JPH07271300A - ラベル - Google Patents

ラベル

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JPH07271300A
JPH07271300A JP5705894A JP5705894A JPH07271300A JP H07271300 A JPH07271300 A JP H07271300A JP 5705894 A JP5705894 A JP 5705894A JP 5705894 A JP5705894 A JP 5705894A JP H07271300 A JPH07271300 A JP H07271300A
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JP
Japan
Prior art keywords
label
coating layer
label base
base material
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5705894A
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English (en)
Inventor
Haruyoshi Kawada
治慶 河田
Hiroyuki Fujita
弘幸 藤田
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Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
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Publication date
Application filed by Fuji Seal Inc filed Critical Fuji Seal Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に乾電池等の小径状の物品であっても、装
着されたラベルの端部が膨れ上がったり、剥離したりす
るのを防止し、外観体裁を良好にして品質の向上を図
る。 【構成】 曲面部を有する被装着体3に装着されるプラ
スチックフィルムをラベル基材6とするラベルであっ
て、該ラベル基材6の被装着体側の一側面には、有機溶
剤に溶解された樹脂成分のコーティング層7と接着層9
とが形成され、且つ、ラベル基材6の他側面には、紫外
線硬化型インキにより施されてなる印刷層8が形成され
ていることにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば乾電池等の小径
の円柱状物品に装着するのに最適なラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、図6に示すように乾電池
20は、小径の乾電池本体21にラベル22が巻付けられ、該
ラベル22における乾電池本体21の軸心方向の両端部22c
を加熱収縮させることにより折り曲げ、全面が接着剤を
介して乾電池本体21に接着されているのが一般的であ
る。
【0003】上記ラベル22は熱収縮性プラスチックフィ
ルムをラベル基材23とし、該ラベル基材23の一側面(外
表面)には、文字やデザイン等の印刷層24が形成され、
他側面(乾電池本体21側面)には、接着層25が形成され
ている。尚26は離型紙で、該離型紙26にラベル22が剥離
可能に貼着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ラ
ベル22は小径の乾電池本体21に巻付けられることから、
重合するラベルの巻付終端部22a が外側に湾曲して剥が
れ易く、特に、コシの強いPETフィルムからなるラベ
ル22を装着する場合、ラベル22の両端部22c を加熱収縮
させると、ラベルの巻付終端部22a が巻付先端部22b に
対して膨れ上がって離間してしまい、外観体裁が悪くな
り品質の低下を余儀なくされていた。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、特に乾電池等の小径状の物品であっても、
装着されたラベルの端部が膨れ上がったり、剥離したり
するのを防止し、外観体裁を良好にして品質の向上を図
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたもので、曲面部を有する被装着体
3に装着されるプラスチックフィルムをラベル基材6と
するラベルであって、該ラベル基材6の被装着体側の一
側面には、有機溶剤に溶解された樹脂成分のコーティン
グ層7と接着層9とが形成され、且つ、ラベル基材6の
他側面には、紫外線硬化型インキにより施されてなる印
刷層8が形成されていることにある。
【0007】また、曲面部を有する被装着体3に装着さ
れるプラスチックフィルムをラベル基材6とするラベル
であって、該ラベル基材6の被装着体側の一側面には、
有機溶剤に溶解された樹脂成分のコーティング層7と接
着層9とが形成され、且つ、ラベル基材6の他側面に
は、前記コーティング層7よりも薄肉の有機溶剤に溶解
された樹脂成分のコーティング層14が設けられ、該コー
ティング層14に紫外線硬化型インキにより施されてなる
印刷層8が形成されていることにある。
【0008】
【作用】上記本発明のラベルにおいて、ラベル基材6に
おける被装着体3側には、有機溶剤に溶解された樹脂成
分のコーティング層7が形成されていることから、該コ
ーティング層7はラベル基材6を被装着体3側に屈曲さ
せるように作用し、このため、ラベル5の湾曲状態が維
持される。
【0009】このため、ラベルを被装着体3に巻き付け
る場合に、ラベルは被装着体3の巻付け方向に湾曲癖が
付いており、被装着体3に容易に巻き付けることができ
