JPH054434U - トランス - Google Patents
トランスInfo
- Publication number
- JPH054434U JPH054434U JP5825891U JP5825891U JPH054434U JP H054434 U JPH054434 U JP H054434U JP 5825891 U JP5825891 U JP 5825891U JP 5825891 U JP5825891 U JP 5825891U JP H054434 U JPH054434 U JP H054434U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- core
- bobbin
- transformer
- wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】コイル11が巻回されるボビン10の鍔部1
4,15の一方にワイヤー引き出し通路16を有する突
出し部17がコアを貫通するように突設される。 【効果】ワイヤー引き出し通路16を有する突出し部1
7を通じてコイル端部が外部に容易に引き出される。そ
れゆえ、トランスの組立作業の自動化及び省力化を効果
的に図れ、しかも、コイルとコアとの沿面距離を充分に
確保することもできる。
4,15の一方にワイヤー引き出し通路16を有する突
出し部17がコアを貫通するように突設される。 【効果】ワイヤー引き出し通路16を有する突出し部1
7を通じてコイル端部が外部に容易に引き出される。そ
れゆえ、トランスの組立作業の自動化及び省力化を効果
的に図れ、しかも、コイルとコアとの沿面距離を充分に
確保することもできる。
Description
【0001】
本考案は、簡易型トランスに係り、特に、コイルが巻回されるボビン部分のワ イヤ引き出し構造に特徴を有するものに関する。
【0002】
従来、オーディオ回路等に供される簡易型トランスとして、一次コイルが巻回 される一次ボビンの外側に同心状に二次コイルが巻回されるスペーサもしくは二 次ボビンが配され、それらの外周部を覆いかつ中心部を貫くように断面E、I形 のコアが配されたものが知られている。
【0003】 このようなトランスにおいては、ワイヤ(コイルの端部)をボビンから引き出 すため、ボヒンの鍔部に切欠き部等を設ける方策が採られている。
【0004】
しかしながら、上述の如くの引き出し構造では、トランスの組立作業の自動化 及び省力化を図る上での格別の便宜が図られているとは言えず、また、コイルと コアとの沿面距離を充分に確保できるとは言い難い。
【0005】 かかる点に鑑み本考案は、組立作業の自動化及び省力化を図れ、かつ、コイル とコアとの沿面距離を充分に確保できるワイヤ引き出し構造を有したトランスを を提供することを目的とする。
【0006】
上述の目的を達成すべく、本考案に係るトランスは、コイルが巻回されるボビ ンの鍔部の一方にワイヤー引き出し通路を有する突出し部がコアを貫通するよう に突設されていることを特徴としている。
【0007】 この場合、突き出し部は絶縁対策が必要な一次側のボビンにのみ設けてもよく と必要があれば二次側に設ければよい。
【0008】
上述の如くの構成とされた本考案に係るトランスにおいては、突出し部が突設 されているので、それを通じてコイル端部が外部に容易に引き出され、従って、 組立作業の自動化及び省力化が図れ、しかも、コイルとコアとの沿面距離が充分 に確保される。
【0009】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。 図1は本考案に係るトランスの一実施例の主要部を示している。
【0010】 図において、一次コイル11が巻回される巻回部が円筒状の一次ボビン10は 、上下端に円形の鍔部14,15を有し、この鍔部14,15のうち大径の鍔部 14に、図2に詳細に示される如くに、外方に向けてワイヤー引き出し通路16 を有する円筒状の突出し部17が4つ、同一円周上に等角度間隔をもって突設さ れている。
【0011】 また、一次ボビン10の外周側には二次ボビン20が配されている。この二次 ボビン20は、その内側に一次ボビン10の巻回部が挿入され、かつその外側に 二次コイル12が巻回される有底円筒形状とされ、その中央部には一次コイル1 0と共通のコア挿入孔が設けられ、その上下端には円形の鍔部24,25を有し ている。
【0012】 鍔部24,25のうち鍔部14側の鍔部24は、鍔部14の内側に位置する内 周部分24aと鍔部14と面一の外周部分24bとからなる階段状断面形状とさ れ、外周部分24bには、突出し部17と同様なワイヤー引き出し通路26を有 する突出し部27が4つ、同一円周上に等角度間隔をもって、隣合う一対の突出 し部17の中間位置に突設されている。
【0013】 上記突出し部17,27は、それぞれボビン10,20の内外周に配されるコ ア30(図2)を貫通する高さを有し、そのワイヤー引き出し通路16,26に はコイルの端部が挿通される。
【0014】 上述の如くの構成とされた本実施例のトランスにおいては、突出し部17,2 7が突設されているので、それを通じてコイル端部が外部に容易に引き出され、 従って、組立作業の自動化及び省力化が図れ、しかも、コイルとコアとの沿面距 離も充分に確保される。
【0015】 上記説明中、突出し部の数は4つに限らず任意に設けても良く、又鍔部及びボ ビンを円形及び円筒に限らず、他の形状にしても良い。
【0016】
以上の説明から明らかな如く、本考案に係るトランスは、コイルが巻回される ボビンの鍔部にワイヤー引き出し通路を有する突出し部がコアを貫通するように 突設されているので、それを通じてコイル端部が外部に容易に引き出される。そ れゆえ、トランスの組立作業の自動化及び省力化を効果的に図れ、しかも、コイ ルとコアとの沿面距離を充分に確保することもできる。
【図1】本考案に係るトランスの一実施例の主要部を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】図1の実施例の主要部の断面図。
10 一次ボビン 14,15 鍔部 17 突出し部 20 二次ボビン 24,25,27 突出し部 30 コア
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 コイルが巻回されるボビンの鍔部の一方
にワイヤー引き出し通路を有する突出し部がコアを貫通
するように突設されていることを特徴とするトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5825891U JPH054434U (ja) | 1991-06-30 | 1991-06-30 | トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5825891U JPH054434U (ja) | 1991-06-30 | 1991-06-30 | トランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054434U true JPH054434U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=13079133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5825891U Pending JPH054434U (ja) | 1991-06-30 | 1991-06-30 | トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054434U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57175376A (en) * | 1981-04-23 | 1982-10-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Melting applying tool for ski wax |
JPWO2005015725A1 (ja) * | 2003-08-11 | 2006-10-12 | サンケン電気株式会社 | スイッチング電源装置 |
-
1991
- 1991-06-30 JP JP5825891U patent/JPH054434U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57175376A (en) * | 1981-04-23 | 1982-10-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Melting applying tool for ski wax |
JPS6230033B2 (ja) * | 1981-04-23 | 1987-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
JPWO2005015725A1 (ja) * | 2003-08-11 | 2006-10-12 | サンケン電気株式会社 | スイッチング電源装置 |
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