JP2005198057A - 画像形成装置 - Google Patents

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敏明 六尾
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Abstract

【課題】複数の原稿画像のうち基準となる原稿画像の適宜の領域を指定すると共に,領域に対応する画像を複数の原稿画像から各々抽出し,各々抽出された画像に対して変倍処理及び画像表示処理を施すものであり,更に,基準となる原稿以外の原稿から各々抽出された画像が,予め定められた領域内部に各々表示された時に,指定された領域の変更が可能である画像形成装置を提供する。
【解決手段】利用者が領域指定画面で1枚目の原稿画像の任意の矩形領域の対角線上の2点を指定すると,該2点の座標が内部記憶部に記憶され,領域内部の画像に対し変倍処理及び画像表示処理が行われる。その後,利用者が手動で画像の微調整を行い印字出力する。次原稿がある場合,その画像を読み取って領域指定画面に縮小表示する。この時,内部記憶部に記憶した2点の座標に基づいて次原稿画像における指定領域も表示される。
【選択図】図3

Description

本発明は,複数の原稿画像を連続印字する画像形成装置に係り,特に,上記複数の原稿画像のうち基準となる原稿画像の適宜の領域を指定すると共に,該領域に対応する画像を上記複数の原稿画像から各々抽出し,各々抽出された上記画像に対して変倍処理,及び予め定められた領域内部に表示する処理を施すものであり,更に,上記基準となる原稿以外の原稿から各々抽出された画像が,上記予め定められた領域内部に各々表示された時に,上記指定された領域の変更が可能である画像形成装置に関するものである。
近年,複写機,プリンタ,ファクシミリ,或いはその複合機として構成される画像形成装置では,読み取った原稿画像を液晶パネル等の表示操作部に表示すると共に,その表示された原稿画像から適宜の領域に対応する画像を指定すると共に,その指定した画像に対して処理を施すことが可能なものが存在する。
例えば,特許文献1に示される画像処理装置(上記画像形成装置の一例)には,上述した表示操作部の一例として操作部,モニタ,及びディジタイザ等の座標入力装置が設けられている。利用者は,モニタ及び座標入力装置を用いて原稿画像に対して編集する領域(以下,指定領域という)を指定した後に,モニタに表示された画像を見ながら操作部を操作して,上記指定領域に対応する画像に対して,例えばトリミング,マスキング,変倍率の変更,画像位置の変更等を行うことができるしくみになっている。
特開平11−196258号公報
しかしながら,上記特許文献1に開示されている技術では,モニタ及び座標入力装置を用いて上記指定領域を指定しているため,複数の原稿画像を連続して印字する場合でも,利用者は,原稿1枚毎に,モニタ及び座標入力装置を用いて上記指定領域の指定を行う必要がある。この作業は利用者にとって非常に煩雑な作業であると言えよう。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,上記複数の原稿画像のうち基準となる原稿画像の適宜の領域を指定すると共に,該領域に対応する画像を上記複数の原稿画像から各々抽出し,各々抽出された上記画像に対して変倍処理,及び予め定められた領域内部に表示する処理を施すものであり,更に,上記基準となる原稿以外の原稿から各々抽出された画像が,上記予め定められた領域内部に各々表示された時に,上記指定された領域の変更が可能である画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,複数の原稿画像を連続印字する画像形成装置であって,読み込まれた上記原稿画像を表示する原稿画像表示手段と,該原稿画像表示手段に表示された上記原稿画像に対して適宜の領域を指定する領域指定手段とを具備してなる画像形成装置において,上記領域指定手段が上記複数の原稿画像のうち基準となる原稿画像の適宜の領域を指定するものであり,上記領域指定手段により指定された領域内部に対応する画像を上記複数の原稿画像から各々抽出する画像抽出手段と,該画像抽出手段により抽出された各々の上記画像が上記原稿画像表示手段の予め定められた領域内部に表示されるように各々の上記画像に対して自動的に変倍処理を施す自動変倍処理手段と,該自動変倍処理手段により自動的に変倍処理が施された各々の上記画像を上記予め定められた領域内部に各々表示する抽出画像表示手段と,該抽出画像表示手段によって上記基準となる原稿以外の原稿から各々抽出された上記画像が上記予め定められた領域内部に各々表示された時に上記領域指定手段により指定された領域を変更可能とする領域変更手段とを具備してなることを特徴とする画像形成装置として構成される。
