JP2003170463A5 - - Google Patents

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しかしながら、同じ構成の型締装置を金型の数だけインデックステーブルに備えた型締装置は、現実には、型締装置やその制御系が大がかりになる問題を有している。そこで、これを避けるため、通常の型締装置と異なる工夫をした金型の開閉装置が各種提唱されている。たとえば、特開平11−320626号公報や特開昭61−86226号公報には、カムを使用して金型を開閉する特殊な型締装置が開示されている。ところが、これらは、いずれも特殊な2プレート金型を使用する特殊な型締装置である。
このように、ロータリテーブル射出成形機においては、固定金型と可動金型、あるいは上側金型と下側金型の2枚の金型からなる従来公知の2プレート式が使用されることが多い。金型が2プレート式である場合、通常、成形品とランナ(成形樹脂を金型のキャビティに導入する樹脂通路に残る樹脂)とが金型から一体で突き出される。そして、成形品とランナの取り出しは、1回の型開き動作の中で全て行われる。そこで、このようなロータリテーブル射出成形機においては、成形品の冷却が成形ステージで全て行われ、成形ステージと取り出しステージからなる簡単なステージ構成になることが多い。この場合には、成形ステージが冷却工程での時間も含むので、上記のような生産性の向上には限界があった。
3プレート金型を採用することによって、上記のようにランナと成形品とを分離した状態で取り出すことができ、かつそれらの分離した箇所が後処理する必要がないという非常に都合のよい作用効果がある。ところが、実際には、3プレート金型を採用するロータリ式射出成形機であって型締装置が簡単であるものは、少ない。例えば、特公平3−058570号公報で3プレート金型を採用するロータリ式射出成形機が提唱されている。このロータリ式射出成形機は、上記従来の金型と異なる金型を使用しているが、3プレート金型を使用するロータリ射出成形機の参考例として以下説明する。この成形機は、インサートされたチューブの先端に口金部分を一体に成形して、口金付きのチューブ容器を製造する射出成形機で、1組の固定型と可動型との組み合わせ型に加えて3組の中間型を備え、固定型、可動型を成形ステージに、中間型をインサートステージ、成形ステージ、および取り出しステージに備える。そして、中間型を回転テーブル上で回転させてインサートステージでチューブの挿入をした後、成形ステージで成形工程を、取り出しステージでチューブ容器の取り出しを行う。この成形機は、各ステージに正規の型締装置を備えず、中間型を回転させることで装置の簡素化を図っているが、成形ステージにおいて成形品の冷却全て行っている。成形ステージで可動型を開くので、この時点で成形品が固化している必要があるからである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来、ロータリ式射出成形機において3プレート金型が採用されること少なかった。それは、ロータリ式射出成形機が金型の数だけ型締装置を搭載した、大がかりな構成でない限り、成形品の冷却工程が成形ステージに含まれて行われざるを得ず、ロータリ式射出成形機特有の生産性の向上を図るという目的が実現できなかったからである。通常の3プレート金型では、金型が開く際に各プレートが上記のように連動して開くので、成形ステージから後のステージで型開きが個別にできない限り、成形ステージで成形品の冷却を待ってから型開きせざるを得なかったからである。
そこで、本発明は、上記に鑑み、3プレート金型を使用して成形するロータリテーブル式射出成形機が簡単な開閉装置によってその中間プレートを開閉できるようにして、少なくとも充填ステージと冷却ステージとを区分けするロータリテーブル式射出成形機を提供することを目的とする。また、本発明は、充填ステージと冷却ステージとを区分けすることに加えて、成形品の取り出しステージ、インサートステージを組み合わせて、これら4ステージでの作業時間を効率的に配分できるロータリテーブル式射出成形機を提供することを目的とする。加えて、本発明は、充填ステージでランナが早めに取り出され、冷却ステージで成形品のみが充分に冷却されるロータリテーブル式射出成形機を提供することを目的とする。さらに加えて、本発明は、成形品の取り出しステージで成形品を突き出す突き出し装置が簡単であるロータリテーブル式射出成形機を提供することを目的とする。