JP5497122B2 - ケーブル敷設装置 - Google Patents
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Description
既にケーブルが敷設された経路内に追加的にケーブルを敷設する場合は、経路内でケーブルが捻じれたり絡み合ったりしていることがある。このような状態では、ケーブル等の挿入が困難であり、ケーブル等を強引に挿入すると、既設のケーブル又は敷設するケーブルを損傷させる原因となる。また、ケーブル牽引用ロープとして有端のロープを使用する場合、最後のケーブル敷設作業時に次回用のケーブル牽引用ロープを挿通しておく必要があり、作業が煩雑となる。
上記問題を解決しうる発明として特許文献1には、船舶内の電路(ケーブル敷設経路)に電線(ケーブル)を設置するために、エンドレスに構成したケーブル牽引用ロープにケーブルを取り付けて巡回させるケーブルの配線方法が記載されている。特許文献1においては、ロープをエンドレス状にしているので、ロープが切断しない限りはケーブルの追加敷設が可能である。また、ケーブルを強引に挿入する必要がないためケーブル同士が絡みにくく、その損傷を防止できる。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、ケーブル牽引用ロープをエンドレスに構成すると共に、その露出部分を極力少なくすることでケーブル牽引用ロープの切断を防止可能なケーブル敷設装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明では、軸方向両端部が開口し、且つ互いに分離した2つの経路(敷設経路と挿通経路)を用意し、エンドレスに往復走行するケーブル牽引用ロープの往路走行側と復路走行側とが、夫々異なる経路を走行するようにした。
また、ケーブルを敷設するために設置された管状経路の中空部内を仕切部材によって独立した2つの空間に分離することで、一方の空間をケーブルを敷設するための空間(敷設経路)とし、他方の空間をケーブル牽引用ロープのみが走行する専用の空間(挿通経路)とした。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記仕切部材の軸方向両端部に、前記ケーブル牽引用ロープをスムーズに走行させるローラを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明では、1の挿通経路に複数のケーブル牽引用ロープを挿通するので、スペースの有効活用が可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項3において、前記各管状経路の軸方向端部の開口を有する壁面であって、前記各ケーブル牽引用ロープの走行経路上に相当する部位に、該各ケーブル牽引用ロープをスムーズに走行させるローラを夫々配置したことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一項において、前記挿通経路は前記敷設経路よりも上方に位置することを特徴とする。
また、軸方向両端部が開口したケーブル牽引用ロープ専用の挿通経路を設けることにより、ケーブル牽引用ロープの露出部分を極力少なくしたので、ケーブル牽引用ロープに接触して切断する事故を防止できる。
本発明の第一の実施形態に係るケーブル敷設装置について、図1、及び図2に基づいて説明する。図1は、本発明の第一の実施形態に係るケーブル敷設装置の分解斜視図である。図2は、本発明の第一の実施形態に係るケーブル敷設装置の断面図であり、(a)はケーブル敷設前の状態を示し、(b)はケーブル敷設中の状態を示す図である。本実施形態に係るケーブル敷設装置は、ケーブル牽引用のロープを、ケーブル敷設用の経路とケーブル牽引用ロープ専用の経路とに跨がってエンドレスに挿通した点に特徴がある。
