JPH0666461U - 箸 - Google Patents

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JPH0666461U
JPH0666461U JP1431293U JP1431293U JPH0666461U JP H0666461 U JPH0666461 U JP H0666461U JP 1431293 U JP1431293 U JP 1431293U JP 1431293 U JP1431293 U JP 1431293U JP H0666461 U JPH0666461 U JP H0666461U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
chopstick body
shrinkable film
film
chopsticks
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Pending
Application number
JP1431293U
Other languages
English (en)
Inventor
南橋君江
Original Assignee
有限会社みなみはし
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長さ方向の長い範囲にわたって色彩・模様等
を有することが容易で、衛生を保つために塗布される塗
料が剥がれにくい箸を提供する。 【構成】 箸本体1と、色彩および/または模様を有
し、箸本体1の外周部を包囲するように箸本体1に被せ
られる筒状の熱収縮性フィルム2とからなり、熱収縮性
フィルム2を加熱処理によって箸本体1と一体化したこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は箸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、箸の外周部には装飾用の色彩・模様等が施されている。箸の外 周部に色彩・模様等を施す方法として、色彩・模様等を有する熱転写フィルムを 箸の外周部に貼着し、熱転写フィルムを加熱して剥がし、色彩・模様等を箸の外 周部に転写する方法がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、箸の太さは先端に向かうにしたがって細くなっているため、熱転写 フィルムを貼着する範囲が箸の長さ方向に長くなると、フィルムの一方の端部に おける箸の太さとフィルムの他方の端部における箸の太さとの差が大きくなり、 熱転写フィルムに皺が生じ、熱転写フィルムを箸に貼着することが困難であった 。したがって、箸の長さ方向の長い範囲にわたって色彩・模様等を施すことが困 難であった。また、箸に転写された色彩・模様等には、食品衛生上の問題から、 エポキシ系樹脂等からなる透明な塗料が塗布されるようになっているが、色彩・ 模様等には熱転写フィルムから剥離するための離型剤が付着しており、離型剤に よって塗料が付着しにくく、剥がれやすいという問題があり、改善が要望されて いた。
【0004】 そこで、本考案は、長さ方向の長い範囲にわたって色彩・模様等を有すること が容易で、衛生を保つために箸に塗布される塗料が剥がれにくい箸を提供するこ とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を達成するにあたって、具体的には、箸本体と、色彩およ び/または模様を有し、前記箸本体の外周部を包囲するように前記箸本体に被せ られる筒状の熱収縮性フィルムとからなり、前記熱収縮性フィルムを加熱処理に よって前記箸本体と一体化したことを特徴とする箸である。
【0006】 なお、筒状の熱収縮性フィルムは、収縮率が一方の端部から他方の端部に向か って減少しており、前記一方の端部が前記箸本体の先端側になるように、前記箸 本体に被せられるものであっても良い。
【0007】 筒状の熱収縮性フィルムの材質としては、例えば、ポリエチレンテレフタレー ト、ポリエチレン、塩化ビニル、ポリスチレン等が考えられる。筒状の熱収縮性 フィルムの断面形状は円以外の形状でも良い。また、断面積が一方の端部から他 方の端部に向かって減少している形状を有する筒状の熱収縮性フィルムを使用し ても良い。
【0008】
【作用】
熱収縮性フィルムは収縮するので、箸の長さ方向に長いフィルムであっても、 フィルムに皺が生じにくく、フィルムが箸本体に隙間無く密着する。また、例え ばポリエチレンテレフタレート製の熱収縮性フィルムに対してエポキシ系樹脂か らなる塗料を使用すると、熱収縮性フィルムと塗料の密着度が高く、塗料が剥が れにくい。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例について説明する。 本考案の箸は、図1に示すように、木、竹、プラスチック等からなる箸本体1 と、筒状の熱収縮性フィルム2とからなるものである。 熱収縮性フィルム2は、図2に示すように、グラビア印刷やシルク印刷等によ って印刷された色彩および模様を有する熱収縮性シート3からなり、熱収縮性シ ート3を幅方向に巻いて筒状にし、側端部3aを接着したものである。筒状に形 成された熱収縮性フィルム2の内径は箸本体1の最も太い部分の太さよりわずか に大きくなっている。そして、箸本体1の外周部を包囲するように熱収縮性フィ ルム2を箸本体1に被せ、熱収縮性フィルム2を加熱すると、熱収縮性フィルム 2が収縮して箸本体1と一体化する。図3はその状態を示す。熱収縮性フィルム 2は収縮するので皺が生じにくく、箸本体1に隙間無く密着する。そして、箸本 体1と熱収縮フィルム2にエポキシ系樹脂からなる透明な塗料を塗布すると箸が 完成する。
【0010】 なお、筒状の熱収縮性フィルム2の外形を箸本体1の外形に合わせるために、 図4に示すように、断面積が一方の端部から他方の端部に向かって減少している 形状を有する筒状の熱収縮性フィルム2を使用しても良い。このようにすると、 熱収縮性フィルム2が箸本体1により密着しやすくなり、皺も生じにくくなる。
【0011】 次に、本考案の第2の実施例について説明する。 この実施例では、熱収縮性フィルムの収縮率が一方の端部から他方の端部に向 かって減少している。そして、図5に示すように、収縮率が最も大きい一方の端 部4aが箸本体1の先端側になるように、熱収縮性フィルム4を箸本体1に被せ る。そして、熱収縮性フィルム4を加熱して箸本体1と一体化する。熱収縮性フ ィルム4の収縮率は箸本体1の細い部分から太い部分に向かって減少しているの で、熱収縮性フィルム4は箸本体1により密着しやすく、皺も生じにくい。そし て、箸本体1と熱収縮フィルム2にエポキシ系樹脂からなる透明な塗料を塗布す ると箸が完成する。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の箸では、箸本体の外周部に貼着されるフィルム に熱収縮性フィルムを採用しているので、フィルムが箸本体に密着しやすく、フ ィルムに皺が生じにくい。したがって、箸本体の長さ方向の長い範囲にわたって 色彩・模様等を有することが容易である。また、衛生を保つために箸に塗布され る塗料の密着度が高く、剥がれにくい。したがって、所期の課題を達成すること ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】箸本体1および熱収縮性フィルム2の斜視図で
ある。
【図2】熱収縮性シート3の平面図である。
【図3】箸本体1と熱収縮性フィルム2を一体化した状
態を示す斜視図である。
【図4】熱収縮性フィルム2の変形例の斜視図である。
【図5】箸本体1および熱収縮性フィルム4の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 箸本体 2 熱収縮性フィルム

