JPH07270307A - 走査型コンフォーカル顕微鏡 - Google Patents

走査型コンフォーカル顕微鏡

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JPH07270307A
JPH07270307A JP5068605A JP6860593A JPH07270307A JP H07270307 A JPH07270307 A JP H07270307A JP 5068605 A JP5068605 A JP 5068605A JP 6860593 A JP6860593 A JP 6860593A JP H07270307 A JPH07270307 A JP H07270307A
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JP
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scanning
sample
confocal microscope
detector
mirror
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JP5068605A
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Roger Y Tsien
ワイ. サイエン ロジャー
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Original Assignee
University of California
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • H04N2201/04798Varying the main-scan control during the main-scan, e.g. facet tracking

Abstract

(57)【要約】 【目的】サンプルを紫外線で励起して発生した蛍光の検
出に適したレーザー走査型コンフォーカル顕微鏡の提
供。 【構成】この顕微鏡では、紫外線照射ビーム(LB)を用い
てパターンに従いサンプル(16)を走査し、蛍光及び可視
光線が発生する。その一部が照射ビームの光学経路をた
どってダイクロイックミラー(8)に戻り、そこで照射ビ
ームと分離されてフォトマルチプライヤー(22、26)で検
出される。フォトマルチプライヤー(22、26)の出力をク
ロッキングするクロック信号は、参照ビーム系によって
提供される。参照ビーム系では、参照ビーム(RB)を照射
ビームと同じ走査ミラー(9)上の同一点に導き、グレー
ティング(44)を通過させ、生じたパルス状の参照ビーム
(RB)が参照ビームの即時の走査速度、即ち走査中の照射
ビームの即時の走査速度を正確に表すクロック信号を発
生させるために第2のフォトマルチプライヤー(46)に入
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ザ ナショナル サ
イエンス ファウンデーション(the National Science
Foundation)によって奨励金が与えられており、グラ
ントナンバーBB−871426のもとで政府の支持を
得てなされた発明である。政府はこの発明において確固
たる権利を有する。本発明は走査型コンフォーカル顕微
鏡に関し、特にサンプルを紫外線で励起して発生した蛍
光の検出に適したレーザー走査型(laser-scanning)コ
ンフォーカル顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】生理学および細胞生理学等の学問分野に
おいて、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム等の細
胞内イオンの動態を調べることは重要である。その理由
は、これらのイオンが細胞内生理活性機能と密接に結び
付いていると考えられているからである。これら細胞内
イオンの動態研究の方法としては、蛍光色素を細胞内に
注入することが一般的である。このような蛍光色素は、
細胞内で特定のイオンに特異的に結合し、励起光が照射
されることによって蛍光を発する。
【0003】例えば、カルシウムイオンの検出に用いら
れる蛍光プローブ(probes)として、インド−1(indo
-1)、フラ−2(fura-2)、フルオ−3(fluo-3)及び
ロッド−2(rhod-2)等が知られている。細胞内のカル
シウムイオンの検出のために、これらの蛍光プローブの
いずれか一つが用いられる。例えばindo-1は、波長35
0ナノメーター(nm)程度の紫外光による励起に応答
して、カルシウムイオン濃度に応じて405nmと48
5nmとのいずれかの波長にピークを持ったスペクトル
の蛍光を発生する特性を有するプローブである。また、
fura-2は、波長340nm程度の紫外光による励起ある
いは波長380nm程度の紫外光による励起に応答し
て、波長500nm近傍にピークを持ったスペクトルの
蛍光を発生する特性を有するプローブである。
【0004】これらの蛍光プローブがカルシウムイオン
と結合して紫外光によって励起されることによって、カ
ルシウムイオンの濃度の大小に従って、蛍光の発光量あ
るいはスペクトルが変化する。従って蛍光強度を測定す
ることによって、サンプルの局所領域におけるカルシウ
ムイオンの濃度を検出することができる。励起及び蛍光
の検出の操作をサンプル面内を横断させて行うことによ
って、二次元画像が得られる。更に時系列に複数の画像
を得ることによって、イオン動態を詳細に調べることが
可能になる。
【0005】蛍光プローブであるindo-1の紫外光励起の
もとで、蛍光スペクトルの2つのピークの強度比を検出
するか、あるいは蛍光プローブであるfura-2を使用した
2種類の波長の紫外光照射による交互の励起のもとで、