また、図1、及び図2に示すように、敷設経路11と挿通経路13は、一のケーブル敷設管21(管状経路)の中空部内をケーブル敷設管21の軸方向に伸びる仕切板25(仕切部材)にて分離して形成したものである。ここで、「軸方向」とは、ケーブル敷設管21の中心軸に略沿った方向であり、管軸の方向を意味する。仮に、ケーブル敷設管21が湾曲又は屈曲している場合は、その湾曲又は屈曲に沿った方向を意味する。
ケーブル敷設管21は、ケーブルを敷設するために設置された、軸方向両端部が開口する管路(管状経路)である。ケーブル敷設管21の具体例としては、電線共同溝の管路部や、橋梁に設置されたケーブル敷設管、或いは宅内配線用の電線管等が該当する。本実施形態のケーブル敷設管21は、硬質、且つ可撓性を有さない直管のパイプ(硬質塩ビ管等)から構成されている。ケーブル敷設管21の内面には、その軸方向全域にわたって仕切板25取付用の2つ(一対)の案内凹所23が形成されている。
分離された空間の一方は、少なくとも1本のケーブルが敷設される敷設経路11であり、他方の空間はケーブル牽引用ロープ15のみが挿通される挿通経路13である。本実施形態においては、挿通経路を敷設経路の上方に配置した例を示しているが、挿通経路と敷設経路の位置関係は、図示したものに限られない。なお、挿通経路13には、複数のケーブル牽引用ロープ15が挿通されてもよい(第六の実施形態参照)。
上記仕切板25は、ケーブル敷設管21に後付けする構成であるが、ケーブル敷設管21の作製時に仕切板25をケーブル敷設管21と共に一体的に形成してもよい。
ケーブル牽引用ロープ15は、それ自体が絡みにくく、また切断に対して所定の強度があり、且つ、ケーブル敷設時に潤滑剤を塗布することが可能なものを用いる。具体的には、例えば「オプトライナー」(東北通産株式会社製)等の管路用の通線具を用いることができる。
ケーブル牽引用ロープ15の適所には、ケーブル敷設時にケーブルを取り付けるケーブル取付具29が固定されている。ケーブル取付具29は、ケーブル牽引用ロープ15に単数備えられていても複数備えられていてもよい。ケーブル取付具29は、ケーブルを挟持できるピンチや、ケーブルを結びつけることができるリング等、種々の形状のものを用いることができる。
ケーブル取付具29にケーブルCを取り付ける。このとき、ケーブル敷設作業中にケーブルCがケーブル取付具29から脱落しないように取り付ける。更に、敷設作業中にケーブルCとケーブル牽引用ロープ15が円滑に走行するよう、必要に応じてケーブルCとケーブル牽引用ロープ15に潤滑剤を塗布する。ケーブルが敷設経路11内を軸方向一端から他端へ移動するように、ケーブル牽引用ロープ15を矢印方向に走行させる(図2(b))。ケーブルが敷設経路11の軸方向他端に到達した後、ケーブル取付具29からケーブルを取り外してケーブル敷設作業を完了する。
また、敷設経路と挿通経路は、軸方向両端部が開口し、且つ互いに分離した2つの経路であり、エンドレスに往復走行するケーブル牽引用ロープの往路走行側と復路走行側とが、夫々異なる経路を走行するように構成した。このように、敷設経路と挿通経路とを分離したので、一の経路内においてケーブル又はケーブル牽引用ロープは、一定の方向に移動する。つまり、一の経路内で、軸方向一端から他端に向かう往路走行側のロープと、軸方向一端から他端に向かう復路走行側のロープとが混在することがない。従って、ケーブル敷設時の抵抗を削減できる。更に、往路側のケーブル牽引用ロープと敷設作業中のケーブルに対して、復路側のケーブル牽引用ロープが絡まりにくくなる。
また、挿通経路を敷設経路の上方に配置した場合には、ケーブル牽引用ロープは敷設経路内で吊された状態となり、ケーブル牽引用ロープと敷設されたケーブルとが絡まりにくくなる。
