JP3001511U - サーバー - Google Patents

サーバー

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Publication number
JP3001511U
JP3001511U JP1994002697U JP269794U JP3001511U JP 3001511 U JP3001511 U JP 3001511U JP 1994002697 U JP1994002697 U JP 1994002697U JP 269794 U JP269794 U JP 269794U JP 3001511 U JP3001511 U JP 3001511U
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JP
Japan
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server
fork
spoon
opening
handle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994002697U
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English (en)
Inventor
健介 日置
Original Assignee
健介 日置
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Application filed by 健介 日置 filed Critical 健介 日置
Priority to JP1994002697U priority Critical patent/JP3001511U/ja
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Publication of JP3001511U publication Critical patent/JP3001511U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立、分解が自在であって、洗浄が容易で、
かつ美的にも優れ、料理の内容に応じ個別に使用し、あ
るいは鋏状に組み立てて使用が可能なサーバーを提供す
る。 【構成】 先端部にフォークあるいはスプーン1,1′
を形成したサーバーの一方1の柄部分2に、サーバーの
他方1′の他方の頭部2′が挿入可能な長さと幅を備え
た略長方形状開口4を設ける。この開口4にサーバーの
他方1′を挿入後90°回転して鋏状のサーバーとして
操作することが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はホテル宴会場、飲食店、あるいは家庭で、サラダあるいは料理の取 り分けに使用されるサーバーであって、特に困難な操作をせず利用者が簡単に組 み立てて料理の取り分けを行い、また分解も簡単に行え洗浄が容易で清潔感を維 持でき、美的にも優れたサーバーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホテル等の宴会あるいは立食パーティ等の料理は大型の皿に盛りつけされ、利 用者が好みの料理を自分で取り皿に取り分けることが多い。
【0003】 この料理の取り分けにはサーバーと呼ばれる大型のフォークとスプーンが盛り 皿に置かれ、利用者はこれを使って各自の取り皿に取り分ける。
【0004】 しかしこの大型のフォークとスプーンを手で鋏状にして利用することは熟練を 要し、利用者はフォークあるいはスプーンの一方ですくうようにして盛り分ける などしているが、公式の場などではマナーを意識することから精神的な負担が大 きい。
【0005】 図4に示すサーバーは、これら利用者の負担を低減する目的で販売されている もので、先端頭部にそれぞれフォーク、あるいはスプーン42を形成した1対の サーバー1の柄部分43を、フォーク面と平行な軸44にて互いに連結し、さら にサーバーの他端には指を挿入可能な開口部45を備えた握り部46を形成して 鋏状に使用するものがある。
【0006】 また、他の従来例として、図4に示したサーバーのように連結を固定せず、サ ーバーの一方の柄部分に軸43を固設し、他方の柄部分にこの軸43へはめ込み 可能とする切り欠きを設けて、組立、分解を可能としたものもある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
図4に示すサーバーは、使用者が2本のフォークあるいはフォークとスプーン とを組合わせ料理の取り分けを容易にする目的は達しているが、その柄が互いに 連結されていることから、例えばスープなど水分の多い料理などで、その一方の みを使用したい時は使用できない。また盛り皿の淵に置いて利用者に提供するに も形状が大きくなり美観が損なわれる。
【0008】 また使用後の洗浄も常に組合わせた状態で行う必要があり、特に連結を行って いる軸部分の洗浄は不十分となり徐々に汚れが蓄積されるなどの問題があった。
【0009】 他の従来例では、分解可能なことから洗浄は十分に行えるが、個別に使用しよ うとすると軸部分が操作の邪魔になり、また美的にも不十分なものである。
【0010】 本考案は料理の内容に応じて個々に独立したフォークあるいはスプーンとして 利用したり、組合わせて利用する場合は鋏状の作用が簡単に行えるサーバーを提 供することを目的としている。
【0011】 また本考案の他の目的は、分解組立が簡単な構造とすることにより、洗浄が容 易でかつ汚れが蓄積することのないサーバーを提供することにある。
【0012】 また本考案の他の目的は、組立使用するための不要な突出部等を設けず、本来 のフォーク、あるいはスプーンとしてのシンプルな美観を損なうことのないサー バーを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この考案は従来技術にみられた上記課題を解決するためになされたもので、そ の構成上の特徴は、先端頭部にフォークあるいはスプーンを設けた1対のサーバ ーにおいて、その1対のサーバーの一方の柄部分に他方のフォークの頭部が挿入 可能な長さと、他方のフォークの湾曲を含む厚さより大きく、また他方の柄部分 が回動可能な幅とを持つ略長方形状の開口部を形成してある。
【0014】 略長方形状の開口部は長手方向が柄の長さ方向と平行方向であって、その開口 方向はフォーク面と直交方向としてある。
【0015】 各フォークの他端には従来技術にもみられるように、指が挿入可能な開口を持 つ握り部分が形成されている。
【0016】
【作用】
このようにして構成されたサーバーは組立、分解が自在であって、組立時には 鋏状のサーバーとして料理の取り分けが簡単に行える。
