JPS633124Y2 - - Google Patents

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JPS633124Y2
JPS633124Y2 JP17224479U JP17224479U JPS633124Y2 JP S633124 Y2 JPS633124 Y2 JP S633124Y2 JP 17224479 U JP17224479 U JP 17224479U JP 17224479 U JP17224479 U JP 17224479U JP S633124 Y2 JPS633124 Y2 JP S633124Y2
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JP
Japan
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inductor
mounting board
windings
annular magnetic
terminals
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JP17224479U
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JPS5691419U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は環状磁心を用いたインダクタを取付基
板と組合せた取付基板付インダクタに関する。
従来、この種のインダクタの取付基板への取付
けは、一方の取付面に接着性樹脂を塗布して接着
したり、インダクタの巻線端子を取付基板に半田
付けする際巻線を引張り状態にて半田付けしてそ
の引張り強度を利用してインダクタを固定する方
法がとられていた。
しかし、これらの方法では組立作業が繁雑にな
つて、これに起因して特性不安定、コスト高とな
り、また機械的強度に問題があつて不良を発生す
る場合があつた。
本考案はこのような欠点の生じない容易で且つ
安定した取付状態が得られる取付基板付インダク
タを得供しようとするものであり、以下に本考案
の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図及び第2図はそれぞれ、2個の環状磁心
と取付基板とから成る本考案による取付基板付イ
ンダクタを組立前及び組立後について示す。
第1図において、環状磁心2に二つの巻線2
1,22を施して四端子インダクタとし、これを
取付けるための取付基板1には一つのインダクタ
につき二つの切欠き11を設けてこれらの間の凸
部12にインダクタを嵌着できるようにしてい
る。このため、切欠き11の幅は環状磁心2の肉
厚に対応させ、二つの切欠き11の間隔は環状磁
心2の内径に対応させている。
これらの組立ては、第2図に示すように、取付
基板1の凸部12に環状磁心2,2′の内径部分
を、取付基板1を境にして巻線21,21′と2
2,22′とが分かれるように嵌着するだけで良
い。勿論、切欠き11に接着剤を塗布して接着す
るようにしても良い。
ここで、端子21a,22bを入力端子、端子
21b,22aを出力端子とし、巻線21,22
の巻線数をn21=n22とすれば、雑音除去用のコモ
ンモードチヨークコイルとして作用する。また、
端子21bと端子22bとを接続し端子21a,
22aとを取出せば単なるチヨークコイルとして
作用し、勿論各インダクタの巻線をn個直列接続
すればn倍のインダクタンスが得られる。更に、
端子21a,21bを入力端子とし、端子22
a,22bを出力端子とすれば、巻線数n21:n22
の変成器として作用する。
なお、これらの用途は取付基板1の例えば両面
に配線パターン13を形成して、これらのパター
ン13への巻線端子の接続を変えるだけで任意に
設定できる。また、取付基板1の下部にコネクタ
を設けることは容易であり、このようにすれば取
付基板1をプリント基板に直接接着したり、L形
補助具を用いたりなどしてインダクタだけを設置
する場合より作業ははるかに容易である。そし
て、取付基板1には絶縁体が使用されるので、巻
線21,21′と22,22′とを分けて利用する
場合の電気的絶縁性を向上させることができる。
以上説明してきたように、本考案によればイン
ダクタと取付基板との組立作業性、組立強度、電
気的絶縁性の点で優れた取付基板付インダクタが
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ、本考案の一実施
例の組立前及び組立後の状態を斜視図で示す。 図中、1は取付基板、13は配線パターン、
2,2′は環状磁心、21,22,21′,22′
は巻線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁材料による取付基板にインダクタ一個につ
    き二つの切込みを設け、該二つの切込みの間の凸
    状部分に環状磁心を用いた前記インダクタの内径
    部分を、前記凸状部分により該インダクタの第
    1、第2の巻線が仕切られるように、嵌着して成
    る取付基板付インダクタ。
JP17224479U 1979-12-14 1979-12-14 Expired JPS633124Y2 (ja)

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JP17224479U JPS633124Y2 (ja) 1979-12-14 1979-12-14

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JPS5691419U JPS5691419U (ja) 1981-07-21
JPS633124Y2 true JPS633124Y2 (ja) 1988-01-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58169406A (ja) * 1982-03-31 1983-10-05 松下電工株式会社 位相制御式ヘア−ドライヤ
DE102022208739A1 (de) * 2022-08-24 2024-02-29 Würth Elektronik eiSos Gmbh & Co. KG Passives elektrotechnisches Bauelement

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Publication number Publication date
JPS5691419U (ja) 1981-07-21

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