JPH07272950A - 面接続用コイル装置 - Google Patents

面接続用コイル装置

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JPH07272950A
JPH07272950A JP8734294A JP8734294A JPH07272950A JP H07272950 A JPH07272950 A JP H07272950A JP 8734294 A JP8734294 A JP 8734294A JP 8734294 A JP8734294 A JP 8734294A JP H07272950 A JPH07272950 A JP H07272950A
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JP
Japan
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drum
core
hole
coil
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JP8734294A
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Koji Arakawa
洸治 荒川
Hiroyuki Igarashi
博之 五十嵐
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Toko Inc
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Toko Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドラム状のコア1の真下のベース部分に面接
続用端子を配置しないことにより、ベース3の厚みの影
響を最小限に止め、薄形化に適したトランス、チョーク
コイル等の面接続用コイル装置を提供することにある。 【構成】 ベース3の主面にドラム状コア1の片側の鍔
5が嵌めこまれる孔6を設け、該孔5の周囲に面接続用
端子7がほぼ水平に延在して埋設されており、該端子7
の両端のリード接続部分7Aと面接続部分7Bがベース
3から露呈している。 【効果】 孔6を設けることにより、実質的にベース3
の厚みを薄くできるので、コイル装置全体を薄くでき
る。また、ドラム状コア1の真下に面接続用端子7が存
在しないので、渦電流損を少なくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄形化に適したトラン
スやチョークコイル等の面接続用コイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコイル装置の一例として、従来
の面接続用トランスが図4と図5に示してある。図4は
一部断面を含む正面図、図5はベースの平面図である。
20はコイルを巻かれたドラム状コア、21はベース、
22は筒状コアであり、ベース21には面接続用端子2
3を設けてある。面接続用端子23は、図5に点線で透
視して示されているようにベース21内に埋設されてお
り、その両端のコイルのリード接続部分23Aと回路基
板の導体パターンに直接面接続される面接続部分23B
だけがベース21の外側に露呈している。リード接続部
分23Aと面接続部分23Bを分けることにより、コイ
ルのリードと面接続用端子23との接続の信頼性が向上
する。
【0003】ドラム状コア20はベース21の主面の中
央に固定され、筒状コア22はコア20の側面を被って
ベース21に固定されている。なお、コア22は図4で
は断面図で示されており、コア20の位置24が図5で
は一点鎖線で示してある。しかしこのような面接続用ト
ランスは、コア20の真下のベース部分に面接続用端子
23が埋設されており、コア20と端子23間の絶縁を
確実に行うためにベース21の厚みを薄くすることが難
しい。従って、トランス全体の高さはコア20の高さに
ベース21の厚みがそのまま加わるので、このベース2
1の厚みはトランス全体の薄形化にとって不利であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ドラ
ム状コアの真下のベース部分に面接続用端子を配置しな
いことにより、ベースの厚みの影響を最小限に止めるこ
とができ、薄形化に適したトランス、チョークコイル等
の面接続用コイル装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の面接続用コイル
装置は、コイルを巻かれたドラム状コアと、複数の面接
続用端子が設けられた該ドラム状コアを保持するベース
からなり、面接続用端子の両端であるコイルのリード接
続部分と導体パターンへの面接続部分はベースの側面に
露呈しており、ベースの主面にはドラム状コアの片側の
鍔が嵌めこまれる孔を設けてあり、該面接続用端子は孔
の周囲にほぼ水平に延在して埋設されていることを特徴
とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の面接続用コイル装置の実施例
として面接続用トランスを示す図1、図2、図3を参照
しながら説明する。図1は一部断面を含む正面図、図2
はベースの平面図、図3は分解斜視図である。図1から
図3において、1はコイル2を巻かれたドラム状コア、
3は四角形のベース、4は筒状コア、8はコイル2のリ
ードである。コア1とコア4はフェライト、ベース3は
合成樹脂から形成される。
【0007】ベース3の主面中央には、ドラム状のコア
1の片側の鍔5が嵌めこまれる孔6を設けてあり、この
孔6に接着剤等によってコア1が固定される。そして、
複数の面接続用端子7が図2で透視して点線で示されて
いるように、孔6の周囲にほぼ水平に延在して埋設され
ており、その両端のリード接続部分7Aと導体パターン
への面接続部分7Bだけがベース3から露呈している。
なお、面接続部分7Bはベース3の底面から側面にかけ
て露呈し、リード接続部分7Aは面接続部分7Bのある
側面に直交する別の側面に露呈する。
【0008】筒状のコア4は、孔6の周囲のベース部分
にドラム状のコア1の側面を被って固定され、該コア1
の磁束の発散を防ぐ役割をする。孔6はベース3を貫通
する貫通孔でもよいが、ベース3の強度、コア1とベー
ス3間の固着強度を考慮すると、底があることが望まし
い。実施例は面接続用トランスについて説明したが、ベ
ースによってコイルを巻かれたドラム状コアを保持する
チョークコイル等の面接続用コイル装置に広く応用する
ことができる。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように本発明の面接続用コイ
ル装置は、ドラム状コアの真下のベース部分に面接続用
端子が埋設されていないので、ベース主面の孔の深さを
深くすることにより実質的にベースの厚みを薄くでき
る。貫通孔にすれば、ベースの厚みの影響をほとんど除
くことができる。なお、ベースの厚みは従来の面接続用
コイル装置では、1/4程度を占めていた。このように
して高さの低い、薄形の面接続用コイル装置を得ること
ができる。また、ドラム状コアの真下には磁路が発生す
るが、面接続用端子が埋設されていないので渦電流損を
少なくできる利点がある。無論、従来と同じ高さにすれ
ば大きなドラム状コアを使用できるので従来に比較して
効率の良い面接続用コイル装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の面接続用コイル装置の実施例を示す
一部断面を含む正面図である。
【図2】 本発明の面接続用コイル装置のベースの平面
図である。
【図3】 本発明の面接続用コイル装置の分解斜視図で
ある。
【図4】 従来の面接続用コイル装置の一部断面を含む
正面図である。
【図5】 従来の面接続用コイル装置のベースの平面図
である。
【符号の説明】
1 ドラム状のコア 3 ベース 7 面接続用端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを巻かれたドラム状コアと、複数
    の面接続用端子が設けられた該ドラム状コアを保持する
    ベースからなり、面接続用端子の両端であるコイルのリ
    ード接続部分と導体パターンへの面接続部分はベースの
    側面に露呈しており、ベースの主面にはドラム状コアの
    片側の鍔が嵌めこまれる孔を設けてあり、該面接続用端
    子は孔の周囲にほぼ水平に延在して埋設されていること
    を特徴とする面接続用コイル装置。
  2. 【請求項2】 コイルを巻かれたドラム状コアと、ドラ
    ム状コアの側面を被う筒状コアと、複数の面接続用端子
    が設けられたドラム状コアと筒状コアを保持するベース
    からなり、面接続用端子の両端であるコイルのリード接
    続部分と導体パターンへの面接続部分はベースの側面に
    露呈しており、ベースの主面にはドラム状コアの片側の
    鍔が嵌めこまれる孔を設けてあり、該面接続用端子は孔
    の周囲にほぼ水平に延在して埋設されていることを特徴
    とする面接続用コイル装置。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6350108U (ja) * 1986-09-19 1988-04-05
JPH0595010U (ja) * 1991-10-08 1993-12-24 スミダ電機株式会社 面実装コイル
JP3001511U (ja) * 1994-02-28 1994-08-30 健介 日置 サーバー
JP3017607U (ja) * 1995-05-01 1995-10-31 陽子 長谷川 かつら

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JP3017607U (ja) * 1995-05-01 1995-10-31 陽子 長谷川 かつら

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