ると共に、巻付けられたラベル5の巻付終端部5bが膨れ
上がったり、外側に湾曲して剥離したりし難くなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に従っ
て説明する。図1及び図2は本発明の第1実施例を示
し、図2において1は曲面部を有する被装着体としての
乾電池を示し、乾電池本体3にラベル5が装着されてい
る。
【0011】ラベル5は、厚さ30〜100 μmのポリエス
テル(ポリエチレンテレフタレート),ポリプロピレ
ン,ポリ塩化ビニル等よりなる縦一軸延伸の熱収縮性フ
ィルム6をラベル基材としている。尚、該ラベル基材6
としては、厚さ50μmのポリエステルフィルムが好まし
い。該ラベル基材6の一側面には、アルミニウム粉末を
顔料として含有したポリウレタン系樹脂と酢酸ブチルエ
ステル,メチルエチルケトン,メチルイソブチルケト
ン,トルエンの混合溶剤よりなる銀色のインキがグラビ
ア印刷法によりコーティングされ、そのコーティング層
7の表面には、粘着剤が全面に塗布された接着層9が形
成されている。
【0012】ラベル基材6の他側面には、紫外線硬化型
インキを使用してデザイン,表示等が印刷された印刷層
8が適宜設けられている。
【0013】次に、上記ラベル5の製造方法及び該ラベ
ル5を乾電池本体3に装着する場合について説明する。
先ず、長尺状のラベル基材6の一側面の全面に、前記有
機溶剤に溶解された樹脂成分(有機溶剤型インキ)をグ
ラビア印刷によりコーティングして溶剤を乾燥させてコ
ーティング層7を形成する。次に、前記コーティング層
7の表面に粘着剤を塗布してなる接着層9を形成すると
共に、該接着層9に離型紙10を剥離自在に接着積層さ
せ、ラベル原紙11を作成する(図1(イ)参照)。この
ときに、ラベル原紙11は、図3に示す如く離型紙10側が
内側となるように、一旦ロール状に巻回される。
【0014】ロール状に巻回されたラベル原紙11は、ラ
ベル基材6の他側面に凸版輸転印刷機により、紫外線硬
化型インキを使用してデザイン,表示等を印刷してなる
印刷層8を形成しながら適宜繰り出され、ダイカットに
より切断してラベル5を形成する(図1(ロ)参照)。
このとき、離型紙10は切断されることなく、図示省略の
巻取り装置にてラベル原紙11と同様離型紙10が内側とな
るように巻き取られる。このラベル5が離型紙10から剥
離されると、ラベル5はコーティング層7が内側となる
ように湾曲することが実際に確認できた(図1(ハ)参
照)。このようにラベル5は有機溶剤に溶解された樹脂
成分のコーティング層7により湾曲する構成としている
と共に、ロール状に巻かれていることから、ラベル5に
湾曲癖を効果的に付けることが可能となる。
【0015】上記湾曲癖の付いたラベル5を、図2に示
すように小径の単四型の乾電池本体3の周方向に収縮す
るように巻き付けて接着し、更に、乾電池本体3に巻か
れたラベル5を、乾電池本体3の軸心方向の両端部5aが
折曲がるように加熱収縮させる。ラベル5の巻付終端部
5bと巻付先端部5cとは互いに重合するが、ラベル5は上
記の如く内側、即ち、乾電池本体3側に湾曲するので、
ラベル5の加熱収縮時に外側の終端部5bが外側に湾曲し
て浮き上がることはなく、しかも、ラベル5を長期にわ
たって乾電池本体3に密着させることができ、且つ、巻
付終端部5bと巻付先端部5cとを互いに密着した良好な装
着形態が得られるのである。
【0016】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図4(イ)において、厚さ50μmの二軸延伸ポリエ
ステルフィルムからなるラベル基材6の一側面に、二酸
化チタンを顔料として含有しポリウレタン系樹脂と酢酸
エチルエステル,メチルエチルケトン,トルエンの混合
溶剤よりなる白色のインキをグラビア印刷法によりコー
ティングしてコーティング層7を形成する。
【0017】次に、上記コーティング層7の全面に、常
温では粘着性はないが加熱により粘着性が生じ、それが
冷却後もかなりの時間持続するディレイドタック接着剤
(感熱接着剤)を塗布し、接着層9を形成しラベル原紙
を作成する。
【0018】次に、ラベル基材6の他側面に、シルクス
クリーン印刷により紫外線硬化型インキによりデザイン
等を印刷した印刷層8を形成して、上記実施例と同様に
ラベル5を制作する。尚、該ラベル原紙11は、感熱接着
剤が塗布されていることから、上記の離型紙10が不要と
なる。
【0019】更に、ラベル5の感熱接着剤を加熱して軟
化させた後に、乾電池本体3又は化粧品等の円柱状容器
にラベル5を巻付け接着させる。ラベル5は剛性のある
(いわゆるコシのある)二軸延伸ポリエステルフィルム
を採用しているにもかかわらず、ラベル5の巻付終端部
5bが浮き上がることはなく、ラベル5の全面を乾電池本
体3に密着させさることが可能となる。
【0020】更に、図4(ロ)に示す実施例では、ラベ
ル基材6の他側面(紫外線硬化型インキが塗布される
側)には、前記ラベル基材6の一側面に設けられたコー
ティング層7より薄肉の有機溶剤に溶解された樹脂成分
のコーティング層14が設けられている。該コーティング
層14の表面に前記紫外線硬化型インキよりなる印刷層8
が形成されている。
【0021】このラベル5では、紫外線硬化型インキが
直接に塗布できない材質のラベル基材6であっても、ラ
ベル基材6にコーティング層14を設けることにより、紫
外線硬化型インキの塗布が可能となる。
【0022】また、該ラベル基材6の他側に設けられる
コーティング層14の肉厚は、一側に設けられるコーティ
ング層7の肉厚に比し薄くなっていることから、ラベル
5に湾曲癖を付けることができる。前記コーティング層
7,14はグラビア印刷により、薄膜状にラベル基材6に塗
布してラベル原紙11を作成するので、ラベルの多量生産
が可能となる。
