JPH07274001A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07274001A
JPH07274001A JP6057047A JP5704794A JPH07274001A JP H07274001 A JPH07274001 A JP H07274001A JP 6057047 A JP6057047 A JP 6057047A JP 5704794 A JP5704794 A JP 5704794A JP H07274001 A JPH07274001 A JP H07274001A
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    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/403Edge-driven scaling; Edge-based scaling

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変倍処理における拡大の場合にはより鮮鋭化
の効果を得ることができ、また、縮小の場合には、モア
レ縞を除去することが可能となり、従って拡大、縮小共
に出力画像の画質を向上させることが可能となる。 【構成】 メモリA210及びメモリB211にはエッ
ジ強調係数及びスムージング係数が各変倍率に応じて格
納されており、変倍率指定部205で指定された変倍率
に応じて、メモリA210やメモリB211のからそれ
ぞれ適当な係数を選択し、拡大処理の際にはフィルタ処
理部A206にエッジ強調係数が、フィルタ処理部B2
08にスムージング係数が設定される。縮小処理の場合
は、逆に設定し、変倍処理部207で変倍処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、例
えばデジタル画像信号の変倍を行う画像処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機などにおいて、網
点画像のドット周期とデジタル画像入力装置のサンプリ
ング周期との干渉によりモアレ縞が発生することはよく
知られており、そのモアレ縞を軽減する為に、画像信号
に対して平滑化処理が行なわれていた。
【0003】又、画像入力装置や画像出力装置の解像力
補正の為、鮮鋭化処理もよく行なわれていた。
【0004】一方、デジタル複写機等の画像処理装置で
は、画像データの補間叉はサンプリング等によって、拡
大や縮小といった変倍処理が行なわれていた。
【0005】以上説明したような従来の画像処理装置に
おいて、平滑化処理・鮮鋭化処理・変倍処理を組み合わ
せて画像処理を行う場合、以下のような傾向があること
がわかっている。
【0006】(1)拡大変倍処理の場合、特に銀塩写真
画像を原稿とするような滑らかな画像を拡大する場合に
は、画像データに対して鮮鋭化処理を施した後に変倍処
理を行なった方が鮮鋭化処理の効果が大きい。
【0007】(2)縮小変倍処理の場合、モアレ縞を軽
減する為には、網点画像の周期は変倍率に応じて変わる
ため、画像データに対してあらかじめ平滑化処理を行う
ことによってモアレ縞の発生原因となる網点の周期性を
消去し、その後、縮小・鮮鋭化した方がよい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例の画像処理装置では、例えば鮮鋭化処理を行うフィル
タ部は装置内に1つしか備えられておらず、鮮鋭化処理
と変倍処理とでその処理順序は固定であった。従って、
変倍処理において拡大時と縮小時とで鮮鋭化処理を行う
順序を変更することは困難であり、拡大時と縮小時共に
最適な画像を出力することができなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的としてなされたものであり、上述し
た課題を解決する一手段として、以下の構成を備える。
【0010】即ち、画像信号を入力する画像入力手段
と、画像信号を変倍する変倍率を指定する変倍率指定手
段と、前記入力手段により入力された画像信号に空間フ
ィルタリング処理を施す第1のフィルタ処理手段と、前
記第1のフィルタ処理手段によりフィルタ処理を施され
た前記画像信号を前記変倍率指定手段により指定された
変倍率に従って変倍する変倍手段と、前記変倍手段によ
り変倍された画像信号に空間フィルタリング処理を施す
第2のフィルタ処理手段とを備えることを特徴とする。
【0011】例えば少なくとも2つの空間フィルタ係数
を記憶する記憶手段を備え、前記第1の空間フィルタ処
理手段におけるフィルタ係数は前記変倍率指定手段によ
り指定された変倍率に従って前記記憶手段に記憶されて
いるフィルタ係数を選択し設定され、また、前記第2の
空間フィルタ処理手段におけるフィルタ係数は前記変倍
率指定手段により指定された変倍率に従って前記記憶手
