JPH0316710A

JPH0316710A - 成形品の成形装置

Info

Publication number: JPH0316710A
Application number: JP2126540A
Authority: JP
Inventors: John Disimone; ジョン　ディシモン
Original assignee: Husky Injection Molding Systems Ltd
Current assignee: Husky Injection Molding Systems Ltd
Priority date: 1989-05-17
Filing date: 1990-05-16
Publication date: 1991-01-24
Anticipated expiration: 2009-11-02
Also published as: AU5241090A; DE69005021T2; ATE98156T1; AU620504B2; JPH0686084B2; AU8830991A; DK0398044T3; EP0398044B1; US4976603A; EP0398044A1; AU630309B2; DE69005021D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、射出成形機に係り、特に多キャビティ金型か
ら射出成形された加工物を自動的に取り出すものに関す
る。

〔従来の技術〕

多くの射出成形機では、射出サイクルにおいて成形され
た製品は、金型が取出位置に近づくとき可動金型部から
放出される。一般には、引込んでいる金型部の各キャビ
ティに入り込む１個以上の取出し欅又はピンの助けで、
それらから各成形品を抜き取る。その時、成形品は、金
型郎間からその下に配設された適切な受け物に落とされ
る。成形機は、以前より速い速度で作動しており、往復
運動している金型部の通路を明ける程充分な速度で、放
出された成形品が落下しないため、その様な射出成形シ
ステムは、もはや充分なものではない。

作動サイクル中に金型から成形品を高速に取り除く装置
の開発が、数多くなされてきた。リーの米国特許第３，
４５４，９９１号は、容器形状の部品を金型キャビティ
から取り出すカム作動アームを備えた拡張可能な装置を
開示している。そのアームは金型クランンブ機構の動作
によって動き、サイクル時間の損失がない。この特許の
第２実施例は、金型半部間を伸びるカム作動アームを開
示している。そのアームは、取出された部品を運ぶため
の凹状カップを備えている。リーの米国特許第３，７０
０，３７５号は、成形品を取り出すためのカム作動アー
ムに設けられた真空吸込ヘッドを開示している。

共にりーの米国特許第３，７２９，１０３号は、２段階
アプローチを開示している。そこでは、カム作動取出板
が上方から金型領域に入り、数個の金型キャビティから
部品を取り上げるようになっている。その後、外側位置
に移動し、そこで、それらの部品は、１８０度回転可能
なカムの上部にある横断シャフトに片持ちされている第
２の取扱い装置に移される構成が取られている。

パラディスの米国特許第４，２０４，８２４号は、各戚
形サイクルの終了時に金型キャビテイから成形された構
造物を簡単に取出すための他の装置の例を示している。

その取出し機構は、その動きが成形機の開閉動作と調和
しているラック駆動アームから構成されている。その取
出し部材は、ヘッダ上で摺動可能または回動可能であり
、あるいは主ラックに関して順次摺動可能又は回動可能
である。

キクチ他の米国特許第４，２１２．６２２号は、開放金
型に届き、部品を取り除くための伸長アームを有するロ
ボットを取り付けたフロアを開示している。そのアーム
は、カム作動の４個のアーム結合集合体によって制御さ
れる。ナガイの米国特許第４，７９５，１２４号は、部
品を取出すためのビボットツールアームを開示している
。

これらの装置は、現時点では、積層金型装置において有
用ではなくなった。それらは、積層金型の仕様変更時に
扱いにくくかつ複雑すぎる。さらに、単一キャビティ金
型で見い出された小ストローク及び矩移行距離での使用
を図るために、幾つかの装置が開発された。

成形品が金型から取り除かれた後、その成形品を一定方
向に維持する第２グループの装置がある。

これらの装置は、ハイナーの米国特許第３．４０８，６
　８　９号、リーの米国特許第３，９　１　０，７４０
号、シコルスキーの米国特許第４，１５７，，８８８号
及びシャドの米国特許第４，５８９，８４０号に開示さ
れている。