本発明の第二の実施形態に係るケーブル敷設装置について、図3に基づいて説明する。図3は、本発明の第二の実施形態に係るケーブル敷設装置の斜視図である。本実施形態に係るケーブル敷設装置は、ケーブル敷設管内に、ケーブル牽引用ロープの挿通経路を形成するロープ挿通管を配置することにより、ケーブル敷設管の内部を敷設経路と挿通経路との2つの空間に分離した点に特徴がある。
本実施形態に係るケーブル敷設装置2において、敷設経路11を形成するケーブル敷設管21(中空の筒状部材)内には、挿通経路13を形成するロープ挿通管31(中空の筒状部材:仕切部材)が配置されている。
本実施形態のケーブル敷設管21としては、硬質・非可撓性の直線状又は湾曲状のパイプの他、軟質で可撓性を有するパイプ等を使用できる。
ロープ挿通管31としては、繊維から作製された柔軟性を有するホース(例えば米国ミリケン社製のMaxCellファブリックインナーダクト)や、その他のフレキシブルパイプ、或いは硬質・非可撓性のパイプ等を適宜選択して利用できる。ロープ挿通管31は、ケーブル敷設管21の軸方向長と略同一の軸方向長を有している。
なお、ロープ挿通管31は、ケーブル敷設管21内でその軸方向に移動しないように、少なくともケーブル牽引用ロープ15の挿通経路13における走行方向上流側の端部を固定しておくことが望ましい。
またローラ27は、ケーブル敷設管21の軸方向端部を支持する敷設管支持部材に取り付けることも可能である。ケーブル敷設管21支持部材の一例として、例えば、電線共同溝の中途に配置された分岐・接続桝を挙げることができる。この場合ローラ27は、分岐・接続桝の壁面に取り付ければよい(図7参照)。なお、電線共同溝については後述する。
そして、ケーブル牽引用ロープ15がローラ27に巻き回されるように、ケーブル牽引用ロープ15をローラ27にセットする。そしてローラ27を回転自在に支持するローラ27支持部材を、例えばケーブル敷設管21の外面に固定する。
なお、ケーブル敷設管21内にロープ挿通管31を挿通した後、ケーブル牽引用ロープ15を、敷設経路11の軸方向一端から挿通して他端から取り出し、続いてケーブル牽引用ロープ15をロープ挿通管31の軸方向他端から挿入して一端から取り出した後、ケーブル牽引用ロープ15をエンドレス状にしてもよい。この方法は、予めローラ27が取り付けられている場合に、特に有効である。
また、ケーブル敷設管の可撓性の有無や、ケーブル敷設管の湾曲状況に関係なく、ケーブル敷設管内にロープ挿通管を挿通することができ、ケーブル敷設管内を敷設経路と挿通経路とに容易に分離することができる。
本発明の第三の実施形態に係るケーブル敷設装置について、図4に基づいて説明する。図4は、本発明の第三の実施形態に係るケーブル敷設装置の斜視図である。本実施形態に係るケーブル敷設装置は、ケーブル敷設管外に、ケーブル牽引用ロープの挿通経路を形成するロープ挿通管を添設することにより、ケーブル敷設管の中空部内を敷設経路とし、ロープ挿通管の中空部内を挿通経路として、両経路にケーブル牽引用ロープをエンドレスに走行可能に構成した点に特徴がある。
本実施形態のケーブル敷設管21としては、硬質・非可撓性の直線状又は曲線状のパイプの他、軟質で可撓性を有するパイプ等を使用できる。また、本実施形態におけるケーブル敷設管21は、少なくともロープ挿通管31の設置時に管路全体が露出しているか、ケーブル敷設管21の外面にロープ挿通管31を添設可能な空間を有している必要がある。
ロープ挿通管31として利用可能な部材については、第二の実施形態と同様である。ロープ挿通管31は、ケーブル敷設管21の外面に固定する。固定には、例えば結束バンドやステンレスバンド等の締結バンド41を用いることができる。
ローラ27は、ケーブル牽引用ロープ15の走行経路上に取り付けられていればよく、ケーブル敷設管21又はロープ挿通管31の軸方向端部適所等に取り付けることができる。図4には、ローラ27を、ロープ挿通管31の端部開口の直前に位置するケーブル敷設管21の外面に取り付けた例を示している。
