JP2004289997A - ケーブル・配管収納材、布設装置及び布設方法 - Google Patents

ケーブル・配管収納材、布設装置及び布設方法 Download PDF

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Abstract

【課題】収納材の内部の「収納路」へケーブル等を布設する際には、一度、布設具を「案内路」へ挿通されることのみを以て、「複数の収納路」に対し、ケーブル等(ケーブル等を引き込むためのロープを含む)を、布設することが可能となる。
【解決手段】ケーブル等の布設経路に配設されるケーブル・管収納材10であって、当該収納材10の内部の長手方向に連続して設けられて、前記ケーブル等を収納する複数の収納路11と、これら複数の収納路11へ前記ケーブル等を布設するための布設具を移動可能とする案内路12と、この案内路12の長手方向に沿って連続して形成され当該案内路12と少なくとも2つの前記収納路11とを相互に連通させるスリット13とを有し、前記複数の収納路11は、前記案内路12を中心として放射状に配置していることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、主に、地中に埋設される管又はケーブルの配管・配線を収納する複数の収納路を備えた「管・ケーブル収納材」等に関し、特に、一度の布設作業で複数の収納路にケーブル等を布設することが可能な「管・ケーブル収納材」等に関するものである。
管(電線管,給排水湯管・ガス管等の流体管,前記流体管を保護する保護管等)又はケーブル(電力ケーブル,通信ケーブル等)など(以下、「ケーブル等」とする)を、地中に埋設して布設する際には、当該ケーブル等の損傷や埋設される土壌への影響を最小限に抑える必要がある。このような場合、コンクリートや合成樹脂等により形成された「収納材」を地中へ埋設し、かかる後に、当該収納材の内部の長手方向に連設された「収納路」へ前記ケーブル等を収納させることにより、ケーブル等を地中に布設することが一般的に行われている。
しかし、上記ケーブル等の布設は長距離に亘って行われるため、それに伴って、当該ケーブル等を収納する上記収納材の長手方向への寸法も必然的に長大化することとなり、前記ケーブル等を前記布設路へ布設することも困難となってしまうという問題が発生する。
このような問題の解決を図るべく、出願人は実開平6−65290公報において、収納路へケーブル等の布設が容易且つ確実に行える「管・ケーブル収納材」に係る技術を提案している。この公報に記載された技術に係る「管・ケーブル収納材」は、図24に示すように、その内部に複数の「収納路」及び「案内路」を備えたものである。この「管・ケーブル収納材」は、図25に示すように、収納路内の既設の管又はケーブルに阻害されることなく、当該収納路内に剛性を備えたロープからなる布設具を容易に送り込むことができ、管又はケーブルの布設作業を効率よく行なうことができるという点では、極めて有効な技術である。
然るに、上記公報に記載の「管・ケーブル収納材」は、図25に示すように、布設具を挿通させる「案内路」を、ケーブル等を収納させる「収納路」毎に独立させているため、「収納路」ごとに布設具を挿通させて、ケーブル等を布設する必要があった。
そのため、前記「収納路」が多数に及ぶ収納材に対しては、ケーブル等の布設作業に大変な手間と時間を要するという問題があった。
また、上記公報に記載の技術は、「案内路」を「収納路」毎に設ける必要があるので、構造が複雑となってしまうという問題もあった。
さらに、上記公報に記載の技術は、収納路内に案内路が設置されているため、当該案内路により前記収納路内の空間が侵食されてしまい、当該収納路の空間を最大限に利用することが困難であるという問題もある。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、その解決しようとする課題は、以下に示すものである。
実開平06−65290
即ち本発明によれば、収納材の内部の「収納路」へケーブル等を布設する際には、一度、布設具を「案内路」へ挿通されることのみを以て、「複数の収納路」に対し、ケーブル等(ケーブル等を引き込むためのロープを含む)を、布設することが可能となるのである。
上記課題を解決すべく本発明の採った手段を、以下に説明する。
まず請求項1に係る発明は、ケーブル等の布設経路に配設されるケーブル・管収納材10であって、当該収納材10の内部の長手方向に連続して設けられて、前記ケーブル等を収納する複数の収納路11と、これら複数の収納路11へ前記ケーブル等を布設するための布設具20を移動可能とする案内路12と、この案内路12の長手方向に沿って連続して形成され当該案内路12と少なくとも2つの前記収納路11とを相互に連通させるスリット13とを有し、前記複数の収納路11は、前記案内路12を中心として放射状に配置していることを特徴とするものである。
即ちこの請求項1に係る発明のケーブル・管収納材10は、ケーブル等を収納させるための「収納路11」と、別部材に係る布設具20を移動させるための「案内路12」と、前記布設具20の「突片23」を摺動させるための「スリット13」とを有するものである。
前記「スリット13」は、「案内路12」の長手方向に亘って連続して形成され、当該「案内路12」と複数の「収納路11」とを相互に連通させて、別部材に係る「布設具20」の端部に設けられる「突片23」を移動可能とするものであり、当該「突片23」は、その外端部が前記スリット13を介して「収納路11」へ突出することとなる。そのため、前記「案内路12」へ別部材に係る布設具20を挿通させ移動させることによって、前記「突片23」は「スリット13」に沿って摺動するとともに、当該「突片23」の外端部は「収納路11」上を移動することとなる。このとき、前記布設具20には「複数の突片23」が設けられているため、これら各々の突片23が、収納材10の「スリット13」へそれぞれ進入することとなる。そのため、複数の前記「突片23」の外端部にケーブル等(ケーブル等を引き込むためのロープを含む。以下同じ。)を連結させた上で別部材に係る布設具20を挿通乃至移動させることにより、一度の布設作業で複数の前記「収納路11」上にケーブル等を引き込むことが可能となるのである。
また、この請求項1に係る「ケーブル・管収納材10」は、その「収納路11」及び「案内路12」の配置にも特徴を有するものであり、当該収納材10を断面として捉えた場合に、「案内路12」を中心として、複数の「収納路11」を放射状に配したものである。即ち、本請求項に係る収納材10は、「案内路12」を中心に置き、その周囲を「収納路11」にて取り巻くことによって形成したものである。
そのため、収納材10の中心に配置された「案内路12」に別部材に係る「布設具20」を挿通させることにより、前記「案内路12」の周囲に配置された「収納路11」へケーブル等を布設することが可能となるのである。
また、案内路12を中心に配置して、当該案内路12を複数の収納路11で共用することにより、それぞれの収納路11に案内路12を配置する必要がなくなるため、収納路11内の空間を最大限に利用することが可能となるのである。
請求項2に係る発明は、ケーブル等の布設経路に配設されるケーブル・管収納材10であって、当該収納材10の内部の長手方向に連続して設けられて、前記ケーブル等を収納する複数の収納路11と、これら複数の収納路11へ前記ケーブル等を布設するための布設具20を移動可能とする案内路12と、この案内路12の長手方向に沿って連続して形成され当該案内路12と前記複数の収納路11の全てとを相互に連通させるスリット13とを有し、前記複数の収納路11は、前記案内路12を中心として放射状に配置していることを特徴とするものである。
即ちこの請求項2に係る発明のケーブル・管収納材10は、ケーブル等を収納させるための「収納路11」と、別部材に係る布設具20を移動させるための「案内路12」と、前記布設具20の「突片23」を摺動させるための「スリット13」とを有するものである。
前記「スリット13」は、「案内路12」の長手方向に亘って連続して形成され、当該「案内路12」と「全ての収納路11」とを相互に連通させて、別部材に係る「布設具20」の端部に設けられる「突片23」を移動可能とするものであり、当該「突片23」は、その外端部が前記スリット13を介して「収納路11」へ突出することとなる。そのため、前記「案内路12」へ別部材に係る布設具20を挿通させ移動させることによって、前記「突片23」は「スリット13」に沿って摺動するとともに、当該「突片23」の外端部は「収納路11」上を移動することとなる。このとき、前記布設具20には、収納材10に設けられた「スリット13」の数と同数の「突片23」が設けられており、これら各々の突片23が、収納材10の各々の「スリット13」へそれぞれ進入することとなる。そのため、複数の前記「突片23」の外端部にケーブル等を連結させた上で別部材に係る布設具20を挿通乃至移動させることにより、一度の布設作業で全ての「収納路11」上にケーブル等を引き込むことが可能となるのである。
