JP2997855B2 - 配線・配管装置及び配線・配管収納具 - Google Patents
配線・配管装置及び配線・配管収納具Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線や信号線等のケー
ブルを配線したり、電線管、ガス管、給排水湯管等の管
を配管したりする際に、収納具内で弱電用のケーブルと
強電用のケーブルとに区分けして配線する場合、あるい
は給湯管と排水管とに区分けして配管する場合等に使用
される配線・配管装置及び配線・配管収納具に関する。
ブルを配線したり、電線管、ガス管、給排水湯管等の管
を配管したりする際に、収納具内で弱電用のケーブルと
強電用のケーブルとに区分けして配線する場合、あるい
は給湯管と排水管とに区分けして配管する場合等に使用
される配線・配管装置及び配線・配管収納具に関する。
【0002】
【従来の技術】出願人は、図11に示すように、ケーブ
ル受具200上に配置される、軸方向に連続するスリッ
ト211を備えた中空管状のシュータ210内に引込具
230を挿通させて、ケーブル受具200上にケーブル
Cを効率よく、引き込む方法を提案している(特願平1
−344457号)。
ル受具200上に配置される、軸方向に連続するスリッ
ト211を備えた中空管状のシュータ210内に引込具
230を挿通させて、ケーブル受具200上にケーブル
Cを効率よく、引き込む方法を提案している(特願平1
−344457号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる開発
の一環としてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、電線や信号線等のケーブルを配線したり、電線
管、ガス管、給排水湯管等の管を配管したりする際に、
弱電用のケーブルと強電用のケーブルとを同時に配線す
る場合、あるいは給湯管と排水管とを同時に配管する場
合等において、その配線・配管材の種類に応じて区分け
して配線・配管するのに適した配線・配管装置及び配線
・配管収納具を提供しようとするものである。
の一環としてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、電線や信号線等のケーブルを配線したり、電線
管、ガス管、給排水湯管等の管を配管したりする際に、
弱電用のケーブルと強電用のケーブルとを同時に配線す
る場合、あるいは給湯管と排水管とを同時に配管する場
合等において、その配線・配管材の種類に応じて区分け
して配線・配管するのに適した配線・配管装置及び配線
・配管収納具を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載される、『ケーブル又は管が収納される収納部が複数
に区分けして設けられ、収納部の開口を選択的に遮断
し、配線、配管されるケーブル、管を所定の収納部へ案
内する案内部を備えた配線・配管収納具と、収納部上方
に配置され、ケーブル、管を引き込む引込具を挿通させ
るため、軸方向に連続するスリットを備えた中空状のシ
ュータと、から成ることを特徴とする配線・配管装置』
及び請求項2に記載される、『上面が開口し、複数に区
分けして設けられ、ケーブル又は管が収納される収納部
と、 前記収納部の上面開口を選択的に遮断し、上方から
配線・配管されるケーブル又は管を所定の収納部に案内
する案内部とを備えたことを特徴とする配線・配管収納
具』を、その要旨としている。
載される、『ケーブル又は管が収納される収納部が複数
に区分けして設けられ、収納部の開口を選択的に遮断
し、配線、配管されるケーブル、管を所定の収納部へ案
内する案内部を備えた配線・配管収納具と、収納部上方
に配置され、ケーブル、管を引き込む引込具を挿通させ
るため、軸方向に連続するスリットを備えた中空状のシ
ュータと、から成ることを特徴とする配線・配管装置』
及び請求項2に記載される、『上面が開口し、複数に区
分けして設けられ、ケーブル又は管が収納される収納部
と、 前記収納部の上面開口を選択的に遮断し、上方から
配線・配管されるケーブル又は管を所定の収納部に案内
する案内部とを備えたことを特徴とする配線・配管収納
具』を、その要旨としている。
【0005】
【作用】請求項1記載の配線、配管装置及び請求項2記
載の配線・配管収納具にあっては、その複数に区分けさ
れた収納部の開口を選択的に遮断する案内部によって、
シュータ内に引込具を挿通させてケーブル、管を引き込
む際に、所定の収納部へと区分けされてケーブル、管が
配線・配管されるようになっている。
載の配線・配管収納具にあっては、その複数に区分けさ
れた収納部の開口を選択的に遮断する案内部によって、