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箸本体と、 色彩および/または模様を有し、前記箸本体の外周部を
    包囲するように前記箸本体に被せられる筒状の熱収縮性
    フィルムとからなり、 前記熱収縮性フィルムを加熱処理によって前記箸本体と
    一体化したことを特徴とする箸。
  2. 【請求項2】 前記熱収縮性フィルムは、収縮率が一方
    の端部から他方の端部に向かって減少しており、前記一
    方の端部が前記箸本体の先端側になるように、前記箸本
    体に被せられることを特徴とする請求項1に記載の箸。
JP1431293U 1993-03-02 1993-03-02 Pending JPH0666461U (ja)

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JP1431293U JPH0666461U (ja) 1993-03-02 1993-03-02

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JP1431293U JPH0666461U (ja) 1993-03-02 1993-03-02

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005549A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Ishida:Kk 箸の模様付け方法と、その模様付けをした箸
JP2012005550A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Ishida:Kk 箸の模様付け加工方法、及びその方法によって模様付けされた箸
JP2012050632A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Ishida:Kk 洗浄箸、及び洗浄箸の頭部周縁角部に対する強化方法
JP2013094464A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Ishida:Kk 持ち易い箸
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JP2014195745A (ja) * 2014-07-18 2014-10-16 株式会社兵左衛門

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937276B1 (ja) * 1970-07-30 1974-10-07

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