ハイナーの特許は、金型位置からの放出位置に成形され
た部品を移送するための多受け台コンベア及び放出装置
に関するものである。その装置は、多数の開口を有する
プレート、及びそのプレートの下部にあってそのプレー
トに関して相対的に可動なシャブタから成る集合体によ
って特徴づけられている。そのシャッタは、プレートが
金型位置方向に動かされるとき、開口をブロックし、そ
れによって、金型から取除かれた分・離部品が、プロツ
クされた開口内に個々に受け入れられ、分離保持される
。また、それは、プレートが放出位置に動かされるとき
、分離された部品を開口を通して分離部品貯蔵容器に落
下せしめる。

リーの゜７４０号及びシコルスキーの特許は、共に、取
出された部品を金型領域から遠くに案内するためのガイ
ドレールシステムを備えた金型を開示している。そのレ
ールは、サイクルタイムの損失を生ぜしめることなく、
クランプ駆動機構によって駆動されるカムによって動か
される。

またシャドの特許は、積層金型から空気によって取出さ
れた部品を取除くためのガイドシュートシステムを開示
している。そのシュートは、サイクル時間に影響を与え
ることなく、クランプ駆動機構によって駆動されるカム
によって動かされる。

そのシュートは取出された部品を把持するための真空手
段を備え、ガイドレールの正確な取出整合制御を必要と
しない。

〔発明が解決しようとする課題〕

これらの特許に示されたガイドレールの方法は、ふた等
の浅い部品ではうまく働く。しかし、この方法は空気取
り出し部品のようなより深いものの取り扱いには適して
いない。

幾つかのガイドシュートの設計には、２つの大きな欠点
がある。第一に、それらは外側位置にシュートを収容す
るため、金型控え棒間にかなりの余分な空間を必要とす
る。従って、他の機械が必要とするものよりも大きなプ
ラテンを有する機械を使用する必要がある。第二に、空
気取り出し部品はシュート内の真空システムによって常
に信頼性良く捕獲されるとは限らない。その取り出し部
品はそれらが捕獲され、取り出し中に吊り上げられる直
前に落ち易い。

従って、本発明の目的は、射出成型機から成型品を取り
出すための改良された装置を提供することにある。

本発明のさらに他の目的は、成型機控え棒間の空間を所
定の部品高さに対して最小にすることができる上述の装
置を提供することにある。

本発明のさらに他の目的歯、他の装置よりも一層標準化
された要素を有する装置を提供することにある。

本発明のさらに他の目的は積層金型機において特別の有
用性を有する上述の装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によれば、種々の射出成形機から成形品を取り出
すための装置が与えられる。その装置は、各成形サイク
ル中に成形機から成形品を取り出し、その成形品を次の
操作のために成形機に関して所望の位置に向けるための
手段から構成される。各成形品は、成形，機要素の外側
にある位置に動かされる。取り出し手段は、各成型品と
積極的に係合し把持する少なくても１個の吸込カップと
、成型サイクルの間内側位置と外側位置の間で、各吸込
カップを回転させる手段を有する。

取出装置はさらに、カムと、成形機の開閉動作に応答し
て内側位置と外側位置間で各吸込カップを回転させる結
合集合体を有する。

また、本発明の機構は、成形品を受け台あるいはコンベ
ア等の部材受取装置に移送するため、成形機に設けられ
た少なくても！個の落し口を有する。各落し口集合体は
、成形機に関して外側位置に置かれた、成形品を受け取
るための開口を有する。本発明の機構は、種々の成形機
と関連して使用できる。特に積層金型に有効である。

〔実施例及び作用〕

第１図に示されている様に、射出成形機は、成形機の主
要部品を動作させるために必要な種々のモータ及び制御
機構をもつ基礎部１０、金型キャビティの半部を形成し
ている第１金型郎ｌ２、第Ｉ金型部に関して軸方向に移
動可能な金型半部を形威している第２金型部１４から構
成されている。

第２金型部は、上郎及び下郎控え棒１６及び１８に、摺
動可能に支持されている。第２金型部は、よく知られて
いた従来の方法で、ラム２ｏによって、挫え棒に沿って
往復移動させられる。この特定の射出成形機では、第１
金型部は、固定でも又は可動でも良い。