また、この請求項2に係る「ケーブル・管収納材10」は、上記請求項1と同様に、「案内路12」を中心に置き、その周囲を「収納路11」にて取り巻くことによって形成したものであ。そのため、収納材10の中心に配置された「案内路12」に別部材に係る「布設具20」を挿通させることにより、前記「案内路12」の周囲に配置された「収納路11」へケーブル等を布設することが可能となる。また、案内路12を中心に配置して、当該案内路12を複数の収納路11で共用することにより、それぞれの収納路11に案内路12を配置する必要がなくなるため、収納路11内の空間を最大限に利用することが可能となるのである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のケーブル・管収納材10において、当該収納材10は筒体からなり、前記収納路11及び案内路12は、当該筒体の内側面に設けた仕切壁14によって構成してなることを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のケーブル・管収納材10において、当該収納材10は筒体からなり、当該筒体の内部の長手方向に連続して設けられて、該収納材10を地中に埋設した際に生じる土圧を支持する支持部材15を設けたことを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のケーブル・管収納材10において、当該収納材10は断面略矩形状の直方体からなり、当該直方体の内部に、該直方体の長手方向へ相互に貫通する複数本の空間を形成することによって、前記収納路11及び案内路12を設けたことを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、収納材10と布設具20とからなるケーブル・管布設装置100であって、内部の長手方向に連設されてケーブル等を収納する複数の収納路11と、これら複数の収納路11へ前記ケーブル等を布設するための前記布設具20を移動可能とする案内路12と、この案内路12と少なくとも2つの前記収納路11を相互に連通して形成されるスリット13とを有し、前記複数の収納路11は、前記案内路12を中心として放射状に配置してなる収納材10と、前記案内路12に挿通可能な剛性を有する長尺ロープ21と、該ロープとケーブル等とを連結する連結部とを有する布設具20とからなることを特徴とするものである。
この請求項6に係る発明の「ケーブル・管布設装置100」は、「収納材10」と「布設具20」とからなるものである。前記収納材10は、その内部に「収納路11」と「案内路12」が形成されており、これら収納路11と案内路12とは、相互に「スリット13」によって連通している。即ち、「案内路12」の長手方向に亘って連続して「スリット13」が形成され、当該「案内路12」と複数の「収納路11」とを相互に連通させているのである。
一方「布設具20」は、「長尺ロープ21」と「連結部22」とを有するものである。この連結部22は、長尺ロープ21の端部に設けられ、当該長尺ロープ21とケーブル等とを相互に連結させるものである。即ち、ケーブル等が連結された布設具20を収納材10の内部に挿通させた場合には、案内路12内にある長尺ロープ21と収納路11内にあるケーブル等とが、スリット13を介して連結されることとなる。そのため、この案内路12内にある長尺ロープ21を移動させた際には、それに伴って前記ケーブル等が収納路11内において牽引されることとなるのである。
本請求項に係る発明によれば、布設具20に係る連結部22によって長尺ロープ21とケーブル等とを連結し、前記布設具20を収納材10内部の案内路12へ挿通させて、前記ケーブル等を「少なくとも2つの収納路11」のそれぞれに布設することが可能となるものである。
また、この請求項6における「ケーブル・管収納材10」は、上記請求項1と同様に、「案内路12」を中心に置き、その周囲を「収納路11」にて取り巻くことによって形成したものであ。そのため、収納材10の中心に配置された「案内路12」に別部材に係る「布設具20」を挿通させることにより、前記「案内路12」の周囲に配置された「収納路11」へケーブル等を布設することが可能となる。また、案内路12を中心に配置して、当該案内路12を複数の収納路11で共用することにより、それぞれの収納路11に案内路12を配置する必要がなくなるため、収納路11内の空間を最大限に利用することが可能となるのである。
請求項7に係る発明は、収納材10と布設具20とからなるケーブル・管布設装置100であって、内部の長手方向に連設されてケーブル等を収納する複数の収納路11と、これら複数の収納路11へ前記ケーブル等を布設するための前記布設具20を移動可能とする案内路12と、この案内路12と前記複数の収納路11のすべてを相互に連通して形成されるスリット13とを有し、前記複数の収納路11は、前記案内路12を中心として放射状に配置してなる収納材10と、前記案内路12に挿通可能な剛性を有する長尺ロープ21と、該ロープとケーブル等とを連結する連結部とを有する布設具20とからなることを特徴とするものである。
この請求項7に係る発明の「ケーブル・管布設装置100」は、「収納材10」と「布設具20」とからなるものである。前記収納材10は、その内部に「収納路11」と「案内路12」が形成されており、これら収納路11と案内路12とは、相互に「スリット13」によって連通している。即ち、「案内路12」の長手方向に亘って連続して「スリット13」が形成され、当該「案内路12」と複数の「収納路11」の全てとを相互に連通させているのである。
一方「布設具20」は、「長尺ロープ21」と「連結部22」とを有するものである。この連結部22は、長尺ロープ21の端部に設けられ、当該長尺ロープ21とケーブル等とを相互に連結させるものである。即ち、ケーブル等が連結された布設具20を収納材10の内部に挿通させた場合には、案内路12内にある長尺ロープ21と収納路11内にあるケーブル等とが、スリット13を介して連結されることとなる。そのため、この案内路12内にある長尺ロープ21を移動させた際には、それに伴って前記ケーブル等が収納路11内において牽引されることとなるのである。
本請求項に係る発明によれば、布設具20に係る連結部22によって長尺ロープ21とケーブル等とを連結し、前記布設具20を収納材10内部の案内路12へ挿通させて、前記ケーブル等を「全ての収納路11」のそれぞれに布設することが可能となるものである。
また、この請求項7における「ケーブル・管収納材10」は、上記請求項1と同様に、「案内路12」を中心に置き、その周囲を「収納路11」にて取り巻くことによって形成したものであ。そのため、収納材10の中心に配置された「案内路12」に別部材に係る「布設具20」を挿通させることにより、前記「案内路12」の周囲に配置された「収納路11」へケーブル等を布設することが可能となる。また、案内路12を中心に配置して、当該案内路12を複数の収納路11で共用することにより、それぞれの収納路11に案内路12を配置する必要がなくなるため、収納路11内の空間を最大限に利用することが可能となるのである。
請求項8に係る発明は、請求項6又は請求項7に記載のケーブル・管布設装置100において、前記連結部は、1又は2以上の突片23により構成され、この1又は2以上の突片23は、前記収納材10内部の案内路12と収納路11とを相互に連通して形成されたスリット13に沿って移動することを特徴とするものである。
この請求項8に係る発明の「ケーブル・管布設装置100」は、請求項6又は請求項7に記載のケーブル・管布設装置100における「布設具20」を、更に詳細に表したものである。この布設具20は、「長尺ロープ21」と「連結部22」とからなるものであって、当該連結部22は、1又は2以上の「突片23」により構成されるものである。
これら1又は2以上の突片23は、収納材10内部のスリット13に進入した際には、その外端部が前記スリット13を介して各々の「収納路11」へ突出することとなる。そのため、「案内路12」へ布設具20を挿通させて移動させることによって、「突片23」が「スリット13」に沿って摺動するとともに、当該「突片23」の外端部が「収納路11」上に突出して移動することとなる。従って、前記複数の突片23の外端部にケーブル等を連結させ、当該突片23を備える布設具20を案内路12に挿通乃至移動させることにより、複数の「収納路11」上に、それぞれケーブル等を引き込むことが可能となるのである。
請求項9に係る発明は、請求項8に記載のケーブル・管布設装置100において、前記布設具20に係る連結部の突片23は、収納材10の内部に穿設されたスリット13の数及び配置に対応させた数及び配置にて、立設することを特徴とするものである。
即ちこの請求項9に係る発明によれば、布設具20の外面に設けられた突片23が、収納材10に穿設された全てのスリット13入り込むため、一度の布設作業で、案内路12と連通する収納路11の全てに対し、ケーブル等を布設することが可能となるのである。
請求項10に係る発明は、請求項6から請求項9の何れかに記載のケーブル・管布設装置100において、布設具20の連結部は、長尺ロープ21から着脱自在であることを特徴とするものである。
本請求項に係るケーブル・管布設装置100における布設具20は、その連結部22に係る部分を長尺ロープ21から自在に着脱することが可能となる。そのため、当該「連結部22」を取り替えることでき、ケーブル等が布設される収納材10の形態に対応させることが可能となるのである。