段に記憶されているフィルタ係数を選択し設定されるこ
とを特徴とする。
【0012】更に、前記変倍率指定手段により拡大変倍
が指定された場合前記第1のフィルタ処理手段は鮮鋭化
処理を行い前記第2のフィルタ処理手段は平滑化処理を
行い、前記変倍率指定手段により縮小変倍が指定された
場合前記第1のフィルタ処理手段は平滑化処理を行い前
記第2のフィルタ処理手段は鮮鋭化処理を行うことを特
徴とする。
【0013】そして、前記画像入力手段により入力され
た画像が網点画像であるか否かを判定する判定手段を備
え、前記判定手段により網点画像でないと判定された場
合には前記第2のフィルタ処理手段は平滑化処理を行わ
ないことを特徴とする。
【0014】
【作用】以上の構成において、変倍処理における拡大の
場合にはより鮮鋭化の効果を得ることができ、また、縮
小の場合には、モアレ縞を除去することが可能となり、
従って拡大、縮小共に出力画像の画質を向上させること
が可能となるという特有の作用効果がある。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。
【0016】<第1実施例>図1は本発明に係る第1実
施例のデジタル複写機100の内部構造を示す断面図で
ある。図1において、100はデジタル複写機本体を示
し、原稿画像を読み取り記録媒体である記録紙上に像を
形成する。
【0017】101は原稿送り装置、120は原稿台ガ
ラス面、121はスキャナ、122はランプ、123,
124,125はミラー、126はレンズ、127はイ
メージセンサである。原稿画像は原稿送り装置101、
又は操作者により原稿台ガラス面120に載置され、ス
キャナ121内のランプ122からの照射光は原稿画像
において反射され、その反射光はミラー123〜125
及びレンズ126を介してイメージセンサ127に入力
され、電気信号に変換される。そしてスキャナ121が
原稿画像全面を走査することにより、原稿画像の画像デ
ータが得られる。
【0018】300は操作のための各種スイッチ及びL
ED表示器等が配されている操作パネルである。イメー
ジセンサ127で読み取られた画像データは後述する画
像処理部で処理され、ビデオ信号に変換される。
【0019】レーザドライバ102は半導体レーザ10
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザをオン・オフ切替している。レー
ザ光104は回転多面鏡105で左右方向に振られて静
電ドラム106上を走査する。これにより、静電ドラム
106上には文字パターンの静電潜像が形成される。こ
の潜像は静電ドラム106の周囲の現像ユニット107
により現像された後、記録紙に転写される。この記録紙
にはカットシートを用い、カセット記録紙はLBP10
0に装着した用紙カセットに収納され、給紙ローラ10
9及び搬送ローラ110と111とにより装置内に取り
込まれて、静電ドラム106に供給される。
【0020】次に、図2のブロック図に本実施例のデジ
タル複写機100の詳細構成を示す。
【0021】図2において、201は画像入力部であ
り、原稿画像を読み取る画像読み取り部204と、操作
パネル300上にある、変倍率を指定する変倍率指定部
205とから成る。202は画像入力部201から入力
される画像信号に実際に変倍処理を施す画像処理部であ
り、本実施例の画像処理装置全体の動作を司るCPU2
09をはじめ、フィルタ処理部A206、変倍処理部2
07、フィルタ処理部B208、ROMやRAMにより
構成されるメモリA210、メモリB211等から成
る。また、203は画像出力部であり、画像処理部20
2により最適な処理を施された画像の実際の出力を行
う。
【0022】本実施例において、メモリA210には鮮
鋭化処理に使用する空間フィルタの係数(エッジ強調係
数)が、また、メモリB211には平滑化処理に使用す
る空間フィルタの係数(スムージング係数)が、それぞ
れ各変倍率に応じて格納されている。画像処理部202
に設置されたCPU109が、変倍率指定部205で指
定された変倍率に応じて、メモリA210やメモリB2
11のからそれぞれ適当な係数を選択し、フィルタ処理
部A206またはフィルタ処理部B208に設定する。
この際に、CPU209は、拡大処理であるか縮小処理
であるかに応じて、どちらのフィルタにどの係数を設定
するかを制御する。従って、本実施例においてフィルタ
処理部A206及びフィルタ処理部B208におけるイ
ンパルス応答特性が変倍率によって変化する。
【0023】以上のような構成を持つ本実施例の画像処
理装置における変倍処理の様子を、図3のフローチャー
トを参照して、以下詳細に説明する。
【0024】まず、ステップS300において、操作者
により変倍率が画像入力部201の変倍率指定部205
で指定される。続いてステップS301で、指定された
変倍率により拡大処理であるか、縮小処理であるか、ま