この場合,上記抽出画像表示手段による処理がセンタリング処理を含むものであることが考えられる。
また上記画像形成装置は,上記抽出画像表示手段により表示された画像に変倍処理を施した画像を表示するための変倍率を指定する変倍率指定手段,上記抽出画像表示手段により表示された画像の位置を移動した画像を表示するための画像の位置を指定する画像位置指定手段,上記抽出画像表示手段により表示された画像の中心部を中心に回転させた画像を表示するための回転角度を指定する画像回転角度指定手段,上記原稿画像の一部を除去する部分画像除去手段のうちの1或いは複数を更に具備することが望ましい。
本発明によれば,上記画像形成装置が備える上記領域指定手段が上記基準となる原稿画像の適宜の領域を指定するものである。また上記画像形成装置は,上記自動変倍処理手段,上記抽出画像表示手段,及び上記領域変更手段を具備している。即ち,例えば,上記領域指定手段が1枚目の原稿画像に対して領域を指定した場合,2枚目以降の原稿画像に対する領域の指定については,上記1枚目の原稿画像に対して指定した領域に基づいて行われる。また,上記1枚目及び2枚目以降の上記指定した領域に対応する画像に対して,上記自動変倍処理手段及び上記抽出画像表示手段により上記した処理が施される。更に,上記2枚目以降の原稿画像に対する領域の指定に用いられる,上記1枚目の原稿画像に対して指定した領域については,上記領域変更手段により変更が可能となっている。
このことにより,上記画像形成装置において連続印字を行う場合,上記自動変倍処理手段及び上記抽出画像表示手段による処理が施される領域を,原稿1枚毎に指定する必要がないので,利用者の作業が軽減される効果が得られる。また上記自動変倍処理手段及び上記抽出画像表示手段による処理が施される領域については変更可能であるので,利用者が原稿画像から所望する領域の画像を任意に得ることができる。
また本発明における上記画像形成装置は,上記変倍率指定手段,画像位置指定手段,画像回転角度指定手段,或いは部分画像除去手段のうちの1又は複数を具備している。このため,利用者は,上記抽出画像表示手段により表示された画像に対して,変倍率や画像位置等の微調整,上記画像の回転,或いは上記複数の原稿画像がブック原稿である場合の画像が印字されるシート中央部の影を除去する等の設定を任意に行うことができる。このことによって,更に,利用者が所望する画像をシートに印字することを可能にしている。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態(以下,本実施形態例という)に係る画像形成装置Xの概略断面図,図2は本実施形態例に係る画像形成装置Xの制御系統における主要部の構成ブロック図,図3は本実施形態例に係る画像形成装置Xが備える制御部30が実施する複数の原稿画像を用いて連続印字を行う場合の処理を示したフローチャート,図4は本実施形態例に係る画像形成装置Xが備える制御部30が実施する,原稿画像から指定された領域に対応する画像への,後述する変倍処理,及び,予め定められた領域内部に表示する処理を行う前後の画像を示した図である。
まず図1を用いて,本実施形態例に係る画像形成装置Xの全体構成について説明する。尚,本実施形態例で挙げられる画像形成装置Xは,モノクロ現像に関するものであるが,カラー現像に関するものであっても同様である。
画像形成装置Xは,下方に複数のカセット5を装着する給紙部が備えられおり,種々の形態のシートがそれぞれ収容されている。複数のカセット5を装着する給紙部の上方に両面ユニット6が配置され,その上方には画像形成部7が設けられている。また,画像形成部7の横には,転写紙などのシートにトナーを定着させる定着装置20が設けられ,その上部には画像を読み取るスキャナ8,自動原稿搬送装置(以下,ADFという)9が取り付けられている。
画像形成装置Xの本体上面には,液晶タッチパネル等から構成される表示操作部3が配置されており,表示操作部3には画像形成装置Xに関する情報が表示される。また表示操作部3は,複数のボタンやスイッチ等を備えている。これらを操作することで,利用者は,原稿画像におけるシートに印字する領域の画像(以下,領域内部画像という)の指定,該領域内部画像の変倍率の変更,該領域内部画像の位置の変更,該領域内部画像の回転角度の指定等を行う。
ここで,上記領域内部画像の指定については,表示操作部3が液晶タッチパネルである場合,表示操作部3にスキャナ8で読み取った原稿画像を縮小して表示し,この表示された画像に対して適宜操作を行うことで達成される。即ち,例えば,表示操作部3に表示された画像に対し,利用者が任意に2つ以上の点を選択することで,該2つ以上の点の座標に基づいて上記領域内部画像が指定される。尚,指定された上記領域内部画像を抽出した後,該領域内部画像に対して,後述する変倍処理や,上記領域内部画像を予め定められた領域内部に表示する処理(以下,画像表示処理という)が行われるが,詳しくは後述する。