【0017】 また分解時には、それぞれが個別のフォークあるいはスプーンとして利用でき 、さらに洗浄も容易となり、洗浄が不可能な部分がなく汚れの蓄積が発生しない 。
【0018】
【実施例】
以下図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
【0019】 図1はこの考案の実施例であって、1対のサーバーを分解した状態図である。
【0020】 1対のサーバーのうち一方、この実施例ではスプーン1には、先端頭部にスプ ーン部2が形成され、サーバー他方、この実施例ではフォーク1′にはその先端 頭部にフォーク部2′が形成されている。
【0021】 サーバーの一方、スプーン1の柄部分3は、他方、フォーク1′の柄部分3′ に比べ開口部4を形成するため幅広く作られており、その中心部分に開口4が形 成されている。開口部4は略長方形であって、略長方形状の長手方向は柄の長さ 方向と平行方向とされ、その長さはサーバーの他方、フォーク1′の先端頭部の フォーク部2′が挿入可能な長さを、また幅はフォーク部2′の湾曲を含む厚さ よりやや大きな幅としてあり、開口の方向は先端頭部のスプーン部2の面と直交 方向に形成されている。
【0022】 サーバーの他方、フォーク1′の柄部分は、その幅あるいは厚さを幅はフォー ク部2′の湾曲を含む厚さとほぼ同じか多少小さい寸法とされる。
【0023】 1対のサーバーのそれぞれの他端に握り部5,5′が形成され、握り部の中心 には、指を挿入し鋏と同様の作用をならしめるための開口6,6′がスプーンあ るいはフォーク面と平行に設けられている。
【0024】 図2はこのサーバーを組立てる際の組立方法を説明する図であり、まずサーバ ーの他方、フォーク1′の先端頭部を一方、スプーン1の開口部4へ挿入する。
【0025】 サーバーの他方、フォーク1′の先端頭部2′を開口部4へ通した後、他方、 フォーク1′を90°回転させることで、互いの先端頭部に設けられたスプーン 2あるいはフォーク2′が向かい合わせとなる。
【0026】 このように組み立てられた1対のサーバーは、サーバーの一方、スプーン1の 開口4の握り部分方向端部と、他方、フォーク1′の柄3′との当接部分が作用 点となり、握り部分5,5′を鋏状に使用することで料理を容易に取り分けるこ とが可能となる。
【0027】 鋏状として利用し易くするには、サーバーの一方、スプーン1の略長方形状の 開口4の幅と、他方、フォーク1′との寸法関係は可能な限り、綿密な方が好ま しい。
【0028】 また、サーバーの他方フォーク1′が一方、スプーン1′の略長方形状の開口 4の内部で回動がルーズとならないために、他方、フォーク1′の柄部分はほぼ 正方形をしており、対角線の長さが長方形状の開口4の幅に相当させてある。
【0029】 なお、回動をルーズとしないためには、柄部分の断面形状は正方形以外に鼓状 とするなどの変形が可能である。
【0030】 また図に示した本考案のサーバーの材質は金属、木製を問わない。木製とすれ ばインテリア性を合わせて備え、美的感性を備えたサーバーとすることができる 。
【0031】
【考案の効果】
以上述べたとおり、このサーバーは組立使用することで料理の取り分けを容易 にするが、分解することでそれぞれ個々に使用可能であり、料理に合わせた利用 方法を提供できる。
【0032】 また分解して洗浄することで洗浄が十分に行え、汚れが残ったり、蓄積するこ とはなく、利用者に清潔感を損なうことなく使用してもらえる。
【0033】 さらに従来から提案されているごとく、インテリア性を損なうことなく各種の 形状が提案可能であり、サーバーの先端頭部と柄部分および柄部分に設けた開口 の寸法を統一しておけば、各種の組合わせたサーバーを利用者が作り出すことも 可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例であるサーバーの説明図であ
る。
【図2】この考案のサーバーの組立方法の説明図であ
る。
【図3】この考案のサーバーを組立てた後、鋏状として
使用する使用説明図である。
【図4】鋏状として使用するサーバーの従来例である。
【符号の説明】
1 サーバーの一方 1′ サーバーの他方 2 サーバーの一方の先端頭部のスプーン部分 2′ サーバーの他方の先端頭部のスプーン部分 3 サーバーの一方の柄部分 3′ サーバーの他方の柄部分 4 サーバーの一方の柄部分に設けた略長方形状の開口
部 5 サーバーの一方の握り部 5′ サーバーの他方の握り部 6 サーバーの一方の握り部に設けた開口部 6′ サーバーの他方の握り部に設けた開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端頭部にフォークあるいはスプーンを
    形成し1対をなすサーバーにおいて、一方のフォークの
    柄部分に、他方のフォークの頭部の幅が挿入可能な長さ
    と、他方のフォークの頭部の湾曲を含む厚さより大きく
    かつ他方のフォークの柄部分が回動可能な幅とを有する
    略長方形状であって、略長方形状の長手方向を柄の長さ
    方向と平行とし、開口方向をフォーク面と直交方向に形
    成した略長方形状開口を有することを特徴とするサーバ
    ー。
JP1994002697U 1994-02-28 1994-02-28 サーバー Expired - Lifetime JP3001511U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994002697U JP3001511U (ja) 1994-02-28 1994-02-28 サーバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994002697U JP3001511U (ja) 1994-02-28 1994-02-28 サーバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3001511U true JP3001511U (ja) 1994-08-30

Family

ID=43137487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994002697U Expired - Lifetime JP3001511U (ja) 1994-02-28 1994-02-28 サーバー

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JP (1) JP3001511U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07272950A (ja) * 1994-03-31 1995-10-20 Toko Inc 面接続用コイル装置

Cited By (1)

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