また、連結部22に係る部分を、長尺ロープ21から自在に着脱できることから、連結部22を外した状態で長尺ロープ21を案内路12内へ挿通させることが可能となる。このとき、布設具20は連結部22を備えないことから、当該布設具20と案内路12との間に発生し得る摩擦抵抗を低減させることができる。従って、収納材10の一端から挿通された長尺ロープ21を、他端へ向けて容易に送出することが可能となる。その後、この他端へ送出された長尺ロープ21に対しケーブル等が連結された連結部22を装着して、長尺ロープ21を引き込む(又は送り出す)ことにより連結部22を移動させ、収納路11へケーブル等を布設することが可能となるのである。
即ち、本請求項に係る布設装置100における布設具20によれば、長尺ロープ21から連結部22が着脱自在に構成されているため、連結部22を取り外して長尺ロープ21のみを案内路12内へ送出することにより、布設具20自体を容易に挿通できるとともに、ケーブル等を布設する収納材10の形態に合わせて突片23の配置を変更することが可能となるのである。
請求項11に係る発明は、請求項6から請求項10の何れかに記載のケーブル・管布設装置100において、前記収納材10は筒体からなり、前記収納路11及び案内路12は、当該筒体の内側面に設けた仕切壁14によって構成してなることを特徴とするものである。
請求項12に係る発明は、請求項6から請求項10の何れかに記載のケーブル・管布設装置100において、前記収納材10は筒体からなり、当該筒体の内部の長手方向に連続して設けられて、該収納材10を地中に埋設した際に生じる土圧を支持する支持部材15を設けたことを特徴とするものである。
請求項13に係る発明は、請求項6から請求項10の何れかに記載のケーブル・管収納材10において、前記収納材10は断面略矩形状の直方体からなり、当該直方体の内部に、該直方体の長手方向へ相互に貫通する複数本の空間を形成することによって、前記収納路11及び案内路12を設けたことを特徴とするものである。
請求項14に係る発明は、ケーブル・管収納材10の内部の長手方向に連続して設けられた案内路12に布設具20を挿通させ、前記案内路12に沿って当該案内路12を中心として放射状に配置された複数の収納路11にケーブル等を収納させるケーブル・管布設方法であって、前記収納材10は、案内路12と複数の収納路11とを相互に連通させるべく、前記案内路12の長手方向に沿って連続するスリット13を形成し、前記布設具20は、前記案内路12に挿通可能な剛性を有する長尺ロープ21と、該ロープとケーブル等とを連結する連結部とを有しており、前記布設具20を収納材10の始点終点間へ往復移動させることにより、前記連結部に連結されたケーブル等もしくはケーブル等を引き込むための引き込みロープ25等を前記複数の収納路11に布設することを特徴とするものである。
この請求項14に係る発明の「ケーブル・管布設方法」は、案内路12の長手方向に沿って連続するスリット13を形成して案内路12と複数の収納路11とを相互に連通させるステップと、前記スリット13に沿って移動する連結部22にそれぞれケーブル等又は引き込みロープ25等を連結するステップと、前記連結部22を備える長尺ロープ21を前記収納材10における案内路12の始点から挿通させた後に終点へと引き込む(又は、送り出す)ステップとを有するものである。
上述の各ステップを経ることにより、前記長尺ロープ21に設けた連結部22が、案内路12と複数の前記収納路11とを相互に連通させる前記スリット13に沿って往復移動することとなり、前記複数の収納路11のそれぞれに「ケーブル等」又は「引き込みロープ25」を布設することが可能となるものである。
ここで、上記方法によって収納路11へ「引き込みロープ25」を配置した場合には、当該引き込みロープ25に布設目的物であるケーブル等を連結した後に、前記引き込みロープ25を収納路11内へ引き戻すことにより、当該収納路11へ布設目的物であるケーブル等を布設することが可能となるのである。
なお、本請求項に係る発明の布設方法において布設具20を往復移動させるのは、収納材10の「始点終点間」としている。従って、本請求項に係る発明の布設方法では、次に述べる態様にてケーブル等を布設することが想定できる。即ち、
1)1つの収納材10の一端から他端に向けて布設具20を挿通させることによりケーブル等を布設する場合、
2)2以上の収納材10を相互に連結し、且つ、相互に連結された複数の収納材10の一端から他端に向けて布設具20を挿通させることによりケーブル等を布設する場合、或いは、
3)2以上の収納材10を相互に連結し、且つ、相互に連結された複数の収納材10の任意の箇所から布設具20を進入させて、他の箇所に向けて前記布設具20を挿通させることによりケーブル等を布設する場合、
等が想定できるのである。
請求項15に係る発明は、請求項14に記載のケーブル・管布設方法において、布設具20は、収納材10における案内路12に挿通可能な剛性を有する長尺ロープ21と、該ロープと複数のケーブル等とを連結する連結部とを有しており、前記連結部に連結されたケーブル等もしくはケーブル等を引き込むための引き込みロープ25等を、複数の収納路11に対して一度に布設することを特徴とするものである。
この請求項15に係る発明のケーブル・管布設方法では、請求項9における長尺ロープ21が、複数のケーブル等を連結することが可能な連結部22を有しているため、ケーブル等もしくはケーブル等を引き込むための引き込みロープ25等を、収納材10内部の複数の収納路11に対して一度に布設することが可能となるのである。詳細には、例えば、ケーブル等を布設する収納材10が4つの収納路11を備えている場合を想定すると、布設具20に係る長尺ロープ21が2本のケーブル等と連結可能な「連結部22」を有している場合には、2つの収納路11に対して各々ケーブル等を布設することとなり、一方、前記長尺ロープ21が4本のケーブル等と連結可能な「連結部22」を有している場合には、4つの収納路11に対して各々ケーブル等を布設することとなるのである。
なお、本請求項に係る布設方法にて「布設するケーブル等の数」乃至は「収納材10における収納路11の数」は、上記の具体例に特段限定されるものではなく、ケーブル等の布設箇所や布設数量に応じて任意に決定されるものである。
まず請求項1に係る発明は、ケーブル等の布設経路に配設されるケーブル・管収納材であって、当該収納材の内部の長手方向に連続して設けられて、前記ケーブル等を収納する複数の収納路と、これら複数の収納路へ前記ケーブル等を布設するための布設具を移動可能とする案内路と、この案内路の長手方向に沿って連続して形成され当該案内路と少なくとも2つの前記収納路とを相互に連通させるスリットとを有し、前記複数の収納路は、前記案内路を中心として放射状に配置していることを、その構成上の特徴とするものである。
そして、この請求項1に係る発明のケーブル・管収納材によれば、一度の布設作業で複数の前記「収納路」上にケーブル等を引き込むことが可能となるという効果を奏するのである。
また、この請求項1に係る発明のケーブル・管収納材によれば、案内路を中心に配置して、当該案内路を複数の収納路で共用することにより、それぞれの収納路に案内路を配置する必要がなくなるため、収納路内の空間を最大限に利用することが可能となるという効果を奏するのである。
請求項2に係る発明は、ケーブル等の布設経路に配設されるケーブル・管収納材であって、当該収納材の内部の長手方向に連続して設けられて、前記ケーブル等を収納する複数の収納路と、これら複数の収納路へ前記ケーブル等を布設するための布設具を移動可能とする案内路と、この案内路の長手方向に沿って連続して形成され当該案内路と前記複数の収納路の全てとを相互に連通させるスリットとを有し、前記複数の収納路は、前記案内路を中心として放射状に配置していることを、その構成上の特徴とするものである。
そして、この請求項2に係る発明のケーブル・管収納材によれば、一度の布設作業で全ての「収納路」上にケーブル等を引き込むことが可能となるという効果を奏するのである。
また、この請求項2に係る発明のケーブル・管収納材によれば、案内路を中心に配置して、当該案内路を複数の収納路で共用することにより、それぞれの収納路に案内路を配置する必要がなくなるため、収納路内の空間を最大限に利用することが可能となるという効果を奏するのである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のケーブル・管収納材において、当該収納材は筒体からなり、前記収納路及び案内路は、当該筒体の内側面に設けた仕切壁によって構成してなることを、その構成上の特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のケーブル・管収納材において、当該収納材は筒体からなり、当該筒体の内部の長手方向に連続して設けられて、該収納材を地中に埋設した際に生じる土圧を支持する支持部材を設けたことを、その構成上の特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のケーブル・管収納材において、当該収納材は断面略矩形状の直方体からなり、当該直方体の内部に、該直方体の長手方向へ相互に貫通する複数本の空間を形成することによって、前記収納路及び案内路を設けたことを、その構成上の特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、収納材と布設具とからなるケーブル・管布設装置であって、内部の長手方向に連設されてケーブル等を収納する複数の収納路と、これら複数の収納路へ前記ケーブル等を布設するための前記布設具を移動可能とする案内路と、この案内路と少なくとも2つの前記収納路を相互に連通して形成されるスリットとを有し、前記複数の収納路は、前記案内路を中心として放射状に配置してなる収納材と、前記案内路に挿通可能な剛性を有する長尺ロープと、該ロープとケーブル等とを連結する連結部とを有する布設具とからなることを、その構成上の特徴とするものである。