シュータ内に引込具を挿通させてケーブル、管を引き込
む際に、所定の収納部へと区分けされてケーブル、管が
配線・配管されるようになっている。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例にしたがって本発明
に係る配線・配管装置及び配線・配管収納具を具体的に
説明する。
に係る配線・配管装置及び配線・配管収納具を具体的に
説明する。
【0007】図1は本発明に係る配線・配管装置100
の一実施例を示し、この配線・配管装置100はセパレ
ータ11によって区分けされ、ケーブル、管が収納され
る収納部12と、ケーブル、管を所定の収納部12に案
内する案内部13とを備えた配線・配管収納具10を有
し、この配線・配管収納具10と一体に、軸方向に連続
するスリット21を備えた中空管状のシュータ20を有
している。
の一実施例を示し、この配線・配管装置100はセパレ
ータ11によって区分けされ、ケーブル、管が収納され
る収納部12と、ケーブル、管を所定の収納部12に案
内する案内部13とを備えた配線・配管収納具10を有
し、この配線・配管収納具10と一体に、軸方向に連続
するスリット21を備えた中空管状のシュータ20を有
している。
【0008】セパレータ11は、アングル状に形成さ
れ、収納具本体10aにビス14止めされており、これ
によって、長手方向に左右に区分けされ、さらに上下に
区分けされて異った大きさの収納部12を形成してい
る。これは、例えば、弱電用ケーブルと強電用ケーブル
とに区分けされて収納される場合のように、ケーブルの
太さが異なるのに対応させるためである。なお、セパレ
ータ11による収納部12の区分けされる形態は様々で
あり、もちろん左右同じ大きさの収納部12に区分けさ
れるものであってもよい。又、セパレータ11の形状も
実施例のものに限定されず、収納部12の開口が後述す
るシュータ20に向けて形成されるものであればよい。
なお、本発明に係る配線・配管収納具は、セパレータ1
1によって区分けされたものに限らず、複数の収納具を
連結して構成されるものであってもよい。
れ、収納具本体10aにビス14止めされており、これ
によって、長手方向に左右に区分けされ、さらに上下に
区分けされて異った大きさの収納部12を形成してい
る。これは、例えば、弱電用ケーブルと強電用ケーブル
とに区分けされて収納される場合のように、ケーブルの
太さが異なるのに対応させるためである。なお、セパレ
ータ11による収納部12の区分けされる形態は様々で
あり、もちろん左右同じ大きさの収納部12に区分けさ
れるものであってもよい。又、セパレータ11の形状も
実施例のものに限定されず、収納部12の開口が後述す
るシュータ20に向けて形成されるものであればよい。
なお、本発明に係る配線・配管収納具は、セパレータ1
1によって区分けされたものに限らず、複数の収納具を
連結して構成されるものであってもよい。
【0009】案内部13は、セパレータ11の上端に一
端が回動自在に取り付けられた板状片によって形成さ
れ、他端が収納具本体10aの両側壁に当接し、傾斜状
態に掛止されるようになっており、複数の収納部12の
開口を選択的に遮断するとともに、シュータ20により
配線、配管されるケーブル、管を所定の収納部12へ案
内するようになっている。なお、この案内部13は、セ
パレータ11に沿って所定間隔ごとに設けられている
が、セパレータ11に沿って連続する一枚の板状体によ
り構成されていてもよい。又、案内部13は回動する構
造に限らず、例えば両側に傾斜するへの字形の案内部材
備えた板等によって、収納部12の開口上にスライドさ
せることができる構造であってもよい。
端が回動自在に取り付けられた板状片によって形成さ
れ、他端が収納具本体10aの両側壁に当接し、傾斜状
態に掛止されるようになっており、複数の収納部12の
開口を選択的に遮断するとともに、シュータ20により
配線、配管されるケーブル、管を所定の収納部12へ案
内するようになっている。なお、この案内部13は、セ
パレータ11に沿って所定間隔ごとに設けられている
が、セパレータ11に沿って連続する一枚の板状体によ
り構成されていてもよい。又、案内部13は回動する構
造に限らず、例えば両側に傾斜するへの字形の案内部材
備えた板等によって、収納部12の開口上にスライドさ
せることができる構造であってもよい。
【0010】このような収納部12及び案内部13を備
えた配線・配管収納具10は、ケーブル、管が配線、配
管されるように長尺状に形成されるが、その形態とし
て、上部に収納部12の開口が形成されたものであれ
ば、断面U字形で長手方向に連続する樋状のものであっ
ても、底壁が所定間隔に配置された桁によって形成され