【0023】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、上記実施例では、ラベル5を乾電池本体3等
の全周にわたって巻き付けたが、図5に示すように物品
の一部に凸状の曲面部3aが設けられ、該曲面部3aにラベ
ル5を接着させる構成でも良く、更に、ラベル5の形状
も任意に設定自在であり、ラベル5は非熱収縮性のもの
であっても良い。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明のラベルは、ラベル
基材の被装着体側の一側面には、有機溶剤に溶解された
樹脂成分のコーティング層と接着層とが形成され、且
つ、ラベル基材の他側面には、紫外線硬化型インキによ
り印刷層が形成されているので、ラベルが被装着物品側
に湾曲する湾曲癖を有し、特に乾電池等の小径の被装着
物品にラベルを巻き付けた場合には、該ラベルの端部が
浮き上がったり、剥離するのを防止することができ、ラ
ベルの装着外観を良好にでき品質の向上を図ることが可
能となる。
【0025】また、該ラベル基材の被装着体側の一側面
には、有機溶剤に溶解された樹脂成分のコーティング層
と接着層とが形成され、且つ、ラベル基材の他側面に
は、前記コーティング層よりも薄肉の有機溶剤に溶解さ
れた樹脂成分のコーティング層が設けられ、該コーティ
ング層に紫外線硬化型インキにより印刷層が形成されて
いるので、上記ラベルの端部の浮き上りや剥離を防止で
きると共に、紫外線硬化型インキを直接に塗布すること
ができないラベル基材であっても、コーティング層を介
して紫外線硬化型インキをラベル基材に設けることが可
能となり、ラベル基材の材料が特に限定されることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示し、(イ)はラベル原
紙の要部断面図、(ロ)はラベルの要部断面図、(ハ)
はラベルの湾曲状態を示す側面図。
【図2】(イ)は乾電池の断面平面図、(ロ)は同一部
破断を示す斜視図。
【図3】ラベル原紙及び離型紙を巻き取る状態の正面
図。
【図4】本発明の他の実施例を示し、(イ)及び(ロ)
はラベルの要部断面図。
【図5】本発明の更に他の実施例を示す平面図。
【図6】従来例を示し、(イ)は乾電池の斜視図、
(ロ)は同断面図、(ハ)はラベルの要部断面図。
【符号の説明】
1…ラベル、3…乾電池(被装着体)、6…ラベル基
材、7,14…コーティング層、8…印刷層、9…接着層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲面部を有する被装着体(3)に装着さ
    れるプラスチックフィルムをラベル基材(6)とするラ
    ベルであって、該ラベル基材(6)の被装着体側の一側
    面には、有機溶剤に溶解された樹脂成分のコーティング
    層(7)と接着層(9)とが形成され、且つ、ラベル基
    材(6)の他側面には、紫外線硬化型インキが施されて
    なる印刷層(8)が形成されていることを特徴とするラ
    ベル。
  2. 【請求項2】 曲面部を有する被装着体(3)に装着さ
    れるプラスチックフィルムをラベル基材(6)とするラ
    ベルであって、該ラベル基材(6)の被装着体側の一側
    面には、有機溶剤に溶解された樹脂成分のコーティング
    層(7)と接着層(9)とが形成され、且つ、ラベル基
    材(6)の他側面には、前記コーティング層(7)より
    も薄肉の有機溶剤に溶解された樹脂成分のコーティング
    層(14)が設けられ、該コーティング層(14)に紫外線
    硬化型インキにより施されてなる印刷層(8)が形成さ
    れていることを特徴とするラベル。
JP5705894A 1994-03-28 1994-03-28 ラベル Pending JPH07271300A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5705894A JPH07271300A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 ラベル

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JP5705894A JPH07271300A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 ラベル

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JP5705894A Pending JPH07271300A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 ラベル

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JP (1) JPH07271300A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0841709A1 (fr) 1996-11-08 1998-05-13 Rotanotice Etiquette de protection et décoration notamment pour pile électrique

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0841709A1 (fr) 1996-11-08 1998-05-13 Rotanotice Etiquette de protection et décoration notamment pour pile électrique

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