そして、この請求項6に係る発明の「ケーブル・管布設装置」によれば、布設具に係る連結部によって長尺ロープとケーブル等とを連結し、前記布設具を収納材内部の案内路へ挿通させて、前記ケーブル等を「少なくとも2つの収納路」のそれぞれに布設することが可能となるという効果を奏するのである。
請求項7に係る発明は、収納材と布設具とからなるケーブル・管布設装置であって、内部の長手方向に連設されてケーブル等を収納する複数の収納路と、これら複数の収納路へ前記ケーブル等を布設するための前記布設具を移動可能とする案内路と、この案内路と前記複数の収納路のすべてを相互に連通して形成されるスリットとを有し、前記複数の収納路は、前記案内路を中心として放射状に配置してなる収納材と、前記案内路に挿通可能な剛性を有する長尺ロープと、該ロープとケーブル等とを連結する連結部とを有する布設具とからなることを、その構成上の特徴とするものである。
そして、この請求項7に係る発明の「ケーブル・管布設装置」によれば、布設具に係る連結部によって長尺ロープとケーブル等とを連結し、前記布設具を収納材内部の案内路へ挿通させて、前記ケーブル等を「全ての収納路」のそれぞれに布設することが可能となるという効果を奏するのである。
請求項8に係る発明は、請求項6又は請求項7に記載のケーブル・管布設装置において、前記連結部は、1又は2以上の突片により構成され、この1又は2以上の突片は、前記収納材内部の案内路と収納路とを相互に連通して形成されたスリットに沿って移動することを、その構成上の特徴とするものである。
そして、この請求項8に係る発明の「ケーブル・管布設装置」によれば、1又は2以上の突片の外端部にケーブル等を連結させ、当該突片を備える布設具を案内路に挿通乃至移動させることにより、複数の「収納路」上に、それぞれケーブル等を引き込むことが可能となるという効果を奏するものである。
請求項9に係る発明は、請求項8に記載のケーブル・管布設装置において、前記布設具に係る連結部の突片は、収納材の内部に穿設されたスリットの数及び配置に対応させた数及び配置にて、立設することを、その構成上の特徴とするものである。
そして、この請求項9に係る発明によれば、布設具の外周に設けられた突片が、収納材に穿設された全てのスリット入り込むため、一度の布設作業で、案内路と連通する収納路の全てに対し、ケーブル等を布設することが可能となるという効果を奏するのである。
請求項10に係る発明は、請求項6から請求項9の何れかに記載のケーブル・管布設装置において、布設具の連結部は、長尺ロープから着脱自在であることを、その構成上の特徴とするものである。
そして、この請求項10に係る発明によれば、長尺ロープから連結部が着脱自在に構成されているため、連結部を取り外して長尺ロープのみを案内路内へ送出することにより、布設具自体を容易に挿通できるとともに、ケーブル等を布設する収納材の形態に合わせて突片の配置を変更することが可能となるという効果を奏するのである。
請求項11に係る発明は、請求項6から請求項10の何れかに記載のケーブル・管布設装置において、前記収納材は筒体からなり、前記収納路及び案内路は、当該筒体の内側面に設けた仕切壁によって構成してなることを、その構成上の特徴とするものである。
請求項12に係る発明は、請求項6から請求項10の何れかに記載のケーブル・管布設装置において、前記収納材は筒体からなり、当該筒体の内部の長手方向に連続して設けられて、該収納材を地中に埋設した際に生じる土圧を支持する支持部材を設けたことを、その構成上の特徴とするものである。
請求項13に係る発明は、請求項6から請求項10の何れかに記載のケーブル・管収納材において、前記収納材は断面略矩形状の直方体からなり、当該直方体の内部に、該直方体の長手方向へ相互に貫通する複数本の空間を形成することによって、前記収納路及び案内路を設けたことを、その構成上の特徴とするものである。
請求項14に係る発明は、ケーブル・管収納材の内部の長手方向に連続して設けられた案内路に布設具を挿通させ、前記案内路に沿って当該案内路を中心として放射状に配置された複数の収納路にケーブル等を収納させるケーブル・管布設方法であって、前記収納材は、案内路と複数の収納路とを相互に連通させるべく、前記案内路の長手方向に沿って連続するスリットを形成し、前記布設具は、前記案内路に挿通可能な剛性を有する長尺ロープと、該ロープとケーブル等とを連結する連結部とを有しており、前記布設具を収納材の始点終点間へ往復移動させることにより、前記連結部に連結されたケーブル等もしくはケーブル等を引き込むための引き込みロープ等を前記複数の収納路に布設することを、その構成上の特徴とするものである。
そして、この請求項14に係る発明によれば、前記長尺ロープに設けた連結部が、案内路と複数の前記収納路とを相互に連通させる前記スリットに沿って往復移動することとなり、前記複数の収納路のそれぞれにケーブル等又は引き込みロープを布設することが可能となるという効果を奏するものである。
なお、上記方法によって収納路へ「引き込みロープ」を配置した場合には、当該引き込みロープに布設目的物であるケーブル等を連結した後に収納路内へ引き戻すことにより、当該収納路へ布設目的物であるケーブル等を布設することが可能となるという効果を奏するものである。
請求項15に係る発明は、請求項14に記載のケーブル・管布設方法において、布設具は、収納材における案内路に挿通可能な剛性を有する長尺ロープと、該ロープと複数のケーブル等とを連結する連結部とを有しており、前記連結部に連結されたケーブル等もしくはケーブル等を引き込むための引き込みロープ等を、複数の収納路に対して一度に布設することを、その構成上の特徴とするものである。
そして、この請求項15に係る発明によれば、請求項14における長尺ロープが、複数のケーブル等を連結することが可能な連結部を有しているため、ケーブル等もしくはケーブル等を引き込むための引き込みロープ等を、収納材内部の複数の収納路に対して一度に布設することが可能となるという効果を奏するものである。
本発明を具体化した「収納材10」並びに「布設装置100」及び、これらを用いた「布設方法」について、以下、図1から図23に従って説明する。
最初に「収納材10」について説明する。この収納材10というのは、請求項1乃至3に係る発明であって、これら各請求項に係る発明は、布設目的物であるケーブル等を収納する「収納路11」と、後述する布設具20を挿通させる「案内路12」とを有しており、とりわけ、案内路12と収納路11とを「スリット13」により連通させたことを特徴とするものである。そしてこの収納材10は一般に、金属、コンクリート又は合成樹脂等により形成されるものである。
まず、「収納路11」につき説明する。この収納路11は、布設目的物であるケーブル等を収納するものである。そしてこの収納路11は、後に詳述する「スリット13」によって、「案内路12」と相互に連通することとなる。
この収納路11は、前記したようにケーブル等を収納することが可能であれば如何なる構造又は形状としてもよいが、具体的には、図1乃至図4に示すような構成を採ることが考えられる。即ち、金属、コンクリート又は合成樹脂等により形成した直方体又は円柱の内部に、その長手方向へ相互に貫通する複数本の空間を形成して「収納路11」とすることが考えられる。
次に、「案内路12」につき説明する。この案内路12は、その内部へ「布設具20」を挿通させるものである。そしてこの案内路12は、後述する「スリット13」によって、複数本の前記「収納路11」と相互に連通することとなるものである。具体的には、図1乃至図4に示すように、複数の前記「収納路11」の間に貫通孔を形成して構成することが考えられる。つまり、図1に示す収納材10にあっては「案内路12」の両脇に、複数の「収納路11」配置して構成したものであり、図2乃至図4に示す収納材10にあっては、「案内路12」を中心として、複数の「収納路11」を放射状に配置して構成したものである。
また、この「案内路12」は、布設具20を挿通させるのみならず、前記「収納路11」の如く、布設目的物であるケーブル等を布設されるものとしてもよい。特に地中埋設用の収納材10にあっては、一旦、ケーブル等の布設が完了した後には、当該収納材10に対するケーブル等の布設を、二度と行わない場合もある。このような場合には、案内路12にも収納路11のようにケーブル等を引き込むことにより、更に多くのケーブル等の布設が可能となり、収納材10内部の空間を、より一層有効に利用することが可能となるのである。