蛍光スペクトルの1つのピークの強度比を検出すること
により、カルシウムイオンの濃度の定量性の正確な測定
が可能になる。
【0006】あるレーザーパターンで照射できるレーザ
ービームを用いてドープされているサンプルを走査し、
発生する蛍光から画像フォーマットの標準波を生じさせ
て、そのサンプルの蛍光を画像のディスプレイに映し出
すことが望ましい。サンプルから得られる生の二次元を
表示するために、行われる走査は線形的(リニア)でな
くてはならない。そのような走査を線形化するために
は、照射するレーザービームと同じ速度で走査する参照
ビーム(a reference beam)を発生させたり、参照ビー
ムをロンキーグレーティング(Ronchi grating:ロンキ
ーの回折格子)を通してパルス状のビームを生成し、そ
のクロック波が走査スピードを誘導的に表すことができ
るようにしたりすることが知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような手法
は、非−線形的な走査データを大まかに線形化できる点
では効果的ではあるが、参照ビームと照射レーザービー
ムとが互いに正確に軌跡をとって、常に同じ速度で走査
することはできない。
【0008】従って、レーザーの走査によって得られる
走査データがサンプルの二次元の空間的な大きさを表す
生のデータであるようなレーザー走査パターンでサンプ
ルを走査できる走査型コンフォーカル顕微鏡を開発する
ことが望まれる。本発明は、この要望を解決することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、放射された照
射ビームを用いてサンプルの走査を行い、それによって
生じた蛍光放射を検波して、蛍光のレーザー走査ディス
プレイ、即ちサンプルを実質的に線形表示するディスプ
レイにおいて好適に用いることができるようなデータを
作成するコンフォーカル顕微鏡を提供するものである。
更に特定するならば、レーザー光源から発生するコリメ
ートされた照射ビームを、前記サンプル上に照射するた
めに光学経路手段によって導くものである。この光学経
路手段には、第1のダイクロイックミラーと、その第1
のダイクロイックミラーの光学経路上の後方に位置して
おり、互いに垂直な回転軸の周りに回転することのでき
る第1と第2の走査ミラーが、相互に近接した位置関係
で設置されている。これにより照射ビームはサンプル上
を往復して横切るように走査し、そこから照射ビームの
波長とは異なる第1及び第2の所定の波長を有する蛍光
及び発光線が発生する。発生した発光線の一部は照射ビ
ームの経路をたどって第1のダイクロイックミラーに戻
る蛍光ビームを形成する。第1のダイクロイックミラー
では、その蛍光ビームを照射ビームとが分離される。続
いて蛍光ビーム検波器において、蛍光ビームの強度が検
出され、蛍光に対応する走査信号が発生する。
【0010】参照ビーム手段は、蛍光走査信号を線形化
するのに用いることが可能なクロック信号を発生させる
ために設けられている。特にこの参照ビーム手段には、
照射ビームの一部分を参照ビームにするようにビームの
方向を変えるためのスプリッターが、レーザー光源と走
査ミラーとの間に設けられている。この参照ビームは、
第1の走査ミラー上において、照射ビームの照射部位と
実質的に同一ポイントに入射するように生成される。生
じた走査している参照ビームは、透明領域と不透明領域
とを一連に交互に設けたグレーティング(格子)を通過
して参照ビーム検波器に導かれ、そこで走査参照ビーム
の位置を表し、即ちそれにより照射ビームの位置を表す
ようなクロック信号を発生する。
【0011】蛍光ビーム検波器には、所定の第1の波長
及び第2の波長の発光線をそれぞれ含む第1のビーム及
び第2のビームに蛍光ビームを分離するために、第2の
ダイクロイックミラーが設けられている。第1の検波器
は第1のビームの強度を検出し、一方第2の検波器は第
2のビームの強度を検出する。第1の検波器及び第2の
検波器の信号は、参照ビーム検波器によって発生したク
ロック信号に応じてサンプリングされる。そしてそれら
の信号は、連続的なサンプルの実時間の比をコンピュー
タ処理するために用いられる。
【0012】本発明のもう一つの特徴は、グレーティン
グと参照ビーム検波器との間に設けられてい集光レンズ
にあり、その集光レンズを用いることによって、グレー
ティング上のどの位置から射出されたビームであって
も、検波器の実質的に同一の範囲内にパルス状にされた
参照ビームを入射させることができる。このことは、検
波器の表面を横切る方向に位置的な感度ムラがあって
も、発生するクロック信号に影響を及ぼさないことを確
実にしている。
【0013】本発明の更にもう一つの特徴は、顕微鏡の
対物レンズが走査ミラーとサンプルとの間に設けられて
いることである。また、スプリッターと第1のダイクロ
イックミラーとの間には絞りが設けられていて、この絞
りは、照射ビームが顕微鏡の対物レンズの周辺部分に入
射するのを制限する機能を有している。これによって走
査照射ビームがサンプル上で小さなスポットを形成し、
分解能を高めることを確実にしている。この絞りは、顕
微鏡の対物レンズの瞳と共役する位置に配設することが
好ましく、また開口度を調節できる機能を持つような絞
りであることが好ましい。
【0014】本発明の他の特徴及び効果は、次の好適な
実施例の記載から明らかになってくるであろう。ここで
実施例は、例示ではあるが、本発明の趣旨を示している
添付した図面を用いて説明が行われている。
【0015】
【実施例】次に添付の図面を用いて説明する。特に図1
には、サンプル16を走査してそのサンプル中に含まれ
るカルシウムイオン濃度を測定するのに用いられる走査
型コンフォーカル顕微鏡が示されている。ここで用いる
サンプルには、例えばindo-1などの蛍光プローブがドー
プされている。レーザー光源1は、波長351ナノメー
ター(nm)の紫外光のコリメートされたビーム(a co
