JPH0727128U - 巻線用ボビン - Google Patents

巻線用ボビン

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Publication number
JPH0727128U
JPH0727128U JP6061493U JP6061493U JPH0727128U JP H0727128 U JPH0727128 U JP H0727128U JP 6061493 U JP6061493 U JP 6061493U JP 6061493 U JP6061493 U JP 6061493U JP H0727128 U JPH0727128 U JP H0727128U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
winding
wall
space
iron core
Prior art date
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Pending
Application number
JP6061493U
Other languages
English (en)
Inventor
明浩 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Diamond Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP6061493U priority Critical patent/JPH0727128U/ja
Publication of JPH0727128U publication Critical patent/JPH0727128U/ja
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  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄心を挿入する巻線用ボビンにおいて、前記
鉄心−鉄心間にギャップを形成する場合、別体のスペー
サー等を使用することなく、容易にギャップが形成、保
持できるボビンを提供する。 【構成】 角筒状または円筒状に樹脂成形されたボビン
10本体の長手方向に線輪が巻かれる巻線部16を備え、角
筒状または円筒状の長手方向内部に内壁15を持ち、この
内壁15に囲まれる空間18の両側から鉄心11が挿入される
巻線用ボビンにおいて、前記内壁15にリブ30を持ち、前
記空間18の両側から挿入される鉄心11-11の間に形成さ
れるギャップ部に前記リブ30を配置する捲線用ボビンと
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は巻線用ボビン、特にコイル、トランスに巻線されるボビンの形状に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、例えば自動車用点火コイルでは、1次コイルまたは2次コイルが巻回 されるボビンは樹脂成形された筒状の形をしたものが多く使用されている。図5 は点火コイルの1次コイルが巻回される1次ボビンの側面図を、図6は図4をA −A断面で矢印方向に見た断面図を示す。図5と6において、ボビン10は角筒状 に樹脂成形したもので、このボビン10本体の長手方向のそれぞれの両端部から内 側には2つのボビン鍔部14-14が本体と一体に形成され、この鍔部14-14間に巻線 部16が設けられ、ここに1次線輪12が巻回されている。前述の如くボビン10本体 は角筒状で長手方向の内部に内壁15を持ち、この内壁15に囲まれる空間18があり 、この空間18の両側から鉄心11-11が挿入されている。
【0003】 周知の如く点火コイルでは、コの字型の対の鉄心11-11のそれぞれの一方の突 出部を前記空間部18に挿入し、閉磁路を形成させているものが多く、この場合、 空間18内の鉄心11-11間には僅かなギャップが形成され、このギャップの距離を 一定に保つために鉄心11-11間にはアルミニウム等絶縁材料で構成されるスペー サー13が挟み込まれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成の点火コイルでは、鉄心18-18間にスペーサー13を挟み込むので、組 立行程上非常に手間のかかる作業が必要になり、またスペーサー13が別部品とな っているのでコストも高くなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】 角筒状または円筒状に樹脂成形されたボビン10本体の長手方向に線輪が巻かれ る巻線部16を備え、角筒状または円筒状の長手方向内部に内壁15を持ち、この内 壁15に囲まれる空間18の両側から鉄心11が挿入される巻線用ボビンにおいて、前 記内壁15にリブ30を持ち、前記空間18の両側から挿入される鉄心11-11の間に形 成されるギャップ部に前記リブ30を配置する捲線用ボビンとする。
【0006】
【作用】
上記構成により、点火コイル内の空間18に挿入される鉄心11-11の間の僅かな ギャップが容易、且、確実、安価に構成、保持できる。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図1に、この断面図を図2に示す。図1と2において、ボビ ン10は角筒状に樹脂成形され、このボビン10本体の長手方向のそれぞれの両端部 から内側には2つのボビン鍔部14-14が本体と一体に形成され、この鍔部14-14間 に巻線部16が設けられ、ここに1次線輪12が巻回されている。前記ボビン10本体 は前記の如く筒状となっており長手方向の内部には内壁15があり、この内壁15に 囲まれる空間18があり、この空間18の長手方向両側から鉄心11-11が挿入され、 前記内壁15には後述のリブ30が設けられている。
【0008】 本実施例においては、図1のA−A断面の図2が示す通り内壁15の断面はほぼ 正方形の四角形であり、この4つの角のそれぞれに平板状で直角三角形のリブ30 の直角部分が当てられている。本実施例ではリブ30はボビン10の内壁15と一体樹 脂成形している。
【0009】 なお前記リブの形状は上記のものでなくても、例えば図3若しくは図4に示す 如く空間18内部に向かって内壁15の全体若しくは一部に設けるものでもよい。図 3では内壁15の内側全体にリブ30を設けており、また図4では四つのそれぞれの 辺にのみリブ30を設ける構造となっている。
【0010】 前記リブ30は空間18中心部でなくても、空間18の両端から挿入される鉄心と鉄 心により形成されるギャップ部に配置すればよく、また本実施例では角筒形のボ ビン10であったが、円筒形のボビンであっても上記同様に空間18内部に向かって 内壁15の全体若しくは一部にリブ30を設ければ、前記構造のものと同様の効果が 得られるのは勿論である。
【0011】
【考案の効果】
鉄心11-11間のギャップがリブ30を挟み込むので、鉄心11-11間のギャップが確 実に保持できる。また前記リブ30はボビン10と一体成形で作られるので安価であ るばかりか、組立行程上の複雑な作業がなくなり生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例とする巻線用ボビンの側面図
である
【図2】 本考案の第1の実施例とする巻線用ボビンの
断面図である
【図3】 本考案の第2の実施例とする巻線用ボビンの
断面図である
【図4】 本考案の第3の実施例とする巻線用ボビンの
断面図である
【図5】 従来の巻線用ボビンの断面図である
【図6】 図5の巻線用ボビンをA−A断面で矢印方向
に見た断面図である
【符号の説明】
図において同一符号は同一、または相当部分を示す。 10 ボビン 11 鉄心 12 巻線 13 スペーサー 14 鍔部 15 内壁 16 巻線部 18 空間 30 リブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角筒状または円筒状に樹脂成形されたボ
    ビン本体の長手方向に線輪が巻かれる巻線部を備え、角
    筒状または円筒状の長手方向内部に内壁を持ち、この内
    壁に囲まれる空間の両側から鉄心が挿入される巻線用ボ
    ビンにおいて、前記内壁にリブを持ち、前記空間の両側
    から挿入される鉄心と鉄心との間に形成されるギャップ
    部に前記リブを配置する捲線用ボビン。
JP6061493U 1993-10-15 1993-10-15 巻線用ボビン Pending JPH0727128U (ja)

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JP6061493U JPH0727128U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 巻線用ボビン

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JP6061493U JPH0727128U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 巻線用ボビン

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JPH0727128U true JPH0727128U (ja) 1995-05-19

Family

ID=13147333

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JP6061493U Pending JPH0727128U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 巻線用ボビン

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JP (1) JPH0727128U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007096173A (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Sht Corp Ltd コイル装置及びその製造方法
JP2010147130A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Toyota Motor Corp 電磁機器及びその冷却構造
JP2010147067A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Toyota Motor Corp 電磁機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2010147067A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Toyota Motor Corp 電磁機器
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