また、ケーブル敷設管の可撓性の有無や、ケーブル敷設管の湾曲状況に関係なく、ケーブル敷設管外にロープ挿通管を添設することができ、空間として分離された敷設経路と挿通経路とを用意することができる。
本発明の第四の実施形態に係るケーブル敷設装置について、図5に基づいて説明する。図5(a)乃至(c)は、本発明の第四の実施形態に係るケーブル敷設装置の斜視図である。本実施形態に係るケーブル敷設装置は、ケーブル敷設管の周方向一部を包囲部材にて包囲することにより、ケーブル敷設管の中空部のみを敷設経路とし、ケーブル敷設管の外面と包囲部材との間に形成された空間を挿通経路として、両経路にケーブル牽引用ロープをエンドレスに走行可能に構成した点に特徴がある。
ケーブル敷設管21として利用可能な部材については、第三の実施形態と同様である。
包囲部材51は、例えば図5(a)に示す包囲部材51aのように、軸方向と直交する方向の断面形状を円弧状とすることができる。包囲部材51aの周方向両端部によってケーブル敷設管21を挟持することにより、包囲部材51aをケーブル敷設管21の外面に固定することができる。
包囲部材51bをケーブル敷設管21に固定する他の方法としては、例えば図4に示した結束バンドやステンレスバンド等の締結バンド41を用いて、包囲部材51bとケーブル敷設管21とをひとまとめにして固定してもよいし、接着材を用いて固定してもよい。
また包囲部材51は、例えば図5(c)に示す包囲部材51cのように、中空の筒状部材とすることができる。包囲部材51cの内径はケーブル敷設管21の外径よりも大きく、包囲部材51cはケーブル敷設管21の外面の周方向全体を包囲することができる。この場合、包囲部材51cの内面とケーブル敷設管21の外面との間に挿通経路13が形成される。
図5(a)、(b)に示すケーブル敷設装置4a、4bを設置する場合、例えばケーブル牽引用ロープ15をケーブル敷設管21の内外でエンドレス状にした後、ケーブル敷設管21外に包囲部材51a、51bを取り付ければよい。
また、図5(c)に示すケーブル敷設装置4cを設置する場合、例えばケーブル牽引用ロープ15をケーブル敷設管21の内外でエンドレス状にした後、包囲部材51c内にケーブル敷設管21を挿通すればよい。
また、ケーブル敷設管の可撓性の有無や、湾曲状況に関係なく、ケーブル敷設管外に包囲部材を取り付けることができ、空間として分離された敷設経路と挿通経路とを用意することができる。
本発明の第五の実施形態に係るケーブル敷設装置について、図6、及び図7に基づいて説明する。図6は、電線共同溝について説明するための概略図である。図7は、本発明の第五の実施形態に係るケーブル敷設装置の斜視図である。本実施形態に係るケーブル敷設装置は、複数のケーブル敷設管が並行に配置されている場合に、ケーブル敷設管の一つを挿通経路とし、他のケーブル敷設管を敷設経路とした点に特徴がある。
図6に示すように、電線共同溝100は地中埋設施設であり、ケーブルが敷設される管路部101と、管路部101を軸方向に接続し、又は所望の方向に分岐させる分岐・接続部(分岐・接続桝103)と、を有している。図示する管路部101は、少なくとも2つのケーブル敷設管21を有しており、各ケーブル敷設管21が互いに並行に配置されている。
電線共同溝100には、その軸方向に所定の間隔をおいて分岐・接続桝103が配置されている。分岐・接続桝103の内壁面103aにはケーブル敷設管21の軸方向端部が開口している。すなわち、分岐・接続桝103の内部とケーブル敷設管21の中空部内が連通している。
図7に示すように、本実施形態に係るケーブル敷設装置5においては、複数の並行に配置されたケーブル敷設管21のうちの一つをロープ挿通管31(挿通経路13)として利用し、ケーブル牽引用ロープ15を挿通経路13と敷設経路11とに跨がってエンドレスに挿通する。