そして「スリット13」につき説明する。このスリット13は、前記「案内路12」の長手方向に亘って連続して形成され、当該「案内路12」と「収納路11」とを相互に連通させ、後に詳述する別部材に係る「布設具20」の端部に設けられた「連結部22」(とりわけ「突片23」)を移動可能とするものである。このとき「突片23」は、その外端部が「スリット13」を介して「収納路11」へ突出することとなる。即ち、前記「案内路12」へ布設具20を挿通して移動させた際には、前記「突片23」は「スリット13」に沿って摺動し、尚かつ、当該「突片23」の外端部が「収納路11」上を移動することとなる。
ここで、前記布設具20に「複数の突片23」を設けた場合には、これら各々の突片23が、収納材10における「スリット13」へそれぞれ進入することとなる。そのため、複数の前記「突片23」の外端部にケーブル等を連結させた上で布設具20を挿通乃至移動させることにより、一度の布設作業で複数の前記「収納路11」上にケーブル等を引き込むことが可能となるのである。
なお、この「スリット13」は、長尺ロープ21よりも幅狭で、且つ、前記連結部22(特に「突片23」)の厚みより幅広に形成することが好適と考えられる。
以下、「収納材10」の各実施例を図面に従って説明する。
(実施例1)
図1は、実施例1に係る収納材10を示すものである。本実施例に係る収納材10は、合成樹脂等により形成した直方体の内部に、その長手方向へ相互に貫通する4本の空間を形成することによって複数の「収納路11」を設け、これら4本の収納路11のうち、2本の収納路11の間に貫通孔を形成して「案内路12」を設けている。そして、この「案内路12」に対し、その長手方向に亘って連続する「スリット13」を形成して、「案内路12」と「収納路11」とを相互に連通させている。前記「スリット13」は、別部材に係る布設具20に設けられた「突片23」を移動させるものである。この「突片23」に布設目的物であるケーブル等が連結され、当該突片23を備える「布設具20」を収納材10における案内路12に挿通させることにより、当該案内路12の両側に配置された収納路11へケーブル等を布設することが可能となるのである。本実施例に係る収納材10へケーブル等を布設する際には、図10に示すように、シャトル26の外面の相対向する位置に2枚の突片23を立設したものであって、複数の細い線材を編んだロープにて長尺ロープ21を形成し、この長尺ロープ21の端部に前記のシャトル26を設けることによって構成したものを用いると好適である。
また、本実施例に係る収納材10は、その断面を略矩形に形成しているため、収納材10自体が転回してしまうことを防止できる。従って、複数の収納材10を相互に連結し、収納路11どうし或いは案内路12どうしをそれぞれ連通させる際にも、その間でズレが生じてしまうことを防止できることとなるのである。
(実施例2)
図2は、実施例2に係る収納材10を示すものである。本実施例に係る収納材10は、合成樹脂等により形成した直方体の内部に、その長手方向へ相互に貫通する4本の空間を形成することによって複数の「収納路11」を設け、これら4本の収納路11の中心に貫通孔を形成して「案内路12」を設けている。そして、この「案内路12」と当該案内路12を中心として放射状に配設された「収納路11」の全てとを、相互に「スリット13」によって連通させている。前記「スリット13」は、別部材に係る布設具20に設けられた「突片23」を移動させるものである。この「突片23」に布設目的物であるケーブル等が連結され、当該突片23を備える「布設具20」を収納材10における案内路12に挿通させることにより、当該案内路12を中心として放射状に配置された収納路11へケーブル等を布設することが可能となるのである。本実施例に係る収納材10へケーブル等を布設する際には、図11に示すように、シャトル26の外面に対して角度90°毎に4枚の突片23を立設したものであって、複数の細い線材を編んだロープにて長尺ロープ21を形成し、この長尺ロープ21の端部に前記のシャトル26を設けることによって構成したものを用いると好適である。
また、本実施例に係る収納材10は、その断面を略矩形に形成しているため、収納材10自体が転回してしまうことを防止できる。従って、複数の収納材10を相互に連結し、収納路11どうし或いは案内路12どうしをそれぞれ連通させる際にも、その間でズレが生じてしまうことを防止できることとなるのである。
(実施例3)
図3は、実施例3に係る収納材10を示すものである。本実施例に係る収納材10は、合成樹脂等により形成した円柱体の内部に、その長手方向へ相互に貫通する4本の空間を形成することによって複数の「収納路11」を設け、これら4本の収納路11の中心に貫通孔を形成して「案内路12」を設けている。そして、この「案内路12」と当該案内路12を中心として放射状に配設された「収納路11」の全てとを、相互に「スリット13」によって連通させている。前記「スリット13」は、別部材に係る布設具20に設けられた「突片23」を移動させるものである。この「突片23」に布設目的物であるケーブル等が連結され、当該突片23を備える「布設具20」を収納材10における案内路12に挿通させることにより、当該案内路12を中心として放射状に配置された収納路11へケーブル等を布設することが可能となるのである。本実施例に係る収納材10へケーブル等を布設する際には、図11に示すように、シャトル26の外面に対して角度90°毎に4枚の突片23を立設したものであって、複数の細い線材を編んだロープにて長尺ロープ21を形成し、この長尺ロープ21の端部に前記のシャトル26を設けることによって構成したものを用いると好適である。
なお、本実施例に係る収納材10は、その断面が円形に形成しているため、当該収納材10を地面や床面上に配置した際には、当該収納材10自体が転回することもある。収納材10が転回してしまうと、複数の収納材10どうしを連結する際に、一方の収納材10における収納路11或いは案内路12と、他方の収納材10における収納路11或いは案内路12との間において、ズレが発生することとなる。そのため、本実施例に係る収納材10の外周面、とりわけ、収納材10における端部付近の外周面には、記号や模様を付すことが好適と考えられる。このように収納材10の外周面に模様を付すことにより、収納路11や案内路12の位置関係などの収納材10内部の情報を、当該収納材10を配設する作業者に伝えることが可能となり、収納路11や案内路12を連通させることができ、確実に収納材10どうしを連結させることが可能となるのである。
(実施例4)
図4は、実施例4に係る収納材10を示すものである。本実施例に係る収納材10は、合成樹脂等にて円筒を形成し、当該円筒の内周側面に合成樹脂にて形成した8枚の「仕切壁14」を装着することにより収納路11と案内路12とを構成する。ここで、図4に示すように、前記「収納路11」は、「案内路12」を中心として放射状に配設されている。そして、この「案内路12」と当該案内路12を中心として放射状に配設された「収納路11」の全てとを、相互に8本の「スリット13」によって連通させている。本実施例において、収納路11と案内路12との間の「スリット13」は、仕切壁14どうしの隙間によって形成されるものである。当該「スリット13」は、別部材に係る布設具20に設けられた「突片23」を移動させるものである。この「突片23」に布設目的物であるケーブル等が連結され、当該突片23を備える「布設具20」を収納材10における案内路12に挿通させることにより、当該案内路12を中心として放射状に配置された収納路11へケーブル等を布設することが可能となるのである。本実施例に係る収納材10へケーブル等を布設する際には、シャトル26の外面に対して角度45°毎に8枚の突片23を立設したものであって、複数の細い線材を編んだロープにて長尺ロープ21を形成し、この長尺ロープ21の端部に前記のシャトル26を設けることによって構成したものを用いると好適である。
なお、本実施例に係る収納材10は、その断面が円形に形成しているため、当該収納材10を地面や床面上に配置した際には、当該収納材10自体が転回することもある。収納材10が転回してしまうと、複数の収納材10どうしを連結する際に、一方の収納材10における収納路11或いは案内路12と、他方の収納材10における収納路11或いは案内路12との間において、ズレが発生することとなる。そのため、本実施例に係る収納材10の外周面、とりわけ、収納材10における端部付近の外周面には、記号や模様を付すことが好適と考えられる。このように収納材10の外周面に模様を付すことにより、収納路11や案内路12の位置関係などの収納材10内部の情報を、当該収納材10を配設する作業者に伝えることが可能となり、収納路11や案内路12を連通させることができ、確実に収納材10どうしを連結させることが可能となるのである。
なお、本実施例に係る収納材10は、図5乃至図8に示す断面形状のものとしてもよい。とりわけ、図6乃至図8に示す形態の収納材10には、支持部材15が装着されている。この支持部材15を装着することにより、収納材10を地中に埋設した際に、土圧によって収納材10が圧潰してしまうことを防止することとなる。