llimated beam)LBを出力する。そのコリメートされ
たレーザービームは、凸レンズ2a、2bからなるビー
ムエキスパンダー(a beam expander)によって拡張さ
れる。凸レンズ2a、2bの間に設けられたピンホール
ダイヤフラム(a pinhole diaphragm)3等の空間フィ
ルターを通ったレーザービームは、ビームスプリッター
4、シャッター5、光量減衰器(an optical attenuato
r)6及び絞り(an apperture)7を通過して、第1の
ダイクロイックミラー(a primary dichroic mirror)
8に入射する。ダイクロイックミラー8で反射されたレ
ーザービームLBは、水平走査ミラー(a horizontal s
canning mirror)9及び垂直走査ミラー(a vertical s
canning mirror)10によって二次元的に走査される。
走査されたビームは、凹面ミラー(a concave mirror)
11、14及び凸面ミラー(a convex mirror)13に
よって構成された反射型リレー光学系を通って顕微鏡の
対物レンズ(an objective)15に導入される。尚、ミ
ラー11とミラー13との間には、サンプルの視野領域
を制限するために視野絞り(a view iris)12が設け
られている。
【0016】対物レンズ15は、例えば通常の光学顕微
鏡に用いられるような、可視光に対して収差補正された
結像性能を有する。リレー光学系からのレーザービーム
LBは、該対物レンズ15によってサンプル16上に集
光され、2つの走査ミラー9、10による操作に応答し
てサンプル16を二次元走査する。
【0017】カルシウムイオンが存在するサンプル中に
添加された蛍光プローブが、レーザービームによって照
射されると、その蛍光プローブからはレーザービームに
反応して、カルシウムイオン濃度の大小に応じた波長特
性を有する蛍光が発生する。本実施例の場合、蛍光プロ
ーブとして、indo-1が使用されるので、波長405nm
と485nmとのどちらかにピークを持ったスペクトル
の蛍光が発生する。
【0018】この蛍光の一部分は、対物レンズ15によ
って外側方向に向けられて集光され、照射レーザービー
ムLBと同一の経路をたどって第1のダイクロイックミ
ラー8を通過する。続いてその蛍光ビームFLは、反射
ミラー17で反射され、集光レンズシステム18によっ
てピンホールダイヤフラム(a pinhole diaphragm)1
9に導かれる。ピンホールダイヤフラム19を通過した
後、蛍光ビームFLは、第2のダイクロイックミラー
(a secondary dichroic mirror)20によって405
nmの波長を含む第1の波長成分と、485nmの波長
を含む第2の波長成分とに分離される。分離された一方
の蛍光成分はフィルター21を通過し、フォトマルチプ
ライヤー(a photomultiplier tube (PMT):光電子増倍
管)22によって光電変換され、他方の蛍光成分はフィ
ルター25を通過し、フォトマルチプライヤー26によ
って光電変換される。それぞれのフォトマルチプライヤ
ー22、26からの光電変換出力は、A/D変換回路2
3、27において、後述するサンプリングクロックSC
に応答してディジタル化される。ここで得られたディジ
タルデータは、データ制御装置30内のフレームメモリ
ーに、画像データとしてそれぞれ蓄えられる。メモリー
された画像データは、CRTディスプレイユニット31
上に表示される。
【0019】水平走査ミラー9は、図面の記載された紙
面に平行な回転軸91を中心にその共振周波数で振動す
る、高速型のガルバノメータースキャナー(a galvanom
eterscanner)である。そのミラー9は、8kHz程度
の周波数を有する正弦波状の(sinusoidal)入力信号に
応答して共振する。このような高周波数での共振を可能
にするためには、水平走査ミラー9の質量が小さいこと
が必要である。そのため、水平走査ミラー9の反射面は
顕微鏡の対物レンズ15の瞳(pupil)とほぼ光学的に
共役な位置に配置される。それによって、ミラー9の径
は、対物レンズ15の瞳を満たす程度にまで小さくする
ことができる。
【0020】これに対して垂直走査ミラー10は、低速
型のガルバノメータースキャナーである。NTSCシス
テムの標準である飛び出し走査(interlaced scanning
of the NTSC system)を実現するために、この垂直走査
ミラー10は、図面の記載された紙面と垂直の回転軸1
01を中心に、そして標準NTSCビデオ信号のフィー
ルドレート(field rate)に等しい周波数である60H
zを有する鋸歯状波形に応答して振動させられる。垂直
走査ミラー10の反射面は、水平走査ミラー9の反射面
に近接して配置される。これはミラー10の小型化を可
能にする。水平走査ミラー9の振れ角(即ち所定の基準
面に対する反射面の最大傾斜角)の2分の1をθ、更に
垂直走査ミラー10の反射面上における顕微鏡の対物レ
ンズ15の瞳の像の半径をr、そして垂直走査ミラー1
0の長さをyとした時に、二枚の走査ミラー9、10の
間の距離dは、 2d tanθ + 2r < y の条件式を満足することが好ましい。
【0021】図2に示すように、水平走査ミラー9及び
垂直走査ミラー10によって反射された照射レーザービ
ームLBは、走査線161に沿ってサンプル16の局所
走査領域160をラスター−走査(raster-scanning)
する。図2に示された走査パターンは、垂直走査ミラー
10に従うY方向への走査位置のシフトと、水平走査ミ
ラー9に従うX方向の走査線に沿う往復走査との組合せ
によって形成される。この走査パターンに従う往復ラス
ター走査(reciprocative raster scanning)に基づい
て、局所走査領域160を標準NTSCライン周波数で
ある15.75kHzで走査することが可能である。そ