もちろん、射出成形機は、その金型キャビティに、とこ
ろどころ液状のプラスチック材料を受け入れるための適
切な手段を備えている。その様な手段は、周知であり、
本発明を構成する部分ではない。従って、それらは、こ
こでは詳細に述べられていないし、図面にも示されてい
ない。

金型コア及びキャビティの半部は、一成形サイクルで１
個の成型品を形成するための単一キャビティを形成する
。あるいは、それらは、各成形サクルで多数の成型品を
形戊する多キャビティ構造を有する。第６図及び第７図
は、単一成形サイクルで多数の成型品を形成するための
コア及びキャビティの半部を示している。各成形サイク
ルで形成された成型品は、いかなる所望の形状あるいは
構造も取り得る。

第２図は、本発明の金型コア半部２２及び成型品取出し
装置２３を示している。成型品取出し装置２３は、積極
的に成型品２６と係合し、把持するための吸込カップ２
４を有している。成形サイクル中、その吸込カップ２４
は、金型部の外側にある引込位置から成型品係合位置ま
で約９０゜円弧だけ回転させられ、その後、金型部が解
放位置に戻される。第３図及至第５図は、成形サイクル
中の吸込カップの種々の位置を示している。吸込カップ
がその外側に戻されるとき、その吸込カップは、成型品
をしっかりと保持しながらそれを金型部の外側にある位
置まで移送する。

引込位置及び成型品係合位置の間で引込カップを回転さ
せるための集合体もまた、第２図に示されている。その
集合体もまた、第２図に示されている。その集合体は、
実質的に垂直の軸回りに回転可能なビボット軸２８を有
する。ビボット軸２８は、軸受ブロック３０によって金
型コア半郎２２の側郎に取付けられている。ピボット軸
２８は、リング３２、３４から成るリンク仕掛集合体に
よって駆動される。リンク３６は、金型コア半部２２の
上部に取付けられている柱３８を中心にして旋回する。

リンクの端郎に取付けられたカム転子４０は、輪郭面４
２に沿って動き、それによって、軸２８を駆動し、引込
位置と成型品係合位置の間で吸込カップ２４を回転させ
る。

第２図に示されているように、吸込カツプ２４は、回転
可能なアーム集合体に据付けられている。

そのアーム集合体は、軸２８に、好ましくは成型品２６
の中心線の高さで、くさび締めされたブラケット５０、
及び軸端郎７６に取付けられた端部ブロック５４を有し
ている。軸５２は、吸込カツプ２４が成型品と係合する
ための正しい方向に維持されるのを保証する様に、ブラ
ケット５０のスロット６０内を移行するキー５８を備え
ている。

移動可能な軸５２を備えている理由について、以下に詳
細に説明する。アーム集合体は、さらに端部ブロック５
４及び伸長位置にある吸込カツブを保持するために、ブ
ラケット５０の一端とその端郎ブロック５４の間に配置
されたスプリング５６、及びアームの伸びを説明するた
めのストップ５７を有している。そのストップは、ねじ
等の周知の方法でアームと係合する。

吸込カップ２４は、適当な方法で端部ブロック５４に取
付けられている。第６図に示されている様に、１個以上
の吸込カップが端郎ブロック５４に取付けられている。

多キャビテイ金型に対しては、多数の成型品２６を同時
に取出せるように、２個以上のアーム集合体が軸２８に
取付けられている。第６図は、その様な配置を示してい
る。

カップが成形部品係合位置からその外側にある位置まで
移動する際、その成形部品２６がカップ２４に保持され
るのを助けるために、真空装置が使用される。真空を与
える装置は、周知のいかなる手段であっても良い。好ま
しくは、各端部ブロック５４は、真空を加えるための通
路６２及びその通路６２を真空ボンブ等の真空現に接続
するための取付器具６４を有する。必要なときに真空を
遮断するために、周知の適切な手段（図示されていない
）が設けられている。本発明の利点の！つは、吸込カッ
プがあるために、真空手段の大きさが最小化されている
ことである。

第６図に示されているものの様な多キャビティ金型から
多数の成型品２６を取出すために二重の装置が、金型コ
ア半部２２の２つの対抗する側部に設けられている。２
つの同一輪郭面を対抗側部に有する単一カム板４４が、
上述の方法で取出機構を駆動するために使用される。そ
の様なシステムにおいては、ピストンーシリンダ装置４
８が、両方のカム転子４０を輪郭面４２と接触状態に維
持するために使用される。

