JP3017607U - かつら - Google Patents

かつら

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JP3017607U
JP3017607U JP1995005181U JP518195U JP3017607U JP 3017607 U JP3017607 U JP 3017607U JP 1995005181 U JP1995005181 U JP 1995005181U JP 518195 U JP518195 U JP 518195U JP 3017607 U JP3017607 U JP 3017607U
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hair
wig
tubular net
cloth
sewn
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JP1995005181U
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陽子 長谷川
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陽子 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【構成】天然毛髪或いは人口毛髪2が植毛された生地部
1に、伸縮性の筒状ネット3を取着したかつらに関する
ものである。 【効果】天然毛髪或いは人口毛髪が植毛された生地部
に、伸縮性の筒状ネットを取着し、該筒状ネットを頭部
に被るようにしたので、かつらを装着した際の圧迫感や
違和感が少ない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、脱毛部分或いは地毛の薄い部分に着脱自在に取り付けることができ るかつらに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、地毛に、ヘアピン等で取り付けるようにしたかつら或いは帽子状に被る ようにしたかつらが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
地毛に、ヘアピン等を用いて取り付けるようにした従来のかつらは、かつらの 取り付けに時間がかかったり或いは高齢者や手等に障害のある人にとっては、簡 単に、自分で取り付けることができない等の問題があり、また、帽子状に被るよ うにしたかつらの場合には、使用者の頭部の形状に合わせてかつらを注文しなけ ればならず、かつらの調整に時間がかかったり、かつらが高価なものとなる等の 問題がある。
【0004】 また、脱毛症や抗ガン剤を服用しているために地毛の薄い人にとっては、ヘア ピン等で止めるようにしたかつらを使用した場合には、ヘアピン等が頭部に当た り、頭部に圧迫感や違和感があったり、また、このような圧迫感や違和感のため に、十分な就寝ができないという問題がある。
【0005】 更には、かつらを金属製等のヘアピン等で止めている場合には、放射線等によ る治療の際には、かつらを取り外さなければならず、患者にとって面倒であると ともに、精神的な苦痛となっている。
【0006】 本考案の目的は、上述したような従来のかつらが有する課題を解決するととも に、より自然な感じで装着することができるかつらを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述した目的を達成するために、天然毛髪或いは人口毛髪が植毛さ れた生地部に、伸縮性の筒状ネットを取着したものであり、また、放射線等の透 過可能な取着具により、上記生地部に、伸縮性の筒状ネットを取着したものであ り、更には、放射線等の透過可能な糸により、上記生地部に、伸縮性の筒状ネッ トを縫着したものであり、更にまた、伸縮性の筒状ネットの生地部側に位置する 下端部を、生地部の下部に縫着したものである。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案のかつらを裏側から見た場合の斜視図である図1及び本考案の かつらの使用説明図である図2を用いて、本考案について説明するが、本考案の 趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0009】 1は、天然毛髪或いは人口毛髪2が植毛された、半円形状や方形状等の所定の 形状を有するかつらの生地部であり、網状織布等の通気性のある織布や編布等で 形成されている。3は、生地部1の下部1aに縫着された伸縮性の筒状ネットで あり、筒状ネット3は、生地部1側に位置する筒状ネット3の下端部3aが、ほ ぼ半周程度、生地部1の下部1aに、放射線等の透過可能な糸により縫着されて 、縫着部4が形成されている。なお、筒状ネット3の下端部3aに、放射線等の 透過可能なボタン等を取着し、また、生地部1の下部1aにボタン孔を設けるこ とにより、生地部1に伸縮性の筒状ネット3を取り付けるように構成することも できる。勿論、筒状ネット3の下端部3aに、ボタン孔を設け、生地部1の下部 1aにボタンを取着することもできる。更には、ループ及びフックからなる、所 謂、ベルクロファスナーを用いて生地部1に筒状ネット3を取り付けることもで きる。