また表示操作部3に,例えば,原稿がブック原稿である場合の印字画像の中央部の影を除去する(以下,ブック原稿用処理という),或いは原稿画像の一部をマスクする等の機能を達成するための表示,及び操作機能を設けてもよい。
尚,表示操作部3が,本発明における上記原稿画像表示手段,上記領域指定手段,上記変倍率指定手段,上記画像位置指定手段,上記画像回転角度指定手段,及び部分画像除去手段それぞれの一例である。
上述した画像形成部7には,像担持体としての感光体ドラム11の周囲に,感光体ドラム11の表面を帯電させる帯電装置12,感光体ドラム11の表面に形成される静電潜像をトナーで現像する現像装置13,感光体ドラム11の表面に残留したトナーを除去するクリーニング装置14が配置された作像ユニット15が設けられており,下方には感光体ドラム11に対向して用紙などのシートへトナー画像を転写する転写装置16が配置されている。感光体ドラム11は,例えば直径84mmのアルミ円筒の表面に感光層が形成されており,図1において時計方向に回転駆動される。また帯電装置12は,回転する感光体ドラム11の表面をコロナ放電により数百Vに帯電させている。感光体ドラム11表面の帯電装置12よりも回転方向下流側では,LEDアレイヘッドとセルフォックレンズ等から構成される露光装置18により,感光体ドラム11の表面が露光されて静電潜像が形成される。この露光装置18の発光出力の制御に用いられる画像データは画像処理部4から入力されている。
以下,画像形成装置Xにおける一連の印字処理について説明する。
画像形成装置Xが備える原稿台に載置,或いはADF9により搬送された原稿は,光源であるスキャナ8により走査された後,その原稿画像の反射光はミラーを介してCCD10(Charge‐Coupled Device;画像信号を電気信号に変換するデバイス)へ入射され,ここでA/D変換されてデジタル画像データとして画像処理部4に入力される。また,このとき表示操作部3に原稿画像を縮小して表示する。尚,原稿画像の縮小については,例えば原稿画像全体を1,表示操作部3に表示される画像を1/5とした場合(即ち,原稿画像を1/5に縮小して表示操作部3に表示する場合)に,原稿画像における5画素を1画素に補間する処理や,単に原稿画像における5画素から4画素を間引く処理等の公知の技術を用いている。
上記の画像処理部4では,入力されたデジタル画像データに対して適宜の画像処理が施される。この適宜の画像処理とは,例えば,表示操作部3からの入力に基づいて上記領域内部画像に対応する画像データを抽出する処理,抽出された画像データ(以下,領域内部画像データ)への変倍処理,該領域内部画像データへの上記画像表示処理等がなされるが,詳しくは後述する。
その後,上記領域内部画像データは,露光装置制御手段19に入力されることで,入力された該領域内部画像データに従った露光が行われるように,露光装置制御手段19により露光装置18が制御される。
また現像装置13では,現像ローラと該現像ローラの表面に形成される磁気ブラシとを用いて,感光体ドラム11の表面の静電潜像にトナーを付着させることで,感光体ドラム11の表面にトナー画像を形成させる。またこのトナー画像は,転写装置16において,感光体ドラム11と該感光体ドラム11の周速と同じ速度で移動する転写ベルト17との間に扶持された状態で搬送されたシート上に転写される。また転写装置16の下流側には,更にクリーニング装置14が配置されており,感光体ドラム11の表面上に残留したトナーや他の付着物が除去される。転写装置16によってトナー画像が転写されたシートは,その搬送方向下流側に設けられた定着装置20に運ばれる。尚,画像形成装置Xが備える転写装置16は,転写ベルトを用いたものが採用されているが,これを転写ローラに置き換えることも可能である。
定着装置20は,定着ローラ1,及びこれに対向する加圧機構を備えた加圧ローラ2から構成されている。上述した転写ベルト(或いは転写ローラ)により転写装置16から搬送されたシートに付着しているトナー画像は,シートが定着ローラ1と加圧ローラ2との間を通過する間に,定着ローラ1の熱によってトナー画像が溶融定着されると共に,加圧ローラ2によりシートが定着ローラ1に押し付けられることで,シートに定着する。このトナー画像が定着したシートは,その後,シート処理装置B側へ送出される。
次に,図2を用いて,本実施形態例に係る画像形成装置Xの制御系統における主要部の構成について説明する。