まず、図5に示す形態の収納材10は、その外周面の所定箇所に「溝」が形成されている。当該「溝」によって、収納路11や案内路12の位置関係などの収納材10内部の情報を、当該収納材10を配設する作業者に伝えることが可能となり、収納材10どうしを確実に連結させることが可能となる。
次に、図6乃至図8に示す形態の収納材10は、当該収納材10自体の強度を向上させるべく、その内周側面に合成樹脂にて形成した支持部材15が装着されている。そのため、図4乃至図5に示す形態のものに比して、前記収納材10の内部がより細分化されることとなる。従って、これらの収納材10へケーブル等を布設する際には、プレート状のシャトル26の外面に2乃至3の突片23を並設したものであって、複数の細い線材を編んだロープにて長尺ロープ21を形成し、この長尺ロープ21の端部に前記プレート状のシャトル26を設けることによって構成したものを用いると好適である。
なお、図7に示す形態の収納材10は、その内部に短寸に係る仕切壁14が装着されているため、当該仕切壁14どうしの隙間によって形成されるスリット13の間隔が広くなり、1つのスリット13が2つの収納路11へと相互に連通することとなる。そのため、図9に示すように、1枚の突片23がシャトル26の外面に立設された布設具20であっても、一度の布設作業で複数の収納路11へケーブル等を布設することが可能となる。即ち、図8に示すように、それぞれの収納路11の方向へ突片23を傾動させて案内路12内を挿通させることにより、前記収納路11のそれぞれに対してケーブル等を布設することが可能となるのである。また、前記1枚の突片23に複数のケーブル等を連結し、当該1枚の突片23を備える布設具20を案内路12内へ挿通させることにより、一度の布設作業で複数の収納路11へケーブル等を布設することが可能となるのである。
さらに、上記円筒の内側に装着した仕切壁14の寸法を上下左右でそれぞれ異なるものとしてもよい。即ち、一方の仕切壁14を長いものとし、他方の仕切壁14を短いものとしてもよいのである。
次に「布設装置100」につき説明する。本実施形態に係る「布設装置100」は、上述の「収納材10」と「布設具20」との組み合わせからなるものである。「収納材10」については既述したのでその説明は省略し、以下、布設具20につき説明する。
この「布設具20」は、「長尺ロープ21」と「連結部22」とからなるものであって、前記長尺ロープ21の端部に連結部22が一体又は別体で接続されている。
上記「長尺ロープ21」は、それ自身の剛性により収納材10内部の案内路12内に連結部22を送り込むものである。この長尺ロープ21は、例えば剛線又は複数の細い線材を編んだロープや、合成樹脂を押出成形したロープを使用したり、或いは、合成樹脂繊維を堅く撚ったロープや、FRP(繊維強化プラスチック)をロープ状に形成したもの、或いは、金属にて形成したワイヤー等を使用することが考えられる。特段、当該長尺ロープ21の材質は限定されるものではない。
一方、「連結部22」は、上記長尺ロープ21の端部に設けられて、当該長尺ロープ21とケーブル等とを相互に連結するものである。このような作用を奏するものであれば、どのような構成を採用してもよいが、具体的には、長尺ロープ21端部に、案内路12内を挿通させるシャトル26を装着し、当該シャトル26の外面に突片23を立設することが考えられる。
上記シャトル26は、前記「長尺ロープ21」の端部に設けられて、当該「長尺ロープ21」に押し出され又は引き込まれることにより、前記収納材10における案内路12の内側を挿通するものである。具体的には、シャトル26の本体を紡錘形状に形成して、案内路12内への挿通を抵抗なくスムースに行なうことが考えられるが、特段この形状に限定されるものではなく、円柱体や直方体、或いは、プレート状に係る形状のものとしてもよい。
また、このシャトル26の外面には、1又は2以上の「突片23」を立設することが好適と考えられる。当該「突片23」は、布設目的物であるケーブル等が連結されるものであって、収納材10の内側に形成された「スリット13」上を摺動して移動するものである。そのため、当該突片23は、収納材10におけるスリット13を通過できる厚みの板状に形成され、この板状に係る部材に「連結孔24」を穿設することが考えられる。この連結孔24は、布設目的物であるケーブル等と連結するものである。具体的には、当該連結孔24内に紐材等を挿通して、当該紐材等とケーブル等とを繋ぐことによって布設具20とケーブル等とを連結することが考えられる。尚、上記「シャトル26」の外面に設けられる1又は2以上の「突片23」の数量は特段限定されるものではないが、特に、収納材10の内部に形成された案内路12と収納路11とを連通させる「スリット13」と同数の突片23を、シャトル26の外面に立設することが好適と考えられる。スリット13と同数の突片23をシャトル26の外面に立設し、これらの突片23の全てにケーブル等を連結して、布設具20を収納材10内部へ挿通させることにより、一度の布設作業によって収納材10の全てに対してケーブル等を布設することが可能となるからである。
一方、「シャトル26」には突片23を設けることなく、シャトル26自体に連結孔24を穿設してもよい。かかる構成の布設具20は、案内路12自体へケーブル等を布設する際に用いると、特に好適と考えられる。
また、長尺ロープ21の端部に装着されたシャトル26は、本発明においては必須の構成要件ではない。即ち、本発明における布設具20は、長尺ロープ21と布設目的物であるケーブル等とを連結し、尚かつ、収納材10内部の案内路12へ挿通させることを目的とするものである。そのため、上記の如く、長尺ロープ21とケーブル等とを連結できて、布設具20自体を案内路12内へ挿通させることが可能であれば、シャトル26は必ずしも必要ではない。具体的には、長尺ロープ21の外面に突片23を直接立設させ、当該突片23にケーブル等を連結して、収納材10内部の案内路12へ挿通させることが考えられる。
さらに、布設具20とケーブル等との連結は、紐材等によるものに限られず、突片23自身が直接ケーブル等を保持する機能を備えたものであってもよく、更には、長尺ロープ21にフック等を装着して当該フック等にてケーブル等を係止させるものとしてもよい。
さらに、シャトル26に対し、案内路12内面に当接するローラーを設けることによって、案内路12内への布設具20の挿通を更に容易にするものとしてもよい。
そして、上記布設具20がケーブル等を布設する対象は、地中或いは壁体等へ埋設される「収納材10」に何ら限定されるものではなく、図23に示すように、壁面や天井等に設置される「ダクト」に対して、ケーブル等を布設するものとしてもよい。この「ダクト」は、図23に示すように、鋼板等を曲げ加工することによって「収納路11」と「案内路12」とを作り出したもので、これら「収納路11」と「案内路12」との間は、「スリット13」によって相互に連通している。この「スリット13」上を突片23が移動することにより、当該突片23に連結されたケーブル等が収納路11へ引き込まれて布設されることとなるのである。
以下、「布設具20」の各実施例を図面に従って説明する。
(実施例5)
図10は、実施例5に係る布設具20を示すものである。本実施例に係る布設具20は、シャトル26の外面の相対向する位置に2枚の突片23を立設したものであって、複数の細い線材を編んだロープにて長尺ロープ21を形成し、この長尺ロープ21の端部に前記のシャトル26を設けることによって構成したものである。このシャトル26の外面に立設された2枚の突片23には、それぞれ連結孔24が穿設されている。
本実施例に係る布設具20によれば、一度の布設作業で2つの収納路11へケーブル等を布設することが可能となる。即ち、図1に示す収納材10のように、布設具20が挿通される「案内路12」の両側へ配設された2つの「収納路11」へも、一度の布設作業によってそれぞれケーブル等を布設することが可能となるのである。
(実施例6)
図11は、実施例6に係る布設具20を示すものである。本実施例に係る布設具20は、シャトル26の外面に対して角度90°毎に4枚の突片23を立設したものであって、複数の細い線材を編んだロープにて長尺ロープ21を形成し、この長尺ロープ21の端部に前記のシャトル26を設けることによって構成したものである。このシャトル26の外面に立設された4枚の突片23には、それぞれ連結孔24が穿設されている。
本実施例に係る布設具20によれば、一度の布設作業で4つの収納路11へケーブル等を布設することが可能となる。即ち、図2乃至は図3に示す収納材10のように、布設具20が挿通される「案内路12」を中心として放射状に配設された4つの「収納路11」へも、一度の布設作業によってそれぞれケーブル等を布設することが可能となるのである。
(実施例7)
図12は、実施例7に係る布設具20を示すものである。本実施例に係る布設具20は、「長尺ロープ21」と「シャトル26」とからなるものであって、当該シャトル26は、「シャトル本体」と当該シャトル本体に着脱自在な「突片23」とからなることを特徴とするものである。前記「長尺ロープ21」は複数の細い線材を編んだロープにて形成し、このロープの端部に、前記した突片23が着脱自在なシャトル26を設けることによって、本実施例に係る布設具20が構成される。シャトル本体と突片23とは、相互に螺着することにより接合することが好適と考えられる。また「突片23」には、それぞれ連結孔24が穿設されている。