【0010】 図1及び図2に示されている実施例には、前頭部が脱毛状態であったり、前頭 部の地毛が薄い場合に使用される部分かつらが示されており、生地部1は、脱毛 状態或いは地毛が薄い前頭部を、ほぼ被うような大きさに形成されており、生地 部1には、前頭部の地毛である前髪及び側髪に対応して天然毛髪或いは人口毛髪 2が植毛されている。図1においては、生地部1の下部1a付近には、額から垂 れ下がる前髪部分が植毛されており、生地部1の下部1aから上方に向かって、 前頭部を覆う天然毛髪或いは人口毛髪2が植毛されている。そして、生地部1の 下部1aの左右端部1b付近には、耳の付近に垂れ下がる天然毛髪或いは人口毛 髪2aが植毛されている。
【0011】 次に、図2を用いて、図1に示されている本考案のかつらの使用方法について 説明する。
【0012】 地毛が残っている場合には、地毛を後頭部方向になでつけた後に、図2(a) に示されているように、伸縮性の筒状ネット3を両手で広げて、生地部1に植毛 された天然毛髪或いは人口毛髪2が前頭部側に位置するように、伸縮性の筒状ネ ット3を、伸縮性の筒状ネット3の下端部3aから被る。伸縮性の筒状ネット3 は、ほぼ頭部全体を被うような大きさに形成されていることが好ましく、ほぼ頭 部全体を被うような大きさに形成することにより、かつらのずれや移動を、より 確実に防止することができる。また、筒状ネット3の伸縮性の度合いは、頭部に 被った際に、強い圧迫感や違和感を感じない程度にする。
【0013】 本考案においては、天然毛髪或いは人口毛髪2が植毛された生地部1が、両端 部が開放された伸縮性のある筒状ネット3に取着されているので、生地部自体が 帽子状に形成されている従来のかつらのように、使用する人の頭部の形状に合わ せて生地部1を形成する必要がない。また、筒状ネット3を、浅く被ったり、深 く被ったり或いは回転させることにより、生地部1に植毛された天然毛髪或いは 人口毛髪2の位置を、好みに応じて適宜、調整することができる。
【0014】 次いで、図2(b)に示されているように、縫着部4から前方に垂れ下がった 天然毛髪或いは人口毛髪2が植毛された生地部1を、前頭部に載置する。この際 、耳の付近に垂れ下がっている天然毛髪或いは人口毛髪2aは、伸縮性の筒状ネ ット3に入れないで、垂らしたままとする。その後、耳の付近に垂れ下がってい る天然毛髪或いは人口毛髪2aを含め、天然毛髪或いは人口毛髪2全体を、自分 の好みに応じて整える。このようにしてかつらを装着した後、就寝すれば、脱毛 状態或いは地毛の薄さを気にせずに休むことができ、精神的な苦痛を緩和するこ とができるとともに、伸縮性の筒状ネット3を被っただけであるので、頭部に圧 迫感や違和感を感じることがない。
【0015】 本考案のかつらにおいては、生地部1には、生地部1の下部1aの縫着部4を 除いて、伸縮性の筒状ネット3が縫着されていないので、自分の好みに応じて、 より自然な形で、生地部1に植毛された天然毛髪或いは人口毛髪2を整えること ができるとともに、筒状ネット3の伸縮性が、縫着により、阻害されることが非 常に少ないので、筒状ネット3が、より自由に伸縮し、頭部に被った際の圧迫感 や違和感が殆どない。特に、耳の付近に垂れ下がっている天然毛髪或いは人口毛 髪2aが植毛された生地部1には、筒状ネット3が縫着されていないので、この 部分の生地部1が、筒状ネット3に拘束されずに動くことができるので、耳の付 近に垂れ下がっている天然毛髪或いは人口毛髪2aを、自分の好みに応じて整え ることができる。
【0016】 また、外出する場合とか或いは治療や検査のためにベットから出る場合には、 図2(c)に示されているように、筒状ネット3を隠すように、ナイトキャップ やスカーフ5を被ることにより、脱毛状態或いは地毛の薄さを隠すことができ、 従って、より自由に、活発に行動することができる。