の結果、30フレーム/秒(frames/sec.)のビデオレ
ートでサンプルの画像を得ることが可能になる。
【0022】前述のサンプリングクロックSCを作成す
るために、水平走査ミラー9の振動をモニターする参照
ビーム(a reference beam)RBが利用される。図1に
おいて、レーザービームLBの一部はビームスプリッタ
ー4によって反射してミラー41に向かう参照ビームR
Bとなり、その参照ビームRBはミラー41で折り返し
反射して水平走査ミラー9に向かうビームとなる。この
参照ビームRBとレーザービームLBとは、水平走査ミ
ラー9上の同一ポイントに入射し、それによってミラー
の機械的な歪みを無視して、その二本のビームは等量ず
つ偏光される。そして垂直走査ミラー10との干渉を避
けるために、参照ビームRBは、レーザービームLBと
は異なる角度で水平走査ミラー9に入射する。水平走査
ミラー9によって反射した参照ビームRBは、fθレン
ズ42によって集光され、ミラー43で反射して、ロン
キーグレーティング(a Ronchi grating:ロンキー回折
格子)44上にビームスポットを形成する。
【0023】図3に示されるように、ロンキーグレーテ
ィング44には、透明なガラス基板上に透明な領域と不
透明な領域とが交互に設けられている。この透明な領域
と不透明な領域とは等しい幅になっている。または、そ
のグレーティングは、不透明なフィルムで覆われたガラ
ス基板上に、等間隔で設けられた光透過性繰り返しパタ
ーンで形成されていてもよい。参照ビームRBのスポッ
トは、水平走査ミラー9の振動に応答して、ロンキーグ
レーティング上をパターンの繰り返し方向に往復走査す
る。
【0024】ロンキーグレーティング44を通過した参
照ビームRBは、続いて配置された集光レンズ45によ
って集められて、フォトマルチプライヤー46に入射す
る。集光レンズ45は、ロンキーグレーティング44の
どの位置から射出されたビームであっても、常にフォト
マルチプライヤー46の同一範囲にそのビームが入射す
るように、ロンキーグレーティング44から離して設け
られている。そのため、参照ビームRBは、フォトマル
チプライヤーの感度ムラの影響を受けることなく検出さ
れる。フォトマルチプライヤー46による光電変換出力
は、タイミング回路47に入力し、そこでサンプリング
クロックSCが作成される。
【0025】ここで、A/D変換回路23、27におけ
るデータサンプリング操作のタイミングについての説明
を行う。前述したように、水平走査ミラー9は、正弦波
状の入力信号に応答して駆動される。この正弦波入力信
号と走査ミラー9の走査位置との関係を示す図4から、
単位時間δtごとの振幅方向のミラー9の位置変化量が
振動の中心付近では大きく、振動の両端付近では小さく
なることがわかる。従って、サンプル16の表面上を走
査するレーザービームLBは、図2に示したそれぞれの
走査線161の中央付近で最も速く、それぞれの走査線
161の両端付近では最も遅い走査速度になっている。
そのため、歪みのないビデオ画像を得るためには、この
ような走査特性に応じた時間的に不均等な間隔のタイミ
ングでA/D変換回路23、27におけるデータサンプ
リング操作を実行することが必要である。
【0026】前記に述べたように、ロンキーグレーティ
ング44には、透明な領域と不透明な領域との交互配列
が、等しく均一な幅で設けられている。参照ビームRB
のスポットは、その幅と同一の直径になっている。その
結果、フォトマルチプライヤー46からの出力信号は、
ビームがその格子の中間点を走査しているときの高い数
値から、ビームがその格子のいずれかの端部にあるとき
の低い数値までの間を変化する周波数を持っているクリ
ップされた正弦波(a clipped sine wave)である。こ
のフォトマルチプライヤー46の光電変換出力信号の波
形は、図5に示されている。
【0027】タイミング回路47(図1参照)では、フ
ォトマルチプライヤー46からの出力信号が、直流成分
と種々の低周波数の成分とを除去するために、高い透過
性でフィルターがかけられ、そしてその得られた信号が
閾値Vthと比較される。そこで、閾値Vthを横切ること
を検出するたびに短くて一定の長さを有するパルス状の
クロック信号SCが発生し、2つのフォトマルチプライ
ヤー22、26をクロッキング(clocking:計時)する
ために用いられる。こうして2つのクロックパルスがロ
ンキーグレーティングのそれぞれの透明領域により発生
し、クロッキングは相異なる反対側の走査方向について
より一層一致している。
【0028】クロック信号SCにおけるそれぞれのパル
スは、ロンキーグレーティング44の不透明領域の配置
に対応した一定量であることによって、走査している参
照ビームRBの動きを表わし、従って照射レーザービー
ムの動きを表わすことが理解できる。これによって、フ
ォトマルチプライヤー22、26のサンプリングから得
られるデータは、非線形的であって正弦波状で走査する
走査ミラー9を使用していても、サンプル16の線形走
査を表している。
【0029】前記に記載したとおり、レーザービームL
Bの水平走査は、図2に示すように往復走査する。従っ
てデータ制御装置30(図1参照)内には、2つのA/
D変換回路23、27からの画像データを受け入れて、
そのそれぞれのデータを標準NTSC−フォーマットに
変換するために、2種類のラインメモリーが用意され
る。図6に示すように、第1のラインメモリー301
は、ファーストイン−ファーストアウト(a first-in,
first-out:FIFO)メモリーであって、ここには奇
数番目の走査線に対応する走査で得られた画像データの
ワード(words)の列が書き込まれる。また第2のライ
ンメモリー302は、ラストイン−ファーストアウト
(last-in, first-out:LIFO)メモリーであって、
ここには偶数番目の走査線に対応する走査でえられた画