成形品２６が外側位置に取出された後、それらは、金型
に設けられた落し口６．６を介して、ぜん受やコンベア
ベルトなどの図示されていない部材取扱装置に移送され
る。好ましい例では、落し口６６は、最上端キャビティ
から金型機の下部控え棒Ｉ８の下側に実質的に垂直に伸
びる様に、金型キャビティ板延長ブロック６８に取付け
られている。その様な装置が、第７図にしめされている
。

落し口６６は、吸込カップ２４の端郎に成形品２６を受
けるため、一方の端に沿って１つ以上の開口７０を有し
ている。成形品２６を保持している吸込カップ２４を受
けるために、１つ以上のスロット７２が、落し口の側壁
に設けられている。

第３図に示されている様に、成形品２６は、各成形サイ
クルの金型閉成期間中に、開口７０に入る。吸込カップ
２４が取付けられている金型コア半部２２と、落し口６
６が取付けられている延長ブロック６８間の距離は、金
型コア半郎２２が金型開放位置からその閉成位置に移動
するに従って減少する。

この距離の減少を調節するために、前述した様に、軸５
２がブラケット５０内に摺動可能に設けられている。金
型が閉じるとき、軸の端郎７６は、延長ブロック６８に
設けられた停止ブロック７４に接触し、軸５２をブラケ
ット５０に関して摺動させる。金型が開くと、金型コア
半郎２２が延長ブロック６８から離れる方向へ動き、ス
プリング５６は、軸５２及び端郎ブロック５４を、次の
成形品取出しのためにそれらの伸長した位置に戻させる
。

成形品２６が落し口６６に入ると、真空が遮断される。

真空を遮断するための方法は、その数多くが周知になっ
ている。例えば、真空は、操作者によって手動で遮断さ
れる。あるいは、ある時間のみ真空を加えるようにして
も良い。さらに、図示されていない金型位置センサを使
用しても良い。

真空の遮断によって、成形品は、金型の下にある落し口
内部に自由落下し、落し口の増設部に入り込むか、受台
やコンベアベルト等の部材取扱装置（図示されていない
）に入る。

本発明に係る成形品取出し機構は、積層成形機において
特別有用であることが判明した。第８図は、本発明の成
形品取出装置を含む積層成形機を示している。

積層成形機は、第１金型コア半部を形成する第１金型郎
８２、両側に２個の金型キャビティ半部を有する中央金
型部分８４、及び第２金型コア半部を形成する第３金型
部８６を有する。金型部分が互いに関連して動く方法は
、技術的に良く知られているので、詳細には説明しない
。

各金型コア半部は、その金型コア半郎の各側部に隣接し
ている２個の成形品取出装置８０を備えている。その成
形品取出装置は、それぞれ上述した回転軸吸込カップと
アーム集合体から構成されている。

中央金型部分８４は、各側に、２個の落し０６６゜の組
と、金型延長ブロック６８゛に取付けられた２個の停止
ブロック７４゛を備えている。各組における第１の落し
口は、第１金型部分８２に面している開口７０゜を有す
る。各組の他方の落し口は、第３金型部８６に而してい
る開口７０”を有する。

また、中央金型部８４は、成形品取出装置８０を駆動す
るための２個のカム板４４′を備えている。前述の様に
、各吸込カップ２４゜は、引込位置すなわち外側にある
位置から開放している金型部分の中間にある成形品係合
位置まで、振れる様になっている。金型部分が開放位置
から閉成位置まで動かされると、係合した成形品を有す
る各吸込カップ２４”は、外ＩＩ１位置までおよそ９０
゜円弧回転する。金型部分が閉成位置に達すると、その
成形品は落し口に落とされる。そのとき、加えられてい
る真空は遮断され、成形品が吸込カップから離れ、落し
口に自由落下して受台あるいはコンベアベルト等の部材
取扱い装置に送られる。

