内
の空き部分を利用して行うので、既設電線を摩損させる
ことなく埋設後の管内に新たな電線をスムーズに据え付
けるようにできる。
【0018】また、本発明の請求項2の方法によれば、
セパレータに取り付けた牽引線を利用して管内に電線を
引き込むことにより、電線の据え付けを一層スムーズで
容易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る電線据え付け構造の模
式図
【図2】本発明の実施例1の方法を説明する断面図
【図3】本発明の実施例2に係る電線据え付け構造の模
式図
【図4】本発明の実施例3に係る電線据え付け構造の模
式図
【図5】本発明の他の実施例4に係る電線据え付け構造
の模式図
【符号の説明】
1 可撓管 2,5,6 セパレータ 3A,3B 電線 4 ワイヤー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋設する電線敷設用管内に該管内
    を複数の管路部分に仕切るセパレータを予め若しくは管
    埋設後に挿入し、前記複数の管路部分の内の空き部分を
    利用して押し込みあるいは引き込みにより電線の据え付
    けを行うことを特徴とする地中埋設管内への電線据え付
    け方法。、
  2. 【請求項2】 前端に電線引き込み用の牽引線を取り付
    けたセパレータを用い、前記牽引線を利用して電線の引
    き込みを行う請求項1記載の地中埋設管内への電線据え
    付け方法。
JP8402094A 1994-03-29 1994-03-29 地中埋設管内への電線据え付け方法 Pending JPH07274336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8402094A JPH07274336A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 地中埋設管内への電線据え付け方法

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JP8402094A JPH07274336A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 地中埋設管内への電線据え付け方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07274336A true JPH07274336A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13818892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8402094A Pending JPH07274336A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 地中埋設管内への電線据え付け方法

Country Status (1)

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JP (1) JPH07274336A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6963031B2 (en) 2002-08-28 2005-11-08 Federal -Mogul World Wide, Inc. Sleeve assembly for receiving elongated items within a duct

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6963031B2 (en) 2002-08-28 2005-11-08 Federal -Mogul World Wide, Inc. Sleeve assembly for receiving elongated items within a duct
US7078615B2 (en) 2002-08-28 2006-07-18 Tvc Communications, L.L.C. Cable guide sleeving structure

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