本実施例に係る布設具20は、そのシャトル26部分が「シャトル本体」と「突片23」とに着脱が自在であるため、この「突片23」に係る部分を取り替えることにより、ケーブル等が布設される収納材10の形態に対応させることが可能となるのである。
また、「シャトル本体」と「突片23」とに着脱が自在であることから、突片23を取り外して「シャトル本体」のみで案内路12内を挿通させる場合には、移動に伴う抵抗を低減させることが可能となる。そのため、収納材10の一端から挿通されたシャトル本体を、他端へ向けて容易に送出することが可能となる。その後、この他端へ送出されたシャトル本体に対しケーブル等が連結された突片23を装着し、長尺ロープ21を引き込む(又は送り出す)ことによりシャトル26を移動させ、収納路11へケーブル等を布設することが可能となるのである。
そのため、本実施例に係る布設具20によれば、シャトル本体と突片23とが着脱自在に構成されているため、突片23を取り外してシャトル本体のみを案内路12内へ送出することにより、布設具20自体を容易に挿通できるとともに、ケーブル等を布設する収納材10の形態に合わせて突片23の配置を変更することが可能となる。
そのため、本実施例に係る布設具20によれば、図1に示す形態の収納材10のように、布設具20が挿通される「案内路12」の両側へ配設された2つの「収納路11」へ、一度の布設作業によってそれぞれケーブル等を布設することが可能となる。また、図2乃至は図3に示す形態の収納材10のように、布設具20が挿通される「案内路12」を中心として放射状に配設された4つの「収納路11」へも、一度の布設作業によってそれぞれケーブル等を布設することが可能となるのである。
(実施例8)
図13は、実施例8に係る布設具20を示すものである。本実施例に係る布設具20は、「長尺ロープ21」と「シャトル26」とからなるものであって、このシャトル26には突片23を備えることなく、当該シャトル26自体に連結孔24を穿設して、ケーブル等を連結可能としたことを特徴とするものである。前記「長尺ロープ21」は複数の細い線材を編んだロープにて形成し、このロープの端部に、前記の「突片23を備えない」且つ「連結孔24が穿設された」シャトル26を設けることによって、本実施例に係る布設具20が構成される。
本実施例に係る布設具20は、案内路12自体へケーブル等を布設する際に用いると、特に好適と考えられる。
また、図10又は図11に示す布設具20に係るシャトル26の先端部分に連結孔24を穿設することにより、案内路12内へ布設具20を挿通させることにより収納路11へケーブルとを布設すると同時に、前記案内路12自体へもケーブル等を布設することとなるのである。
さらに、本実施例に係る布設具20に係るシャトル26に対し、図12に示す布設具20に係るシャトル26の如く「着脱自在な突片23」を挿着させることにより、図1乃至図3に示す収納材10における収納路11へケーブル等を布設することが可能となるとともに、突片23を取り外すことにより、案内路12へもケーブル等を布設することが可能となるのである。
続いて、「布設方法」につき説明する。本発明に係る「布設方法」は、布設目的物であるケーブル等を、「収納材10」に対し「布設具20」を用いてケーブル等を布設する方法であって、「案内路12の長手方向に沿って連続するスリット13を形成して案内路12と複数の収納路11とを相互に連通させるステップ」と、「前記スリット13に沿って移動する突片23にそれぞれケーブル等を連結するステップ」と、「前記突片23を備えるシャトル26を前記収納材10における案内路12の一端から挿通させた後に他端へと引き込むステップ」とからなるものである。尚、上記の「突片23にケーブル等を連結するステップ」と「突片を備えるシャトル26を引き込むステップ」の順序は、必ずしもこの順序に固定されるものではない。又、「収納材10」及び「布設具20」については既述したので該当するステップの説明を省略する。
以下、本発明に係る「布設方法」の具体的な実施例を、図面に基づき説明する。
最初に、上記収納材10の収納路11内に、布設具20を使用してケーブルを布設する一の方法について説明する。尚、ここで述べる「布設方法」は、請求項9に係る発明において、「ケーブル等を収納路11に布設する」布設方法に相当するものである。
まず図14に示すように、地中に設置された地中埋設函31,32に接続され、該地中埋設函31,32間に配設された収納材10の一端側から案内路12内に布設具20を挿通し、シャトル26を収納材10の他端側まで送り出す。ここで図14は、図3に示す収納材10のA−A断面を示すものであって、請求項9に記載した「管・ケーブル収納材10」の一実施例の断面を示したものである。
次いで図16に示すように、収納材10の他端側で、シャトル26の突片23の連結孔24内を挿通させた紐材をケーブル等に繋いで、布設具20とケーブル等とを連結する。尚、布設具20とケーブル等との連結には、紐材の他、ケーブル等を挟持するネット状の引込材等を使用してもよく、使用する連結部材は何等限定されない。さらに、突片23を有さず、シャトル26自身に連結孔24が穿設された布設具20を使用した場合にあっては、スリット13を通過できる紐材等の連結部材を使用し、スリット13を介してケーブル等をシャトル26の連結孔24に連結させればよい。 次いで図17に示すように、布設具20のロープを引張ってシャトル26を収納材10の一端側に引き戻すことにより、ケーブル等を収納路11内に引き込んだ後、布設具20とケーブル等との連結を解除して、収納路11内にケーブル等を布設する。
次に、上記収納材10の収納路11内に、布設具20を使用してケーブル等を布設する別の方法について説明する。尚、ここで述べる「布設方法」は、請求項9に係る発明において、「ケーブル等を引き込むための引き込みロープ25等を収納路11に布設する」布設方法に相当するものである。
この布設方法は、「案内路12の長手方向に沿って連続するスリット13を形成して案内路12と複数の収納路11とを相互に連通させるステップ」と、「前記スリット13に沿って移動する突片23にそれぞれ引き込みロープ25を連結するステップ」と、「前記突片23を備えるシャトル26を前記収納材10における案内路12の一端から挿通させた後に他端へと引き込むステップ」と、「収納路11内に引き込まれたロープをケーブル等に連結して前記収納路11内に引き込むステップ」とを有するものである。尚、上記の「突片23に引き込みロープ25を連結するステップ」と「突片を備えるシャトル26を引き込むステップ」の順序は、必ずしもこの順序に固定されるものではない。又、「収納材10」及び「布設具20」については既述したので該当するステップの説明を省略する。
まず図15に示すように、地中埋設函31,32間に配設された収納材10の一端側から案内路12内に布設具20を挿通し、シャトル26を収納材10の他端側まで送り出す。
次いで、図18に示すように、収納材10の他端側でシャトル26の連結孔24に「引き込みロープ25」を連結し、図19に示すように、布設具20を収納材10の一端側に引き戻すことにより、引き込みロープ25を収納材10の収納路11内に引き込む。
次いで、収納材10の一端側(又は他端側)で、図20に示すように、引き込まれた引き込みロープ25にケーブル等を連結し、図21に示すように、引き込みロープ25を引張って収納材10の他端側(又は一端側)に引き戻してケーブル等を収納路11内に引き込んだ後、引き込みロープ25とケーブル等との連結を解除してケーブル等を収納路11に布設する。
この引き込みロープ25は、自身に剛性を有さず小径に巻回することが出来、ケーブル等を収納路11内に引き込む際にかかる張力に耐え得る破断強度を備えたものが使用される。従って、この引き込みロープ25を用いた場合、引き込みロープ25を巻取式の牽引機等により容易に牽引することができるため、本発明の如く、一度に複数本のケーブル等を布設する場合や、重量の大きなケーブル等を布設する場合、さらに、長距離に渡る布設路間にケーブル等を布設する場合等、ケーブル等の布設に大きな引張力を必要とする場合においても容易にケーブル等を引き込んで布設することが可能となるのである。
また、上記引き込みロープ25を使用した布設方法において、引き込みロープ25を収納路11内に引き込むには、図22に示すように、布設具20に予め引き込みロープ25を連結させた状態で布設具20を案内路12内に送り込むことにより、引き込みロープ25を収納路11内に掛け渡すこともできる。
さらに、本発明に係る「ケーブル・管布設方法」によってケーブル等を布設する対象は、地中或いは壁体等へ埋設される「収納材10」に何ら限定されるものではなく、図23に示すように、壁面や天井等に設置される「ダクト」に対して、ケーブル等を布設するものとしてもよい。