画像形成装置Xを制御する制御部30は,表示操作部3,画像処理部4,表示操作部3における画像の表示領域に関する情報(例えば図4に示される表示領域3bが有する4隅の座標等。以下,領域情報という)を記憶すると共に,読み取った原稿画像の画像データ(以下,原稿画像データという)を一時的に記憶する内部記憶部35等とバスで各々接続されている。尚,上記領域情報,及び上記原稿画像データについては,制御部30が備えるRAMや,画像形成装置Xが備える適宜の記憶部に記憶されてもよい。また上記領域情報については,上記領域内部画像を印字するシートのサイズに合わせて可変とすることが望ましい。
また,制御部30にて,ROM等の記憶部に格納されたプログラム(画像抽出部31,自動変倍処理部32,抽出画像表示部33,領域変更部34等)が実行されることにより,各種制御及び演算処理が行われるが,詳細については後述する。
次に,画像形成装置Xが備える制御部30が実施する複数の原稿画像を用いて連続印字を行う場合の処理について,図3及び図4を用いて説明する。
本処理は,複数の原稿を連続印字する場合に,該複数の原稿画像のうち基準となる原稿画像(例えば1枚目の原稿画像)に対して領域が指定されると,該領域に対応する画像が上記複数の原稿画像(例えば1枚目及び2枚目以降の原稿画像)から各々抽出され,この各々抽出された画像に対して,変倍処理及び前記画像表示処理が行われることに加え,更に,利用者による表示操作部3からの設定に応じて,変倍率の変更,画像位置の変更,画像の回転,前記ブック原稿用処理等の処理を上記各々抽出された画像に対して行うものである。
本処理を実行するために,表示操作部3には後記する画像の一部の領域を指定するための領域指定画面3a(図4参照)と,この領域の指定を変更するボタン(以下,領域指定変更ボタンという)が設けられている。しかし,これはあくまで一例であり,上記領域指定変更ボタン及び上記領域指定画面3aと同様の処理を行う機能を有するものであれば,本発明は適用し得る。
また本処理は,例えば,表示操作部3に設けられた,本処理を制御部30に実行させるための不図示のボタン(以下,処理開始ボタンという)の押下に伴う信号が制御部30に入力されると,起動されることを前提に説明している。
以下の説明中に記載されるS1,S2,…は処理手順(ステップ)の番号を表している。
上記処理開始ボタンの押下に伴う信号が制御部30に入力されたことで本処理が起動されると,制御部30は,1枚目の原稿画像をスキャナ8を用いて読み取ると共に,読み取った1枚目の原稿画像の画像データ(以下,原稿画像データという)を内部記憶部35に一時記憶させる(S1)。また制御部30は,内部記憶部35に一時記憶させた上記原稿画像データに対応する画像を上記領域指定画面3aに縮小表示する(S2)。このことにより,利用者は上記領域指定画面3aに表示された画像の任意の領域を指定することができる。尚,上記領域指定画面3aの詳細については後述する。
続いて,利用者がタッチパネルで構成される上記領域指定画面3aの任意の矩形領域の対角線上の2点を,指やポイントペンで触ることにより,上記領域内部画像を指定する情報が制御部30により検知されると,制御部30は,上記領域指定画面3a上の2点に対して図4のような指定領域の場所を示す印を併せて表示する(S3)。その後,後述する処理を制御部30に実行させるボタン等の押下信号が制御部30に入力されると(S4のYes側),制御部30は,上記領域指定画面3a上の上記2点の座標から,指定した上記領域内部画像における4隅の座標を算出すると共に,算出した4隅の座標に基づいて上記原稿画像データから上記領域内部画像に対応する画像データを抽出する。またこの時,上記領域指定画面3a上の上記2点の座標については,内部記憶部35に記憶する(S5)。尚,ステップS5の技術は公知であるので,具体的な処理内容については説明を省略する。
また制御部30は,前記領域情報を内部記憶部35から取得することにより,該領域情報と上記算出した4隅の座標とに基づいて,上記領域内部画像に対応する画像データに対して所定の変倍処理(S6),及び上記画像表示処理を行う(S7)。
ここで本処理における上記所定の変倍処理,及び上記画像表示処理について,図4を用いて説明する。尚,図4には,上記領域指定画面3a,前記表示領域3b,上記ステップS2の処理において縮小表示された原稿画像Y1,上記領域内部画像(短辺Y2a及びY3a,長辺Y2b及びY3b)が示されている。また図4中の黒点は,利用者が指定した対角線上の2点を示している。
まず変倍処理の一例について説明する。
本処理における上記領域内部画像の変倍処理は,例えば上記領域内部画像が長方形である場合,表示領域3bの短辺(表示領域3bの縦辺)にあわせて行われる。即ち,上記領域内部画像の短辺Y2bの長さが,Y3bの長さと等しくなるような変倍率を用いて,上記領域内部画像に対して変倍処理がなされる。