【0017】 上述した実施例においては、前頭部が脱毛状態であったり、前頭部の地毛が薄 い場合に使用される部分かつらについて説明したが、生地部1を、下部1aから 、より上方に延長して天然毛髪或いは人口毛髪2を植毛することにより、頭部全 体を被うかつらに構成することができる。また、脱毛状態或いは殆ど地毛の無い 人の場合には、筒状ネット3が滑ってかつらが移動しやすいので、天然毛髪或い は人口毛髪2が植毛されていない生地部1の裏側の縫着部4付近に、表面に粘着 性のある接着テープ或いは両面テープを取着することにより、かつらを装着した 際に、額或いは額の上方に、生地部1の裏側の縫着部4付近に取着された接着テ ープ或いは両面テープを接着させて、かつらの移動を防止することができる。
【0018】 また、上述した実施例には、生地部1の下部1aのみに、筒状ネット3の下端 部3aを縫着した例が示されているが、生地部1の大きな移動を防止するために 、生地部1の下部1a以外の部分を、筒状ネット3に、適宜、縫着することもで きる。この場合、縫着部が多くなると、筒状ネット3の伸縮性が阻害されるので 、数カ所、点状に縫着することが好ましい。更に、頭部に圧迫感や違和感を感じ ない程度であれば、縫着部4と反対側の筒状ネット3の開口部を、糸等で閉じる こともできる。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載の効果を奏す るものである。
【0020】 天然毛髪或いは人口毛髪が植毛された生地部に、伸縮性の筒状ネットを取着し 、該筒状ネットを頭部に被るようにしたので、かつらを装着した際の圧迫感や違 和感が少ない。
【0021】 天然毛髪或いは人口毛髪が植毛された生地部が、両端部が開放された伸縮性の ある筒状ネットに取着されているので、生地部自体が帽子状に形成されている従 来のかつらのように、使用する人の頭部の形状に合わせて生地部を形成する必要 がなく、また、筒状ネットを、浅く被ったり、深く被ったり或いは回転させるこ とにより、生地部に植毛された天然毛髪或いは人口毛髪の位置を、好みに応じて 適宜、調整することができ、従って、より自由に毛髪を整えることができる。
【0022】 天然毛髪或いは人口毛髪が植毛された生地部に、放射線等の透過可能な取着具 により、伸縮性の筒状ネットを取着したので、放射線等による治療の際に、かつ らを取り外す必要がなく、従って、患者の負担が軽減するとともに、精神的な苦 痛を緩和することができる。
【0023】 伸縮性の筒状ネットの生地部側に位置する下端部を、生地部の下部に縫着した ので、自分の好みに応じて、より自然な形で毛髪を整えることができるとともに 、筒状ネットの伸縮性が、生地部への該筒状ネットの取着により、阻害されるこ とが少ないので、筒状ネットが、より自由に伸縮し、頭部に被った際の圧迫感や 違和感が殆どない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案のかつらの裏面斜視図である。
【図2】図2は本考案のかつらの使用説明図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・生地部 2・・・・・・・・天然毛髪或いは人口毛髪 3・・・・・・・・伸縮性の筒状ネット 4・・・・・・・・縫着部 5・・・・・・・・スカーフ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天然毛髪或いは人口毛髪が植毛された生地
    部に、伸縮性の筒状ネットを取着したことを特徴とする
    かつら。
  2. 【請求項2】放射線等の透過可能な取着具により、上記
    生地部に、伸縮性の筒状ネットを取着したことを特徴と
    する請求項1に記載のかつら。
  3. 【請求項3】放射線等の透過可能な糸により、上記生地
    部に、伸縮性の筒状ネットを縫着したことを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のかつら。
  4. 【請求項4】伸縮性の筒状ネットの生地部側に位置する
    下端部を、生地部の下部に縫着したことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載のかつら。
JP1995005181U 1995-05-01 1995-05-01 かつら Expired - Lifetime JP3017607U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07272950A (ja) * 1994-03-31 1995-10-20 Toko Inc 面接続用コイル装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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