像データのワードの列が書き込まれる。画像データのワ
ードは、FIFOメモリーに入力されたのと同じ順番で
FIFOメモリーから読み出され、一方LIFOメモリ
ーに入力された画像データのワードは、その入力された
順番とは逆の順番でLIFOメモリーから読み出され
る。図6は、サンプル16の走査領域160とディスプ
レイユニット31とでの走査線の方向に対する、2つの
ラインメモリー301、302の動作を示した概略図で
ある。実際には、2つのラインメモリー301、302
の入力側及び出力側にフレームメモリーを設けることが
好ましい。
【0030】前述したように、サンプル16を走査する
レーザービームLBは波長350nm程度の紫外光であ
るのに対して、光学顕微鏡の対物レンズ15は通常、可
視光に対して収差補正(aberrations correct)された
結像性能を有する。反射光学系11、13、14を通っ
たレーザービームLBをこの対物レンズ15に入射させ
た時の、サンプル16上における面内光強度分布特性
が、図7Aに曲線C1で描かれている。対物レンズ15
周辺部分での収差の補正が極端に悪いことに起因して、
このような光強度分布特性では、明瞭な光スポットを形
成することはできず、正確なスポット側光を得ることは
できない。
【0031】図1において、絞り7はレーザー光源1と
走査ミラー9、10との間に設けられていて、上記の問
題点を解決するためのものである。この絞り7は、顕微
鏡の対物レンズ15の瞳と共役するように配置され、対
物レンズ15の周辺部分を通過する部分のビームが結像
に寄与しないように、レーザービームLBの周辺部分を
カットする。それによって、図7Bに曲線C2で示すよ
うに、紫外線領域における対物レンズ15の結像性能は
飛躍的に向上する。一例として、40倍率/NA(nume
rical aperture:開口数)=1.3の対物レンズの場
合、NA=0.8程度になるようにビーム径を絞り込む
と、最良の結像スポットが得られる。ただし、この数値
は対物レンズのタイプによって異なるため、絞り7の開
口径を調節可能に構成しておくことが好ましい。
【0032】このように励起光の周辺部分をカットする
ことによって、顕微鏡の対物レンズ15の開口数(N
A)は小さくなる。そのため、対物レンズ15の本来の
性質を発揮できず、そして対物レンズが本来備えている
開口数(NA)での回折限界に近いスポットを形成する
ことはできない。
【0033】図1に示した光学系装置において、絞り7
は第1のダイクロイックミラー8の前方に設けられてい
るため、サンプル16から放出される蛍光ビームFL
は、絞り7による制限を受けることがなくダイクロイッ
クミラー8を通過し、フォトマルチプライヤー(PM
T)22、26に導かれて検出される。従って蛍光は、
顕微鏡の対物レンズ15が本来有している大きな開口数
(NA)で、可視波長で集光することができる。またこ
のように絞り7を設けたことによって、絞り径を調節す
ることで、サンプルに照射される3次元的な結像スポッ
トの形状を制御することも可能となる。コンフォーカル
顕微鏡は、フォトマルチプライヤー22、26の前に配
置されたピンホールダイヤフラム(pinhole diaphrag
m)19により、例えば光学的なセクショニング機能(s
ectioning function)が得られるという特徴を有する。
しかしながら同時に、蛍光強度をかなり失うことも事実
である。サンプルによっては、信号とノイズの比が良い
蛍光測定では、不十分な光量しか得られない場合があ
る。そのような場合には、励起光の光量を増加させる必
要がある。けれども励起光の光量を増加させると、時と
して蛍光のサチュレーション(saturating)及びブリー
チング(bleaching)を引き起こすことがあり好ましく
ない。そこで励起ビームを絞り込み、開口数(NA)を
小さくすることによって、サンプル上での3次元的結像
ビームの形状を対物レンズ光学システムの光軸方向に引
き延ばすなどの手段をとれば、検出できる蛍光の光量を
増加させることができる。
【0034】図8Aは、絞り7を設けない場合のレーザ
ービームLBの3次元的結像スポットSPを示してお
り、また、図8Bは、絞り7によって絞られた3次元的
結像スポットを示している。サンプル16の面内方向に
おける結像スポットSPの幅wは、顕微鏡の対物レンズ
15の開口数(NA)に比例しており、これに対して光
学システムの光軸方向における結像スポットSPの高さ
hは、開口数の二乗に比例している。従って、サンプル
16の面内における顕微鏡の分解能はそれほど損なわれ
ない。この場合では、セクショニング(sectioning)の
効果は小さくなるが、光量とセクショニング効果のバラ
ンスは、オペレーターが自由に決定することができる。
【0035】本発明について、ここでは好ましい実施例
のみを参照して詳細に説明したが、当業者には、本発明
を離れることがない範囲内で種々の変形を行うことがで
きることを理解されたい。従って本発明は、特許請求の
範囲によってのみ制限を受ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる走査型コンフォーカル顕微鏡
の全体的概略図である。
【図2】 図1に示したコンフォーカル顕微鏡を用いて
走査されるサンプルの局所走査領域を示す図である。
【図3】 図1に示したコンフォーカル顕微鏡に設けら
れているロンキーグレーティング(ロンキーの回折格
子)の斜視図である。
【図4】 図1に示したコンフォーカル顕微鏡の水平走
査ミラーの駆動正弦波と走査位置との関係のグラフであ
る。
【図5】 ロンキーグレーティングを通った参照ビーム
を検出するために設けられたフォトマルチプライヤー
(a photomultiplier tube (PMT):光電子増倍管)から
出力された波形を示す図である。
【図6】 画像データを蓄積するためのラインメモリー
のブロック構成概略図である。
【図7】 図7Aは、対物レンズを通過したレーザービ