る梯子状のものであってもよい。また、配線・配管収納
具10は、図1に示すようにシュータ20と一体に形成
されたものであっても、図10に示すようにシュータ2
0と別体で形成されたものであってもよい。
えた配線・配管収納具10は、ケーブル、管が配線、配
管されるように長尺状に形成されるが、その形態とし
て、上部に収納部12の開口が形成されたものであれ
ば、断面U字形で長手方向に連続する樋状のものであっ
ても、底壁が所定間隔に配置された桁によって形成され
る梯子状のものであってもよい。また、配線・配管収納
具10は、図1に示すようにシュータ20と一体に形成
されたものであっても、図10に示すようにシュータ2
0と別体で形成されたものであってもよい。
【0011】シュータ20は、図2に示すように、引込
具30を挿通させるため中空管状に形成されている。シ
ュータ20は、引込具30であるシャトル31及びロー
プ32が挿通可能であれば、断面は円形状であっても、
角形状であっても、その他の形状のものであってもよ
い。配線・配管収納具10と別体で構成されるシュータ
20の場合には、例えば、長手方向に連続して形成され
た取付片をシュータ20に設け、この取付片を利用して
ビス止め、接着等により配線・配管収納具10や壁Wに
取り付けたり、別体の止め具で取り付けたりすることが
できる。
具30を挿通させるため中空管状に形成されている。シ
ュータ20は、引込具30であるシャトル31及びロー
プ32が挿通可能であれば、断面は円形状であっても、
角形状であっても、その他の形状のものであってもよ
い。配線・配管収納具10と別体で構成されるシュータ
20の場合には、例えば、長手方向に連続して形成され
た取付片をシュータ20に設け、この取付片を利用して
ビス止め、接着等により配線・配管収納具10や壁Wに
取り付けたり、別体の止め具で取り付けたりすることが
できる。
【0012】また、シュータ20には、図1及び図2に
示すように、軸方向に連続するスリット21が形成され
ているが、このスリット21は、図5に示すように、引
込具30であるシャトル31と、配線・配管材であるケ
ーブル又は管、あるいは、図9に示すように、ケーブル
又は管を牽引する予備ロープ50とを連結するために必
要であり、このスリット21により、ケーブル又は管、
あるいはこれらを牽引する予備ロープ50をシャトル3
1に連結した状態でシャトル31をシュータ20内で移
動させて、配線・配管収納具10の収納部12へケーブ
ル、管を引き込めるようになっている。
示すように、軸方向に連続するスリット21が形成され
ているが、このスリット21は、図5に示すように、引
込具30であるシャトル31と、配線・配管材であるケ
ーブル又は管、あるいは、図9に示すように、ケーブル
又は管を牽引する予備ロープ50とを連結するために必
要であり、このスリット21により、ケーブル又は管、
あるいはこれらを牽引する予備ロープ50をシャトル3
1に連結した状態でシャトル31をシュータ20内で移
動させて、配線・配管収納具10の収納部12へケーブ
ル、管を引き込めるようになっている。
【0013】引込具30は、例えば図2に示すように、
先端部を構成する紡錘円柱状のシャトル31と、シャト
ル31に一体又は別体で接続された自身で押し込むこと
ができる剛性を有するロープ32とからなり、シュータ
20内を移動させ得るようになっているものである。図
2に示すように、引込具30のシャトル31には、ケー
ブル、管を連結する連結ロープ等をつなぐため、連結孔
33を有する板状の突片31aが設けられているが、単
に紡錘円柱状のシャトル31の先端に連結孔を設けた形
態であってもよい。又、シャトル31は紡錘円柱状に限
らず、単に円柱形状である場合の他、シュータ20内に
挿通可能なものであればよい。とくに、紡錘円柱状のシ
ャトル31であればシュータ20内への挿通は抵抗なく
スムーズに行うことが可能である。又、ロープ32は、
自身で押し込むことができる剛性を有しており、そのよ
うなものとしては、鋼線又は複数本の細い鋼線を編んだ
もの、合成樹脂を押出成形したもの、合成樹脂繊維を堅
く撚ったもの、FRP(繊維強化プラスチック)をロー
プ状に形成したもの等が適している。
先端部を構成する紡錘円柱状のシャトル31と、シャト
ル31に一体又は別体で接続された自身で押し込むこと
ができる剛性を有するロープ32とからなり、シュータ
20内を移動させ得るようになっているものである。図
2に示すように、引込具30のシャトル31には、ケー
ブル、管を連結する連結ロープ等をつなぐため、連結孔
33を有する板状の突片31aが設けられているが、単
に紡錘円柱状のシャトル31の先端に連結孔を設けた形
態であってもよい。又、シャトル31は紡錘円柱状に限
