JPH0727135Y2 - 成形機用取出機 - Google Patents

成形機用取出機

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JPH0727135Y2
JPH0727135Y2 JP1990052535U JP5253590U JPH0727135Y2 JP H0727135 Y2 JPH0727135 Y2 JP H0727135Y2 JP 1990052535 U JP1990052535 U JP 1990052535U JP 5253590 U JP5253590 U JP 5253590U JP H0727135 Y2 JPH0727135 Y2 JP H0727135Y2
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JP
Japan
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take
arm
molding die
cavity
mold
Prior art date
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Application number
JP1990052535U
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English (en)
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JPH0411609U (ja
Inventor
駿一 下條
Original Assignee
株式会社名機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は成形機の成形品取出機に関し、特には2つの
成形品キャビティを有する成形型よりスプル等の突部分
を有する成形品を取出す装置に関する。
(従来の技術) 例えば光ディスク製品をマルチキャビティと呼ばれる2
つのキャビティを有する成形型で射出成形する場合、溶
融樹脂が各ゲートを通過する際の状態を均一に保つよう
にするため、各キャビティの中心を結ぶ線を水平にする
ことが要求される。このようなマルチキャビティ配置を
有する成形型においては、成形型にスプルの突部分が横
方向に水平に並置されることとになるので、該成形型か
ら当該成形品を取出すに際しては、単一のキャビティか
らなるシングルキャビティの場合と異なって、通常第6
図ないし第8図に図示したような横装入取出機によって
行う必要がある。
すなわち、図のようにキャビティの中心軸が横方向に水
平に並んでいるので、取出しに際しては、成形品M、特
にそのスプルSの突部分と干渉しないように、当該突部
分の高さAよりも外側、つまり前側から横方向へ取出ア
ーム60を送り出し、次いで成形型70の型面71へ前進して
該アームの吸盤61によって成形品Mを取出すという、縦
横の2動作によって行わなければならなかったのであ
る。なお、符号62はスプルSのための挿通孔部である。
しかしながら、このような縦横動作を行なう従来装置に
あっては、成形型の型開き距離を大きく取る必要がある
ばかりでなく、取出アーム60が成形品Mへアプローチす
るためのストローク距離が大きくなり、その結果成形サ
イクルが長くなるという問題があった。
(考案が解決しようとする課題) そこで、この考案は、上に述べたような2つのキャビテ
ィの各中心を結ぶ線が水平に配置されたマルチキャビテ
ィを有する成形型であっても、シングルキャビティの場
合と同様の短時間で成形品の取出をなすことができる装
置を提案しようとするものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、この考案は、成形型にスプル等の突部分およ
び横方向に水平に並置された2つの成形品を該成形型よ
り同時に取り出す装置であって、前記成形型外部の斜め
上方から前記成形品の突部分に対して前進かつ後退可能
に構成された斜行装置と、前記斜行装置に設けられてい
て、該斜行装置の前進軌跡方向に開口し、かつ一方が前
記突部分に干渉することなく達したとき他方も前記突部
分に干渉することなく達する2つの切欠部およびを有す
るとともに、前記成形品を前記成形型より取出す取出具
を備えた取出しアームとを有することを特徴とする成形
機用取出機に係る。
(実施例) 以下、添付の図面に従って実施例を説明すると、第1図
はこの考案の取出機の一例を示す側面図、第2図はその
平面図、第3図は同じくその取出アームの拡大した側面
図、第4図は該取出アームがキャビティへ斜行した状態
の拡大平面図、第5図は取出状態を示す拡大平面図であ
る。
第1図および第2図に図示した取出機10は、ディスク成
形品M1,M2のための2つのキャビティの中心軸が横方向
に水平に並設された射出成形型50の可動型52のキャビテ
ィ53,53よりスプル等の突部分を有する該成形品M1,M2を
取出す装置に係る。なお、符号51は固定型である。
この取出機10は、図示のように、前記成形型50のキャビ
ティ53,53に対して型外の斜め上方から下方に前進かつ