また、インサート成形に適したロータリテーブル式射出成形機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、インデックステーブル10上に複数個の金型20を搭載し、該金型取り付け位置に対応する複数個の作業ステージに金型20を間欠的に回動して、金型20に単一の射出装置4によって成形樹脂を射出して成形品61を順次成形するロータリテーブル式射出成形機1において、金型20が、インデックステーブル10に固定される複数個の下側プレート22と、下側プレート22に組み合わされる複数個の中間プレート23と、型締装置の上側プラテン5に取り付けられて中間プレート23のそれぞれに組み合わされる単一の上側プレート21とを含んで構成され金型20を前記作業ステージ間で回動して成形する際には、上側プレート21と組み合わせた金型20に対して射出を行うとともに中間プレート23と下側プレート22組み合わせた金型20で前記成形品の冷却を行い、上側プレート21から独立に開閉する開閉装置40によって中間プレート23を開閉して成形品61を取り出すことを特徴とする。
上記金型取り付け位置、S1、S2、S3、およびS4は、それぞれつぎのような作業ステージに割り振られる。そして、これらのステージに金型20が順次インデックスされるように、インデックステーブル10が回動する。S1は射出成形作業が行われる充填ステージに、S2は成形品の冷却が行われる冷却ステージに、S3は成形品が取り出される取り出しステージに、S4はインサート部材が挿入されるインサートステージに設定される。そして、充填ステージで後述するようにランナが早めに取り出される。それで、S1ステージの近傍にランナの取り出し装置70が、S3ステージの近傍に成形品の取り出し装置71が、また、S4ステージの近傍にインサート装置72が配置される。これらの装置は公知の装置が使用される。もちろん、インデックステーブル10が各ステージの中心位置で正確に位置決めされるように、図示省略された、従来公知のロケットピンとピン受け穴とからなる位置決め機構が備えられる。
インデックステーブル10の下方であってベッド3の上面には、図1、図2に示すように鉛直方向に凹凸のあるカム面45aを上端に形成した無端円状の軌条45が、上記各ステージの中心が回動する位置に一致した周上に敷き設される。軌条カム面45a形状は、取り出しステージS3、インサートステージS4において高く形成され充填ステージS1、冷却ステージS2において低く形成される。
つぎに、金型がS1のステージに回動される。この位置では、中間プレート23が下降したカム面45aに倣って既に下降している。ローラ41がS4のステージから下降しながら移動するからである。そして、型締装置の上側プラテン5に取り付けられた上側プレート21が下降して、上側、中間、下側の3プレート、21、22、23が型締めされた状態になる。つぎに、射出装置4から溶融樹脂が金型に充填され保圧が行われる。そして、続けて冷却が行われ、ランナ60が変形しても把持して取り出せる程度になるまでこの冷却が継続する。ランナ60が所望の状態に冷却されると、射出装置4とともに上側プラテン5が上昇して上側プレート21が開かれる。このとき、ランナ60は、上側プレート側21に取り付いて上昇する。そして上昇中にランナストリッパプレート25が上型取り付け板24から離れるのに伴ってランナ60が上側プレート21から突き出される。突き出されたランナ60は、取り出し機等の装置70(図2)によって機外に取り出される。ランナ60は製品ではないから冷却不充分で変形しても何ら支障がない。中間プレート23は、閉じたままに保持されて成形品61の冷却が継続される。こうして、このステージでランナ60の取り出しを早めに済ますとともに上側プレート21を金型20から取り外して、充填ステージを早めに終了することができる。

Claims (1)

  1. インデックステーブル上に複数個の金型を搭載し、該金型取り付け位置に対応する複数個の作業ステージに該金型を間欠的に回動して、該金型に単一の射出装置によって成形樹脂を射出して成形品を順次成形するロータリテーブル式射出成形機において、
    前記金型が、前記インデックステーブルに固定される複数個の下側プレートと、前記下側プレートに組み合わされる複数個の中間プレートと、型締装置の上側プラテンに取り付けられて前記中間プレートのそれぞれに組み合わされる単一の上側プレートとを含んで構成され
    前記金型を前記作業ステージ間で回動して成形する際には、前記上側プレートと組み合わせた前記金型に対して射出を行うとともに前記中間プレートと前記下側プレート組み合わせた該金型で前記成形品の冷却を行い、前記上側プレートから独立に開閉する開閉装置によって前記中間プレートを開閉して前記成形品を取り出すことを特徴とするロータリテーブル式射出成形機。
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