らず、単に円柱形状である場合の他、シュータ20内に
挿通可能なものであればよい。とくに、紡錘円柱状のシ
ャトル31であればシュータ20内への挿通は抵抗なく
スムーズに行うことが可能である。又、ロープ32は、
自身で押し込むことができる剛性を有しており、そのよ
うなものとしては、鋼線又は複数本の細い鋼線を編んだ
もの、合成樹脂を押出成形したもの、合成樹脂繊維を堅
く撚ったもの、FRP(繊維強化プラスチック)をロー
プ状に形成したもの等が適している。
【0014】引込具30については、ケーブル、管の引
込みと同時に案内部13を反転させて別の収納部12を
開口させ得るように、案内部13に対して斜めに設けら
れた傾斜板41を引込具30に垂設させ、引込具30兼
反転具40として使用できるようにしてもよい。すなわ
ち、図7に示すように、引込具30のシャトル31に傾
斜板41を装着し、シャトル31がシュータ20内で引
き戻される際に、傾斜板41が進行方向前方の案内部1
3に触れ、案内部13は傾斜板41にそって回動して、
反転しながら他方の収納部12の開口を遮断するように
なっている。かかる引込具30兼反転具40の使用によ
り、ケーブル、管の引込みと同時に案内部13の反転作
業を行なえるので、ケーブル、管を引き込んだ後に案内
部13を反転させるという作業を別の作業として行なわ
なくして済み作業効率を高めることができる。
込みと同時に案内部13を反転させて別の収納部12を
開口させ得るように、案内部13に対して斜めに設けら
れた傾斜板41を引込具30に垂設させ、引込具30兼
反転具40として使用できるようにしてもよい。すなわ
ち、図7に示すように、引込具30のシャトル31に傾
斜板41を装着し、シャトル31がシュータ20内で引
き戻される際に、傾斜板41が進行方向前方の案内部1
3に触れ、案内部13は傾斜板41にそって回動して、
反転しながら他方の収納部12の開口を遮断するように
なっている。かかる引込具30兼反転具40の使用によ
り、ケーブル、管の引込みと同時に案内部13の反転作
業を行なえるので、ケーブル、管を引き込んだ後に案内
部13を反転させるという作業を別の作業として行なわ
なくして済み作業効率を高めることができる。
【0015】なお、上記反転具40は引込具30に傾斜
板41が取り付けられて構成されるが、引込具30と同
様にシュータ20内に挿通可能なロープに傾斜板41を
取り付けて構成される反転具40を、引込具30とは別
に用意して、反転具40による反転作業と引込具30に
よる引込み作業とを別々に行ってもよい。また、反転具
40はシュータ20内からの引き込みによって案内部1
3を反転させるものであっても、シュータ20内への送
り込みによって案内部13を反転させるものであっても
よい。また、反転具40の傾斜板41は、シュータ20
内への一方からの挿通で案内部13をどちら側へも回動
できるように、その方向を変更できるものとしてもよ
い。
板41が取り付けられて構成されるが、引込具30と同
様にシュータ20内に挿通可能なロープに傾斜板41を
取り付けて構成される反転具40を、引込具30とは別
に用意して、反転具40による反転作業と引込具30に
よる引込み作業とを別々に行ってもよい。また、反転具
40はシュータ20内からの引き込みによって案内部1
3を反転させるものであっても、シュータ20内への送
り込みによって案内部13を反転させるものであっても
よい。また、反転具40の傾斜板41は、シュータ20
内への一方からの挿通で案内部13をどちら側へも回動
できるように、その方向を変更できるものとしてもよ
い。
【0016】さて、このような配線・配管装置100を
用いて、配線・配管収納具10に弱電用ケーブルC1と
強電用ケーブルC2とを区分けして配線する場合の一作
業例を説明する。
用いて、配線・配管収納具10に弱電用ケーブルC1と
強電用ケーブルC2とを区分けして配線する場合の一作
業例を説明する。
【0017】まず、図3に示すように、配線・配管収納
具10の設置方向に沿って上方に配置されたシュータ2
0内に、一端から他端に向けて、シャトル31及びロー
プ32を備えた引込具30を押し込み、シュータ10内
に挿通させる。次に、図4に示すように、シュータ10
の他端においてシャトル31に弱電用ケーブルC1を連
結する。そして、図5に示すように、ロープ32を引っ
張ってシャトル31をシュータ10の一端に引き戻し、
配線・配管収納具10の収納部12内に弱電用ケーブル
C1を配線する。
具10の設置方向に沿って上方に配置されたシュータ2
0内に、一端から他端に向けて、シャトル31及びロー
プ32を備えた引込具30を押し込み、シュータ10内
に挿通させる。次に、図4に示すように、シュータ10