たは変倍処理を行わないかを判定する。変倍率が100
%より大きければ拡大処理、小さければ変倍処理、10
0%であれば等倍として変倍処理を行わない。
【0025】ステップS301において変倍率が100
%以上、即ち拡大処理が指定されたのであれば、処理は
ステップS302に進む。ステップS302では図2に
示すCPU209がステップS300で指定された変倍
率に応じて、メモリB211から鮮鋭化の空間フィルタ
係数を選択し、ステップS303で、選択した空間フィ
ルタ係数をフィルタ処理部A206に設定する。次にス
テップS304においてCPU209は、メモリA21
0より変倍率に応じて平滑化の空間フィルタ係数を選択
し、ステップS305で選択した空間フィルタ係数をフ
ィルタ処理部B208に設定する。
【0026】以上の処理により、拡大処理においてエッ
ジ強調係数がフィルタ処理部A206に、スムージング
係数がフィルタ処理部B208に設定される。
【0027】続いて処理はステップS314に進み、画
像入力部201の画像読み取り部204により原稿画像
が読み取られ、所定のカラー処理等を施された後、ステ
ップS315に進む。ステップS315では、フィルタ
処理部A206によって、入力された画像信号に対して
公知のフィルタ処理が施され、変倍処理部207へ出力
される。ステップS303によってフィルタ処理部A2
06にはエッジ強調のフィルタ係数が設定されているた
め、ステップS315におけるフィルタ処理はエッジ強
調処理、即ち鮮鋭化処理を行うことになる。
【0028】そして、次にステップS316に進み、変
倍処理部207において、画素の補完等、公知の方法に
よりステップS300で指定された変倍率への拡大処理
が行われ、フィルタ処理部B208へ出力される。
【0029】続いてステップS317において、フィル
タ処理部B208による公知のフィルタ処理が施され、
画像出力部203に出力される。ステップS305によ
ってフィルタ処理部B208にはスムージングのフィル
タ係数が設定されているため、ステップS317におけ
るフィルタ処理はスムージング処理、即ち平滑化処理を
行うことになる。
【0030】そして、ステップS318において画像出
力部203により、最適な鮮鋭化及び平滑化処理を施さ
れた拡大画像が出力される。
【0031】以上説明したようにして、本実施例におけ
る拡大変倍処理が行われるが、次に、縮小変倍処理につ
いて以下に説明する。
【0032】上述したステップS301において、変倍
率が100%以下、即ち縮小処理が指定されたのであれ
ば、処理はステップS306に進む。ステップS306
では図2に示すCPU209がステップS300で指定
された変倍率に応じて、メモリA210から平滑化の空
間フィルタ係数を選択し、ステップS307で、選択し
た空間フィルタ係数をフィルタ処理部Aに設定する。次
にステップS308においてCPU209は、メモリB
211より変倍率に応じて鮮鋭化の空間フィルタ係数を
選択し、ステップS309で選択した空間フィルタ係数
をフィルタ処理部Bに設定する。
【0033】以上の処理により、縮小処理においてスム
ージング係数がフィルタ処理部A206に、エッジ強調
係数がフィルタ処理部B208に設定される。
【0034】続いて処理はステップS314に進み、上
述した拡大処理の場合と同様に、ステップS314で原
稿画像が読み取られ、ステップS315では、フィルタ
処理部A206によって、入力された画像信号に対して
公知のフィルタ処理が施され、変倍処理部207へ出力
される。ステップS307によってフィルタ処理部A2
06にはスムージングのフィルタ係数が設定されている
ため、ステップS315におけるフィルタ処理はスムー
ジング処理、即ち平滑化処理を行うことになる。
【0035】そして、次にステップS316に進み、変
倍処理部207において、画素のサンプリング等、公知
の方法によりステップS300で指定された変倍率への
縮小処理が行われ、フィルタ処理部B208へ出力され
る。
【0036】続いてステップS317において、フィル
タ処理部B208による公知のフィルタ処理が施され、
画像出力部203に出力される。ステップS309によ
ってフィルタ処理部B208にはエッジ強調のフィルタ
係数が設定されているため、ステップS317における
フィルタ処理はエッジ強調処理、即ち鮮鋭化処理を行う
ことになる。
【0037】そして、ステップS318において画像出
力部203により、最適な鮮鋭化及び平滑化処理を施さ
れた縮小画像が出力される。
【0038】以上説明したようにして、本実施例におけ
る縮小変倍処理が行われる。
【0039】また、本実施例においてステップS300
での変倍率の設定が100%であった場合、等倍処理と
して、変倍処理を行わない。
【0040】本実施例においては、等倍処理の場合、ス
テップS301の変倍率の判定で100%変倍、即ち等