ームの、サンプル上における面内光強度分布特性を示す
図であり、図7Bは、絞りと対物レンズとを通過したレ
ーザービームの、サンプル上における面内光強度分布特
性を示す図である。
【図8】 図8Aは、対物レンズを通過したレーザービ
ームの3次元結像スポットを示す図であり、図8Bは、
絞りを対物レンズとを通過したレーザービームの3次元
結像スポットを示す図である。
【符号の説明】
1…レーザー光源、2a,2b…凸レンズ、3…ピンホ
ールダイヤフラム、4…ビームスプリッター、5…シャ
ッター、6…光量減衰器、7…絞り、8…第1のクロイ
ックミラー、9…水平走査ミラー、10…垂直走査ミラ
ー、11,14…凹面ミラー、13…凸面ミラー、15
…対物レンズ、16…サンプル、17…反射ミラー、1
8…集光レンズシステム、19…ピンホールダイヤフラ
ム、20…第2のダイクロイックミラー、21,25…
フィルター、22,26…フォトマルチプライヤー(光
電変換器:PMT)、23,27…A/D変換回路、3
0…データ制御装置、31…ディスプレイユニット、4
1,43…ミラー、42…fθレンズ、44…ロンキー
グレーティング、45…集光レンズ、46…フォトマル
チプライヤー、47…タイミング回路、LB…レーザー
ビーム、RB…参照ビーム、FL…蛍光ビーム、SC…
クロック信号。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 26/10 101 (72)発明者 ロジャー ワイ. サイエン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92037 ラホラ ノッティンガムプレイス 8535

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の構成要素(A〜D)、即ち: (A)所定の波長を持つコリメートされた照射ビーム
    (a collimated incident beam)を発生するレーザー光
    源; (B)以下の構成要素(B−1及びB−2)、即ち、
    (B−1)第1のダイクロイックミラー(a dichroic m
    irror)、及び、(B−2)この第1のダイクロイック
    ミラーとサンプルとの間に設けられ、前記サンプルを往
    復して横切るように前記照射ビームを走査させるために
    第1の回転軸を中心に回転する第1の走査ミラーであっ
    て、この時前記サンプルが蛍光及び前記照射ビームの波
    長とは異なる波長の第1の所定の波長を有する発光線を
    発生し、そしてこの発生した発光線の一部が前記照射ビ
    ームの経路をたどって前記第1のダイクロイックミラー
    に戻る蛍光ビームを形成するように構成されている第1
    の走査ミラー、を備えた光学経路手段であって、前記第
    1のダイクロイックミラーは照射ビームと蛍光ビームと
    を分離することを特徴とする光学経路手段; (C)前記蛍光ビームの光強度を検出するため、及び対
    応する蛍光走査信号を発生するための蛍光ビーム検波
    器; そして、 (D)以下の構成要素(D−1〜D−3)、即ち、(D
    −1)前記第1の走査ミラーに向かう方向に参照ビーム
    を導く手段であって、前記第1の走査ミラー上において
    前記照射ビームと同一のポイントに入射し、走査してい
    る参照ビームを生成することを特徴とする参照ビームを
    導く手段、(D−2)透明領域と不透明領域とを一連に
    交互にもうけたグレーティング(a grating: 格子)で
    あって、走査している参照ビームを入射するように配設
    されており、走査速度を表すパルス状の参照ビームを生
    成することを特徴とするグレーティング、そして、(D
    −3)前記パルス状の参照ビームの強度を検出するた
    め、及び前記走査している参照ビームの走査速度を表わ
    し、それにより照射ビームの走査速度を表すように対応
    したクロック信号を発生させるための参照ビーム検波
    器、を備えた参照ビーム手段であって、前記参照ビーム
    検波器によって発生する前記クロック信号が、前記蛍光
    ビーム検波器によって発生する前記蛍光走査信号をサン
    プリングするために用いられうる参照ビーム手段;を備
    えていることを特徴とするサンプルの走査を行うコンフ
    ォーカル顕微鏡。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコンフォーカル顕微鏡にお
    いて、 前記サンプルが更に、蛍光及び前記第1の波長とは異な
    る波長である第2の所定の波長を有する発光線を発生
    し、そしてこの更に発生した発光線の一部が前記照射ビ
    ームの経路をたどって前記第1のダイクロイックミラー
    に戻る蛍光ビームの一部であるように構成されており;
    そして、 前記蛍光ビーム検波器が、以下の構成要素(A〜C)、
    即ち: (A)第1の所定の波長を持つ発光線を含有する第1の
    ビームと、第2の所定の波長を持つ発光線を含有する第
    2のビームとに、前記蛍光ビームを分離するために設け
    られた第2のダイクロイックミラー、 (B)前記第1のビームの強度を検出するため、及び第
    1の信号を発生させるための第1の検波器、そして (C)前記第2のビームの強度を検出するため、及び第
    2の信号を発生させるための第2の検波器であって、前
    記第1の信号及び第2の信号が共に蛍光走査信号を構成
    することを特徴とする第2の検波器、を備えたことを特
    徴とする走査型コンフォーカル顕微鏡。
  3. 【請求項3】請求項2記載の走査型コンフォーカル顕微
    鏡において、 前記蛍光ビーム検波器が更に、以下の構成要素(A及び
    B)、即ち: (A)前記参照ビーム検波器によって発生したクロック