案内路12の両側に、スリット13を介して連通する2つの収納路11を備えた収納材10の斜視図である。 案内路12を中心として放射状に配置された4つの収納路11を備えた、断面略矩形状の収納材10の斜視図である。 案内路12を中心として放射状に配置された4つの収納路11を備えた、断面略円形状の収納材10の斜視図である。 円筒の内周側面に複数の仕切壁14を装着することにより形成された収納路11と案内路12とスリット13とを備えた収納材10の斜視図である。 円筒の内周側面に複数の仕切壁14及び支持部材15を装着することにより形成された収納路11と案内路12とスリット13とを備えた収納材10の断面図である。 円筒の内周側面に複数の仕切壁14及び支持部材15を装着することにより形成された収納路11と案内路12とスリット13とを備えた収納材10の断面図である。 円筒の内周側面に複数の仕切壁14及び支持部材15を装着することにより形成された収納路11と案内路12とスリット13とを備えた収納材10の断面図である。 円筒の内周側面に複数の仕切壁14及び支持部材15を装着することにより形成された収納路11と案内路12とスリット13とを備えた収納材10の断面図である。 シャトル26の外面に1枚の突片23を立設した布設具20の斜視図である。 シャトル26の外面の相対向する位置に2枚の突片23を立設した布設具20の斜視図である。 シャトル26の外面に対して角度90°毎に4枚の突片23を立設した布設具20の斜視図である。 シャトル本体と着脱自在な突片23とからなるシャトル26を備えた布設具20の斜視図である。 シャトル26自体に連結孔24が穿設された布設具20の斜視図である。 図3に示す管・ケーブル収納材のA−A線縦断面図である。 図3に示す管・ケーブル収納材の収納路内にケーブルを布設する方法を示す断面図である。 図3に示す管・ケーブル収納材の収納路内にケーブルを布設する方法を示す断面図である。 図3に示す管・ケーブル収納材の収納路内にケーブルを布設する方法を示す断面図である。 図3に示す管・ケーブル収納材の収納路内にケーブルを布設する方法を示す断面図である。 図3に示す管・ケーブル収納材の収納路内にケーブルを布設する方法を示す断面図である。 図3に示す管・ケーブル収納材の収納路内にケーブルを布設する方法を示す断面図である。 図3に示す管・ケーブル収納材の収納路内にケーブルを布設する方法を示す断面図である。 図3に示す管・ケーブル収納材の収納路内にケーブルを布設する方法を示す断面図である。 鋼板等を曲げ加工して収納路11と案内路12とを形成したダクトに対し、布設具20を挿通させてケーブル等を布設している内部状況を示す、部分断面図である。 従来技術に係る収納材の斜視図である。 従来技術に係る収納材の使用状態を示す図である。
符号の説明
10 収納材
11 収納路
12 案内路
13 スリット
14 仕切壁
15 支持部材
20 布設具
21 長尺ロープ
22 連結手段
23 突片
24 連結孔
25 引き込みロープ
26 シャトル
31 地中埋設函
32 地中埋設函

Claims (15)

  1. ケーブル等の布設経路に配設されるケーブル・管収納材であって、
    当該収納材の内部の長手方向に連続して設けられて、前記ケーブル等を収納する複数の収納路と、
    これら複数の収納路へ前記ケーブル等を布設するための布設具を移動可能とする案内路と、
    この案内路の長手方向に沿って連続して形成され当該案内路と少なくとも2つの前記収納路とを相互に連通させるスリットとを有し、
    前記複数の収納路は、前記案内路を中心として放射状に配置していることを特徴とするケーブル・管収納材。
  2. ケーブル等の布設経路に配設されるケーブル・管収納材であって、
    当該収納材の内部の長手方向に連続して設けられて、前記ケーブル等を収納する複数の収納路と、
    これら複数の収納路へ前記ケーブル等を布設するための布設具を移動可能とする案内路と、
    この案内路の長手方向に沿って連続して形成され当該案内路と前記複数の収納路の全てとを相互に連通させるスリットとを有し、
    前記複数の収納路は、前記案内路を中心として放射状に配置していることを特徴とするケーブル・管収納材。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のケーブル・管収納材において、
    当該収納材は筒体からなり、前記収納路及び案内路は、当該筒体の内側面に設けた仕切壁によって構成してなることを特徴とするケーブル・管収納材。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のケーブル・管収納材において、
    当該収納材は筒体からなり、当該筒体の内部の長手方向に連続して設けられて、該収納材を地中に埋設した際に生じる土圧を支持する支持部材を設けたことを特徴とするケーブル・管収納材。
  5. 請求項1又は請求項2に記載のケーブル・管収納材において、
    当該収納材は断面略矩形状の直方体からなり、当該直方体の内部に、該直方体の長手方向へ相互に貫通する複数本の空間を形成することによって、前記収納路及び案内路を設けたことを特徴とするケーブル・管収納材。
  6. 収納材と布設具とからなるケーブル・管布設装置であって、
    内部の長手方向に連設されてケーブル等を収納する複数の収納路と、これら複数の収納路へ前記ケーブル等を布設するための前記布設具を移動可能とする案内路と、この案内路と少なくとも2つの前記収納路を相互に連通して形成されるスリットとを有し、前記複数の収納路は、前記案内路を中心として放射状に配置してなる収納材と、
    前記案内路に挿通可能な剛性を有する長尺ロープと、該ロープとケーブル等とを連結する連結部とを有する布設具とからなることを特徴とするケーブル・管布設装置。
  7. 収納材と布設具とからなるケーブル・管布設装置であって、
    内部の長手方向に連設されてケーブル等を収納する複数の収納路と、これら複数の収納路へ前記ケーブル等を布設するための前記布設具を移動可能とする案内路と、この案内路と前記複数の収納路のすべてを相互に連通して形成されるスリットとを有し、前記複数の収納路は、前記案内路を中心として放射状に配置してなる収納材と、
    前記案内路に挿通可能な剛性を有する長尺ロープと、該ロープとケーブル等とを連結する連結部とを有する布設具とからなることを特徴とするケーブル・管布設装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載のケーブル・管布設装置において、
    前記連結部は、1又は2以上の突片により構成され、この1又は2以上の突片は、前記収納材内部の案内路と収納路とを相互に連通して形成されたスリットに沿って移動することを特徴とするケーブル・管布設装置。
  9. 請求項8に記載のケーブル・管布設装置において、
    前記布設具に係る連結部の突片は、収納材の内部に穿設されたスリットの数及び配置に対応させた数及び配置にて、立設することを特徴とするケーブル・管布設装置。
  10. 請求項6から請求項9の何れかに記載のケーブル・管布設装置において、
    布設具の連結部は、長尺ロープから着脱自在であることを特徴とするケーブル・管布設装置。
  11. 請求項6から請求項10の何れかに記載のケーブル・管布設装置において、
    前記収納材は筒体からなり、前記収納路及び案内路は、当該筒体の内側面に設けた仕切壁によって構成してなることを特徴とするケーブル・管布設装置。
  12. 請求項6から請求項10の何れかに記載のケーブル・管布設装置において、
    前記収納材は筒体からなり、当該筒体の内部の長手方向に連続して設けられて、該収納材を地中に埋設した際に生じる土圧を支持する支持部材を設けたことを特徴とするケーブル・管布設装置。
  13. 請求項6から請求項10の何れかに記載のケーブル・管収納材において、
    前記収納材は断面略矩形状の直方体からなり、当該直方体の内部に、該直方体の長手方向へ相互に貫通する複数本の空間を形成することによって、前記収納路及び案内路を設けたことを特徴とするケーブル・管布設装置。
  14. ケーブル・管収納材の内部の長手方向に連続して設けられた案内路に布設具を挿通させ、前記案内路に沿って当該案内路を中心として放射状に配置された複数の収納路にケーブル等を収納させるケーブル・管布設方法であって、
    前記収納材は、案内路と複数の収納路とを相互に連通させるべく、前記案内路の長手方向に沿って連続するスリットを形成し、
    前記布設具は、前記案内路に挿通可能な剛性を有する長尺ロープと、該ロープとケーブル等とを連結する連結部とを有しており、
    前記布設具を収納材の始点終点間へ往復移動させることにより、前記連結部に連結されたケーブル等もしくはケーブル等を引き込むための引き込みロープ等を前記複数の収納路に布設することを特徴とするケーブル・管布設方法。
  15. 請求項14に記載のケーブル・管布設方法において、
    布設具は、収納材における案内路に挿通可能な剛性を有する長尺ロープと、該ロープと複数のケーブル等とを連結する連結部とを有しており、
    前記連結部に連結されたケーブル等もしくはケーブル等を引き込むための引き込みロープ等を、複数の収納路に対して一度に布設することを特徴とするケーブル・管布設方法。
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