の他端においてシャトル31に弱電用ケーブルC1を連
結する。そして、図5に示すように、ロープ32を引っ
張ってシャトル31をシュータ10の一端に引き戻し、
配線・配管収納具10の収納部12内に弱電用ケーブル
C1を配線する。
【0018】次に、強電用ケーブルC2を配線するに
は、まず、図6に示すように、シュータ20内に、一端
から他端に向けて、シャトル31及びロープ32を備え
た引込具30を押し込み、シュータ10内に挿通させ、
シュータ10の他端において、シャトル31に強電用ケ
ーブルC2を連結するとともに傾斜板41を取り付けて
引込具30兼反転具40を設ける。次に、図7に示すよ
うに、ロープ32を引っ張って、傾斜板41によって案
内部13を反転させながら、シャトル31をシュータ1
0の一端に引き戻し、配線・配管収納具10の収納部1
2内に強電用ケーブルC2を配線する。こうして、図8
に示すように、弱電用ケーブルC1と強電用ケーブルC
2とを区分けして配線・配管収納具10の収納部12内
に配線することができる。
は、まず、図6に示すように、シュータ20内に、一端
から他端に向けて、シャトル31及びロープ32を備え
た引込具30を押し込み、シュータ10内に挿通させ、
シュータ10の他端において、シャトル31に強電用ケ
ーブルC2を連結するとともに傾斜板41を取り付けて
引込具30兼反転具40を設ける。次に、図7に示すよ
うに、ロープ32を引っ張って、傾斜板41によって案
内部13を反転させながら、シャトル31をシュータ1
0の一端に引き戻し、配線・配管収納具10の収納部1
2内に強電用ケーブルC2を配線する。こうして、図8
に示すように、弱電用ケーブルC1と強電用ケーブルC
2とを区分けして配線・配管収納具10の収納部12内
に配線することができる。
【0019】なお、案内部13は反転具40により反転
させなくとも手で反転させてもよい。また、上記のよう
に特に案内部13を反転させながら、ケーブルを引き込
む場合に限らず、案内部13を一度反転させた後に、ケ
ーブルを引き込むようにしてもよい。
させなくとも手で反転させてもよい。また、上記のよう
に特に案内部13を反転させながら、ケーブルを引き込
む場合に限らず、案内部13を一度反転させた後に、ケ
ーブルを引き込むようにしてもよい。
【0020】上記方法とは別に、図9に示すように、予
備ロープ50を介してケーブル、管を配線、配管する場
合には、引込具30を用いて、まず、配線・配管収納具
10の収納部12内に予備ロープ50を掛け渡し、これ
にケーブル、管を連結して、牽引機により引き込む方法
が採られる。この場合の方法は、ケーブル、管が比較的
重量のある場合、あるいは、複数本まとめて引き込む場
合等に有効である。
備ロープ50を介してケーブル、管を配線、配管する場
合には、引込具30を用いて、まず、配線・配管収納具
10の収納部12内に予備ロープ50を掛け渡し、これ
にケーブル、管を連結して、牽引機により引き込む方法
が採られる。この場合の方法は、ケーブル、管が比較的
重量のある場合、あるいは、複数本まとめて引き込む場
合等に有効である。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
配線、配管装置及び請求項2記載の配線・配管収納具に
あっては、その複数の区分けされた収納部の開口を選択
的に遮断する案内部によって、シュータ内に引込具を挿
通させてケーブル、管を引き込む際に、ケーブル、管を
所定の収納部へと区分けして配線・配管することがで
き、ケーブル、管の種類に応じた配線・配管が可能であ
る。そして、このような配線・配管装置及び配線・配管
収納具を用いることにより、一のシュータに挿通させた
引込具により引き込まれた種々のケーブル、管を効率よ
く所定の収納部へと配線・配管することができる。
配線、配管装置及び請求項2記載の配線・配管収納具に
あっては、その複数の区分けされた収納部の開口を選択
的に遮断する案内部によって、シュータ内に引込具を挿
通させてケーブル、管を引き込む際に、ケーブル、管を
所定の収納部へと区分けして配線・配管することがで
き、ケーブル、管の種類に応じた配線・配管が可能であ
る。そして、このような配線・配管装置及び配線・配管
収納具を用いることにより、一のシュータに挿通させた
引込具により引き込まれた種々のケーブル、管を効率よ
く所定の収納部へと配線・配管することができる。
【図1】本発明に係る配線・配管収納装置の一実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】シュータの一部及びシュータ内に挿通する引込
具を示す斜視図である。
具を示す斜視図である。
【図3】図1に示す配線・配管装置によるケーブル配線
の作業手順を示す平面図である。