〔発明の効果〕

本発明の成形品取出し装置に関して、数多くの利点があ
る。

例えば、内側位置から外側位置までの行程の間、成形品
を回転させることによって、機械の控え棒と金型コア板
間の空間が最小化され得る。これは、空間が成形品の高
さによって決まるためである。

その様な回転をさせずに、部品が内側から外側位置まで
移送される様な案内シュート装置においては、必要な空
間が成形品の幅によるため、成形品の幅が比較的広い場
合には問題である。

さらに、この装置では、わずかな部品のみが成形品の形
状によって決まる大きさを持ち、かつ金型組み立て時に
特別に作る必要があるだけなので、吸込カップを蚊動す
るために本発明で使用した簡単な結合システムは、それ
自身を標準化できる。

この標準化により、その様な装置コストを大幅に低減で
きる。従って、各設備に対し多くの特別製造部品を必要
とする様な案内シュート装置に対して、大きな利点を持
っている。

また、成形品毎に１個の個別の吸込カップが使用される
ので、真空装置の大きさも、本発明の成形品取出し装置
によって最小化される。すなわち、代表的な案内シュー
ト装置は、真空に対して数個の開口を持つ落し口を使用
している。その結果、真空の需要に応えるために、大き
なポンプを必要とするためである。本発明は、その様な
装置と比較して大幅なコスト低減となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の成形品の取出し装置を有する射出成
形機の概略側面図、第２図は、成形品の取出し装置の等
角透視図、第３図は、金型が閉成位置にあるときの成形
品の取出し装置の平面図面、第４図は、金型が開放位置
にあるときの成形品の取出し装置の平面図面、第５図は
、成形サイクル中の成形品の取出し機構の動作を表して
いる金型の平面図、第６図は、金型コア半部及び成形品
取出し装置の端面図、第７図は、金型キャビティ半郎及
びそこに取付けられた落し口集合体の端面図、第８図は
、本発明の成形品取出し装置を含んでいる積層金型の平
面図である。１２は金型キャビテイ半部１４は金型コア半部、２３は成形品取出し装置２４は吸い込みカップ、２６は成形品ＪＦＪｆ６　−　３ＪＦｉＧ−２ＪＦＭ−（１５ｆＺＧ−５