また,本処理における上記画像表示処理は,上述したように制御部30により公知の技術を用いて上記領域内部画像の拡大処理が施された後の画像(以下,変倍処理後の画像という)に対して,例えばセンタリング処理を行うことで,上記変倍処理後の画像が表示領域3bの内部に収まるように表示する。このセンタリング処理については,例えば,上記変倍処理後の画像の中心座標を表示領域3bの中心座標に合わせることで達成される。尚,上記画像表示処理については,上述したセンタリング処理に限らず,表示領域3b内部に上記変倍処理後の画像が収容されるような処理であれば,どのような処理でもよい。
続いてステップS8の処理では,制御部30により,上記領域指定画面3aに,変倍処理及び上記画像表示処理を行った後の画像が表示される。ここで,前記領域指定変更ボタンの押下の信号が制御部30に入力されると(即ち,上記ステップS8の処理で上記領域指定画面3aに表示された画像を利用者が視認した結果,利用者が領域の指定の変更を所望し,前記領域指定変更ボタンを押下すると)上述したステップS2の処理に戻る(S9のYes側)。
また利用者は,表示操作部3に設けられた複数のボタンやスイッチ等を操作することにより,上記ステップS8の処理で上記領域指定画面3aに表示された画像に対して,拡大或いは縮小(S10),該画像の上記領域指定画面3a上の位置の変更(S12),該画像の回転(S14),前記ブック原稿用処理等の設定(S16)を行うことができる。この場合,制御部30は各々入力される情報に基づいて,上記領域指定画面3aに表示された画像に対して処理を行う(S11,S13,S15,及びS17)。この時,上記ステップS11,S13,S15,及びS17の処理を行う都度,上記領域指定画面3aに該処理が施された後の画像を表示することにより,利用者に編集された画像を視認させることが望ましい。尚,上記ステップS11,S13,S15,及びS17処理内容については公知であるので,ここでは説明を省略する。
その後,制御部30が上記ステップS9と同様の処理を行い,前記領域指定変更ボタンの押下に関する信号が制御部30に入力されると(即ち,上記ステップS10〜17の処理後の画像が上記領域指定画面3a表示され,該画像を利用者が視認した結果,利用者が領域の指定の変更を所望し,前記領域指定変更ボタンを押下すると)上述したステップS2の処理に戻る(S18のYes側)。
また,制御部30は,スタートボタンといった印字処理の開始を指示するボタン等の押下に関する信号の入力を検知すると(S19のOK側),上記領域指定画面3aに表示された画像に対して任意の変倍率で拡大処理を行った画像をシートに印字する(S20)。その後,制御部30は次原稿があるか否かを判別し,次の原稿がないと判別された場合には(S21のNo側)本処理を終了させる。また,次原稿があると判別された場合には(S21のYes側),制御部30は,次原稿画像をスキャナ8を用いて読み取ると共に,読み取った次原稿画像の画像データを内部記憶部35に一時記憶させる(S22)。また制御部30は,内部記憶部35に一時記憶させた上記原稿画像データに対応する画像を上記領域指定画面3aに縮小表示する(S23)。この時,制御部30は,上記ステップS5の処理において内部記憶部35に記憶した上記2点の座標に基づいて,上記領域指定画面3aに表示されている次原稿画像に対して,図4のような印も併せて表示し,上記ステップS4の処理に戻る(S24)。
また制御部30は,キャンセルボタンといった印字処理を中止させるボタン等の押下に関する情報の入力を検知すると(S19のCancel側),本処理を終了させる。
尚,上記ステップS5の処理は,制御部30が画像抽出部31を制御することにより実現され(本発明における画像抽出手段の一例),上記ステップS6の処理は,制御部30が自動変倍処理部32を制御することにより実現され(本発明における自動変倍処理手段の一例),上記ステップS7及びS8の処理は,制御部30が抽出画像処理部33を制御することにより実現され(本発明における抽出画像処理手段の一例),上記ステップS9及びS18の処理は,制御部30が領域変更部34を制御することにより実現される(本発明における領域変更手段の一例)。