後退可能に構成された斜行装置20と前記斜行装置20に設
けられた取出アーム30を有する。
実施例の斜行装置20は、テーブル23に設置されたレール
24に沿って、図示しないシリンダ装置等の駆動装置によ
って、型外の待機位置(第1図および第2図の実線位
置)から型開き時の可動型52のキャビティ53の成形品M
1,M2の突部分位置(同じく鎖線位置)に向かって、斜め
上方から前進し、該成形品M1,M2の取出し後、後退する
ように構成されたものである。斜行装置20に関し、符号
21は本体部、22は車輪を表す。
斜行装置20の前記本体部21には図示したようなシリンダ
装置からなるアーム支持部25がテーブル23のレール24と
直角方向に移動可能に設けられている。そして、アーム
支持部25の伸縮腕26先端に取出しアーム30が設けられ
る。伸縮腕26の伸縮は斜行装置20の移動とともになすこ
とができる。
取出アーム30は、第3図の拡大図に示すように、前記斜
行装置20の前進軌跡方向Dに開口する2つの切欠部31,3
2を有している。この取出アーム30における2つの切欠
部31,32は、第3図のように、一方の切欠部31が前記突
部分の一方S1に干渉することなく達したとき,他方の切
欠部32も前記突部分の他方S2に干渉することなく達する
ように形成されている。
さらに、取出アーム30には、成形品M1,M2をキャビティ5
3,53から取出すまたは取外す吸盤35,35等の公知の取出
具が備えられている。
成形品M1,M2の取出しは、第3図ないし第5図に図示さ
れる。すなわち、前記したように、斜行装置20によって
型外の待機位置から型開き時の可動型52のキャビティ53
面位置(第3図および第4図参照)まで、斜め上方から
直線的に前進した取出アーム30は、キャビティの成形品
M1,M2を取出すために該キャビティ53面側に前進して、
吸盤35,35によって該成形品M1,M2を吸着し、取出す。な
お、このとき、実施例では斜行装置20の前進とともに伸
縮腕26が伸張される。
取出後はキャビティ53面からわずかに後退した後、伸縮
腕26が短縮され再び斜行装置20によって斜め上方の型外
へ後退する。
なお、型外へ後退した取出アーム30は、実施例では図示
しないが、略90度方向に旋回して、所定の位置で成形品
を取外し、テイクアウト装置等によってスタックカへ移
送されるようになっている。
(作用・効果) 以上図示し説明したように、この考案装置にあっては、
キャビティの各中心を結ぶ線が水平に配置されたマルチ
キャビティを有する成形型であっても、シングルキャビ
ティの場合と同様の動作で成形品の取出を行うことがで
きるようになった。
従って、従来縦横の2動作で行っていた成形型の型開き
距離を必要以上に大きく取る必要がなくなり、取出アー
ムのストローク距離を小さくすむので成形サイクルを短
くすることができるようになった。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案に係る取出機の一例を示す側面図、第
2図はその平面図、第3図は同じくその取出アームの拡
大した側面図、第4図は該取出アームがキャビティへ斜
行した状態の拡大平面図、第5図は取出し状態を示す同
じく拡大平面図、第6図は従来の横装入取出機に取出ア
ームの拡大平面図、第7図は該アームの移動状態を示す
拡大平面図、第8図は同じく取出状態を示す拡大平面図
である。 10……取出機、20……斜行装置、21……本体部、22……
車輪、24……レール、25……アーム支持部、30……取出
アーム、31,32……切欠形状、35……吸盤(取出具)、M
1,M2……成形品、S1S2……突部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形型にスプル等の突部分(S1)および
    (S2)が横方向に水平に並置された2つの成形品(M
    1),(M2)を該成形型より同時に取り出す装置であっ
    て、 前記成形型外部の斜め上方から前記成形品の突部分(S
    1),(S2)に対して前進かつ後退可能に構成された斜
    行装置(20)と、 前記斜行装置に設けられていて、該斜行装置の前進軌跡
    方向に開口し、かつ一方が前記突部分(S1)に干渉する
    ことなく達したとき他方も前記突部分(S2)に干渉する
    ことなく達する2つの切欠部(31)および(32)を有す
    るとともに、前記成形品を前記成形型より取出す取出具
    を備えた取出しアーム(30) とを有することを特徴とする成形機用取出機。
JP1990052535U 1990-05-18 1990-05-18 成形機用取出機 Expired - Lifetime JPH0727135Y2 (ja)

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JPH0411609U JPH0411609U (ja) 1992-01-30
JPH0727135Y2 true JPH0727135Y2 (ja) 1995-06-21

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