Claims

【特許請求の範囲】（１）成形機から成形品を取出し、該成形品を上記成形
機に関して所望の位置に方向付けるための手段、上記取出し手段を構成し、取出される上記成形品と積極
的に係合して該成形品を把持するための吸込カップ、及
び成形サイクルの第１部分の間に、第１引込位置から上記
成形機の相対的可動部分の間にある第２成形品係合位置
まで、成形サイクルの第２部分の間に、上記第２位置か
ら上記第１位置まで、所望の軸回りに上記吸込カップを
回転させる手段、から構成される成形機から成形品を取
出す機構。（２）請求項（１）記載の機構において、さらに、上記
成形品係合位置から上記引込位置までの移行の間、上記
成形品を上記吸込カップ上に保持するための真空手段を
備えていることを特徴とする成形品取出し機構。（３）請求項（１）記載の機構において、さらに、上記
成形機は、単一成形サイクルで多数の成形品を製造する
ための多キャビティ金型部分を有し、上記取出し手段は
、上記成形品と係合する多数の吸込カップを有すること
を特徴とする成形品取出し機構。（４）請求項（１）記載の機構において、さらに、開放
及び閉成位置間での上記成形機の上記可動部分の動きに
応答して、上記吸込カップが上記第１及び第２位置間を
動く様に、上記回転手段を駆動させるためのカム手段を
有することを特徴とする成形品取出し機構。（５）請求
項（４）記載の機構において、上記回転手段は、実質的
に垂直な軸回りに回転可能な第１軸から成り、上記軸は
第１金型部分に設けられ、かつ、上記取出し装置は、さ
らに、上記第１軸に設けられたブラケットと、上記ブラ
ケット内に摺動可能に設けられた第２軸と、上記摺動可
能な軸の端部に設けられた、上記吸込カップを支持する
ためのブロックから構成されていることを特徴とする成
形品取出し機構。（６）請求項（５）記載の機構において、上記第１軸が
、上記第１金型部分に回転可能に固定された少なくとも
１個のリンク部材を有する結合集合体を介して上記カム
手段と連結していることを特徴とする成形品取出し機構
。（７）請求項（６）記載の機構において、上記カム手段
は第２金型部分に設けられたカム板から成り、上記カム
板は輪郭面を有し、上記結合集合体は上記輪郭面に沿っ
て移動するカム転子と、上記カム転子を上記カム面に対
して押圧する手段を有することを特徴とする成形品取出
し機構。（８）請求項（４）記載の機構において、上記回転手段
は２個の回転可能な軸から成り、上記軸は上記第１金型
部分の各側部に設けられ、上記取出し装置は、各上記回
転可能な軸に設けられた少なくとも１個のブラケットと
、各上記ブラケット内に摺動可能に設けられた移動可能
な軸と、各上記移動可能軸に設けられたブロック支持体
と、各上記ブロック支持体に接続された少なくとも１個
の吸込カップと、上記回転可能な軸の各々を上記カム手
段に接続する第１及び第２結合集合体から構成され、そ
れによって、各上記吸込カップは、上記金型部分が上記
開放位置に動くとき、上記第１位置から上記第２位置に
移動し、上記金型部分が上記閉成位置に戻るとき、上記
第２位置から上記第１位置に移動することを特徴とする
成形品取出し機構。（９）請求項（８）記載の機構において、上記金型部分
は、多数の成形品を生産するための多キャビティを形成
し、上記取出し手段は、各回転可能な軸に付けられた多
数のブラケットと、上記成形品と係合し、かつ取り除く
ための、各上記ブラケットに接続された多数の吸込カッ
プから構成されていることを特徴とする成形品取出し機
構。（１０）請求項（１）記載の機構において、さらに、上
記取り除いた成形品を部材受取装置に移送するための落
し口手段から成り、上記落し口手段は、上記成形機に設
けられており、さらに、上記落し口手段は、上記金型部
分が閉成位置に移動すると、上記吸込カップによって係
合された上記成形品を受取るための開口を有することを
特徴とする成形品取出し機構。（１１）請求項（１０）記載の機構において、さらに、
成形品を吸込カップに保持するのを助けるために、各上
記吸込カップに真空を加えるための手段と、上記成形品
が上記落し口に入った後、上記真空印加手段を自動的に
遮断するための手段を有し、それによって、上記成形品
が上記落し口内側に自動落下することを特徴とする成形
品取出し機構。（１２）請求項（１０）記載の機構において、上記成形
機は、第１金型部分及び上記第１金型部分に取付けられ
た停止手段を有し、上記回転手段及び取出し手段は、上
記金型部分に関して軸方向に可動である第２金型部分に
設けられ、上記取出し手段は、上記吸込カップが設けら
れている移動可能なアームを有し、それによって、上記
第２金型部分が上記第１金型部分方向へ移動するとき、
上記アームが上記停止手段と接触し、さらに、上記第１
及び第２金型部分間の低減した空隙を収容する様に、そ
の様な接触によって移動させられることを特徴とする成
形品取出し機構。（１３）第１金型コア半部から成る第１金型部分と、第
２金型コア半部から成る第２金型部分と、上記第１及び
第２金型部分の中間に配置された第３金型部分と、上記
第１金型と上記第２金型に設けられた成形品取出し集合
体から構成され、上記第３成形物は２つの対抗面の各々
に配置された金型キャビティ半部を有し、各上記成形品
取出し集合体は、上記成形品の１つと係合し、把持する
吸込カップと、成形サイクルの第１部分中に上記金型部
分の外側にある第１引込位置から第２成形品係合位置へ
成形サイクルの第２部分中に上記第２位置から上記第１
位置へ戻るよう、上記吸込カップを回転させる手段から
構成されていることを特徴とする射出成形機。（１４）請求項（１３）記載の機構において、さらに、
上記成形サイクル中に上記回転手段を駆動するために、
上記第３金型部分に設けられたカム手段を有することを
特徴とする射出成形機。（１５）請求項（１３）記載の射出成形機において、さ
らに、取出された成形品を受けるため、上記第３金型部
分に設けられた落し口手段を有することを特徴とする射
出成形機。