上記したように,本実施形態例では,例えば最初の原稿画像について画像を取り込む領域を指定すれば,原則として2枚目以降の原稿からは,上記のような煩わしい領域指定を行わずに済むと共に,利用者が別の領域の画像の取り込みを所望する場合には,簡単に別領域の指定を行うことができるので,画像処理の効率を高めることができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xの概略断面図。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xの制御系統における主要部の構成ブロック図。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xが備える制御部30が実施する複数の原稿画像を用いて連続印字を行う場合の処理を示したフローチャート。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置Xが備える制御部30が実施する,原稿画像から指定された領域に対応する画像への,後述する変倍処理,及び,予め定められた領域内部に表示する処理を行う前後の画像を示した図。
符号の説明
1…定着ローラ
2…加圧ローラ
3…表示操作部
4…画像処理部
5…カセット
6…両面ユニット
7…画像形成部
8…スキャナ
9…自動原稿搬送装置(ADF)
10…CCD
11…感光体ドラム
12…帯電装置
13…現像装置
14…クリーニング装置
15…作像ユニット
16…転写装置
17…転写ベルト
18…露光装置
19…露光装置制御手段
20…定着装置
30…制御部
31…画像抽出部
32…自動変倍処理部
33…抽出画像表示部
34…領域変更部
35…内部記憶部
3a…領域指定画面
3b…予め定められた表示操作部3における画像の表示領域
Y1…原稿画像
Y2a,Y3a…上記領域内部画像の短辺
Y2b,Y3b…上記領域内部画像の長辺

Claims (6)

  1. 複数の原稿画像を連続印字する画像形成装置であって,
    読み込まれた上記原稿画像を表示する原稿画像表示手段と,
    該原稿画像表示手段に表示された上記原稿画像に対して適宜の領域を指定する領域指定手段とを具備してなる画像形成装置において,
    上記領域指定手段が上記複数の原稿画像のうち基準となる原稿画像の適宜の領域を指定するものであり,
    上記領域指定手段により指定された領域に対応する画像を上記複数の原稿画像から各々抽出する画像抽出手段と,
    該画像抽出手段により抽出された各々の上記画像が上記原稿画像表示手段の予め定められた領域内部に表示されるように各々の上記画像に対して自動的に変倍処理を施す自動変倍処理手段と,
    該自動変倍処理手段により自動的に変倍処理が施された各々の上記画像を上記予め定められた領域内部に各々表示する抽出画像表示手段と,
    該抽出画像表示手段によって上記基準となる原稿以外の原稿から各々抽出された上記画像が上記予め定められた領域内部に各々表示された時に上記領域指定手段により指定された領域を変更可能とする領域変更手段とを具備してなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記抽出画像表示手段による処理がセンタリング処理を含むものである請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記抽出画像表示手段により表示された画像に変倍処理を施した画像を表示するための変倍率を指定する変倍率指定手段を更に具備してなる請求項1或いは2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 上記抽出画像表示手段により表示された画像の位置を移動した画像を表示するための画像の位置を指定する画像位置指定手段を更に具備してなる請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 上記抽出画像表示手段により表示された画像の中心部を中心に回転させた画像を表示するための回転角度を指定する画像回転角度指定手段を更に具備してなる請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 上記原稿画像の一部を除去する部分画像除去手段を更に具備してなる請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061538A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置、画像形成装置及び制御プログラム
JP2013074495A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2016063349A (ja) * 2014-09-17 2016-04-25 富士ゼロックス株式会社 画像処理プログラム及び画像処理装置

Cited By (3)

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