の作業手順を示す平面図である。
【図4】図1に示す配線・配管装置によるケーブル配線
の作業手順を示す平面図である。
の作業手順を示す平面図である。
【図5】図1に示す配線・配管装置によるケーブル配線
の作業手順を示す平面図である。
の作業手順を示す平面図である。
【図6】図1に示す配線・配管装置によるケーブル配線
の作業手順を示す平面図である。
の作業手順を示す平面図である。
【図7】図1に示す配線・配管装置によるケーブル配線
の作業手順を示す平面図である。
の作業手順を示す平面図である。
【図8】図1に示す配線・配管装置によるケーブル配線
の作業手順を示す平面図である。
の作業手順を示す平面図である。
【図9】予備ロープしようによるケーブル配線の作業手
順を示す平面図である。
順を示す平面図である。
【図10】本発明に係る配線・配管収納装置の別の実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図11】出願人が提案しているケーブルの布設方法を
説明するための斜視図である。
説明するための斜視図である。
10 配線・配管収納具 11 セパレータ 12 収納部 13 案内部 20 シュータ 21 スリット 30 引込具 31 シャトル 32 ロープ 40 反転具 41 傾斜板 50 予備ロープ 100 配線・配管装置
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーブル又は管が収納される収納部が複
数に区分けして設けられ、収納部の開口を選択的に遮断
し、配線、配管されるケーブル、管を所定の収納部へ案
内する案内部を備えた配線・配管収納具と、 収納部上方に配置され、ケーブル、管を引き込む引込具
を挿通させるため、軸方向に連続するスリットを備えた
中空状のシュータと、 から成ることを特徴とする配線・配管装置。 - 【請求項2】 上面が開口し、複数に区分けして設けら
れ、ケーブル又は管が収納される収納部と、 前記収納部の上面 開口を選択的に遮断し、上方から配線
・配管されるケーブル又は管を所定の収納部に案内する
案内部とを備えたことを特徴とする配線・配管収納具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15933691A JP2997855B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 配線・配管装置及び配線・配管収納具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15933691A JP2997855B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 配線・配管装置及び配線・配管収納具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515025A JPH0515025A (ja) | 1993-01-22 |
JP2997855B2 true JP2997855B2 (ja) | 2000-01-11 |
Family
ID=15691608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15933691A Expired - Fee Related JP2997855B2 (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 配線・配管装置及び配線・配管収納具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2997855B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007097490A1 (en) * | 2006-02-23 | 2007-08-30 | Ls Corp. | Bus duct with tube and bust duct system measurable the temperature |
KR100893084B1 (ko) * | 2008-10-29 | 2009-04-14 | (주)대진방재 | 배전용 전원케이블 트렌치 |
-
1991
- 1991-07-01 JP JP15933691A patent/JP2997855B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0515025A (ja) | 1993-01-22 |
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