    信号に応じて前記第1の信号及び前記第2の信号をサン
    プリングするための手段;そして、 (B)前記第1の信号及び前記第2の信号の連続的なサ
    ンプルの実時間の比(real time ratio)をコンピュー
    タ処理するための手段、を備えていることを特徴とする
    走査型コンフォーカル顕微鏡。
  4. 【請求項4】請求項1記載の走査型コンフォーカル顕微
    鏡において、 前記光学経路手段には更に、 (a)前記第1の走査ミラーのすぐ近くに光学的要素で
    妨害されることなく配設されている第2の走査ミラーで
    あって、 (b)前記第1の回転軸、即ち前記第1の走査ミラーが
    その第1の回転軸を中心に回転して前記照射ビームがレ
    ーザー走査パターンで前記サンプルを走査することがで
    きるように設けられた第1の回転軸に対して実質的に垂
    直である第2の回転軸を中心に回転する第2の走査ミラ
    ー、が設けられていることを特徴とする走査型コンフォ
    ーカル顕微鏡。
  5. 【請求項5】請求項1記載の走査型コンフォーカル顕微
    鏡において、 前記参照ビーム手段には更に、 (a)前記グレーティング(格子)と前記参照ビーム検
    波器との間に配設された集光レンズであって、 (b)前記グレーティングのどの位置から射出されたビ
    ームであっても前記検波器の実質的に同一の範囲内にパ
    ルス状にされた参照ビームを入射させることができる集
    光レンズ、が設けられていることを特徴とする走査型コ
    ンフォーカル顕微鏡。
  6. 【請求項6】請求項1記載の走査型コンフォーカル顕微
    鏡において、以下の構成要素(A及びB)、即ち: (A)前記参照ビーム手段には更に、(A−a)前記レ
    ーザー光源と前記第1のダイクロイックミラーとの間に
    配設されたビームスプリッター(beamsplitter)であっ
    て、(A−b)前記照射ビームの一部の方向を変えて前
    記参照ビームにするためのビームスプリッター、が設け
    られており、また、 (B)前記光学経路手段には更に、(B−a)前記ビー
    ムスプリッターと前記第1のダイクロイックミラーとの
    間に配設されたシャッターであって、(B−b)前記参
    照ビームがクロック信号を発生し続けていても前記照射
    ビームが前記サンプルを走査するのを選択的に遮蔽する
    ためのシャッター、が設けられていることを特徴とする
    走査型コンフォーカル顕微鏡。
  7. 【請求項7】請求項1記載の走査型コンフォーカル顕微
    鏡において、 前記光学経路手段には更に、以下の構成要素(A及び
    B)、即ち: (A)前記第1の走査ミラーと前記サンプルとの間に設
    けられた顕微鏡の対物レンズ;そして、 (B)前記レーザー光源と前記第1のダイクロイックミ
    ラーとの間に設けられた絞りであって、前記照射ビーム
    が前記顕微鏡の対物レンズの周辺部分に入射するのを制
    限するための絞り、が設けられていることを特徴とする
    走査型コンフォーカル顕微鏡。
  8. 【請求項8】請求項7記載の走査型コンフォーカル顕微
    鏡において、 前記絞りは、前記顕微鏡の対物レンズ上に映像を映すこ
    とのできる位置に配設されていることを特徴とする走査
    型コンフォーカル顕微鏡。
  9. 【請求項9】請求項7記載の走査型コンフォーカル顕微
    鏡において、 前記絞りは、その開口度(opening)が調節可能である
    ことを特徴とする走査型コンフォーカル顕微鏡。
  10. 【請求項10】以下の構成要素(A〜D)、即ち: (A)顕微鏡の対物レンズ; (B)前記顕微鏡の対物レンズを通過して走査が行われ
    るサンプルに入射する第1の波長を持つコリメートされ
    た照射ビーム(a collimated incid
    ent beam)を発生するレーザー光源; (C)前記照射ビームが前記サンプルを走査するように
    設けられた前記照射ビームを周期的に偏光させるビーム
    偏光手段であって、この偏光手段によって前記サンプル
    が第2の波長を有する光線を発生し、そしてこの発生し
    た光線の一部が前記顕微鏡の対物レンズを通って戻るよ
    うに構成されている照射ビーム偏光手段; (D)前記サンプルによって発生して前記顕微鏡の対物
    レンズを通って戻された光線の部分が入射し、続いて前
    記発生した光線の強度を表す信号を生じさせるための検
    波器;そして、 (E)前記顕微鏡の対物レンズの周辺部分に前記照射ビ
    ームが入るのを制限する位置であって、かつ前記サンプ
    ルから発生する前記光線についてはどの部分も入射する
    ことがない位置に配設された絞り手段、を備えているこ
    とを特徴とするサンプルの走査を行うコンフォーカル顕
    微鏡。
  11. 【請求項11】請求項10記載の走査型コンフォーカル
    顕微鏡が更に、以下の構成要件(A〜C)、即ち: (A)前記照射ビームを、前記レーザー光源から前記顕
    微鏡の対物レンズに導くための第1の光学経路; (B)前記第1の光学経路内に配設されている光分離手
    段;そして、 (C)前記サンプルから発生した光線の一部分を、前記
    光分離手段から前記検波器へと導く第2の光学経路、を
    備えた走査型コンフォーカル顕微鏡であって、前記絞り
    手段が、前記第1の光学経路における前記レーザー光源
    と前記光分離手段との間に設けられていることを特徴と
    する走査型コンフォーカル顕微鏡。
  12. 【請求項12】請求項10記載の走査型コンフォーカル
    顕微鏡において、 前記絞り手段は、前記顕微鏡の対物レンズ上に映像を映
    すことのできる位置に配設されていることを特徴とする
    走査型コンフォーカル顕微鏡。
