JPH0328489Y2 - - Google Patents

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JPH0328489Y2
JPH0328489Y2 JP1984168686U JP16868684U JPH0328489Y2 JP H0328489 Y2 JPH0328489 Y2 JP H0328489Y2 JP 1984168686 U JP1984168686 U JP 1984168686U JP 16868684 U JP16868684 U JP 16868684U JP H0328489 Y2 JPH0328489 Y2 JP H0328489Y2
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JP
Japan
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magnetic core
common mode
winding
windings
coil
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JP1984168686U
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JPS6185108U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は外部より侵入するコモンモードノイズ
を2本の巻線を並べて巻回し、外部を磁性材が混
入された樹脂にて覆い成形する電子回路または電
子機器用のコモンモードチヨークコイルに関す
る。
従来の技術 一般に外部からのコモンモードノイズの侵入を
除去し電子回路または電子機器に障害を与えない
よう、コモンモードチヨークコイルが回路の中に
用いられている。従来この種のコモンモードチヨ
ークコイルの例として第3図に示すようにリング
形磁気コア6に2個の巻線2,3を巻回し、それ
ぞれの巻線2,3に流れる電流によつてリング形
磁気コア6内の磁束が打ち消されている。
さらに従来の他の例として第4図に示すように
磁芯の両端より鍔を張り出させたドラム形磁気コ
ア1に2本の線を並列にして一緒に巻回するバア
イフアイラ巻を行ない、それぞれの巻線2,3に
電流を流したとき磁気コア6内で生ずる磁束は打
ち消されている。
考案が解決しようとする問題点 しかし従来のようにリング形磁気コア6を用い
たチヨークコイルは巻線2,3を巻回す手段を機
械化するこは困難で手作業の巻回作業となり多く
の工数を要し、チヨークコイルをプリント配線板
上に取りつけられるように小形とする手段は構造
上難しく巻線作業はなお難しく巻線作業はなお難
しい欠点がある。
またドラム形磁気コア1を用いたチヨークコイ
ルは磁気回路が開磁路であるインダクタンスを高
くすることは困難で、且つ近接する他の電子回路
に影響を与える欠点がある。
問題を解決するための手段 本考案によれば、磁芯の両端より鍔7,7’を
張り出したドラム形磁気コア1に2本の電線を並
列で、且つそれぞれ流れる電流によつて生ずる磁
束が打ち消されるように巻線2,3を巻回し、巻
線の巻き始めおよび巻き終わり端部を前記7,7
’の外側面に設けた複数個の端子用電極に接続す
るとともに、全体を磁性材が混入された樹脂5に
て前記鍔7,7′,の外側面を露出させて覆つて
なることを特徴とするコモンモードチヨークコイ
ルが得られる。
作 用 本考案によるコモンモードチヨークコイルはプ
リント配線板に取りつけられるように小形のドラ
ム形磁気コア1が用いられ、2巻線により磁気コ
ア内の磁束は打ち消され、磁気的に閉磁路で外部
からのコモンモードノイズを除去するとともに外
部に対しても障害を与えることはない。また、ド
ラム形コアの鍔部の外側に設けた端子で、プリン
ト基板上の導体パターンと接続するので、実装が
容易である。
実施例 本考案のコモンモードチヨークコイルの実施例
は第1図および第2図のように磁芯より鍔7,7
’を張り出した小形ドラム形磁気コア1は一方の
鍔7に端子となる電極4を絶縁材を介して貼設ま
たは埋設して形成される。このドラム形磁気コア
1に2本の電線を並列に巻回すバイフアイラ巻で
巻線2,3を形成し、それぞれの端末をリード線
とし電極4に溶着しコイルを形成する。さらに鍔
7,7’の外側面を除いたコイルの巻線2,3の
部分を磁性材が混入された樹脂5で覆い閉磁路と
してコモンモードチヨークコイルが形成される。
いま鍔7の外側面上の電極4を介して巻線2,
3に電流を流すと磁気コイル内の磁束は打ち消さ
れ外部のコモンモードノイズは除去され、また外
部の電子回路に障害を与えない。
考案の効果 以上に述べたように本考案によれば従来のよう
にリング形磁気コア6に巻線2,3を巻回する巻
線作業が困難であるに対し、小形のドラム形磁気
コア1を用い巻線2,3の自動化が可能でプリン
ト配線板に容易に装着でき、組立時間の短縮がで
きる。また外側を磁性体が混入された樹脂5で覆
われるので高インピーダンスで近接する他の電子
回路相互間のコモンモードノイズが防止される。
さらに、ドラム形コアの鍔7の樹脂で覆われて
いない外側面に端子用電極4を設けてあるので、
プリント基板への実装が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコモンモードチヨークコイル
の実施例による外観斜視図、第2図は本考案のコ
モンモードチヨークコイルの縦断面図、第3図は
従来のリング形磁気コアを用いたコモンモードチ
ヨークコイルの構造略図、第4図は従来のドラム
形磁気コアを用いたコモンモードチヨークコイル
の外観略図である。 なお、1……ドラム形磁気コア、2,3……巻
線、4……電極、5……樹脂、6……リング形磁
気コア、7,7’……鍔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁芯の両端より鍔7,7′を張り出したドラム
    形磁気コア1に2本の電線を並列で、且つそれぞ
    れ流れる電流によつて生ずる磁束が打ち消される
    ように巻線2,3を巻回し、巻線の巻き始めおよ
    び巻き終わり端部を前記7,7′の外側面に設け
    た複数個の端子用電極に接続するとともに、全体
    を磁性材が混入された樹脂5にて前記鍔7,7′,
    の外側面を露出させて覆つてなることを特徴とす
    るコモンモードチヨークコイル。
JP1984168686U 1984-11-08 1984-11-08 Expired JPH0328489Y2 (ja)

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JP1984168686U JPH0328489Y2 (ja) 1984-11-08 1984-11-08

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JPS6185108U JPS6185108U (ja) 1986-06-04
JPH0328489Y2 true JPH0328489Y2 (ja) 1991-06-19

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54129357A (en) * 1978-03-29 1979-10-06 Tdk Electronics Co Ltd Inductance element and method of producing same
JPS58192309A (ja) * 1982-05-06 1983-11-09 Tdk Corp ノイズフイルタ−用磁心

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54129357A (en) * 1978-03-29 1979-10-06 Tdk Electronics Co Ltd Inductance element and method of producing same
JPS58192309A (ja) * 1982-05-06 1983-11-09 Tdk Corp ノイズフイルタ−用磁心

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JPS6185108U (ja) 1986-06-04

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