具体的には、ローラ27を回転自在に支持するローラ支持部材27aをアンカーなどにより、分岐・接続桝103の壁面のうち、ケーブル敷設管21の開口部を回避した部位に固定する。このローラ27に巻き回されるようにケーブル牽引用ロープ15を取り付けることで、ケーブル牽引用ロープ15を円滑に走行させることができる。
なお、特に第一の実施形態と第二の実施形態は、ケーブル敷設管の中空部内をケーブル敷設経路と挿通経路とに分離して使用する態様であるから、これらの実施形態は、電線共同溝のケーブル敷設管に適用することが可能である。この場合、各実施形態に示したローラの取付場所を分岐・接続桝の壁面とすることで、ローラを取り付ける場所を容易に確保できる他、敷設するケーブルの損傷を防止することも可能となる。
本発明の第六の実施形態に係るケーブル敷設装置について、図8に基づいて説明する。図8は、本発明の第六の実施形態に係るケーブル敷設装置の斜視図である。本実施形態に係るケーブル敷設装置は、複数の敷設経路に挿通される複数のケーブル牽引用ロープが、同一の挿通経路と各敷設経路との間で夫々エンドレスに走行するように構成されている点に特徴がある。
言い換えれば、ケーブル敷設装置6は、敷設経路11aと挿通経路13にエンドレスに挿通されたケーブル牽引用ロープ15aとは異なる他のケーブル牽引用ロープ15(15b、15c…)を備えており、他のケーブル牽引用ロープ15は、軸方向両端部が開口すると共に挿通経路13に並行に配置されたケーブル敷設用の他の敷設経路11(11b、11c…)と、挿通経路13と、に跨がってエンドレスに挿通されている。
各ケーブル敷設管21内には、夫々1のケーブル牽引用ロープ15が挿通されている。また、各ケーブル牽引用ロープ15は、夫々のケーブル敷設管21と1のロープ挿通管31とに跨がってエンドレスに挿通されている。従って、各ケーブル敷設管21には1のケーブル牽引用ロープ15が挿通され、ロープ挿通管31内には、各ケーブル敷設管21内に挿通されたケーブル牽引用ロープ15が複数挿通されている。
Claims (6)
- 軸方向両端が開口した中空の管状経路の内部にケーブルを敷設するケーブル敷設装置であって、
前記管状経路内の軸方向に伸びて、前記管状経路内をケーブル敷設用の敷設経路と該敷設経路に並行する挿通経路とに独立、分離させる仕切部材と、
前記敷設経路と前記挿通経路とに跨がってエンドレスに挿通されたケーブル牽引用ロープと、を備えたことを特徴とするケーブル敷設装置。 - 前記仕切部材の軸方向両端部に、前記ケーブル牽引用ロープをスムーズに走行させるローラを備えたことを特徴とする請求項1に記載のケーブル敷設装置。
- 軸方向両端が開口し、互いに独立、且つ並行に配置された複数の管状経路から選択された管状経路内にケーブルを敷設するケーブル敷設装置であって、
前記複数の管状経路の中から任意に選択した1つの管状経路を、ケーブル牽引用ロープを走行させる専用の挿通経路とすると共に、他の管状経路をケーブル敷設用の敷設経路とし、
前記挿通経路と前記各敷設経路とに跨がって夫々エンドレスに挿通された複数のケーブル牽引用ロープを備えたことを特徴とするケーブル敷設装置。 - 前記各管状経路の軸方向端部の開口を有する壁面であって、前記各ケーブル牽引用ロープの走行経路上に相当する部位に、該各ケーブル牽引用ロープをスムーズに走行させるローラを夫々配置したことを特徴とする請求項3に記載のケーブル敷設装置。
- 前記各管状経路は電線共同溝に設けられたケーブル敷設管であることを特徴とする請求項3又は4に記載のケーブル敷設装置。
- 前記挿通経路は前記敷設経路よりも上方に位置することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のケーブル敷設装置。
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