  13. 【請求項13】請求項10記載の走査型コンフォーカル
    顕微鏡において、 前記絞り手段は、その開口度(opening)が調節可能で
    あることを特徴とする走査型コンフォーカル顕微鏡。
  14. 【請求項14】請求項10記載の走査型コンフォーカル
    顕微鏡において、以下の構成要件(A及びB)、即ち: (A)前記第1の波長の光は紫外光であり、これに対し
    て第2の波長の光は可視光であること;そして、 (B)前記光分離手段は、紫外光と可視光とを分離する
    特性を有するダイクロイックミラーを備えた光分離手段
    であること、を特徴とする走査型コンフォーカル顕微
    鏡。
  15. 【請求項15】以下の構成要素(A〜H)、即ち: (A)顕微鏡の対物レンズ; (B)走査が行われるサンプルに隣接して前記顕微鏡の
    対物レンズを位置づけるための手段; (C)前記顕微鏡の対物レンズを通過して走査が行われ
    るサンプルに入射する所定の波長を有するコリメートさ
    れた照射ビームを発生させるためのレーザー光源; (D)前記照射ビームが前記サンプルを走査するように
    設けられた前記照射ビームを周期的に偏光させるビーム
    偏光手段であって、この手段によって前記サンプルが第
    1及び第2の所定の波長を有する蛍光及び発光線を発生
    し、そしてこの発生した発光線の一部が前記顕微鏡の対
    物レンズを通って戻る蛍光ビームを形成するように構成
    されたビーム偏光手段; (E)前記顕微鏡の対物レンズの周辺部分に前記照射ビ
    ームが入るのを制限する位置であって、かつ前記蛍光ビ
    ームについてはどの部分も入射することがない位置に配
    設された絞り手段; (F)以下の構成要素(F−1〜F−6)、即ち:(F
    −1)第1の所定の波長を持つ発光線を含有する第1の
    ビームと、第2の所定の波長を持つ発光線を含有する第
    2のビームとに、前記蛍光ビームを分離するために設け
    られたダイクロイックミラー、(F−2)前記第1のビ
    ームの強度を検出するため、及び第1の信号を発生させ
    るための第1の検波器、(F−3)前記第2のビームの
    強度を検出するため、及び第2の信号を発生させるため
    の第2の検波器、(F−4)クロック信号に応じて前記
    第1の信号及び前記第2の信号をサンプリングするため
    の手段、(F−5)前記第1の信号及び前記第2の信号
    の連続的なサンプルを貯蔵するためのフレームメモリー
    手段、(F−6)前記第1の信号及び前記第2の信号の
    連続的なサンプルの実時間の比(real time ratio)を
    コンピュータ処理するための手段、を備えた蛍光ビーム
    検波器; (G)画像ディスプレイ;そして、 (H)前記画像ディスプレイに表示するために前記フレ
    ームメモリーからデータを選択する手段、を備えている
    ことを特徴とするサンプルの走査を行うコンフォーカル
    顕微鏡。
  16. 【請求項16】請求項15記載のコンフォーカル顕微鏡
    において、 前記コンフォーカル顕微鏡が更に、前記照射ビームから
    前記蛍光ビームを分離するための第1のダイクロイック
    ミラーを備えており、そして、 前記ビーム偏光手段が、以下の構成要件(A及びB)、
    即ち: (A)前記ダイクロイックミラーと前記サンプルとの間
    に設けられ、第1の回転軸を中心に回転する第1の走査
    ミラーであって、前記サンプルを往復して横切るように
    前記照射ビームを走査させるための第1の走査ミラー;
    そして、 (B)前記第1の走査ミラーのすぐ近くに光学的要素で
    妨害されることなく配設されている第2の走査ミラーで
    あって、前記第1の回転軸、即ち前記第1の走査ミラー
    がその第1の回転軸を中心に回転し前記照射ビームがレ
    ーザー走査パターンで前記サンプルを走査することがで
    きるように設けられた第1の回転軸に対して実質的に垂
    直である第2の回転軸を中心に回転する第2の走査ミラ
    ー、が設けられていることを特徴とする走査型コンフォ
    ーカル顕微鏡。
  17. 【請求項17】請求項16記載の走査型コンフォーカル
    顕微鏡が更に、以下の構成要件(A〜D)、即ち: (A)第1の走査ミラーに向かって参照ビームを導くた
    めの手段であって、前記第1の走査ミラー上において前
    記照射ビームと同一ポイントに入射し、走査している参
    照ビームを生成することを特徴とする参照ビームを導く
    手段; (B)透明領域と不透明領域とを一連に交互にもうけた
    グレーティング(a grating: 格子)であって、走査し
    ている参照ビームを入射できるように配設されており、
    走査速度を表すパルス状の参照ビームを生成することを
    特徴とするグレーティング; (C)前記参照ビームの強度を検出するための、及び前
    記走査している参照ビームの走査速度を表わし、それに
    より照射ビームの走査速度を表すように対応したクロッ
    ク信号を発生させるための参照ビーム検波器であって、
    前記クロック信号は前記第1の信号及び第2の信号をサ
    ンプリングするために用いられるように構成された参照
    ビーム検波器;そして、 (D)前記グレーティング(格子)と前記参照ビーム検
    波器との間に配設された集光レンズであって、前記グレ
    ーティングのどの位置から射出されたビームであっても
    前記検波器の実質的に同一の範囲内にパルス状にされた
    参照ビームを入射させることができる集光レンズ、が設
    けられていることを特徴とする走査型コンフォーカル顕
    微鏡。
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