倍であると判定されると、ステップS310に進む。そ
して、ステップS310では図2に示すCPU209が
ステップS300で指定された変倍率に応じて、メモリ
B211から鮮鋭化の空間フィルタ係数を選択し、ステ
ップS311で、選択した空間フィルタ係数をフィルタ
処理部Aに設定する。次にステップS312においてC
PU209は、メモリA210より変倍率に応じて平滑
化の空間フィルタ係数を選択し、ステップS313で選
択した空間フィルタ係数をフィルタ処理部Bに設定す
る。
【0041】以上の処理により、拡大処理においてエッ
ジ強調係数がフィルタ処理部A206に、スムージング
係数がフィルタ処理部B208に設定される。
【0042】以降の処理は、上述した拡大変倍処理と同
様であるため、詳細な説明を省略する。但し、ステップ
S316における変倍処理については、等倍処理の場合
特に処理を行わない。
【0043】尚、等倍処理においてステップS311に
おいてフィルタ処理部Aに設定される係数をエッジ強調
係数、ステップS313においてフィルタ処理部Bに設
定される係数をスムージング係数として以上説明を行っ
たが、これは逆でも構わない。
【0044】以上説明したように、本実施例における画
像処理装置では変倍処理、及び等倍処理が行われる。
【0045】尚、本実施例においてメモリA210にエ
ッジ強調係数が、また、メモリB211にスムージング
係数が各変倍率に応じて格納されている場合について説
明を行ったが、本実施例はこれに限定されるものではな
く、逆にメモリB211にエッジ強調係数が、また、メ
モリA210にスムージング係数が格納されていても良
く、変倍処理の変倍率に応じて、フィルタ処理部A20
6とフィルタ処理部B207とに設定する空間フィルタ
係数を決定すれば良い。
【0046】以上説明したように本実施例によれば、変
倍処理の前段で鮮鋭化処理を、後段で平滑化処理を行う
ことにより鮮鋭化の効果をより高めた高画質の拡大画像
を形成し、また、変倍処理の前段で平滑化処理を、後段
で鮮鋭化処理を行うことによりモアレ縞を除去した高画
質の縮小画像を形成する事が可能となる。
【0047】<第2実施例>本発明に係る第2実施例と
して、上述した第1実施例の処理に加え、変倍率を指定
する前に原稿画像のプリスキャンを行う例について、以
下に説明する。
【0048】第2実施例における画像処理装置の構成
は、上述した図1及び図2に示す第1実施例と同様の構
成で実現できる。
【0049】図4は、第2実施例の変倍処理を表すフロ
ーチャートである。
【0050】まずステップS401において、図2に示
す画像読み取り部204で、実際に原稿画像を読み取る
のに先だって、プリスキャンを行う。そしてステップS
402において、原稿画像が網点画像であるか、または
銀塩写真であるか等を判定する。ステップS402で原
稿画像は網点画像であると判定されると、網点画像のド
ット周期によるモアレ縞が発生し易いため、ステップS
403に進み、網点画像用変倍処理を実行する。この網
点画像用変倍処理は、上述した図3に示す第1実施例と
同様の処理である。即ち、原稿画像に対して無条件に鮮
鋭化処理と平滑化処理の両方を行う。
【0051】一方、ステップS402において、原稿画
像が銀塩写真等の滑らかな画像であると判定されると、
モアレ縞の発生は起こりにくい為平滑化処理を施す必要
性が比較的小さくてすみ、従って処理はステップS40
4に進み、銀塩写真用変倍処理を実行する。このステッ
プS404における銀塩写真用変倍処理の詳細を図5に
示す。
【0052】図5において、図3に示す網点画像用変倍
処理と同様の処理には図3と同一番号を付し、詳細説明
を省略する。
【0053】図5における銀塩写真用変倍処理では、上
述した図3に示す網点画像用変倍処理における拡大処
理、及び等倍処理の際の平滑化処理を省略する。即ち、
図3のステップS304及びステップS312における
スムージング係数の選択処理と、ステップS305及び
ステップS313におけるフィルタ処理部B208への
格納処理が省かれている。
【0054】即ち、拡大及び等倍処理の場合、平滑化処
理を行わないようにするものであり、図5における拡大
及び等倍処理の場合には、ステップS317でのフィル
タ処理部Bにおけるフィルタ処理は行わない。但し、等
倍処理においては、ステップS311のフィルタ処理部
A206へのエッジ強調係数の格納を、フィルタ処理部
B208へ格納するようにしても構わない。この場合、
ステップS315のフィルタ処理部A206におけるフ
ィルタ処理は無効となる。
【0055】また、第2実施例において図4のステップ
S401に示したプリスキャン処理の代わりに、例えば
プリンタ本体の図1に示す操作パネル300から、原稿
は網点画像であるか否かを操作者に入力させることによ
って判定することも可能である。
【0056】以上説明したように第2実施例によれば、
上述した第1実施例の場合よりも拡大及び等倍処理の際
の行程が少なくてすむため、鮮鋭化の効果は最大限に生
かしながら、処理速度が向上するという効果が得られ
る。また、縮小処理の場合には第1実施例と同様の効果
が得られる。
【0057】尚、上述した第1及び第2実施例におい
て、レーザビームプリンタをプリンタに用いた複写機の
例について説明を行ったが、本発明はこれに限定される
ものではなく、他のバブルジェットプリンタやインクジ
ェットプリンタを用いた複写機、また、ファクシミリ装
置等、画像信号の変倍処理を行う装置全てについて適用
可能である。
【0058】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、変
倍処理における拡大の場合にはより鮮鋭化の効果を得る
ことができ、また、縮小の場合には、モアレ縞を除去す
ることが可能となり、従って拡大、縮小共に出力画像の
画質を向上させることが可能となるという特有の作用効
果がある。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の画像処理装置の断面を
示すブロック図である。
【図2】本実施例における画像処理部の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図3】本実施例における変倍処理を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明に係る第2実施例におけるプリスキャン
処理を示すフローチャートである。
【図5】第2実施例における変倍処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
201 画像入力部 202 画像処理部 203 画像出力部 204 画像読み取り部 205 変倍率指定部 206 フィルタ処理部A 207 変倍処理部 208 フィルタ処理部B 209 CPU 210 メモリA 211 メモリB
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/68 400 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を入力する画像入力手段と、 画像信号を変倍する変倍率を指定する変倍率指定手段
    と、 前記入力手段により入力された画像信号に空間フィルタ
    リング処理を施す第1のフィルタ処理手段と、 前記第1のフィルタ処理手段によりフィルタ処理を施さ
    れた前記画像信号を前記変倍率指定手段により指定され
    た変倍率に従って変倍する変倍手段と、 前記変倍手段により変倍された画像信号に空間フィルタ
    リング処理を施す第2のフィルタ処理手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つの空間フィルタ係数を記
    憶する記憶手段を備え、 前記第1の空間フィルタ処理手段におけるフィルタ係数
    は前記変倍率指定手段により指定された変倍率に従って
    前記記憶手段に記憶されているフィルタ係数を選択し設
    定されることを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第2の空間フィルタ処理手段におけ
    るフィルタ係数は前記変倍率指定手段により指定された
    変倍率に従って前記記憶手段に記憶されているフィルタ
    係数を選択し設定されることを特徴とする請求項2記載
    の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記変倍率指定手段により拡大変倍が指
    定された場合前記第1のフィルタ処理手段は鮮鋭化処理
    を行い前記第2のフィルタ処理手段は平滑化処理を行う
    ことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像入力手段により入力された画像
    が網点画像であるか否かを判定する判定手段を備え、 前記判定手段により網点画像でないと判定された場合に
    は前記第2のフィルタ処理手段は平滑化処理を行わない
    ことを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記変倍率指定手段により縮小変倍が指
    定された場合前記第1のフィルタ処理手段は平滑化処理
    を行い前記第2のフィルタ処理手段は鮮鋭化処理を行う
    ことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
JP05704794A 1994-03-28 1994-03-28 画像処理装置 Expired - Fee Related JP3154461B2 (ja)

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